2005年07月12日

反日漫画 論日本 北京の小学生日本の小泉首相に手紙 中日世代の友好を希望

捜狐新聞 2005年07月06日 ソース(中国語)


中新網北京7月6日電(記者 呉慶才) 本日、七・七事変勃発68周年の前夜、北京市石景山実験小学校6年生の児童侯梦雨は、日本大使館を通して、自己が書いた日本首相小泉純一郎への手紙と「論日本」という漫画の本を送った。手紙で彼女は中日両国の世代に渡る友好を希望した。

「もし、手紙と本を小泉に見せて、中国の子供がどんなに友好を希望しているのか、平和をどんなに渇望しているのかを知らせることができたら、どんなにすてきでしょう」侯梦雨は、手紙と本を見せ、子供っぽく真面目に記者に話した。

父親によると、侯梦雨は字を覚えて直ぐに読書好きになり、週末になると書店に駆けつけ、一日中読書をした。成長するにつれ、彼女は国家の重要な事柄に関して興味を抱くようになったが、この分野の書籍は一般的に分厚い本が多く、子供が読むには難しい。このようなことから、侯梦雨は、お父さんとお母さんと一緒に難しい本を読んでいた。

今年の6月、侯梦雨は、書店で「論日本」という本をたまたま見つけた。この本は漫画の手法を用いて、2000年の中日関係史を復元しており、彼女のお気に入りになった。それだけでなく、本の内容は、侯梦雨にある願いを生まれさせた。日本の首相小泉純一郎に手紙と「論日本」の本を送り、もう二度と「靖国神社」に参拝しないこと、もう二度と中国人民の感情を傷つけないことを伝えようと。

彼女も中国と日本の子供達がもっと歴史を理解し、過去に起きたことの全てを正視し、中日友好を堅持する人間になることを希望している。彼女は言う、「私は日本の子供達も友好的であると信じています。平和な時代、私は私達がもっと歴史を理解し、歴史に学ぶことで、平和がどうして訪れたか分かるとおもいます。」

中国小学生が小泉に送った全文 日本が歴史を正視するように望む

敬愛する小泉おじいさん、ニーハオ!

私は中国の小学生6年生です。貴方は日本の首相ですよね。首相が具体的にどのくらいの役職だか、私はよく分かりません。でも、貴方の話は大きな影響があって、日本の子供達もきっと貴方の話しをよく聞くと思います。
幼稚園の頃から、先生達は私達に、隣国の日本はよい友達であると教えてくれました。3年生の時、学校に日本のお客さんが来て、私達はお客さんと一緒に遊び、両国の友好的な話をたくさん聞きました。先生は私達に両国は隣だから、仲良く友好にしなくてはいけませんといいました。
歴史や課外の本を読んで、私はだんだん両国の最近の関係がよくないことが分かってきました。原因はここ100年位にあった戦争の歴史をあなた達が認めようとしないことです。

日本の子供も歴史の教科がありますよね。でも教科書では中国侵略に関係する記述はうわべだけの数行で、明らかな血と涙の事実を教科書は隠し、きちんと書いていません。私は、日本の子供達も友好的だと信じています。平和な時代私は、私達が歴史をもっと理解し、学ぶことで、平和がどうして訪れたか分かるとおもいます。

中国に来たときは私の家に寄ってください!
貴方の健康をお祈りしています!

敬具

中国の小学生: 侯梦雨
2005年7月2日

可愛い侯梦雨ちゃん、こんにちは!

おじさんは、中日友好の為に毎日インターネットで中国の記事を日本語に訳している日本人です。日本の新聞社は中国の本当の状況を伝えないことがよくあって、侯梦雨ちゃんがせっかく書いた手紙も殆どの日本人は知りません。あと、侯梦雨ちゃんの送った手紙と本は中国語ですよね? きっと小泉首相は読めないと思います。

おじさんは侯梦雨ちゃんの手紙と「論日本」の内容を日本語に翻訳しておきました。おそらく小泉首相はえらい人なので手紙を直接みることはできないので、おじさんが代わりに「首相官邸」というところに電子メールを送っておきました。もしかしたら小泉首相も読んでくれるかも知れません。そうしたら素敵ですね。

これからも偉大な中国共産党指導の「正しい歴史」をきちんと学び、真っ直ぐに育ってくださいね。

敬具

日本のおじさん: 元祖うぷぷ

子供連れの宗教の勧誘みたいですね。何でもありの状況になってきました。最近韓国の子供が小泉首相に手紙を送ったとのニュースがありましたが、見習ったのでしょうか。
タイミングよく七・七(盧溝橋事件)記念日の前に出された「小学生」の作文です。小学校名、児童名が特定されていますし、私はいちおう本物ではないかと思います。お父さんが媒体か共産党の関係者なのでしょう。

彼女は小学校等で「中日友好」を教わったと主張していますが、幼稚園はともかく、これはあながちうそでは有りません。中国の反日教育では、反日(日本がいかに残虐で卑怯で劣等かを叩き込む)→共産党の勝利(共産党の英雄がいかにかっこよく撃退したか、正当かの刷り込み)→共産党の偉大さ(日本への賠償を放棄し、日本を許してやった偉大さの宣伝)との一連の流れを踏むため、最後の部分で友好が強調されているわけです。

以上のことから、中国の若者にも多く「中日友好論者」がいます。但し、日本の「日中友好論者」とは根本的に違うことは理解すべきだとおもいます。若い中国人の「中日友好論者」の多くは共産党の指導のたまものであるわけです。もっとも、「反日」の部分をやりすぎたため、殆どの若者は中共の目的どおりには育っていないのですが。

次回から、通常どおり新聞記事を訳していきます。そうそう、侯梦雨ちゃんと約束したので官邸にメール出してみますかね。

ソロモン首相、靖国神社参拝 (産経)
日独など、安保理改革案を総会に提示・中国は反対表明 (日経)
「つくる会」教科書選定へ、市町村で初…栃木・大田原(読売)
第105回 アジアの一員としての日中(藤野 文晤)(毎日)
中共ご用達の伊藤忠の方+毎日で書くとこういう文章になるんですね。
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2005年07月11日

反日漫画 論日本 最終章 中日関係の責任は日本にある

ネット上のソース無し コメント中の写真参照

最近、中日関係に困難な状況が出現している。その原因は日本にあり、歴史上の日本の「強きに従い、弱きをくじく」ことに総括できる。中華が強栄であった頃、日本は
うやうやしくへりくだり教えを請う学生であった。しかし、中国が衰弱した時、日本は往々にして凶暴さを剥き出しにし、たけり狂う、うぬぼれた傲慢な態度を取った。現在、中国は改革開放の経済の持続発展の中で、国力は日増しに強大になり、このことが、一部の日本人の心理を日増しに複雑にし、針の筵に座っているように心が休まらない状態にしているのである。

中華民族は一途に度が大きく、人を善とみなす態度で隣国に対してきた。隣国を侵略し、占領し、略奪するよう政策をとったことは一度もない。中国が日本に対して自分から戦争の賠償を放棄したことは、まさしくこの種の民族性格を如実に示した事例といえよう。
以前の国際調査、たとえ現在であっても、たった26%の日本人のみ自分がアジア人であると答えているのである。このことから日本民族は、「ただ、強者に従い、弱者に敬意を払わない」心理状態が見出せる。日本民族は、根本的にアジアの国家の仲間になるには値しないのである。

日本人は歴史教科書を絶えず修正し、靖国神社を参拝する。日本はアジア隣国を尊重せず、アジアの被害を受けた国の人民の感情を蔑視し、踏みにじっている。日本のこの種の独断専行は、多くの人に日本人の欠落した理性と、過激で幼稚な性格特徴を如実に語っているのである。


写真
P284 中日関係の責任は日本にある 挿絵1
P285 中日関係の責任は日本にある 挿絵2

「論日本」の最終章です。読者の皆様はどのような感想をもたれましたでしょうか。

中華思想から来る日本に対する「優越感」と「劣等感」、日本に対する「出鱈目な知識」と「偏見」。当プログで通常訳している記事に比べて相当レベルが低いですが、筆者の思考力の水準はほぼ全ての中国人の思考力の水準と殆ど同じと思われます。逆にいえば、共産党指導の中国メディアの記事レベルは比較的高いとも言えます。

この漫画は、「共産党により書かれている」ものか

これは読者の方の中でも意見が分かれるところだと思いますが、私は、筆者が「自分の意志」で書いたものだと思います。私がそのように考える理由は以下の3点です。

1、思考が統一した人民による「自己の意思」により書かれている

中国で「現在」情報統制をしている為、共産党の意図通りの報道がされるとの主張があります。これは確かに部分的には正しいのですが、それとともに、60年の共産党支配により、既に共産党の思考と全く一致した思考をもつ人民が量産され、彼らが「自己の意思」として行動していると思うからです。

中国滞在の方で中国人の友人がいる方なら分かると思うのですが、中国人、特に戦争や文化大革命を知らない若者の思考は非常に統一されています。筆者も「隣国を侵略し、占領し、略奪するよう政策をとったことは一度もない」と述べていますが、彼らは「中国は平和を愛する国家だ」と本気で信じています。数千年の周辺国への侵略、現在も続く民族浄化を彼らは全く知らないのです。理解しようとしないのです。

改革開放政策から外資の資金と技術を呼び込み、一部の人民は物質的な豊かさを享受し、「自信」がついてきてます。それらの自信のついた人民が「自分の意志」で共産党と同じ思考で、行動しているのではないかと思うのです。

筆者は最後に中華思想から来る日本人の理性、過激、幼稚な特性が原因としていますが、これは、この辺の経緯と同じですね。知識があろうとも、社会で成功してようとも、日本語がペラペラでも、極々一部を除いて、中国人の思考は統一されてしまっています。

2、筆者は、「反日」の本来の目的を理解していない

中国共産党はなぜ「反日」政策をとるのか。日本が憎いのではなく、その大きな理由は共産党の正当化ですね。だからこそ、日本鬼子が卑怯に攻め込んできて、共産党がかっこよく成敗するわけです。ところが、筆者のこの本は、「日本憎し」で凝り固まってしまっています。共産党の意図するものではありません。

3、情報の誤りが多すぎ、プロパガンダとして失格

プロパガンダでは、「嘘」、「間違い」だと見抜かれないのが最低限の条件でしょう。しかし、筆者の情報、知識はあまりに低レベルで、完全に失敗していると言えます。

この漫画のインパクトは

正直、この漫画の大きなインパクトはないと思います。内容的には、中国人の日本関係の「常識」を繰り返しているだけで、特に注目するものはありません。小林氏の漫画が当時の常識に逆らい、熱狂的なファン生み出したのとは全く異なります。そもそも、価格が22元(300円)と非常に高く、あまり売れないでしょう。書店でも片隅で売られてる類です。子供や事情をよく分からない第三国人向けとしてはインパクトがあるかも知れません。

明日、「論日本」を呼んだ子供が小泉首相に手紙を書いたそうなので、その記事を訳してみます。明日で「論日本」の関係は一旦終了します。

中国製ビール、9割強に発ガン物質(大紀元時報-日本) 在中日本人には大きなニュース。。。
各国の抗議を無視、中国政府は「外交郵便」を検査(大紀元時報-日本)
北朝鮮に完全核放棄要求へ 米長官、中国指導部と会談 (産経)
日本は憲法改正し軍事面で「普通の国」に 米誌、論文を掲載(産経)
文科相、「従軍慰安婦はなかった言葉」とのメール紹介(日経)
「反日」事件で負傷の邦人留学生、上海総領事館に抗議文(日経)
中韓英訳の歴史教科書、8月上旬から外務省HPで公表(読売)
中国:北京駅広場で爆発、時限爆弾装置の部品押収(毎日)

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2005年07月09日

反日漫画 論日本 靖国神社に参拝する日本の首相

ネット上のソース無し コメント中の写真参照


1975年8月15日、日本の首相三木武夫は「個人の身分」で靖国神社を参拝した。1978年8月15日、福田赳夫は内閣総理大臣の身分で靖国神社を参拝した。1985年8月15日、日本の首相中曽根康弘は公的な身分での正式参拝に成功した。1996年7月29日、元首相の橋本龍太郎は自分の誕生日に靖国神社を参拝した。2001年8月31日、日本の首相小泉純一郎は総理大臣の身分で靖国神社に参拝した。
日本の首相小泉純一郎は、就任すると直ぐに待っていられないかのように宣言し、首相の身分で8月15日に靖国神社に参拝した。これは直ぐにアジアの隣国の強烈な反対を引起こした。
首相の靖国神社の正式参拝は日本憲法違反であるが、長期に渡り日本右翼勢力は一途にこの禁区を打ち破ろうとしているのである。

2002年4月21日、小泉純一郎は燕尾服に黒ネクタイをして、神社の者と供に靖国神社を参拝した。
靖国神社は日本軍国主義者のアジア侵略戦争の精神支柱になった国家神道の核心施設であり、日本国民を戦争に走らせた悪い役割を演じた。今日の靖国神社はA級戦犯の位牌を祭るだけでなく、彼らを「神」や、「英霊」として祭っているのである。靖国神社は日本軍国主義者が武士精神を吹聴し、日本人民を騙して、「大日本帝国」の対外侵略、拡張に命を捨てる為の道具となったのである。
第二次大戦後、日本の官の靖国神社への参拝活動は減少した。しかし、日本経済の高度発展に伴い、その政治野心は膨張し始めた。歴史犯罪に対する責任から逃れる為、対外戦争の侵略性を薄める為、「国民感情」を尊重する為、「8月15日」の日本の敗戦日を内閣構成員が靖国神社に参拝する日と定めた。靖国神社は軍国主義の代名詞に変わったのである。

井上靖などの共著の「日本近代歴史」の本の中で、「このように切れ間無く戦争に向った国家は、近代世界の歴史上、日本以外にはない」としている。米国のジョージ・フリードマンとメレディス・ルバートも「日本はもともと信用に値する平和主義ではない。一つの国家として、言論不一致である」としている。この二つの言葉は、日本の近代史を総括しているのである。

日本人はアジア人民の靖国神社に対する態度をよく知っているにも関わらず、頑なに天に逆らい道理のない年に一回のひれ伏しての参拝をしている。この種の行動は、武士道の劣った軍国主義の劣性をよく表しているのである。
武士道は日本民族を侵害しており、国民の意識を毒化させ、軍国主義を担ぎ、戦後の日本の軍国主義の傾向を引起こしているのである。この点は特に注意しなければならない!
靖国神社の前身は「東京招魂社」であり、1869年に明治維新の前後の内戦で死亡した軍人の追悼の為に設立された。明治時代日本の国家神道の確立と対外拡張の需要により、1979年日本明治政府は東京招魂社を日本靖国神社と改め、天皇の名において、戦死した軍人を「軍神」として美化し、靖国神社に位牌を安置した。定期的に祭られた「神霊」は250万以上であり、その大部分は対外侵略戦争によって死んだものである。

写真
P274 前章日本の核(訳してません)
P279 靖国神社挿絵

この筆者はA級戦犯を狙い撃ちにはしてませんね。善良な日本市民と右翼勢力の分離は教科書どおりですが。

引用された書籍のなかで、井上靖はご存知の方も多いと思いますが、長年中日友好に寄与した人物として中国で評価が高い人物です。ジョージ・フリードマンとメレディス・ルバートはかつてジャパンバッシング全盛の米国で「第二次太平洋戦争は不可避だ」という本を出しています。まぁ分かりやすい引用ですね。

明日はお休みします。明後日最後の筆者の意見部分を訳します。

中英首脳が会見 対中武器禁輸問題も話題に(人民網日本語版)
抗日戦争は反ファシスト戦の重要部分 党宣伝部長(人民網日本語版)
シベリア油送管は中国優先 日本向けは新規開発が前提 (産経)
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2005年07月08日

反日漫画 論日本 この車は中国に行く

ネット上のソース無し コメント中の写真参照

日本は一流の産品を欧米に輸出し、二流の産品を自分で使い、三流の産品を中国人に売りつける。日本産の自動車は、米国で十数年の風雨にさらされても車体の塗装は人が写るくらい輝いている。

しかし、中国の至るところに出没する日本車で、このような車は皆無である。これは決して保守の問題ではない。

日本人は小さな時から侵略の意識を植え付けられる。教師はリンゴを手に持ち、小学校に入ったばかりの小学生に言う。「リンゴはおいしいかな?海の向こうの中国にはこれより大きくておいしいリンゴがあるんだよ。中国を征服すれば食べられるよ」日本人の野心は世界最大である。

「東史郎案件」の出現と、日本の一審判決が「敗訴」を言い渡したことは、典型的な反面教師の教材である。彼は21世紀、平和発展が世界の主流になっている現在、日本社会では反動的な侵略史が依然とはこびり、政府の一部の者が暗に許している右翼勢力が猛威を振るっているのである。同時に彼は我々に語りかけているのである。逆流している日本は、未来のアジアと世界平和の潜在威嚇であり、我々は「過去を忘れず、将来の戒めにする」べきなのである。

 東京地方裁判所、東京高等裁判所の判決の後、2001年1月21日の最高裁判所判決はまたも中国侵略の歴史を暴き、勇敢に南京大虐殺の真相を説明した東史郎氏の「敗訴」する理にかなわないものであった。「東史郎案件」の出現と日本の一審判決の理にかなわない判決は、国際社会の広い関心を呼んだ。疑いの無い点は、「実質的に極少数の右翼勢力が司法の手段を借りて南京大虐殺を否定する目的であった」ことである。

 日本当時中国の14の省、市、77の県で化学兵器を1130回使用した。現在でも中国東北や、浙江省でたびたび日本軍が当時埋めた毒ガス弾、毒ガス筒が掘り起こされ、これらの毒によって中国の平民が再度毒に侵され、死亡するか、障害が残るのである。

 一部の中国を侵略した日本軍の遺族は、心の中では父親達が他国を侵略した歴史を受け入れられず、一部の右翼勢力はこの点を利用し人の心を惑わし、軍国主義に同調する勢力を作り出しているのである。
 日本の20世紀前半の対外侵略戦争では、侵略された国の戦場にて多くの日本軍の兵士がくたばった。1947年、日本の戦争遺族が「日本遺族厚生連盟」を設立し、一部の遺族は日本が中国、朝鮮で行った大きな犯罪を正視できず、彼らは一途に父親達は「国の為に命をなげうった」として、靖国神社の国家管理の復活を求めているのである。

写真
P266 日本の小学生の教育
P268 小泉首相、小林氏等

中国のタクシーに乗るとよく話されるのがこの「三流品を中国人に云々。」劣等感丸出しですね。

「日本の小学生の教育」の部分は凄いですね。最後の「右翼勢力が司法の手段を借りて南京大虐殺を否定」の部分と共通するのですが、三権分立等の最低限の日本の知識がなく、中国の常識で想像をめぐらすとこうなるんでしょうね。

東史郎は日本人にはあまりの馴染みのない名前ですが、上記のように南京大虐殺等を告発して国内ではその信憑性等から無視された日本軍の軍人です。筆者は日本右翼が仕組んだような書き方ですが、当時中国はこれを口実に対日批判を繰り返しています。

昨日は七・七事変(盧溝橋事件)記念日でした。テレビでは当然、盧溝橋事件関係の映画等の数々の特集が組まれていました。盧溝橋事件の反日映画では、日本軍と共産党軍が猛烈な戦闘をしていました。中国人は誰もきずかないんですよね。この矛盾に。

抗日戦争記念館で大型展覧会が開幕 戦勝60年で(人民網日本語版)
強制連行訴訟の原告側弁護士、人民網BBSゲストに(2)(人民網日本語版)
冷める中国投資ブーム、中国投資の高リスクを分析する17年版通商白書(大紀元時報-日本)
中国の若者 日本人好き、国嫌い鮮明 対日意識調査 (産経)
盧溝橋事件 きょう記念日 中国、愛国宣伝激化へ (産経)
「抗日勝利」記念の動き 台湾野党、陳政権揺さぶり (産経)
日本人学校の教材没収 大連税関 罰金処分を撤回 (産経)
反日デモで日本人職員暴行 台北
不正アクセス、中国からも・「カカクコム」サイトに痕跡(日経)
台湾:陳総統、日本に配慮し異例の抗日勝利声明文(毎日)
G4:アジアの共同提案国、中国の圧力で3カ国にとどまる(毎日) 中国の政治力の凄さ。。
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2005年07月06日

反日漫画 論日本 自信満々 中国人はユダヤ人を見習え 人心を知れない日本の捕鯨


<<中国人はユダヤ人を見習え>>
日本は世界でもっとも気前よく賠償金を支払う国である。しかし、だれにかによる。彼らはユダヤ人をもっとも恐れる。日本政府は27名の命の為に毎年15億、10数年で累計数百億ドルの賠償金をユダヤ人に支払った。この賠償は毎年支払われるものであり、おそらく今後ドイツが虐殺した百万のユダヤ人への賠償補償金を上回る。

日本経済はアジア金融危機の前に既にユダヤ人によって苦しめられていた。嵐の後の結果は、日本は世界の10大銀行の王座から引きずり下ろされた。嵐の前、日本の失業率は非常に低かったが、現在の失業率は数百万にも上る。日本人はユダヤ人に従順になるように「修理」され、誰が政権をとってもユダヤ人の許可がいる。それに対して日本の中国への態度では、日本人は立て続けに南京大虐殺を否定し、明らかに中国人をなめているのである。

20年前、日本人の一団がイスラエルのテルアビブの空港で群集に向って発砲し、27人が死亡する事件があった。

その後、イスラエルは日本に対して強硬に賠償を要求したことにより、毎年15億ドルのの補償をすることとなったのである。日本人は当然支払いをしたくなかったが、それは出来なかった。日本はユダヤ人を非常に研究している国家であり、ユダヤ人は日本人の手法を「修理」したのである。まさに最高の方法である。日本人の近年の経済の低迷は、その原因の一つにユダヤ人が日本人に対してのわながあるのである。

<<人心を知れない日本の捕鯨>>
日本の「科学考察」員がいままさに水面に浮き上がる鯨に漁砲を向けている。

1987年から、日本は国際法を顧みず、「科学考察」の旗印の下、漁槍、漁砲で絶滅の危機に瀕している鯨を乱獲しているのである。

みんな、速く逃げるんだ!日本鬼子がきたぞ、日本鬼子がきたぞ。

写真
P256 自信満々 得意げな日本人 中国人。。。
P257 自信満々 ムチを振るう日本人 韓国人。。。

「ユダヤ人を見習え」本は中国でもよく売れています。以前、中国人とユダヤ人が人種的に似ている云々の記事もありました。両者とも政治力に非常に長けた民族で厄介です。ユダヤ人が現在世界で暗躍しているのは多くの方がご存知でしょう。もっとも、筆者のようにそれを日本のバブル崩壊の原因が全てユダヤ人との結論に持っていくのはあまりに単純ですが。

上記の虐殺事件は日本赤軍(日本共産主義者同盟赤軍派により創設、つまり中国のお友達)が1971年、つまり24年前におこした事件です。100人あまりが死傷し、24名が死亡しました。ただ、その後の日本政府が総額数百億ドル(数兆円)という高額の賠償金を支払っているとの資料が見つかりません。民間人の犯罪に対して政府が賠償することは無いはずですが。義捐金や援助と言う形での金銭のやりとりが行われたのかもしれませんが。

捕鯨ですが、「日本の残虐性」を強調するのはこれしかないですからね。

上海協力機構が首脳宣言 米の影響力排除に動く (産経)
反日デモの影響はどこに(日経BP) 長期の視点がない典型記事
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2005年07月05日

反日漫画 論日本 常任理事国

ネット上のソース無し コメント中の写真参照

戦後60年の平和的な発展を経て、日本は敗戦国から一歩一歩進み、世界第二の経済大国になり、多くの科学技術領域は米国に対して激しく迫る状態である。同時に日本はますます国際事務に介入し、国際上、政治大国の役割を演じようとし、国連の常任理事国に参加しようと妄想している。

「NOといえる日本」「それでもNOといえる日本」「断固NOといえる日本」 この3つの「NO」を通して人々は日本が伺う政治大国への感情が日増しに迫ってることがわかるであろう。日本は戦後粛々と慎重に「NO」を使い、続いて大胆に「NO」を使い、最後に「NO」を断固使うのである。その捉えがたさは考えさせられる。

中国は「善には善の報いがあり、悪には悪の報いがある」ことを信じている。余秋雨は、「四大古代国家のうち中国のみいまだに存在していることは、中国人はもっとも人情を重視するからである」と述べている。中国人は感情を重視する。1000億ドルの賠償要求を放棄ししたのは、中国人は人と人とのもっも大切なものは感情だと信じてるからである。しかし、日本人は信じていない。彼等は実力のみを信じている。

日本の現在の軍事費は世界第2位である。30万の自衛隊は600億ドルの軍事費を使う。日本は既に準軍事大国である。しかし、彼らはいまだに完全に変わる機会を待っている。本当の軍事強国になる妄想をしている。

日本の戦略家は自分から白状する。「決して中国にアジアの王座を譲らない」 日本はずっと中国に対して不相応の希望と野心を持ってきた。「台独」を暗に支持し、中国を統一を破壊しようとしている。米国と「米日安全保障条約」を結び、米国の力量を借り、周辺地区を含み、戦略上中国を包囲しようとしている。近年はまた「中国威嚇論」(日本が初めに言い出した)を持ち出し、中国を抑制しようとしているのである。

「満鉄」総裁の大川周明は1942年にすでに放言している。「歴史学により日本がこの星での建国した初めての国家であることが認められた以上、神聖な使命により全ての民族を統治しなければならない。」

写真
P249 背伸びをする日本人
P251 偉大な中国人

隣国が「善には善の報いがあり、悪には悪の報いがある」だったら良いですね。
四大古代国家のうち中国のみいまだに存在している エジプトは? 「中国」の建国時期は?

何処までを兵力にカウントしているのか分からないのですが、資料によると、自衛隊の兵力は15万、予算は500億ドル程度です。ちなみに中国の兵力は170万。。。

全く余談ですが、「法輪功」と思われる団体からお電話を頂きました。おそらくパソコンを利用した無差別自動発信システムだと思うのですが、「中国共産党脱退活動」の録音された音声が流れていました。メール等でチベット大虐殺の写真が配布されたりと、現在の技術を使った活動が活発化しているんでしょうかね。

中ロ共同声明、「合同軍事演習は他国を標的とせず」(人民網日本語版)
旧日本軍の中国侵略の遺跡、「万人坑」 山西省大同市(人民網日本語版)
中国株式市場は経済と逆行する謬説(大紀元時報-日本)
猛暑で中国も“クールビズ” 政府、節電求める通達 (産経)
中国建設銀株10億ドル購入へ シンガポール国営企業 (産経)
中国の海外出国者2885万人、2020年は1億人?(読売)
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2005年07月04日

反日漫画 論日本 日本の「立前」と「本音」論

ネット上のソース無し コメント中の写真参照

日本人は昼の仕事の際は勤勉で誠実で、温和で礼儀を持ち、小声で丁寧に話すが、夜になると、家に帰ろうとせず、通常は酒屋や酒場に向かい、酒を飲み、語り合う。何杯か酒が入ると、彼等は饒舌に成り始め、大声で騒ぎ、顔の表情が豊かになり、踊り、歌い、酒が倒れても気がつかない。その場で彼等は自己の煩悩や苦悩を吐露し、昼に話せない恨み事を含めた話をするのである。

このような迅速な性格の移り変わりは、日本の文化の「立前」と「本音」から来る。「立前」は表現上の原則規範を表し、「本音」は心の奥に隠された本当の気持ちを表すのである。

日本人の仕事熱心は物質的な富を生み出したが、その背後で支払った代償も非常に大きい。彼らは超人的な労働力を献上することで精神的な重圧を受ける。このような生存の方式は、確実に考えさせられるものである。

投降直後、日本人はある種、中国に対して敬い、崇拝していた。中国はやはり偉大な大国であり、8年の勇敢な抗戦により、ついに日本は失敗したからである。日本の経済の発展後、日本人はまた中国人を軽視し始めた。しかし、日本人は中国の物産を忘れなかった。砂糖が足りなくなると台湾を連想し、塩が足りなくなると長芦、燃料が足りなくなると東北や、山西・・・

中国と日本の競争は当時の戦場のみではなく、その後の経済、文化等の領域の競争である。その競争は8年でなく、15年でも無く、非常に長く続く、長く続く・・・

抗日戦争の歴史は我々に示した。経済が遅れれば、それは攻撃されるということだ。国内の分裂は外敵に虚に乗じられ進入を許す。中国が世界の民族の林ならば、必ず強大で必ず統一されていなければならない。「台独」のやり口は、抗日戦死将士の魂が地下にあるならば、災難の多い中華民族への大きなため息が聞こえてくる。敗戦した日本はまだ中国の隣にある。日本は根本から崩壊したが、米国の厳しい管理と、気前のよい手助けにより、廃墟の中から再び再建したのである。

戦後、米国の日本軍国主義の清算が極めて不徹底であったため、裕仁天皇の戦争責任が問われないばかりか、日本の古い国家組織、人事系統も残された。これにより日本は挙国一致で侵略の歴史と戦争責任を反省するタイミングを逃がし、日本の一部の者に侵略の歴史を覆す思想を残す禍根を残したのである。

731部隊に至っては、米軍に「研究成果」を提供することで審判を免れた。一部の戦犯、旧軍人、旧官僚などが再度政界に入り、米国の助成の下、日本の軍政の大きな権利を握ったのである。日本は戦後全国的に戦争中にアジアの人民に対して侵した度重なる暴行を真剣に反省したことがない。むしろ、日本の一部の右翼分子は国際法廷が日本の侵略に対して下した「東京裁判」の判決結果を今でも否定しようと企んでいるのである。

写真
P242 本音と建前
P248 731部隊部分挿絵

「立前(建前)」と「本音」に関して「筆者独自の解釈」で始まります。「物質的な富」に対して中国人には言われたくは無いですがね。外国から投資を集め、高層ビルを建てただけで有頂天になっている人たちにね。日本人は働きすぎとも言われますが、統計データを見るとそうでもなかったりします。まぁ、中国人が働かないのはご存知のとおりです。

次の段落からこの筆者の基本的な心理が分かりますね。「尊敬されるべき偉大な大国中国に対して軽視している」この侮辱感がその根底にあるわけです。

経済が遅れれば、それは攻撃されるというのは、一般の日本人にとって分かりにくいですね。「反日」の向け先を共産党への忠誠と、経済の発展に繋げるために、「(現在の)中国が日本より経済的に弱いから(靖国神社参拝など)日本に侮辱されるんだ」といった論調が多い為、このような論理展開になるようです。逆にいえば、中国が強大に成ったら日本は攻撃されることになります。

世界最大 旧日本軍の毒ガス実験場跡、内蒙古で発見(人民網日本語版)
中国の発展は米日への脅威にあらず 外交部(人民網日本語版)
亡命した中国人外交官、中国の「反米工作」を暴露(大紀元時報-日本)
対中国戦争を想定、米国空軍が戦略を語る(大紀元時報-日本)
北京市、強制立ち退き住宅から女性の変死体(大紀元時報-日本)
中国観光最大6割減 訪日も半減 反日、影響深刻(産経)
無期限で中国全土に拡大 団体客の訪日ビザ発給 (産経)
中国、石油備蓄を開始・年末から(日経)
「中国海軍艦艇の動向注視」防衛白書の概要が判明(読売)
中国政府、上海反日デモの翌日に対日重視呼びかけ決定(朝日)
中国の山東・江西省で学生騒乱相次ぐ 香港紙報道(朝日)
暴動の背景に経済格差、安徽省 治安維持能力の低下露呈 (FujiSankei Business i.)
北京市の不動産投機が沈静化へ 短期転売への課税奏功 (FujiSankei Business i.)
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2005年07月02日

反日漫画 論日本 戦後の変化 その2

ネット上のソース無し

1年以上の「特需景気」は、日本人の収入を大きく増長させた。1946年から1955年まで、日本の国民総生産は年平均9.2%上昇し、鉱工業生産指数は22%、一人あたりの消費は8.2%上昇した。

1970年12月、旧西ドイツの総理ブラントはポーランドを訪問し、ワルシャワでユダヤ人記念碑の前で静かに両膝をついて、ナチスファシストの戦争犯罪を世界の人に対して反省して見せた。

一方日本は、現在にいたるまで侵略の歴史を正視、反省せしていない。靖国神社に参拝し、歴史教科書を修正する等一連の問題に対して取った誤った態度と方法は、深く中国人民の民族感情を傷つけ、多くアジア国家人民の強烈な不満を引起こした。

多くの良心的な日本人の皆さん、胸に手を当てて考えてみてほしい。古い文明を持つ国が、文明の光を殆どを日本に伝え、日本軍の蹄鉄により蹂躙された民族が、非常に多くの日本の戦争孤児を養育したのである。日寇により3500万人死傷した国家が、戦後、日本に領地の割譲も賠償も求めず、むしろ中国人民に前向きな態度で日本人民の世代的な友好を求めたのである。もし日本が得をもって恨みで中国に報いるなら、友好と信頼を保つことは出来ず、日本は21世紀後退することになり、世界から孤立することになるであろう。

戦争の期間の「皇国史観」は、日本の深く根を張っている。「皇国史観」の核心は、日本の天皇、国土、種族、宗教等は世界上最も優秀であり、日本が発動した侵略戦争で命を落とした人は、天皇への忠誠があり、国に対して生命をなげうった英雄であるとする。「皇国史観」に毒された者は、侵略の歴史を美化し、負けたが優秀であったという心理を探し求める。彼等は血塗られた客観的な事実を正視しようとせず、続く世代に対して歴史の真相を隠し、歪曲し、公に日本の中国侵略の罪と責任を言い逃れをしているのである。


第1段落はまた「特需景気」のおかげで発展したような書き方ですね。第2段落はお約束の土下座で(ユダヤ人への民族浄化に対して)謝ったドイツ人、第3段落は最近流行りの(国家間の正式な問題ではなく)中国人民の民族感情を傷つけたとの批判、その後は、これまたお約束の歴史ですね。

「皇国史観」とは天皇中心主義、天皇への忠誠を強調した内容で、多少拡大解釈した時期があったにせよ、「世界上最も優秀」云々では有りません。筆者は自身の「中華思想」とゴッチャになっているような気がします。日本での「皇国史観」のライバルは「マルクス主義」ですので、未だにその系統の方の目の仇にされているようですが。

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2005年06月29日

反日漫画 論日本 神風特攻隊 「倭」と「支那」を論ずる

網易文化 2005年05月19日 ソース(中国語)


<<神風特攻隊>>

1945年4月、反ファシズム戦争が終わろうとしているとき、敗色をひっくり返そうと、日本は自殺性の飛行機「神風特攻隊」を出動させ、これをもって失敗の命運を救おうと謀った。この日本の「神風特攻隊」の隊員は搭乗の前に天皇の方向に向って礼をし、米国艦隊を攻撃する為出発した。

「神風特攻隊」の隊員の頭には日本軍国主義の旗印である太陽旗が結ばれる。

機体に爆薬を満載した「神風攻撃機」は空に上る。

神風攻撃機は大声を挙げて米国の軍艦に向けて急降下する。

米国の軍艦に接近する日本の「神風特攻隊」の隊員は訪れる「勝利成功」に興奮してやまない。

「バン」 巨大な爆裂音が鳴り響き「神風特攻機」は米国の軍艦と運命を共にする。この種の「神風特攻機」は米軍に非常に大きな損失を与えたが、日本は失敗の命運をひっくり返すことは出来ず、日本の「神風」は吹かなかったのである。

米軍は硫黄島と沖縄島を攻撃し、ついに日本本土に迫っていた。

1944年6月15日、米空軍のB-29大型爆撃機が日本の本土で大規模な空襲を行った。1945年1月24日から、日本の首都東京でさらに大規模な空爆を行った。

このとき、中国の学者梁思成らが日本の文化遺跡を保護するように進言し、京都、奈良等の古都は災難を免れたのである。

1945年7月16日5時30分、米国の一つ目の原子爆弾の試験が成功。日本のファシストへの攻撃を加速する為に、トルーマン大統領は第2航空隊第50混合大隊に日本の広島、小倉、長崎等の4地域の目標を選択し、原子爆弾の投下の準備を行ったのである。

<<「倭」と「支那」を論ずる>>

我が国南北朝時代の宋朝で范曄のいわゆる「後漢書」の中で、漢朝の武帝劉秀の時代、「漢委倭王」の記載があり、「倭」は日本人の一番初めの呼称となった。「倭」の意味は、醜く、ぶざまで、背が低く、話にまとまりがなく、単純で、言うことを聞く意味である。この一文字のみで日本人の外観、品行などを実にぴったり表しており、1500年経っても現在の日本人を表すのは適切である。時がすぎ、日本人にとっては蔑視であることから、我々は既にこの文字を使わなくなった。しかし、現在の日本人は内心で依然として中国を「支那」と呼ぶことをよろこんでいるのである。

現在の日本人は自己の国家をしばしば「本邦」という言葉を使って表現する。問題はこの「本」と「支」に発生する。日本人の人の上に立ちたい精神構造から、自己を「本」、中国を「支」と称して心理上の慰めと満足を得ているのである。

写真
P185 よだれを流す特攻隊員
P197 大反撃(次章 訳しません)の挿絵

中国の学者梁思成らが日本の文化遺跡を保護するように進言はまた、かなり胡散臭いですね。対日プロパガンダの一種でしょう。米国人のウォーナー氏が京都や奈良は歴史的に価値の高い文化財が多いので、爆撃しないように米軍に進言したとされるよく知られた美談もありますが、それですら、米国の公式資料には載っていません。つまりガセです。これもGHQの戦後の対日情報操作の一貫でしょう。「原爆の実験場」としてリストアップされていた京都がたまたま免れた、将来の冷戦を踏まえ日本人の米国に対する憎しみを抑えたかったと考えるのが一般的ではないでしょうか。
2発目の原爆も別に戦争の終結云々ではなく、「原爆実験のサンプルが最低2つは必要」との観点ですね。

「支那」ですが、英語の「China」と同様に、もともとは秦の始皇帝で有名な「秦」から転化されたもといわれており、中国人が作った言葉です。別に蔑称でもなんでもないわけですね。戦後中共から上記のようなマイナスイメージがあるという理由で抗議がされ、使用できないように言葉狩りがされました。マイクロソフトのIMEでも変換できませんね。

中国国内では反日映画、ドラマ等の日本鬼子の発言で「支那人」等と利用されます。ただ、当時の中国人に対する蔑称は「チャンコロ」であり、「支那人」は蔑称ではないんですね。私がよく引用しているポータルサイトの新浪(www.sina.com.cn)が「支那」を使っており、以前問題になりましたが、新浪側は批判を一蹴しました。会社側は「蔑称なら、自国を発展させて見返せばいい」とのコメントを出しています。正論でしょう。

「中華」は漢民族が、周囲の文化的におくれた各民族に対して、自らを世界の中央に位置する文化国家であるという意識をもって呼んだ自称です。これこそ、差別的ですね。そしてこの名前で心理上の慰めと満足を得ているでしようね。

旧日本軍遺棄化学兵器 移動式施設で処理 政府検討、低コスト回収可能(産経)
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中国の米企業買収攻勢 まるで国策 豊富な“軍資金”(産経)
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中国・安徽省で1万人暴動 スーパー襲うと香港紙報道(朝日)
中国:外務省報道副局長、旧日本軍の遺棄兵器で日本に反論(毎日)
中国の45%「日本製品なら買わない」(nikkansports.com)
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2005年06月28日

反日漫画 論日本 田中上奏文 南京大虐殺

ネット上のソース無し コメント中の写真参照


<<田中上奏文>>

1927年6月22日から7月10日にかけて、日本の内閣は東京で「東方会議」を開催し、中国を侵略する政策と計画を討論決定し、総理大臣田中義一は天皇に上奏した。上奏文でははばかることなく「支那を征服し、まず満蒙を征服する。世界を征服するには、まず支那を征服する必要がある。支那を完全に我が国が征服したならば、その他の例えば中小のアジア、インド、東南アジア諸島等の異民族達は、必ず我を恐れ、我を敬い、我に降伏する。世界の東亜を我が国の東亜にする」日本帝国主義の侵略の野望が徹底的に暴露されたのである。

「田中上奏文」が暴露されると、直ぐに世界各国の強烈な反応を引き起こした。つぎつぎに日本の野心はあまりに傲慢であり、先に攻撃するべきであるとなった。このようなことから、日本政府には緊張が走り、あくまでもこの秘密文献がないと言い張った。しかし事実は雄弁した。「東方会議」の後に、日本の侵略拡張の行為は既に十分に日本が「田中上奏文」の通りに行動したことを証明したのである。

<<南京大虐殺>>

1937年11月、日本軍は淞滬開戦の中国軍の撤退の期に乗じて、東南北の三面から南京を包囲し、中国の政治の中心を占領し、中国政府に屈服を迫った。

12月1日、日本の大本営は南京に攻め込む命令を行った。中国軍部隊は日本の猛攻に遭い、必死の抵抗を行った。13日、南京は陥落した。

南京の陥落の情報は東京に伝えられ、裕仁天皇は日本軍の兵士に一人につき一杯の御酒と10本のタバコを賞与として与えた。

理性をなくした日本軍はますます気が狂い、南京において世界を震撼させる大虐殺が行われ、六つの朝の古都が一瞬で地獄になった。極東軍事法廷と中国軍事法廷の調査報告によると、この人間性を絶滅させる大虐殺で殺された中国の軍人、民間人の総数は30万人以上に上るのである!暴行略奪され捕らえられた者は数え切れない。日本軍の南京での人間性を絶滅させる暴行は3ヶ月継続した。日本の盟友であるドイツの南京大使館もドイツ政府への報告の中で認めざるを得なかった。「犯罪は個々の日本人が行ったわけではない。全ての日本軍・・彼らが現在野獣の機械となっているのである。」

写真
P88 田中上奏文
P120 南京大虐殺

日本では教科書にも載っていない有名なニセ文章である「田中上奏文」ですが、中国では健在です。まぁ、当時の中国の情報戦の強さが分かるエピソードではあります。

南京大虐殺に関しては中共政府の発表と同じですね。「同盟国であるドイツが認めたのだから」といった説明方法はお約束の部類に入ります。

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2005年06月27日

反日漫画 論日本 武士文化の誤り

網易文化 2005年05月19日 ソース(中国語)


武士は日本の歴史の発展に対して重大な影響を与えた階級である。武士文化は日本民族文化の重要な構成部分であり、歴代の封建社会の統治者は武士を利用して権力を維持し、武士文化を発展させ、国民を統制した。特に明治維新以降は、武士文化は強権の力を借り大々的に広まり、多くの日本人の魂の中に灌漑して浸透した。

武士文化の思考模式は複雑で変化が多く、極端で矛盾がある特徴を持っている。人々は多くの事例を持ってこの文化の曲折向上、明らかな反対の選択を説明する。学者は「菊と刀」「桜と祭」の巨大な表面のコントラストを使って結論を出している。

武士文化は強者に従い、弱者を蔑視するものである。主人や強権に対しては恭順し、忠誠を従い、切腹をし、集団焼身自殺をする。弱者に対しては、刀で切り、槍で刺し、人体実験をする。技術が人に及ばないと、謙虚に教えを請うが、一旦強大であると自覚すると侵略して拡張する。優秀なものが生き残り、劣等なものは淘汰される弱肉強食の社会競争法則のな中、その価値選択上の傾向は、「全部」か「全不」の極端であり、真珠湾を突然襲撃し米国と開戦したのは明らかな例である。

武士文化脆弱な熟成していない特徴をもっており、武力をひけらかし、力をもって人を服従させ、自己が他人に与えたよいことは忘れずに繰り返して唱え、他人の自己への好意を忘れ、他人が礼を失した、まだ不足しているとして、自己の誤りを認めない。これらから、第二次大戦に関して彼らの頭は、東京の大空襲、広島、長崎の原子爆弾の炸裂でいっぱいであり、南京大虐殺、731部隊細菌戦、サンダカンの捕虜収容所を認めないのである。

一部韓国文化の分析の部分と思われる部分がありますが、その他は中国文化の分析ですかね。武力をひけらかし、で始まる最後の一行はまさしく中国でしょう。

「菊と刀」という有名な本が出ていますね。中国の書店でよく売っています。ご存知の方も多いと思いますが、「菊と刀」は第二次大戦中に日本語が話せない、日本の歴史も知らない、そして何より日本を訪問したことのない米国人によって書かれた本であり、内容も人種的な優越感に浸った作者のかなり偏った本なのですが、それが日本人論の代表書籍であるのは私はどうかなと思っています。

靖国神社に顕彰碑 パール判決の意義を刻む(産経)
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2005年06月25日

反日漫画 論日本 島国意識

網易文化 2005年05月19日 ソース(中国語)


1、地域的な影響

日本国はアジアの北東の海面上に位置し、一連の島と山脈からなる。総面積は377682平方キロメートル。曲がり狭く長い形はタツノオトシゴのようであり、タツノオトシゴの頭から足までの距離は3千数百キロ、胴体の幅は車で1時間かからない程度である。曲がり狭く長いことは、日本人に一種の偏狭な視野と、過激で固執、悲観的で傲慢といった複雑な意識を容易に形跡させた。狭いことにより、分不相応に外を見ようとする。窮屈であり、すべてにわたり細かいことを気にする。

2、地理の影響

日本とアジア大陸は本来繋がっていた。環太平洋の火山活動により地殻が絶え間なく沈み、1万数千年前、日本と大陸は完全に分離し、今日の四面を海で囲まれた日本列島が形成された。地殻変動は非常に激烈であり、日本は世界まれに見る火山国家となり、火山の爆発と地震は、日本人のよく目にする自然現象となった。このような予見できない自然活動は、日本人に動揺で定まらない暗い影を与えた。

日本の山脈は非常に美しいが、自然資源は非常に欠乏している。火山地帯の島嶼帯は日本に多少の硫黄と石灰岩を与えただけであり、耕地は狭く、人口は増加しつづけることは日本人に普遍的な危機感を与えた。危機感は日本人の勤勉性の向上と強烈な競争意識を引起こした。日本政府は世界の大国になることを切望した。狭い生存空間、とぼしい自然資源は、彼らを外界に頼らせ、外界への拡張をさせた。

3、気候の影響

日本国はアジア寒帯とアジア熱帯の両方に属し、四季が明確である。日本は自身を東方の「英国」となどと称しているが、英国のような霧は欠乏している。陸地政策を実行する為、中国の長江や黄河のような大河がない為、複雑な環境の中で重点が見出せない。短く急で浅い水流は、性急で、過激で容易に悲観的になる性格を引起こした。

日本は狭く長い島国であり、大部分の人は海辺に住んでいる。晩夏から秋初の期間、台風の猛威が襲う。台風は日本人に危害を与え、その回数は地震や火山よりも多い。台風は日本人の習慣に一種の宿命論をもたらし、自然災害は宿命であり、逆らうことはできず、従うしかないとなる。このようなことから、毎回災害の後には、日本人は災難のなかから抜け出し、初めから開始するのである。

バリバリの中華思想ですね。地理等の条件から日本人への影響の部分に何の論理性もないのですね。何で国土が曲がって細長いと偏狭、過激、固執、悲観、傲慢になるんですかね。中国人が見るとこれがどうも「論理的」で疑問を生じない文章のようなんですが。

これ、中国人の中では「常識」の部類に入る知識なんですね。「日本は島国」「火山、地震、台風が多い」は大体の中国人は知っていたりします。

作者の脳内知識が多すぎていちいち訂正はしませんが一点だけ。最近の新聞に国土の46%が乾燥・砂漠化 中国、依然深刻な状況という記事がありました。中国は広大だと思っている方も多いと思いますが、利用できない土地も多く、日本と中国の一人あたりの国土面積で見ると実はあまり変わらなかったりします。

「歴史を鑑とし、未来に向かう」は関係改善のため(人民網日本語版)
“日本優遇”に中韓が難色 核融合炉誘致撤退の見返りで (産経)
米国案は日本に「重荷」 国連安保理拡大で独高官(産経)
岡田民主党代表、中国外務次官に常任理入りの理解求める(日経) うらで手を回せと。
中国:マクドナルドCMに抗議殺到 ひざまずく中国人、侮辱(毎日)
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2005年06月24日

反日漫画 論日本 中国の政体の輸入

網易文化 2005年05月19日 ソース(中国語)


6世紀から9世紀にかけて、日本は中国の規則制度を本国で行い、中国の封建王朝の君主が権力を握る独裁政治を行った。中国の法典の殆どが輸入され、文職政府、中国の伝統の六部(吏部、戸部、兵部、刑部、礼部、工部)から増加して八院とした。

日本人が中国人から学んだ制度のうち、最も意外なものは土地の所有制と税制である。すなわち、すべての土地は中央政府に属し、政府が土地を農民に分配し、農民は一定の税を収める。この制度は日本の大部分の地区において数世紀に渡り実施された。

六世紀末、中国の哲学とインドの仏教が日本に伝わった。最大規模のものは鑑真の七回の渡航である。仏教の日本の歴史地位は高く、影響を与えた期間と程度は大きい。その影響は文学、美術、言語、建築から剣道、茶道に至るまで各種の領域に渡った。日本の学者は「漢書」の影響が巨大であると感嘆し、医薬、絵画、詩、散文等を挙げる。日本はそれらを漢方、漢字(訳者注 誤植と思われる)、漢詩、漢文と踏襲し、現在に至る。

日本人は性格上矛盾がある。礼儀正しいが、粗暴野蛮であり、誠実であるがペテンが多く、勇敢であるが気が弱く、勤勉であるが不精であり、多くの矛盾を一身にせよっている。これらにより日本人は矛盾がない人間は尊敬されない。矛盾が多いほど、深刻なほど、自己闘争が鋭利なほど、彼らの生活は「ゆたか」なのである。

古代の中国は周辺の国家からみると強大であり、超えられないものであった。日本について言えば、中国は古風な模範だけでなく、唯一の文化巨人であった。中国は欧州の英国のように古代ギリシャ、ローマの功績を継承したわけではなく、ロシアのようにビザンティン遺産を受け継いだわけでもなく、中国は一途に自己の国家遺産の永久に続く継承人であり、中国の日本に対する影響は、唯一の持続する存在なのである。

日本文化は一途に中国文化の軌跡の上にある。日本人は中国の詩、美術方面を特別好み、唐朝の詩人の白居易は日本において敬愛され、長期にわたり日本の漢詩人の模範となった。20世紀においても、日本の大衆小説家はその読者に大量の漢詩と歴史典故に精通するように期待したのは、まさに驚きに値するのである。

写真
P36 中国の政体の輸入の挿絵
P40 次章華夏文明の受益者文字輸入(訳しません)の偉大な中国人の挿絵

前後の段落と繋がりがないように見える日本人は性格上矛盾があるの一段落が目立ちますね。ネット上の人民の罵倒に「小日本は精神分裂民族」というパターンがあるのですが、そのへんと絡みそうです。前段落までで古代中国の偉大さをアピールした後、この段落で、その後日本文化は一途に中国文化の軌跡の上にあると繋がるので、この段落の悪い部分「粗暴野蛮・ペテン・不精」等は大和民族もともとのものであり、よい部分「礼儀正しい・誠実・勇敢」等は中国が与えてやったとの認識ではないかと推測が出来るのではないでしょうか。

古代中国が日本に多くの社会、文化的な影響を与えたのは事実ですね。遣唐使が9世紀に廃止されたのからもわかるように、日本の国を挙げての文化輸入はその時点で終わり、その後は隣国として文化交流があったとするのが通常の考え方であると思うんですが、中国人にはそのように考えられないようです。また、西洋文明と比較して勝ち誇っていますね。古代文明の比較ほど無意味なものはないと思うのですが。

日中経済協会、両国の信頼関係再構築を提言(人民網日本語版)
逃れられない歴史の網 日本首脳の靖国参拝(人民網日本語版)
日本青年会議所の高竹会頭、人民網BBSのゲストに(人民網日本語版)
農民1000人、外国公館へ陳情 腐敗に不満、当局が拘束 (産経) 清朝末期。。。
反日デモ、破壊行為の全員釈放 中国政府、強硬派に配慮(産経)
靖国参拝、日中・日韓関係の「核心でない」…首相(産経)
自民・安倍氏、反日問題「中国も努力を」(日経)
中国人強制連行訴訟:判決(要旨)(毎日)
共産党:朝鮮総連批判の作家を除籍 「党の活動を攻撃」と(毎日) 共産党は共産党
ドイツマスコミスキャン〜中国での反日暴動を読む(2)(JANJAN) 至極まともな記事
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2005年06月22日

反日漫画 論日本 史太郎物語 豊臣秀吉

網易文化 2005年05月19日 史太郎物語ソース(中国語) 豊臣秀吉ソース(中国語)


<<史太郎物語>>

日本中に名前が知れ渡っている史太郎は、武功にすぐれた強い男の子で、村のみんなの自慢であった。

海深くに巨人の島があるとの言い伝えがあり、史太郎は村人と別れ、単身船で島に着き、巨人と乱闘する。

最後は史太郎の優れた武功で巨人を切り殺し、巨人の大量の財宝を奪いとった。

論 孫悟空と史太郎の違いは、中国と日本の有名な人物の違いである。孫悟空は唐僧を助け天竺へ経文を取りに行き、道程で妖怪を更正させ、闘い、様々な経験をする。一方、史太郎は理由もなく略奪をし、異民族を殺し、それをもって光栄とする。孫悟空と史太郎は本質的に違いがある。

史太郎と我が国の孫悟空は本質的な違いがある。。。。

史太郎は征服者の身分で喜んで村に帰り、村の老若男女の烈々な歓迎を受けた。彼は英雄の手本となったのである。

<<豊臣秀吉>>

豊臣秀吉(1536-1598年)は尾張愛知郡の貧しい農民の家庭に生まれ、織田信長の家来として仕え、戦場で数々の戦功をあげた。

1582年本能寺の変で織田信長は自害し、豊臣秀吉は直ぐに京都に戻り、山崎の合戦で謀叛軍を打ち破り、織田信長の孫を主君とした。

1583年豊臣秀吉は正式に幼い主君の代理から主君となり、統一の大業に着手した。

1590年、豊臣秀吉は最終的に全国統一を成し遂げ、対外拡張である朝鮮と中国への侵略を意識し始めた。

1592年、豊臣秀吉は李氏朝鮮の統治者間の内輪もめを利用し、おいを大将にした16万の大軍で朝鮮を侵略した。

李氏朝鮮の政治は腐敗し、防衛が緩んでいたことは、日本の迅速な進軍を許した。日本は20日もかからないうちに首都の漢城を陥落した。

朝鮮は中国明朝に対し救援を要請し、1592年末、明朝は李如松を大将にする4万の増援を送った。

中朝軍民の共同の抵抗、反撃により、日本軍は大敗し、朝鮮は平壌を取り戻した。日本軍は南に向って敗走した。1597年、日本軍は再度14万の軍で朝鮮を侵略し、朝鮮の民族英雄李舜臣と中国の蒋、領トウ子龍の共同抵抗、反撃により失敗に終わった。

豊臣秀吉はアジア大帝国を夢め見て、1952年と1956年に2回朝鮮を侵略したが、両方とも失敗に終わり1598年、内部権力争いの激化の中、病気で死去した。

論 豊臣秀吉

豊臣秀吉の時代から日本の戦略家は中国を滅亡させるための綿密な計画の研究と制定を始めた。この計画は日本人の数百年フ研究の賜物であり、彼等は中国の資源、人文、地理等の多くを理解している。その陰険な綿密な計画は多くの中国人が恐れるものである。

豊臣秀吉の時代、日本は21万の大軍で朝鮮を攻め、朝鮮を基地として使用し、中国を征服しようとした。豊臣秀吉の計画では、中国の占領後は北京に都をおき、朝鮮王を日本に移し、中国の統治が強固になってからは、青蔵高原を南下しインド、西欧に征服しようとした。これはまさに日本のその後のいわゆる大陸政策の統一戦略なのである。



写真をご覧ください。
P7 史太郎の略奪
P8 史太郎 論 XXXの部分
論 XXXの部分はまさしく「ごーまんかましてよかですか」の劣化コピーですね。少しはオリジナルでやればいいのに。

まず「史太郎物語」ですが、ネットで検索をかけても、アニメの「忍者史太郎」ぐらいしか日本語のソースは見つかりません。本当の日本の物語なんですかね。中国人は結構知っている「日本の」物語のようなんですが。存在していたニしても、日本人すら知らないマイナーな物語を大々的に紹介したところで何の意味もないような気がするんですが。

この一話を読んだだけで、筆者に「日本人の協力者」が全く存在せず、「日本語が分からない」、「基本的な日本の知識もない」ことは明白ですね。 この手の言いがかりをつけるなら、もっといい題材がありますよね? そう「桃太郎」です。桃太郎は鬼ヶ島に子分を従えて攻め込んでますしね。この文を読んでいたら第2版からコッソリ差し替えたらどうですかね。あっ日本語読めないか。

「豊臣秀吉」の時代から日本人は中国滅亡計画を立てていたんですか。そうですか。非常に長い計画を立てる民族なんですねぇ。豊臣秀吉の朝鮮出兵は攻め込んだ先が「朝鮮」という現代の政治的な問題もあり、日本国内でもあまり評判がよくないですね。だだ、世界史的に見れば、スペイン全盛の時代であり、植民地獲得争いが絶えなかった時代ですから、中国はともかく、身近な弱小国朝鮮を植民地にと考えるのはある意味当時の政治家としては当然の思想だと私は思うのですが。

中国総領事館脅迫で男逮捕 反日fモへの嫌がらせ(産経)
靖国参拝「核心でない」 首相、対中韓関係で答弁(朝日)
靖国参拝問題:「日本は歴史に正しい態度を」−−中国外務省(毎日)
ニュース分析:「冬」の様相呈した韓日首脳会談(人民網日本語版)
都市人口間の所得格差、10.7倍の地域も 国家統計局(人民網日本語版)
中国経済は急速な冷え込み 雇用に影響(大紀元時報-日本)
電撃で変容した顔写真を公開した中国人女性、迫害により死亡(大紀元時報-日本)
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2005年06月21日

反日漫画 論日本 まえがき

網易文化 2005年05月19日 ソース(中国語)


2001年3月17日、私はいつもと同じように、「参考情報」と「環球時報」に眼を通していると、日本の右翼漫画家小林よしのりの「台湾論」に関する報道に眼がとまり、大きな関心を持った。蔡省三(国民党元少将、抗日将校、著名時事評論家)夫婦が香港から持ち帰った「台湾論」の原版の本を読むと非常に大きな怒りが込み上げてきた。中国の漫画家として、私は自己に責任があり、長年温めてきた創作願望を多くの読者に提供する義務を感じ、多くの人に真実の中日の歴史を語り、歴史の事実との合致に努力し、多くの読者に広め、我が国の漫画創作に元気を与えようと考えたのである。

そこで、私は中国の多くの抗日戦場と遺跡を巡り、同時に抗日生存者と抗日英雄をたずね、大量の歴史資料と史実にあたり、1年をかけてやっとこの「論日本」を完成させたのである。本の中は個人の観点であり、多くの読者のご意見を頂きたい。

私は抗日の家庭に生まれた。祖父達は膠東戦場で日寇と血を浴びる奮戦を行い、大きな犠牲を払った。幼い頃、母親も私に対し、日寇が私の生まれた故郷である江西で暴行を行い、私の母方の祖父は日本軍の大爆撃で亡くなり、周囲の人達も日軍の虐殺を受けた生存者であることを話した。母親の記憶によると、かつて我々の故郷である江西で大規模な爆撃があり、爆死者は数百人にものぼり、見るに耐えないものであったという。日本人は私の家から遠くない村の村民をすべて虐殺し、死者を水に沈めたのである。祖父たちの実経験と告発は、私の幼い心に与えた影響は大きかった。

しかし、日本人はこの戦争の暴行の事実真相に極力蓋をして隠し、靖国神社に参拝を続け、歴史教科書を修正し、戦争責任を認めようとせず、我が国の釣魚島を占領し、右翼分子はさらに台湾に手を伸ばし、台独分子の李登輝、陳水扁と結託し、我が国の統一を阻害しているなど多くの事実に対し、私たちは決して認めるわけには行かない。一人の中国人として、自己の筆をとり、まっとうできる仕事をしたことに、私は特別に光栄に感じる。我々は日本の右翼分子と日本の要人が歴史を正視し、真面目にあの戦争を反省し、誠実に中国人民に謝罪し、中日両国が本当に友好になることを望む。そうでなければ、日本の独断は、アジア国家の信用を得られず、日本右翼分子もだだの歴史のこしゃくな悪党となるのである。

「論日本」の執筆を開始してから今まで、多くの友人の大きな支持を得てきた。感謝の気持ちは言葉では言い表せない。ここに蔡省三,呉瓊夫婦、金源、郭嵬、李鵬、文浩、張方鵬、倪軍などに心からの感謝したい!
2002年9月22日 北京にて

日本の小林よしのりの(「戦争論」ではなく)「台湾論」に影響を受けたとした筆者の漫画が出版されました。建前上、民間のものですが、中日関係描く漫画「論日本」、盧溝橋で出版式(人民網日本語版)等と報道している所から、政府も後押しをしていることは明白でしょう。やっと実物が手に入りました。さすがに長いので全部を訳すわけには行きませんので、面白そうな章をピックアップして訳してみようと思います。

全体構成は、1、古い物語 2、豊臣秀吉 3、元寇 4、石原慎太郎 5、東条英機 6、中国からの影響 7、島国意識 8、日本人の民族性 と続き、その後怒涛の戦争描写が続き、最後に日中関係への提言となっています。合計300ページほどあります。

多少変わっているのは元寇や日露戦争など、通常中国人が知らない内容を含んでいる点です。「大量の歴史資料と史実」に当たったわりには、参考資料の一覧がない、写真等のソース元の記載がないという点です。筆者や出版社は気がつかないのでしょうか?

では、本日訳した部分を見てみましょう。以下はデジカメ画像です。少し重いですが、ご覧ください。
P1 台湾論に衝撃を受ける筆者
P2 激怒する筆者と抗日家庭部分
P3 日本人対する忠告部分
漫画というより、文章に挿絵がついたといった印象かも知れませんね。小林氏の漫画の劣化コピーの印象もあります。

1年かけて調査したそうですが、国内の抗日記念館周りをしたんですかね。「出版できた」というのは「中共の歴史認識」と同じであるということであり、そのような調査で十分ともいえますが。

多少気になるのは筆者のまうがきの日付が2002年になっている点です。修正を繰り返したのか「戦勝60年記念」にあわせたのか、いずれにせよ政治のにおいがしますね。

日本A級戦犯への国際的定説を覆すのは許されない(人民網日本語版)
「平頂山事件」訴訟、中国側原告が最高裁に上告(人民網日本語版)
「未来をひらく歴史」中国語版、早くも第4刷登場へ(人民網日本語版)
中津川博郷衆院議員:「(中共は)もう限界ではないか」(大紀元時報-日本)
鶏に乱用、薬が人に無効 鳥インフルエンザで中国 (産経)
首相の靖国神社参拝は当然 訪中のJC会頭 (産経)
「日本側の努力必要」 加藤氏、中国要人と会談(産経)
首相「追悼施設検討、靖国代替は誤解」・日韓首脳会談へ (日経)
戦没画学生の慰霊碑に赤ペンキ 長野・上田の無言館(朝日)
「軍艦マーチ」放送、抗議受け幼稚園が中止 中国・広州(朝日) 各紙報道してますね。
ドイツマスコミスキャン〜中国での反日暴動を読む(1)(JanJan) 左系らしからぬ記事
posted by 元祖うぷぷ at 13:23| Comment(2) | TrackBack(1) | 反日漫画(論日本) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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