2007年04月15日

投稿:中国人が劣等な根性だと外国人が語ることを禁止せよ


捜狐掲示板 2007年04月04日 ソース(中国語)


中国人が劣等な根性だと外国人が語ることを禁止せよ

中国人の国民性の欠点に関して、過去にも魯迅先生が阿Qという文学作品で真面目に無情に分析して暴露し、全ての中国人の心を震撼させた。その後、台湾の柏楊先生が「醜い中国人」を発表し、中国人に普遍的に存在する醜い心理を酷評し、中国人に覚醒を促した。彼等の暴露は最終的に治療となったのである。

国家や民族の国民性はその国家(民族)の文化要素が長期に蓄積して形成されるものである。優秀性、例えば中国人の仁義の深さ、質素勤勉、創造発明、着実さ等は世界の各民から称賛されるものである。しかし同時に手のひらの裏表として、劣等性も存在し、優秀性が大きければ、劣等性も大きくなる。魯迅先生が挙げられたように、中国人の国民性の弱点や欠点は多く、致命的なものもある。自己や他人を騙すことや、長期の階級社会により形成された、上に媚び下を苛める心理や、平等意識の欠如、馬鹿にされたり屈辱されると、意をまげて妥協し、面子を死守する等である。100年以上に渡る列強による屈辱、日寇による災いと、この種の中国人の国民性の劣等性とは関係がある。大躍進を誇張し、「文革」で相互に軋轢を生んだことも、中国人の劣等性による発作であり、毛沢東の戦略に当初から組み込まれたものではない。毛沢東は最終的に文化があるものを批判してこの問題を形式的に解決した。

ある国の国民性に優劣が同時に存在するというのは、世界の各民族に当てはまるものである。ここで一部を分析してみよう。例えば、日本民族。優秀な面といえば、団結心が強く、仕事を敬い、真面目に物事を行い、冒険を行い、背水の陣を敷くこと等である。しかし、同時に、非常に残忍で、利己的貪欲で、度胸が無く、徳が無く、視野が狭く、模倣が得意だが創造が出来ず、内向的である等が上げられる。日本人の優劣両面に関して、中国人は良く分かっているだろう。それゆえ、中国人が日本人を語るとき、日本人の優秀さのみを挙げ、日本人の劣等さを挙げないことは片落ちであり、日本との試合や争いにおいては、日本に優秀な点が存在することを認識していることが、戦勝することに必要なのである。ロシア民族は犠牲の精神に富み、想像力があり、激情があり、大きな思想があり、芸術心がある。しかし長期の帝政ロシアの統治で軍事力を強化したことにより、思想が硬直化した。また快楽主義で、掠奪性も持つ。民族の信仰と理想は民族の背骨となるものである。現在ロシアは彼等が創造した政治理想を放棄し、尚且つ宗教信仰への回帰もしていない。それゆえ、男は酒におぼれ、女は堕落し、毎年の自殺者数は欧州で最多である。大政治家も、思想家も、科学者も深い眠りについているのである。仏国は欧州の小国である。欧州の工業革命は英国で始まったが、欧州の自由、平等、博愛の現在的な観念は仏国民族が創造したものである。米国人は英語を話すが、彼等の精神のよりどころは仏国である。しかし仏国人の劣等性は中国人と同様で、高度の文明を持っているものの、ドイツのたった一つの部隊に都市を制圧されてしまったことである。中国は戦勝国として栄誉も利益も得ていないが、過去百数十年に渡り、中国が唯一戦勝した欧州の列強は仏国なのである。

以上、我々は多くを語ってきたが、まだ語り足りない。中国人の劣等性を語ることは構わないし、この議論が深まれば、我々は自己認識を高めることができる。これは我々の民族精神の一種のCTスキャンであり、この目的が中国人の精神をさらに強固にするものであり、民族の傷跡を掘り返して流血感染させ、我々の士気を下げることが目的でないことは、きちんと理解しなければいけない。また、中国人の劣等性を語るにあたり、他の民族の劣等性を忘れてはいけない。自虐は民族の自信を失うだけである。悪い意図を持った一部の者は、他の民族の優秀さと中国人の欠点の対比だけを行い、中国人の優秀さと外国人の欠点を比較しようとしない。我々はこれらのやり方の不公平さと意図に警鐘を鳴らさなくてはならない。彼等の策に乗ってはならない。当然、我々も極端、つまり自己の民族性の劣等性を認めず、この種の劣等性を暴露した魯迅先生を売国奴扱いするようなことをしてはいけない。これは一種の思想の混乱である。中国人の文化と知識を高めなければ、外国の敵対する分子の大便かき混ぜ棒で我々はかく乱され、粥のように(グタグタに)なってしまう。

正しい方法は、愛国的な中国人の中で中国人の劣等性の討論を進めることである。深刻になればなるほど良い。中国の国民性の改造は、中華民族が再度台頭するための重要な文化任務であるからである。我々は中国を敵視する外国人や偽の洋鬼子が参加することに反対する。これらの分子は中国の国民性が劣等であるとの話の中で、中国人を侮辱し、恥じをかかせ、さげすむからである。これらには断固反撃をしなければならない。これは全ての中国人がもつべき愛国の姿である。

内外を分けるべきである。中国人自身の話をするとき、外国人、、特に日本人は口を挟んではいけない。中国人がこの種の話をすると、君のような外国人は出鱈目を色々言うが、誰の許しを得ているのか。もしも再度無礼な態度をとるならば、君等の口に馬と犬の糞を詰め込んでやる。それでも喋るのか?

仕事の関係で、只でさえ少ない更新が、今月はさらに少なくなります。申し訳ございません。

さて、今回は「掲示板」の投稿です。とてもインテリジェンスに溢れてますね。中国人の典型的な外国観といえるでしょう。ソビエトに対する恐れと、ロシアに対する軽蔑が出ていますね。そもそも海外旅行など出来ない人民、海外の事柄が妄想になるのは仕方が無いとしても、自己分析も相当誤っていますね。

外国人の発言を「禁止」せよというのはいかにも社会主義国家の人民。日本のでもこのような主張をする言論人やメディアがありますね。

「市民の代表」温首相の訪日に合わせ、日本だけでなく、中国でも日本報道が加熱しています。反日を売りにしているポータルサイト捜狐でも友好一色です。温家宝韓国日本正式訪問(中国語)この特集の題名、ついでに立ち寄った韓国を日本の前につける辺りに記者の反日魂が見えますかね。

今回の報道には、かなり客観的なものも含まれます。あまりに長いので訳出できませんでしたが、日本の左翼系新聞記者等と合同で制作したと思われる日本への100の質問(中国語)では、中国の記事にしては、かなり公平、冷静に日本の政治、社会、経済、文化、対中観等を紹介しています。

最も、日本の見方を変えよう(中国語)と提案する記事の中でも、「日本人はなぜ歴史を忘れるのか」「右翼の政治家がなぜ当選するのか」といった重いテーマには、「日本の若者が歴史に無知であるから」といった従来型の分析しか出来ていません。結局、上辺を変えるしか出来ないわけですね。

今回の訪日、日本側は相変わらず真面目でお人よしですね。誤って台湾国歌を流すのは無理としても、せめて国旗の星の数を間違えておく位の演出は欲しかったと私は思います。


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2007年02月11日

「小日本」が映し出す中国の日本観 中国人はいかに世界への誤解を回避するか

新華網 2007年02月07日 ソース(中国語)


「国際先駆導報」が1月5日に発表した「中国人の誤解した世界」は、メディアやネットに巨大な反応を引き起こした。

社会変革時の中国人が急に世界を理解しようとしたことは、メディアによる迷信や国外の報道による誤りを信じてしまうことになった。急激に発展する世界においては、適度に周到かつ慎重なことが必要である。

「国際先駆導報」は最近、意義のある仕事を行った。外国が如何に中国を誤解して「中国威嚇論」を論じているかを批判するとともに、自己を反省して中国がどのように世界を誤解しているのかを深く探ったのである(詳細は本紙1月4日、22日の紙面を参照)。この特集において、ある潜在意識が人々に脳裏に存在し、中国人が世界を誤解するのは、大部分は中国人の誤りであることがわかった。これは本当なのか?

背景:中国と世界の距離が縮まった

いわゆる「誤解」の前提は、相対的な真実、客観が存在することである。しかし、多くの事柄はそうではない。ここで言う世界ととは、自然の世界を指すものではなく、人的な世界を指す。人的な世界そのものには完全な客観性がなく、「誤解」以外も含まれることになる。

さらに実質的な問題として、中国人が現在世界を誤解していることと、アヘン戦争の際に西側を誤解していたこととが違うのかという問題がある。中国人は200年も世界を見ていて、改革開放から30年も経っているのに、なぜ我々はまだ世界を誤解しているのであろうか? 何かしらの必然が存在しているとでも言うのか? 中国人は如何に世界を見るべきなのであろうか?

おいて、中国は「世界の中心」であった。現在、台頭する中国は次第に世界の核心に入り込んできている。外にある世界の光景が、中国の内なる世界に入り込んでいる道のりにあるのである。いわゆる客観的な世界はそもそも存在せず、実際は心と化した世界である。つまり、中国人がなぜ世界を誤解するのかの重要な原因の一つは、中国が台頭し相対的に世界が没落してることされ、我々が「中国の台頭」を語るとき、世界のその他の国家が中国と同時に台頭してるとは考えていない。つまり世界を見るときに固定的なピントであり、その対象の背景が交錯して移動することで、ピントがずれた状態になっているのである。

今日の中国人が世界を誤解しているのは、過去とは異なった状況なのである。

誤解を避ける為には薬が必要

恐ろしいのは誤解ではなく、故意の誤解であり、誤解せざるを得ないことである。なぜ誤解を避けられないのか? 我々はまず始めに何が誤解であるかを明らかにし、それを分類し、薬を処方しよう。

詳細に研究をすると、3種類の誤解があることがわかる。無意識の誤解、意識的な誤解、世界自体の非解読性である。

まず無意識の誤解を見てみよう。いわゆる無知無罪である。人々は知らない事柄に対して3種類の心理を持つ。恐れ、好奇、冷淡である。人々は恐れを嫌い、好奇も冷淡も面倒であり、知らない世界に対し、単純化して理解し、恐れから逃れ、好奇を駆逐し、面倒から逃れ、心を慰め、冷静になるのである。いわゆる理解は、事柄を本来の形以外に認識するだけでなく、その誤解という結論に結びつく。例を2つあげよう。ソマリアと聞けば、我々はすぐに内戦を思いつき、ハリウッド映画「ブラックホーク・ダウン」を思い出す。インドと聞けば、すぐに汚いが神秘な国であると思う。この種の「常識」の誤解は、無知から生まれるわけではなく、固有のイメージや偏見によるもので、また直ぐに変わり繰り返すものである。

意識的な誤解がさらに恐ろしい

意識的な誤解は心理的な距離により、さらに3種類に分類できる。仰視、蔑視、平視である。仰視の誤解は神話であり、蔑視の誤解は見くびりであり、平視の誤解は自己投影であり、全て人的なものである。

仰視の対象は、まず米国であろう。我々の米国はしばしば神話の米国であり、自己の文化心理において米国を理解し、そのなかに自分自身の認識を求める。中国は特に歴史的に被害者であるとの心理が強く、しばしば自身の傾向により米国の外交行為の評価が行われる。たとえば米国の大統領と議会が不一致しても、所詮はグルになっているとしか考えず、あたかも米国がとても超越した力によってコントロールされ、一つ一つの事柄は芝居であり、想像を膨らませ、概念化し記号化して米国を理解している。

蔑視の対象の典型は「小日本」であろう。もちろん中国人の日本観は羨望と軽蔑の複合体である。

平視は、問題を小さくとらえ、共通や相違の心理を持つものである。典型例は韓国に対する誤解であろう。中国人は韓国人に対して共通点があるという感覚を持つ一方、韓国人はなぜ生水を飲むのか? なぜコーヒーが好きなのか? 教会がなぜ沢山あるのか?等と疑問をもつ。一部の人の脳裏には朝鮮半島が歴史的に中国の属国であったイメージが強く、「中国中心論」が排除できない。それゆえ、この種の平視は蔑視と交錯することが多いのである。

世界自体の非解読性

最後は世界自体の非解読性である。世界は日進月歩であり、客観であり、理性的に世界を見ることは相対であり、本質的で真実の世界はもともと存在しない。たとえば趙汀陽は「現在の世界は一つの"非世界(non-world)"であり、地理が存在するだけで、政治は存在しない」とし、現在の世界は分裂していると指摘するのである。現在はグローバル化、政治の国際化、文化の地方化がされている。このような世界をどの様にみると言うのか?

世界に対する誤解は、中国人だけのものではなく、人類に共通なものである。人々は自身が知っていることから出発し、潜在意識においてその対象物を自身が知っていることに照らす。つまり「鏡像(ミラーイメージ)問題」であり、このことにより「国外の指導者や国、団体が分析者が良く知っている対象と同様の動機や目標をもつ」こととみなされる。

世界を誤解しているのか、それとも自身を誤解しているのか

中国人は果たしてどのように世界を見ればよいのか? それはまず正確に自分を見ることであろう。そして、世界を見るときに中国を忘れること。世界を見る過程は、世界が我々を見ている過程なのである。

中国人の世界観は、実際のところ中国観の反射である。中国人の米国観は中国的な結論なのである。

近代の中国人が世界を見て以来、米国に対しては期待をもっていた。「門戸開放」、ウィルソン大統領の「14ヶ条の提案」、「四警察官構想」、最近ではゼーリックの「ステークホルダー」等、多くの国民は強烈な興奮を覚え、米国への希望で満ちている。しかし、希望が大きければ失望も大きい。両者が相互に国民の米国観を作り出し、振り子のようになっている。

過度の中国の感情や主観が米国神話を生み出した。この種の神話は、米国に対しての実際の希望になり、自己実現の予言となった。このように、相手を正確に理解するには、相手の環境に入り込まなければ成らず、さもなければ、類推が出来ず、自分の考えで他人を推し量ることになってしまう。

言うのは簡単だが、成すのは難しい。1849年のアヘン戦争以来、中国は伝統的な身分を失い、現在になるまでその新たな身分を模索中である。歴史学者章百家は清朝が残した外交の遺産、中国100年の屈辱史が中華民族に心理的な無形の烙印を押し、何代、何十代にも渡ってもそれを消すことは出来ないと指摘した。「中国にとって本当の災難は、かつての外交体制が崩壊したことではなく、新たな体制が国際社会の最下層に置かれ、盟友が無く、どのような自衛の手段も無かったことである」2種類の国際的な体制が交錯する中、強烈なコントラストは中国人の平衡感覚が失墜させた。プライド感と屈辱感、外への憎しみと外へのへつらい、西側の学習と西側からの影響に対しての抵抗、中国人の胸のなかでは矛盾が共存し、交錯し、時によって違ったものが出てくる

中国の国家の身分は現在形成の途中であり、世界は等しくもなく、偏ることも無く、深刻で複雑な変化の最中である。つまり、中国人の世界への誤解は世界が定型でないことであり、中国も定型でないことも影響している。

正しく世界を見ることを、あせってはいけない。どのような時代であれ、どのような発展の段階であれ、やれることをやるだけであり、厳しすぎる要求はすべきでない。社会変革時の中国人が急に世界を理解しようとしたことは、メディアによる迷信や国外の報道による誤りを信じてしまうことになった。急激に発展する世界においては、適度に周到かつ慎重なことが必要である。(作者 複旦大学米国研究センター副教授 国際問題研究院院長助理王義危 「国際先駆導報」)

1月14日のエントリ(中国人の誤解した世界 韓国人は愛国心から日貨を購入しない)の続編にあたる記事です。一流大学の教授が出て来て、豊富な知識を披露すると同時に、必要以上に小難しく解説することにより人民を納得させようとする、まあ自己批判する時の典型的な記事です。

ただ、ある程度この作者は評価できると思います。前回も指摘していますが、中国人は非常に主観的なのですが、中国人にしては比較的客観的に物事を見れている気がします。あと、中国人の日本観は羨望と軽蔑の複合体である。などと、あまり身分がある人が書くべきでないことも書いています。中華思想にも触れてますね。

最もこの記事、中国人が主観的であることを「相対的な世界」「台頭する中国」等に擦りつけ、自己の無知であったり、思考停止であったり、情報統制であったりとさまざまな反省点を回避しています。まぁ中国人らしい言い回しです。

「相対的」というキーワード、実は中国人を理解するのに重要です。全ての方面において「絶対的」なよりどころ、基盤が無い現在の中国人、彼らが主観的に行動する一つの原因だからです。「誤解」の一つの原因でもあります。作者は気づかずに使っているようですが。
posted by 元祖うぷぷ at 12:05| Comment(9) | TrackBack(0) | 反日記事(文化) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月26日

清華大学教授:中日の国民の素質は30年の差

中国新聞網 2006年12月20日 ソース(中国語)


汪中求

ある中国の品質管理の専門家が、1年の歳月を掛けて品質管理の優れた日本、ドイツ、シンガポールの3ヶ国の視察を行った。初めの訪問地である日本で専門家は、日本の企業経営者が品質管理手法に優れていることを再確認しただけでなく、この品質の思想が日本の社会の各方面に根ざしていることを発見した。

今年の夏、筆者は中国品質管理視察団の一員として、日本の企業、大学と政府に対しての視察を1週間行った。この1週間の視察で、我々は日本企業や機関の品質管理を身をもって体験した。さらに我々を驚かせたことは、この品質管理が国家の各方面に深く根付いていることである。ある中国人の教授は「中国が日本と同じスタートラインから走り出しても、我々が必ずしも日本に追いつけるとは限らない」とする。

既にこの視察から半年経ったが、私はこの視察の見聞を記録しようと思った。この文章を発表するに当り、心配が無いわけではない。この文を見て、汪中求に民族の自尊心がないと思う者がいるのではないか、売国奴とされるのではないか?

ストレスが日本人を仕事に向かわせる

日本人の背中には見えない手が着いているようである。この手が彼らを仕事に向かわせ、仕事において相互に励行させ、向上させているのである。

順守を自覚し相互に励行

仕事の時間、日本のホワイトカラーは背広、ワイシャツ、ネクタイを着用する。真夏で外の気温が40度の時でもこのような姿をしている。大変に熱い中、このような正装をしている為、街中で倒れることも珍しくない。ホワイトカラーだけではない。タクシーの運転手ですら、背広に革靴で、熱くて汗が止まらなくても、上着を脱ぐことはない。事実上誰も管理をしていないにもかかわらずである。これが彼らの仕事での習慣なのである。

日本の街中では、よく60才以上の警察官や警備員が真面目に交通整理をしているのを見かける。書店の店員が屈んで床を掃除することは、非常に一般的なことである。ホテルの食事の際、我々が脱ぎ散らかした靴は、帰る際までには店員により一列に並べられ、直ぐに履けるようになっている。

どのような組織においても、努力をしない者や、間違いをした者に対しては「おせっかい」な人がきて、非難をする。「純子さん、どうなってるの?」「木村さん、貴方のミスで、私のの面子がつぶれたよ!」 日本の友人に「日本人は自分にとってマイナスになろうが、他人に干渉して非難する権利を使うのか」と聞くと、「確かにそうですね。一種の空気でしょう。努力を迫られるのです」と答えた。

仕事が忙しく夢を見る時間が無い

仕事が終わらなければ、日本人は帰宅することが出来ない。これは彼らの習慣であり、仕事が遅い社員は残業をするしかない。夜8時を過ぎたとき、世界500強の1社である住友商事の前を通ると、多くの社員がその時間にやっと帰宅の途に就いてることがわかる。これはまとまって残業をしているのか、それとも他の原因があるのか? 午後11時半になっても地下鉄の駅には多くの人が流れている。多くの人が1日に2つの仕事を掛け持ちしており、電車に乗ると直ぐに寝てしまう。非常に疲れているのである。

日本において、男性の平均結婚年齢は35才であり、父親になる平均年齢は36才である。多くの人は結婚をしようとせず、子供を作らない人はもっと多い。特にキャリアウーマンはこのように考えている。女性が子供を産むことは、仕事人生の終了を意味しているからである。女性が仕事が出来なくなる主要な原因は、子供を人に預けられないことである。他人に子供を預ける費用は、本人の収入より高い。自分で子供を5〜6年育て終わる頃には、社会の発展についていけず、家庭の主婦をするしかないのである。

政治家が日本人を命がけにさせていると考えられる。政府の政策により、努力をせざるを得ないのである。日本の個人所得税率は非常に高く45%であり、相続税は70%にもなる。自分の老後の準備の資金の貯金もままならない。65才になって政府からの年金が入ってやっと、命がけから解放されるのである。

国家が課すストレスが非常に大きい為、必ず命がけになるのである。ある日本の友人は「日本人は夢を見ない。夢を見る時間が何処にあるんだ」とする。これを聞き、漠然とした悲しさがこみ上げた。

相互に信頼し秩序を守る

ストレスは非常に大きいが、日本人の生活にはゆとりと秩序がある。東京の裏通りを歩くと緑化率が非常に高く、舗装されていない土地が無く、少しのスペースにも草花が植えられていることに気がつく。

道に置き引き無し

東京の住宅は防犯ドアではなく、非常に薄い木製ドアやガラスのドアである。時々1階に鉄格子のある家があるが、2階以上にある家は見たことが無い。彼らは泥棒を心配しないのであろうか? 多くの自転車は鍵が掛けられておらず、夜間にバイクが外に置かれている。何の心配もないようである。

電車、旅館、会議室、レストラン等でお金の入ったバックを置いても、誰も動かない。京都駅は人の行き来が多く、周囲のレストランも繁盛している。そのレストランに無造作に7〜8個のバックが置かれていても、誰も見向きもしない。よく西洋人が中国人の「先に行って、私がここで見ている」という言葉の意味がわからないと言う。何を「見る」のだと。

我々が宿泊したホテルのチェックアウトは、カードを返却して費用を支払えば終わりである。中国では一流のホテルでもチェックアウト時に「客室の調査」が行われることが多く、多くのホテルには物品を破損した際の損害賠償価格の一覧表がある。つまり人を全く信用していないのである。我々の一人が日本の地下鉄で網棚に背広を忘れたところ、係員が次の駅に届けて保管してくれていた。なおかつ、アイロンが掛けられ、畳まれていた。

繁華街では、多くの女性がジーンズの後ろポケットに携帯電話を入れているのを見かける。このようにしていても、誰も何も注意をしない。ある女性は大きなバックを背負っていたが、その外側のポケットには財布が入っており、1m先からも分かってしまう。そのような状況でも、何の危険も感じていないのである。

我々は貧富の差が大きいと窃盗が多いと考えている。しかし、実際はそうとも限らない。日本にも貧しい者は存在するし、浮浪者もいる。街中の芸術家に私の自画像の漫画を1600円で書いてもらった。この芸術家は書き終わると、自分の絵に納得をせず、1000円だけを受け取り謝罪をしてきた。

渋滞でも秩序正しい

日本人は秩序を重視する。普通に並び、1mの距離をとる。エスカレーターでは左側に立ち、右側を急ぐ人の為に空けている。

東京では、数百人が一つの信号待ちをし、一人もそれを乱す者がいない。車は交差点に入っても減速をしない。誰もが交通規則を順守している為、ハプニングが起こることが無く、減速の必要が無いのである。しかし、信号が赤から青に変わった時に車は減速の必要がある。車は進めるが、歩行者が渡り終わってからの通行となる。歩行者が一人だけ渡ろうとしていても、車は譲らなくてはいけない。これはまさしく「人が主役」を実現しているのである。

日本の道は決して広くない。片側4車線道路は非常に少なく、主要な道路でも片側1車線である。一度高速道路で
渋滞にはまったが、進めない訳ではなく、ノロノロ運転になるだけである。誰も割り込みをせず、クラクションを鳴らす者もいない。

我々がホテルに着くと、ホテルの前では交通整理係が居て、どのように進むのかを指示している。ホールの前には大きな看板があり、「何処何処の団体」が何時出発かが記されており、その時間に集合すれば、出発時の混雑は避けられる。もしも出発時間が複数の団体で重なれば、ホテルが5〜10分時間をずらすように提案する。

深刻な危機意識

日本の学校は毎月一回火災訓練があり、毎学期に一回地震訓練がある。各家庭には防災袋があり、中には乾パン、ミネラルウォーター、防寒着、懐中電灯、カッパ等が入っている。日本は社会の上から下までに、自分が命がけでやらなければ、国が滅びるとの信念を持っている。

我々はトヨタ自動車の視察を行った。トヨタが自動車生産を行う前、日本には自動車工業が無かった。自動車を初めて生産したのは2代目社長で、英国で自動車の視察を行い、帰国して直ぐに自力で生産した。儲かっていた紡績業は放棄した。日夜仕事に追われ、2代目社長は僅か50才で亡くなった。民族の発展と国家の進歩の為、日本の多くの人は自己犠牲を厭わないのである。

日本は自動車大国であるが、中産階級以下の会社員は車で通勤することはできない。なぜなら、駐車場代が非常に高いからである。東京の多くの駐車場は100円で僅か15分しかとめられない。多くの日本人は車を買うことができるが、多くの人は駐車場代を支払えないのである。

日本は発展した社会であり、一般的に「食べる」ことに関しての問題は起こりえない。しかし、日本人の食事の量は非常に少ない。おかずは小さな皿に少し盛っているだけであり、ご飯も1杯だけである。日本人はお腹いっぱいにならないのではないかとの疑問が湧く。日本で仕事をしている友人は、もし一回でも腹いっぱいしゃぶしゃぶを食べられれば幸福であると言う。日本人がこのように小食なのは健康の為の腹八分なのか、一種のストレスによるものなのか、分からない。

家を借りる時は大家に礼金

日本人の住宅のストレスは非常に大きい。私はこれは日本政府の故意であると大胆に推測する。

日本の住宅価格が高いのは非常に有名である。東京の住宅価格は60万円(約4万元)/u程度であり、一生働いても小さな住宅しか購入できない。一般の人は住宅を購入できず、購入できたホワイトカラーでも、45u程度の小さな住宅である。

一番奇妙なのは、日本の賃貸方式である。家賃が非常に高いだけでなく、初めに5ヶ月分の家賃を支払わなくてはいけない。当月の家賃のほかに、敷金(2ヶ月分の家賃)、仲介料、大家に対する礼金を支払わなくてはならないのである。日本の市場化は非常に高いにもかかわらず、何故大家に礼金を支払わなくてはならないのか? これはおそらく彼らの政府が故意に行っていることであり、民族全てに緊張を持たらす目的があるのである。

タクシーの運転手が社会科の授業を行う

日本の学生の勉強は学校内だけではなく、しばしば校外で学習する。観光地に出向き、祖先がどれだけ苦労したかを学び、企業を見学し、企業がどのように発展したかを学ぶ。学生に時代を捉え、社会の需要にこたえられるように考えさせる。堅く言えば、これは彼らの公民意識教育であり、思想教育、徳育でもある。

彼らは徳育を特に重視し、その投資は非常に大きい。我々が世界文化遺産の清水寺を参観していると、多くの中高生を見かけたが、彼らは教師の引率が無く、代わりにタクシーの運転手が彼らを案内していた。1人の運転手が4人の学生を案内し、社会においての様々なことを学生に聞かせている。1〜2時間学生に案内しつづけるが、これは運転手の義務である。学生はノートを取り、学校に帰ってから感想文を書かなくてはならない。

日本の民族の憂患の意識は非常に大きい。小学校の教科書では、この国は生存が非常に難しく、国の立場は非常に脅かされており、この国がいつも他者から叩き潰されることがあると教えている。日本は歴史上、日本の本土まで侵略されたことがないが(第二次大戦後の米国の占領は侵略としない)、日本の政治家は、常に他の民族が強くなれば、侵略され、日本の生存空間が狭まると考えている。

中日の国民の素質は30年の差

日本社会でよく使われる言葉がある。「自分のことは自分で 社会に迷惑を掛けてはいけない」各々がこの信念を持ち、社会全体で公民の素質は非常に高い。

ビンを捨てる前にラベルをはがす

日本人は、外出時にゴミ箱が見つからなければ、ゴミを持ち帰り自分の家のゴミ箱に捨てる。ある女性が我々を案内したが、その女性に「髪の毛が服についてますよ」と告げると、「申し訳ございません」と謝りながら、彼女はテイッシュを取り出して髪の毛を包み、自分のポケットに入れた。

バイキングを利用する人は、自分でテーブルを片付け、こぼれた水などは紙で拭き、使用した食器は専用の場所に自分で返しに行く。

タバコを吸う人はいるが、ポイ捨てをする人は無く、外でタバコを吸う人は皆、携帯用の灰皿を持っている(今回私もこの携帯用の灰皿を購入してきた)

公共の場所で犬を散歩させる人はビニール袋を持参し、犬がフンをするとそのフンをビニール袋に入れて持ち帰り、紙で地面を拭く。

私は人類の文明とゴミ処理は緊密な関係があると考えている。ゴミ処理のは4つの文明の段階に分かれる。

第一段階は「何処でも痰を吐く段階」であり、何処にでもゴミを捨てる。

第二段階は「集めて捨てる段階」であり、北京は現在この段階である。ゴミは集められて捨てられ、散らばらない。

第三段階は「分類処理段階」であり、日本はゴミを3種類に分類している。つまり可燃物、不燃物、ビン缶である。個人的には、北京を含む大部分の都市でまだこの段階には至っていないと考えている。

第四段階は「品質管理段階」であり、3種類の分類に留まらない。普通の人はコーラーを飲み終わるとそのビンをゴミ箱に捨てるが、日本人はビンについたラベルをはがし、そのラベルを可燃物のゴミ箱に入れ、ビンをビン缶用のゴミ箱に入れる。(ビンや缶の回収後に作業員がラベルをはがす必要が無くなる)

日本人は同様に、家庭で利用した醤油瓶を洗ってからゴミ箱に入れる。回収後に洗う必要があるからである。ムース等の缶は、まず缶に穴を空けてから捨てる。これは安全の為である。

補足となるが、日本の東京には大型のゴミ処理場があり、高い煙突が立っているが、煙突から煙が出ていない。またゴミ処理場の傍には必ず体育施設があり、ゴミを焼却した余熱でプールに温水を供給している。多くの人の健康増進と共に自身とゴミとの関係の理解ができる。人と環境が関連しているのである。

自分のことは自分で 社会に迷惑を掛けてはいけない

日本人は傘を持ち歩くことを好み、それも長い傘を持ち歩く(多く人は外出時に旅行バックの横に長い傘をさしておく)公共の場所では、内部にビニール袋が入った機械があり、傘を中に入れるとビニール袋に包まれ、傘を屋内に持ち込んでも水滴が垂れることがない。我々は日本に何日も滞在したが、晴れはたった1日だけであった。但し、じめじめとはしていなかった。バスにさえ傘立てが置いてある。ある名所を参観すると、室内に入る前にかさを外に起き、参観後に再度持ち帰るとこになっていた。もしも元の場所に戻らない場合、ビニール袋に入れて靴と共に持って参観する。出口にその袋を回収する箱があるのである。

日本人は非常に礼儀正しく、一日中お辞儀をしている。この種の行動は外側だけでなく、心の奥からの社会に対する認識であり、自己が非常に小さな存在であることを知っていると思われる。大きな会社の役員も頭を下げて歩き、少し眼を閉じ、自分を小さくして、自分の小ささを認識している。これは一種の境地であると言える。他人を高くし、自分を低くしている。

我々は2個所の大学を参観したが、中国の大学とは異なり、城壁が無く、立派な建物も無く、門に小さな学校名がかかれている一般的なものであった。トヨタのような大企業でも、本部ビルは豪華でなく、マークも小さく、非常に控えめである。高慢さが無い。

ある中国、米国、日本の3個所の大学で長い経験をもつ中国人教授が話したことがある。「中国が日本と同じスタートラインから走り出しても、我々が必ずしも日本に追いつけるとは限らない。国民の素質が30年違う」と話す。

我々はこのような話を聞きたくない。しかし、私は確実に国民の素質が異なることを知っている。(中国商業評論)

作者:汪中求 精華大学客員教授 品質管理研究の専門家 著書として「細部が勝敗を決める」がある。

長い記事ですので、コメントは短めに。

事実誤認が沢山ありますねね。まぁ1週間の視察ですから仕方が無いでしょう。そもそも中国の記事に事実性、正確性は不要です。

中国人の一つの特徴として「大げさ」なことが挙げられます。誉める記事は、極端に誉めちぎります。

誉めてはいるのですが、固定観念から抜け出せ無い部分はやはりありますね。実際に見たことの描写は誇張があってもそれなりに正確ですが、それを見ての分析がやはり来日前から持っている日本人像の枠から出ていません。

この記事、特集も組まれ、久しぶりに付属の掲示版も大ヒットとなっています。
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2006年11月18日

日本版西遊記の中国ロケに許可 ネットユーザーはクソ扱いしていると厳しく非難

中国新聞網 2006年11月17日 ソース(中国語)


[概要]日本の某社が投資した「西遊記大戦金角銀角」が国家広電総局の批准を受け、制作チームの我が国での撮影が許可された。この映画は日本の漫画の風格である「クソ」路線となっており、三蔵法師が女優によって演じられ、多くの中国のネットユーザーから「余りに酷いやり方」で、受け入れられないとされた。あるネットユーザーは、「クソ」の国家広電総局に反感を持ち、日本人にクソ許可書を発行したのかとする。他人による民族文化の古典のクソ扱いを許せるのか?


捜狐調査-------------------------------

1、「西遊記大戦金角銀角」の国内での撮影を許せるか?

A 絶対に許せない! 「西遊記」は中華民族の国粋であり、クソ扱いは許せない!この映画は酷く原作から乖離しており、人物のイメージを歪曲して損なっている。余りに酷い!我々は決して他人による民族文化の古典のクソ扱いを許してはいけない!

B 許せる。いかなる人、いかなる民族でも、世界各国の古典を自分なりに理解し、表現することができる。これはシェークスピアの劇が模倣され、改造されたのと同様であり、受け入れられないこととは言えない。問題がないことを民族感情と結びつけてはいけない!

2、中国に名著を保護する為の立法が必要か?

A 必要。名著は中華民族の優秀な文化歴史遺産であり、我々の値段がつけられない財産である。「西遊記」は既に国外でゲームの名前として商標登録されている。我々は行動を起さなければならない!

B 不要。そのような規則は間違えている。その種の規則は再創作の革新性を奪ってしまう!

C 分からない
--------------------------------------


日本版西遊記の中国ロケ許可が論争に ネットユーザーは原作と著しく乖離し人物のイメージを歪曲して損なうと厳しく非難

ネットユーザーが広電総局が民族文化の古典のクソ扱いを
許容していると非難

「奴らにもう我々の名著をクソ扱いさせるな」、「開放された中国は寛容の態度でのぞむべきだ。彼らが来て撮影したいなら来させればよい」、「名著でも改造することはできる。ただ、むやみに変更すべきではない」・・・。ネットでは連日に渡り「日本映画版"西遊記"の中国ロケ許可」に対する激しい論議が行われた。特に三蔵法師を女優が演じ、日本の漫画の風格である「クソ」路線となることに対し、多くの中国のネットユーザーが古典に対する侮辱であり、受け入れられないとし、登場人物のイメージに対するクソ扱いを「余りに酷いやり方」とした。あるネットユーザーは、「クソ」の国家広電総局に反感を持ち、日本人にクソ許可書を発行したのかとする。他人による民族文化の古典のクソ扱いを許せるのか?

日本版「西遊記」寧夏ロケ開始

ネットの論争のきっかけになったのは以下の報道である。「日本の某社が投資した"西遊記大戦金角銀角"が国家広電総局の批准を受け、制作チームの我が国での撮影が許可された。横店、寧夏、湖南、甘肅、安徽、広西、内モンゴルで撮影が行われる予定で、現在既に寧夏に移動している。孫悟空を演じる日本の俳優はかつて"今年もっとも輝いた主演男優"に選ばれたことがある。」

日本は20世紀の初めに既に「西遊記」を原作とした作品を制作しており、その数は既に100本に上る。ドラマは、78年、93年、94年、今年と4回テレビ放送がされている。

欲しいがままのクソ扱いに対して厳しい非難

今回の日本の映画版「西遊記」が中国で撮影される情報が流れると、中国の多くのネットユーザーの厳しい非難を受けた。その原因は、テレビドラマと同様に原作から著しく乖離し、登場人物のイメージを歪曲して損なっているからである。今年のカンヌ国際映画祭でも宣伝が行われ、孫悟空役の日本の俳優香取慎吾が孫悟空の衣装をまとい、砂浜で猿芝居を打った。その報道がなされ、映画の内容が「西遊記」を歪曲しているものであり、孫悟空が神経質でミニスカートを履いていることは、多くの中国のネットユーザーの不満を引き起こした。

あるサイトの「日本が"西遊記"を中国で撮影することに関して」の調査によると、82%のネットユーザーがこれに反対しており、その理由として「西遊記」は中華民族の国粋であり、クソ扱いは許されないことを挙げた。ネットユーザー「丹珠雅竃」は、日本版の映画「西遊記」が酷く原作の主題を破壊しており、これは中国人の感情を傷つけるとする。その例として、孫悟空が「ミニスカート」を履き、神経質に扱われてることをあげる。

ブログ主bacon8474は、中国人の「西遊記」のクソ扱いに対する憂慮が不足しているとし、誰もが三蔵法師が女であるとは認められないだろうと指摘した。日本は中国の古典名著を侮辱し、フランスの国際映画祭で目立とうとする。広電総局は"クソ"「西遊記」を世界に広めるために日本に便宜を図ると言うのか?

文化遺産を「遺恨」にしてはならない

ネットユーザーの「古典を侮辱され、国家の尊厳を損なった」とする考え方に対して、ブログ主魏英杰は、「西遊記」は中国の古典であり、外国の文化が加わっても、「文化財産権」が喪失するわけではないと指摘する。古典は文化を代表し、当地の伝統文化と一体化しているものであり、いかなる人、いかなる民族でも、世界各国の古典を自分なりに理解し、表現することができるとする。グローバル化が進展している現在、積極的にグローバル化の過程に参加することで、民族と国家の文化競争力を高めることが可能となり、伝統文化に活力を与えることができるとする。

しかし、グローバル化が進むと同時に、中国の文化遺産の保護をどのように強化してくかに直面している。専門家は、国外との文化交流が拡大するにつれ、中国を題材とした作品が国外の画面や銀幕に映し出されることが予想され、それらによる歪曲が日増しに高まるだろうとする。「西遊記」を含めた中国の四大古典名著は、中華民族の優秀な文化歴史遺産であり、我々の値段がつけられない財産である。現在、内容が出鱈目に改竄されるだけでなく、「西遊記」は既に外国企業にゲーム商標として登録されてしまっている。多くの知識人は、中国は早急に名著を保護する為の法律を制定し、中国の文化遺産を「文化遺恨」にしては成らないとアピールした。

更新が少なく、申し訳ありません。

さて、まず上段にあるアンケート結果ですが、予想通り両設問共「A」の回答が9割と成っています。

長い割には内容がない文章です。簡単に要約すると神経質でミニスカートを履いた孫悟空と女優が演じる三蔵法師を制作した日本人が気に食わないわけですね。

西遊記は中国の四大名著(三国志、水滸伝、西遊記、紅楼夢)の一つとされています。この四大名著のうち紅楼夢は、日本でアダルト向けゲームにされたという報道が9月ごろから繰り返されています(ソース中国語写真あり)。三国志と水滸伝は日本のゲームメーカーが商標権をもってますね。まぁ反日戦士にしてみれば気に食わない状況でしょう。

この記事は日本人=クソの印象付けをしていますが、日本人=猥褻、歪曲、変態といった印象付けの細かな写真やブログ記事等は反日記事が減る中、まだまだ沢山あるようです。たとえば、日本人女性芸術家が母乳で作画(中国語、写真有り)等は非常に多くの反日戦士達のブログに転載され、日本人=猥褻、変態のよい題材となっているようです。ちなみにこの写真、北京の東京画廊の前で撮られたもののようですが、この女性が誰なのか、日本人なのかは分かりませんでした。
posted by 元祖うぷぷ at 22:57| Comment(24) | TrackBack(0) | 反日記事(文化) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月01日

中国の青年は歴史を学び愛国者と売国奴を区別せよ 米日の「ネット売国奴」から防衛せよ

捜狐社区 2006年09月28日 ソース(中国語)


作者: 鄭求洋

愛国の志をもつ者であれば、米国政府が反テロをグローバル政策としてから、特に第三世界の青年の洗脳工作を行っていることを注目しているであろう。

ネット上の国に災いをもたらすデマ

本部を北米に置く中国語の掲示板を運営する会社が、ネットに書き込みを多くする者の背景の調査を行ったことろ、米国のCIAと日本が、ネットの掲示板で中国を攻撃するデマを書き込む専門の要員を雇用していることが分かった。

米国のCIAのデマを作り出し、要員を雇用し、人心を乱す工作には非常に多くの前科がある。米国のあるテレビ局の特集番組によると、CIAは1950年代、60年代に高い報酬でエルサルバドルで造反者を雇い、米国のテレビ局を使い、エルサルバドルに対して毎日いわゆる「ニュース」を流し、デマを流布し、当時の社会主義政党を倒し、人心を乱し、混乱させようとした。

この後CIAの出した結論は、この種の方法は非常に有効であり、今後各社会主義国家で寝返る者に対して、祖国の母語でデマを流布することとした。

CIAのこのような工作の歴史は長い。中国は現在まさに台頭しており、当然彼らは中国の前進を拒もうとしている。

今年の始めに選ばれた「2005年ネットの8大論争」で、「売国奴」と「憤青」が第2位となった。

ネットではよく知られているが、米国は毎年数千万〜1億ドルを使って中国の「ネット売国奴」を養成し、資金提供をしている。これらの多くの者は国内の
不良学生や、無職、失業人員である。

彼らは定期的に米国からプロパガンダ用語の指示や賃金を受け取っており、多くの者の報酬は数千元である。各フォーラムやコミニティサイトに取り上げられれば、多くのボーナスが手に入ることとなり、彼らは既に職業「売国奴」となっているのである。さまざまな文面を大量に掲示板に投稿し、民衆を米日を支持させるように仕向ける。投稿の内容は規則的で、政府、国家、愛国者を攻撃する。特に反米、反日の同胞を罵り、中傷し、誹謗する。大陸の有名な学者である丁小平教授は2004年2月に「米国がネットスパイを雇い中国に危害を加えている」報道がなされてから、反中勢力の迫害目標となっているのである。

「ネット売国奴」は中国の英雄に対して攻撃を行う。「ネット売国奴」による「考察」によると、岳飛は忠臣ではなく、秦檜が正しく評価されていないとし、誤った評価を再検討すべきなどとする。彼らは中国人に対して種族攻撃を行い、中国人がいかに醜いかを大げさに宣伝し、如何にして劣等民族であり、人肉を食い人の道に外れ、カナダやオーストラリアやその他世界で白人の居住地を汚染しているかを宣伝する。故意に中国の各地区の人民を対立させようとする。ウィグル人は「造反すべき」とし、チベット人は「独立すべき」とする。中国が混乱すればするほど好ましいのである。彼らは、強敵は内部から攻撃することが得策であるこを知っているのである。

歴史を学び愛国者と売国奴を区別せよ

中国に反対、外国に賛成。米日のちょうちんを担ぎ、米国が中国大使館を爆撃するのは正しく、中国の飛行機に衝突するのは、中国の飛行機が悪く、米国人がメディアで他人の不幸を喜ぶのは、彼らのユーモアであるとする。米国は自由、民主を広げる目的で対外侵略戦争を起したとし、反米、反日勢力に対して「糞青」、「愛国奴」、「太子党」、「共狗」等とレッテルを貼る。中国の社会をまだ知らない青年は、これらによって惑わされてしまう。

米国、日本のこの手の技術は相当高度であり、数千万ドルから1億ドルに達する投資により、偉大な中華民族は、思考能力を失い、他国の「文化奴隷」となることになる。ゆえに、「ネット売国奴」、「ネットスパイ」を決して侮ってはいけないのである。

「ネット売国奴」が製造する情報はどこからくるのか? 大部分は米国、日本からである。

我が国民は米国や日本の正義がだけが正義と考え、英雄や祖先や自衛の為の反撃を放棄し、国外の思考への防御をせず、我が民族の先進的な文化を放棄し、米国や日本の文化と精神に傾倒する危機にある。我が国民、特に80年代以降に生まれた者は、まず我が民族の歴史を理解し、その後世界の研究をすべきである。我が政府はつまらない説教をし、米日の物はゴミでもすばらしい等と考えてはいけない。

日本には戦略がある。世界中が彼らのアニメやドラマを見て、彼らの電器製品を使っている。世界の多くの人が気が狂ったように日本を崇拝し、中国にもそれらが多数居る! 我が国民が接するのはすべて外国の文化で、中国の民族文化に興味を持た無ければ、ある日、身の周りがすべて他人の物になっていることに気が付くことになる。後悔してももう遅い。

文化攻撃は少年に有害

中国が社会主義現代化の建設と改革開放を始めた時、新たな時代、新たな形式、新たな任務により、新聞事業も模索と革新、変化が求められた。筆者の提案は、我々が人やられたことをそのままやり返すことである。反中言論が見つかったフォーラムやWebページに対しては、愛国の同胞がすぐに通報し、皆で攻撃する。多くの中国人は愛国であるが、多くの者が団結できるかが、民族の共同利益の力になるかの鍵となる。海外の中国人も理不尽な待遇を忍ぶのではなく、羊のように声を殺すのではなく、積極的に参加しよう。ユダヤ人のように団結し、民族の共同の利益の為、デマを捏造し、人心を乱す、悪意のある「ネット売国奴」に対抗しなければならない。

「民族スパイ病」は治さなければならない。我々は米国政府のネットを使った文化戦略と文化方面の攻勢に注意を払うのである。一旦文化分野での攻勢が成功してしまえば、民族は反撃能力を失う。

青年は祖国の未来である。新中国成立後、西側の国家は「平和的な政変」で中国の政権を転覆させようとした。中国の転覆の望みは我々第三世代、第四世代にかけられ、現在は我々の第五世代、第六世代にかけられている。同時に愛国青年に対しての攻撃と侮辱が続いている。愛国青年を「糞青」等とするのは、彼らが作った傑作である。

「ネット売国奴」は休むことなく、中国にさまざまな恥辱を与えている。中国人は警戒をすべきである。

掲示板でよく転載されている記事です。香港の大公報の記事らしいのですが、元記事の確認が出来ませんでした。

久しぶりの中華思想爆発です。1億ドルの工作活動で思考能力を失うとは、ずいぶん安い偉大な民族ではあります。

米国のCIAと日本が中国のネット上で工作活動をしているそうですが、日本のどの組織なんですかね。どのくらいの予算なんですかね。日本としては、反日で突っ走ってもらったほうが、集団的自衛権も憲法改正もやりやすいんですけどね。どうせ、なんの工作をしなくても内部で互いにレッテル張りして自滅するでしょうし。

この手の記事は、自分が外国に対して行っていることの証明でもあります。最近は日本のネットで怪しい日本語の投稿が散見されます。せめて日本語をもっと勉強してから、工作すべきでしょう。在日の中国人大学教員が千人近くもいるのですから、彼らに綺麗な日本語で書かせたらいかがですかね。まぁ、それでも空気を読めず、自然と中華思想が出て、ばれるでしょうが。
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2006年09月04日

日本が中国の「三国志」をクソ扱い

17173.com 2006年8月31日 ソース(中国語 画像有)


「小日本」がまた中国の伝統小説「三国志」をクソ扱いした。これで黙っていられるのか?

日本のベースソンと言う名前のアダルトゲーム開発会社が、今年の冬に「三国志」を題材にした成人ゲーム「恋姫+無双」を販売すると発表した。

この「恋姫+無双」は魏、楚(訳者注 蜀の誤り)、呉国の名将の名前が無ければ、典型的なアダルトゲームである。出てくる歴史上の人物はすべて女性にされている・・・。「三国志」の原作はこのゲームの中では全面的に覆っている。

このゲームの資料は、日本の代表的なフォーラムであるフタバで公開され、情報をつかんだネットユーザーが中国のメディアに暴露し、中国のネットユーザーの強烈な抗議を引き起こした。

かなり前から、「三国志」等の中国の古典小説や伝統小説が日本の会社によりたびたびクソ扱いされた上に、商標登録され、ゲーム化されている。

中国のネットユーザーは、決して中国に入れるべきでないと主張し、日本の会社による開発や商標権を禁止するように主張している。

今日は軽い話題で。

このゲームのようです。この業界では結構前(6月)には話題に上っていたようです。

最近は反日記事が中央主導の清く正しい反日記事しか作成できないくなっているようで、反日を売りにしているポータルサイト捜狐等は、自社のニュースで反日をするのではなく、こういった外部の反日ソースを目立つようにリンクを張って読者を誘導しています。反日記者達のささやかな抵抗でしょうか。

アニメといえば、今月1日から中国ではゴールデンタイムに海外製のアニメの放映が出来なくなり、中国国産アニメが放映されるようになりました。現在のレベルから考えると、中国国産で海外製を代替できないのにです。中国で人気のあるアニメ(中国語 画像付)と、中国国産の一番の成功例といわれるアニメ藍猫淘気(中国語 画像付)の画像を見ただけで分かりますでしょうか。

最も、違うのはその内容。後者の藍猫淘気は「科学知識」「社会知識」「民族文化国際化」の教育を目的としています。まぁ、子供が喜んで見るものでは有りませんね。

中国では今年に入り、各地に「アニメ産業園」といった巨大なアニメ製造拠点を建設し、大量の人員を採用し、国家を挙げてアニメ産業を育成、補助しています。今回のゴールデンタイムの海外アニメ禁止は「海外による侵略」に対抗するというよりは、これらから供給される中国国産アニメの需要を作り出す為と思われます。

数年後に反日アニメが大量生産され人民の教育に利用されることは目に見えてますが、その反日アニメを格安価格で海外にばら撒き、世界の子供達に影響を与える可能性も十分にあると思います。
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2006年05月28日

「漫画外交」も日本のイメージを救うことはできない

中国新聞網 2006年05月17日 ソース(中国語)


韓流がアジアから世界に至るまで席巻する前に、日本の文化がアジア人の心をとりこにしていたことがある。

韓国の「チャングナムの誓い」より早く、日本の「おしん」がアジア人の心を動かした。日本のドラマ「おしん」は貧乏であるが働き者のおしんが厳しい環境の中、強い意志と信念で必死に生きていく話で、当時非常に多くのアジアの女性を啓発したのである。

今日、おしんのような女性は既に歴史となった。しかし、新たな日本のドラマもやはり積極的に人の心を励まし、向上させ、「小さなネジの精神」を発揚する。悲惨で、運命に翻弄され、論理関係が複雑で錯綜する韓国ドラマと比べ、日本のドラマはリズミカルで、温和で、ユーモアを失わない。日本のドラマは韓国ドラマが大流行する前からアジアに浸透していたのである。

日本のドラマ以外にも、アニメ、映画、小説等、韓国風が吹く前から、既にアジアでは日本の風が「吹き続けて」いたのである。

もしも君が、アニメの巨匠宮崎駿の作品を見たことがあるならば、これらの作品の中の主人公と、当時アジアの多くの国家で、殺人を繰り返した日本の蝗軍と同一の民族であることを結び付けられないであろう。

「トトロ」であれ「魔女のキキ」であれ「千尋」であれ、善良の美しさを謳歌し、自然や文化に触れることで、本能的に人々の歴史の悲惨な記憶を洗い流し、人々の心を開かせ、(大和)民族が間違いを認め、心から許しを願っていると人々に思わせるのである。

しかし、日本はこのソフトの実力を使いきらず、韓国の後塵を拝した。

現在日本のアジアにおけるイメージは好くない。鷹派の外務大臣麻生太郎はなんと突如「漫画外交」を展開するとした。これは日本の漫画とアニメの世界的な民衆文化への影響力を利用し、世界各地の民衆の心を掴み、特に中国人の心を掴もうとしている。

しかし、日本のイメージの損失に対しては、鷹派の政府が責任を取るべきである。小泉は首相就任以来毎年靖国神社を参拝し、右翼組織が歴史教科書を修正して第二次大戦の侵略の歴史を美化し、当局が横暴に他国の領土主権を奪い取ることは、全て被害を受けた国の人民の感情を傷つける。日本政府のこれらの挙動は、人々に当時の軍国主義の復活を心配させ、人々の日本文化に対するよい印象を全て抹殺するのである。

麻生が漫画外交を進めるよりも、日本政府の強行な態度を改め、歴史に誠実に向かい、挑発しないことが、日本のイメージ向上になるのである。(マレーシア「星洲日報」蔡思潔)

マレーシアの華僑新聞の記事です。この記事も少し古いです。ご了承下さい。

韓国ドラマとおしんが出てきてますね。日本では極一部の人の間で盛り上がった韓国ドラマですが、こちらでは大流行していました。要因は記事の指摘とは全く逆で「単純」である点でしょう。中国の一般人民は日本の一般国民より思考が単純ですし、その人民よりも韓国人の方がさらに単純ですので、基本的に韓国ドラマも非常に単純な流れで誰にでも受け入れやすいものとなっています。最も、最近は日本のおしん、白い巨塔等が放送され、その単純な内容に反発する一部から熱烈な歓迎と高い評価を受けています。

韓国ドラマが流行る別の要因としては、韓国政府の文化輸出政策で版権料が格安であることもありますが、当然中共のバックアップがあります。中央テレビでかなりの枠を取って放送しているわけですし。既に北朝鮮が経済的に中国の再属国と化していますが、この韓流は(中国に比べて)高い技術をもち、日本の政界に対して強い力を持つ韓国の再属国化の為の一つの布石ではないかと思われます。

中共は現在、漫画、アニメ産業に国策として特に力を入れています。最近はテレビでも随分中国国産のアニメが放送されるようになりました。その特徴としては、中国の古い時代を背景にした作品が多く、教育的な要素が強いものが多いことがあげられると思います。つまり、人民の為の教育、プロパガンダ用ですね。今後は恐らく「抗日英雄」系の作品が出てくることでしょうし、それらの作品を華僑が力を持つアジアの各地に提供し、子供のうちからの教育に熱心に取り組むことになるでしょう。中共が漫画、アニメ産業に国策として特に力を入れるのは当然経済文化的な利益の追求だけではないでしょう。

この記事の記者ですが、自身が教育されて知っている「歴史」という名前のプロパガンダの中の日本人と、現実の日本人の間に矛盾が生じ、ますます頑なに「歴史」を信じるよい例だと思われます。ここで、現実の日本を知り理解し、「歴史」を疑うことができれば、束縛から解放されるのですができてませんね。

諸外国向けに日本の文化を発信することはよいことですが、特に中国人に対して言えば、自己矛盾を引き出すだけの可能性もあります。「哈日族」と呼ばれる中国人でも、「歴史」を重視していないだけで、「歴史」を信じていますし、「歴史」を疑う力を持ってはいません。
posted by 元祖うぷぷ at 13:44| Comment(51) | TrackBack(1) | 反日記事(文化) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月26日

豚がみんな笑った-中国語版

新浪アニメ 2006年01月20日 ソース(中国語)


豚がみんな笑った-中国語版

作品紹介:「豚がみんな笑った」は歌で作ったFlashである。「豚がみんな笑った」の歌詞はネット上で流行した面白いフレーズを集めたもので、軽く乗りのよい歌と合わさり、憤青の気質を包括している。Flashの画像は歌詞の内容から想像したもので、画像から文字のユーモアとは違った味わいがある。また、Flashの画像から中国の各民族、各地域の風情もわかる。特に最後の日本の挿絵は、特に爽快である。


豚がみんな笑った

北京人が「砂埃が多い」と言った
内モンゴル人が笑った
内モンゴル人が「面積が大きい」と言った
新疆(ウイグル)人が笑った
新疆人が「民族が多い」と言った
雲南人が笑った
雲南人が「高度が高い」と言った
西蔵(チベット)人が笑った
西蔵人が「遺跡が多い」と言った
狭西人が笑った
狭西人が「革命が早い」と言った
江西人が笑った
江西人が「辛いものが食べられる」と言った
湖南人が笑った
湖南人が「美人が多い」と言った
四川人が笑った
らららららららららぶぱぶぱら
湖南人が「美人が多い」と言った
四川人が笑った
らららららららららぶぱぶぱら
湖南人が「美人が多い」と言った
四川人が笑った

山東人が「経済が好調」と言った
上海人が笑った
上海人が「出稼ぎが多い」と言った
広東人が笑った
広東人が「金持ちが多い」と言った
香港人が笑った
香港人が「愛人が多い」と言った
台湾人が笑った

※ワタシハサヨウナラ
ぱらばぱらぱ
小日本が「私は人」と言った
世界中の豚がみな笑った

(※3回繰り返し)

少し古いのですが、情報提供をいただいたのでネット上の反日Flashを訳してみました。

とりあえずはまずソース(中国語 Flash有)をご覧ください

今までの反日Flashと言えば5秒程度のものが主流で、一部の愛国戦士が作った。ただ単に小泉首相が斬首されるといったとても取り上げるレベルではなかったのですが、これは比較的よく出来ていると思います。

キャプションを見る限り、組織的に作っているようです。そして大手ポータルサイトに掲載されています。題名に「中国語版」と付加されているところから見ると、英語版などの予定があるのかもしれません。がんばって作って世界に中国のユーモアのすばらしさを公開もらいたいものです。私も日本語訳でお役に立てて光栄です。

内モンゴル、ウィグル、チベット、台湾など微妙な地区が取り上げられてますので政治のにおいがしますかね。製作者は「小日本」で頭がいっぱいなのかもしれませんが、日本を絡ませないでつくれれば、中国にしてはそこそこの自国紹介のFlashだと思うんですが。。
posted by 元祖うぷぷ at 12:46| Comment(17) | TrackBack(1) | 反日記事(文化) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月10日

中国の学園の花が日本男に嫁いだ悲惨な経験 その2


日本の女性は通常結婚後は仕事をしない。私の友人もそうであった。彼女は良妻賢母、夫に尽くし子供を諭すことを目指した。しかし、まず彼女の義母と義父は息子の中国人の嫁を歓迎しなかった。また、日本人もすべてが金持ちではない。彼女の夫も違った。また、日本の競争は非常に過酷である。彼女の夫は特にこれといった能力がある人ではなく、いつも仕事を心配していた。その後仕事は見つかったが、家族を養うには心細いものであった。結局、ストレスにより夫は仕事の帰りに酒をのみ、泥酔して帰宅した。帰宅後は彼女に当り散らした。それでも彼女は耐えた。

それから、彼女は仕事を探した。彼女は国内有名大学の修士であり、日本での仕事は容易であると考えていた。しかし、そうではなかった。彼女が国内で学んだのは語学であり、何の専攻もない。また国外の競争は激しく、その上日本人は中国人を蔑視している。結局満足できる仕事は見つからなかった。その後、彼女はアルバイトをした。日雇い、皿洗い、家政婦をし、やっと中国語の家庭教師の仕事を得た。しかし、夫は彼女が面子をつぶしたとして彼女を軽蔑した。日本の男は尊厳を重視する。また彼女に暴力を振るったのである!

彼女は何回も私に電話をかけてきた。電話ではいつも泣いていた。彼女は自分で選択した道だから、父母に話せないと言った。彼女はまた、当初私の話を聞かずに、国内のこんなにすばらしい環境を放棄したことを後悔した。

数日前、私と夫が出かけようと玄関のドアを開けたら、まさしく彼女がドアを叩いているのが見えた。

我々はすぐに彼女を家に上がらせた。彼女は以前に比べて非常に老けてやせたようである。30歳にもなっていないが、すでに30代のようである。彼女は突然泣き出した。私は彼女をしばらく慰めると、彼女はやっと私に真実を話した。彼女が袖をめくると、青あざが見えた。彼女によると、夫が酒を飲み殴ったあとだという。また夫は彼女の4ヶ月目お腹の中の子供をも蹴ったのである。彼女は夫の酒を飲んで暴力を振るった後に謝罪をするやり方についに耐えられず、パスポートを持って帰国したのであった。

私は言った。離婚しな。ここにくればいい、もう奴に会うことはない。そんな地獄のような生活は終わらせよう!

彼女は、嫁いですぐに日本国籍となっているので、中国で手続きが出来ないと話した。もう日本に行きたくないが、実家にも戻れない、父母を傷つけたくないと話した。

現在、彼女は私達が彼女の為に借りた家に住んでいて、彼女の父母もまだ帰国したことを知らない。彼女は一日中泣いている。日本はまったく恐ろしいところである。誰があの学園の花が日本に嫁いでこんなに変わってしまうと想像できたであろう???あのまじめ腐った顔つきの日本の男は最悪だ!

昨日の前半だけで、後半は予測可能でしたね。結局、一般の中国人の日本に対する「知識」をまとめたような文章でした。多いんですよね、自称「友人が日本人と結婚した」「友人が日本にいる」日本通の中国人。そんなすくばれる嘘を日本人につかなくてもいいのにね。

まあ、表向きは善人で、謝罪はするものの男尊女卑で暴力的日本人男のいつものパターンですから、創作文とすぐわかるのですが、創作という決定的な理由は見つかりにくいですかね。あえて言えば太字にした日本で「家政婦(保母の可能性もある)」をしていたというところですかね。中国人の家政婦、雇いますか?

女性の友人という設定の作者ですが、男性でしょうか、女性でしょうか。

一般的には自国の女性が外国人に嫁ぐとなると悔しがるのは男性ですね。特に劣等民族で侵略者の日本人に嫁ぐとなると悔しさ5000倍です。「民族の歴史と尊厳」を理解していると思っている愛国者の男性達は、日本の雑誌を読み、日本に憧れる若い中国人女性に対して批判するとともに「正しい歴史」や「民族の尊厳」を理解させて正しい道を歩ませようと必死です。

ただ、この文章のケースは女性の可能性もありますね。中国人は物事をすべて上下で見る傾向が強いのですが、特に若い女性、高学歴者はこの傾向が顕著です。自分より「下」だと思う男とはまず付き合いません。自分が成功して「上」に上がれば「下」になった彼氏は捨てます。逆に自分より「上」だと認識、つまり地位やプライドを満たせるものがあれば、かなりの年齢差も気にしません。白人のおじいちゃんの若い中国人高学歴妻はこの典型ですかね。

仮に日本男に嫁ぐ友人がいて自分の彼氏が中国人の場合、自分が友人より「下」になってしまったと認識し、その友人を攻撃し始めますね。いずれにせよ、物事を上下でしか見れないことは自分自身の価値観や人生観がないことの裏返しだと思うのですが、拝金主義とともに基本的な価値観の構築が出来ていない現代の中国人にとってこの弱点の克服は当分できそうもないと思います。

蛇足 : 体調が悪かったので、衛生面を考え、外国人と上流階級向けの医者に行きました。そして、一回の治療で農民の平均年収分を使ってしまいました。貧富の差のすざましさを実感しました。
posted by 元祖うぷぷ at 21:50| Comment(39) | TrackBack(2) | 反日記事(文化) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月09日

中国の学園の花が日本男に嫁いだ悲惨な経験 その1

捜狐出国 2005年02月09日 ソース(中国語)


私の大学の同級生で三年前日本の留学生に嫁いだ子がいる。

まずその同級生の状況を話したいと思う。

私達の大学は一流の大学であり、彼女は美女であり、才女でもある。彼女は私達大学の外国語学部所属で、ドイツ語を専攻し、第二外国語で日本語を学び、その他にも韓国語が話せる。大学院も私達の大学で、日本語を専攻した。彼女の成績は私達のなかでいつもトップであり、人もよく、美人なだけでなく、性格もよく、皆から好かれていた。もちろん、アタックする男も多かったが、私と一緒に勉強した大学の4年間は、恋愛をすることなく、すべてを学業に傾けた。優秀な成績により、修士終了後は大学に残り教員となった。彼女の家庭条件もよく、父母ともに大学教授である。

このような善良でかわいい中国の女の子がなんと日本人に嫁いだのである!

彼女は大学で教員をしている時、ある日本人留学生と知り合った。その男は、見た目はあまりパッとしないが、非常に礼儀正しく勤勉であった。いつも彼女を追いかけ、中国語と文化関係の討論をしていた。行き来するうち、愛情が生まれ。展開していった。

彼女は初め拒絶していた。原因は非常に多いが、歴史、民族的な原因、父母の原因(彼女の父母も反対していた)、自分のキャリアの問題(大学の教員はいい仕事よね)等。しかし、彼女の日本人の彼は間を入れず、毎日へんな中国語で書いた歌や花などを彼女に贈り、非常にロマンがあるように振舞った。彼女は初めての恋愛であり、感動し、最終的に日本に嫁ぐことになった。実際、私達の大学のかっこいい男が彼女に告白したが、拒絶された(彼は今省長の秘書をやっている)

私は彼女から話を聞いたとき、はっきりと反対した。私達の民族の感情や、付き合った時間が短すぎること、日本に行ったことがないこと、キャリアのある女性がなぜ家庭で主婦をするのか(日本では結婚をした女性は通常仕事をしない)等である。彼女はまた自分の父母にも話した。その結果大騒ぎになり、彼女のお母さんは大泣きしたという。恋愛中の女の子を説得するのは難しい。特に初恋であり、結局招集がつかなくなり、彼女の父母が妥協した。結婚式の当日、その日本の男は礼儀正しく、お辞儀をしてぺこぺこし、彼女を大切にすると誓った!彼女は我々すべての人から祝福をうけたのである。

祝福を受け、彼女は日本の東京への飛行機に乗った。当然、仕事はやめた。しかし、この後彼女を待つものを誰が想像できただろう。なんと・・・

捜狐の留学コーナーの記事の前編です。このコーナーで反日をやってもらえるのは日本に変な中国人留学生が来なくていいような気もします。

たまたま今日は体調を崩し、家で普段はあまり見ないテレビを見ていたところ、昨年大量製作さされた反日ドラマのひとつが放映されていました。昔の反日ドラマと言えば鬼のような日本軍国主義者が善良な人民を殺しまくり強姦しまくったのですが、今日見たドラマでは礼儀正しい日本の将校が慰安所を設立する為、母国を守るため日本人に従っている中国人女性に頼むといったシーンを放映していました。あと、731部隊の人体実験もあまり残酷さを出すことなく触れていました。

「一見礼儀正しく善人に見える日本人」という設定がこの文章と重なっています。なかなか手が凝ってきましたね。

明日、後半を訳します。まぁ、内容は簡単に想像できますが。
posted by 元祖うぷぷ at 23:49| Comment(7) | TrackBack(0) | 反日記事(文化) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月07日

章子怡はなぜ日本の男の下で寝そべるのか

人民網 2005年11月04日 ソース(中国語)


最近、ハリウッドのトップレベルの監督であるスピルバーグが監督し、中国の有名な女優である章子怡(チャン・ツィイー)主演の「芸者回憶禄(訳者注 原題 Memoirs of a Geisha 邦題 さゆり)」がついに完成した。映画の中で章子怡が演じる日本の芸者「さゆり」が日本の俳優渡辺謙が演じる富豪と激情のシーンを行い、その部分の写真が公開されたため、ネット上で嵐が巻き起こった。あるネットユーザーは、章子怡が日本人の体の下で寝そべっているとき、「本当に穴を掘って入りたかった」とし、あるネットユーザーは、章子怡が国体を侮辱し、「すべての中国人民の面子をつぶした」とした。また一部の人は、罵るような語気で「売春、売国、八つ裂きにしてもたりない」・・・激憤があふれていた。

「芸者回憶禄」は芸者の喜びと悲しみ、別れと出会いの映画であるから、一部に激情のシーンがあってもおかしくはない。「激情」がどの程度の時に多くの観客を呼ぶのか、それとも非難を浴びるのか、多くのハリウッドの大作を送り出したスピルバーグのさじ加減は成功するだろうと思う。筆者が口出しをすることではない。もちろん、章子怡がこの役を演じるのは、多くの国民にとって不愉快である。しかし、主権を失い国を辱めるほどに頭に上って罵声を浴びさせることに関して、そこから発せられる社会の心を我々は反省しなければならないのである。

まず、章子怡に対しての憤怒において、重要な腫れ物がある。そう、女性の体である。我々は、夫権思想と狭隘な民族主義が一緒になって一種の社会の潜在意識となったとき、女性の体はただの本人の生命が宿っているものではなく、男性の付属品でもなく、男性が主導する種族の共同の財産となることを知っている。そして、異民族の侵入した背景の下、女性が体の「純潔」を守ることは、道徳の面から要求されるだけではなく、女性だけが持つ民族の責任となるのである。しかし、今も昔も中国も外国もこのようである。第二次大戦が終わり、激怒した仏国の群集は、独国人と体の仕事をしていた遊女を丸刈りにした。明朝から清朝への過渡期に明朝の為に殉死した李香君が官僚層の賞賛を受けたのも、この種の社会心理の反映であろう。このレベルを理解すれば、「章子怡が日本人に下になった」から「中国が日本の下になった」の中間の論理ロジックは理解できる。一人の中国の女性、人気のある女優が、日本の男の体の下になるのである。たとえそれが純粋に映画シーンの要求だとしても、中日の歴史の多くの怨念のもつれが一部の「愛国憤青」を連想に駆り立てたのだろう。多くのネットユーザーはこの事件による憤怒の言葉や汚い言葉に対して、狭隘な民族主義の烙印をおすだろう。

その次に、章子怡が語った心理が明かになってから、我々はこの種の狭隘な民族主義の感情が我々の民族の繁栄と富強に有益なのかである。疑うべくもなく、現在の民族国家の背景の元、民族主義の存在は逃れられない。しかし、民族主義は理性性と非理性性に分けられ、穏健と極端に分けられ、実務と急進に分けられ(楽山「伏流:狭隘な民族主義への批判と反省」)、狭隘な民族主義者は疑いなく後者である。とくに近年勃興している「ネット民族主義」では、一部の「憤青」が盲目に排外を主張し、隣国を自国の洪水のはけ口にし、異なる意見に対して何かというと罵声を浴びせる。あたかもそうでもしないと自分の「愛国感情」を表現できないかのようにである。しかし、米国のコロラド大学の政治学の助教授ピーター・ハリス・グリスは、この種の狭隘な民族主義の感情は実際、「一種の流行の虚無主義であり、一種の苦難の記憶にひたる自虐の心情が一種の紅衛兵式の言葉が入り混じる奇妙な共同体にまでなっている」とする。章子怡の問題においては、大きな程度で陳腐した封建夫制思想に染められており、その破壊力は建設的な意味には程遠いのである。

最後に、筆者が思うのは、歴史的な経緯により、現在の西側の文化は日本文化に対する崇拝が中国文化に対する理解をはるかに超えており、それが先世紀中期の「菊と刀」の販売から見て取れるのである。しかし、現在のスピルバーグが「芸者回憶録」に章子怡を主演させたのは、彼女が国際的な名声が高い東方の女優であり、米国ハリウッドでの知名度は他のどの日本の女優より高く、日本人よりも一種の東方文化の代表としてふさわしいのである。これは中国文化が少しづつ世界の主流の文明に溶け込んでいくことを側面から説明している。この意味において、章子怡が「芸者回憶録」に主演したことは、よいことではないのだろうか。そもそも中国人の地位を上げたことである、君の意見を聞きたい、君は章子怡が免罪だと思わないのかい?

仕事の関係で更新が滞っています。申し訳ありません。

さて、今日の内容ですが、一言で言えば詭弁ですかね。

この文章自体は、ネット上で過激な反日言動を繰り返す「憤青」を軟着陸させようとしているようですが、少々苦しいような気がします。

文章では、これらの行動は「虚無主義」「封建夫制」などからきているとしています。後者の「封建夫制」はさりげなく人民男女平等の共産主義のアピールをしていますね。本当は、「中華思想」「日本に対する劣等感」から来ているんですけどね。

ビジネスで考えれば、日韓共同製作のドラマなどがそうですが、中国と日本を混ぜるなら、中国の男と日本の女の組みあわにしないと駄目ですね。

ちなみに、憤青の罵声に関しては、中国という隣人さんのこちらで扱ってます。

靖国問題は単なる対話の問題ではない外交部(人民網)
中国を市場経済国に認定イスラエル(産経)
中国政協主席「政冷経冷の可能性」(日経)
首相の靖国参拝、「人民感情に傷」中国共産党幹部(朝日)
南京大虐殺巡り日中が発言ホロコースト議題の国連総会(朝日)
posted by 元祖うぷぷ at 23:39| Comment(9) | TrackBack(3) | 反日記事(文化) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月17日

コスプレ少女街中で日本の刺客に扮する 民族感情を傷つけるとの意見も

燕趙都市報 2005年7月15日 ソース(中国語)

昨日正午、体育大街の槐北路交叉口で、16、7才の女子高生の一団が、日本式の衣服を着て、日本刀を持ち、街中で次々に陣形の組み合わせを行った。これはアニメ愛好者がアニメの人物になるための下稽古だが、周囲の多くの人は公の場でのこのパフォーマンスに「刺す」ような冷たい視線を送った。

昨日12時頃、記者が体育大街の槐北路交叉口付近のアニメ店に着くと、地面に一本の白色の掛け軸がおいてあり、その掛け軸には、「新撰組 局中法度書」とかかれており、その奥には5つの「規則」があった。規則の内容の一つは、「武士道に背かぬこと」であり、最後には「規則に違反したものは切腹して謝罪すること」とある。記者がこの掛け軸の写真を撮っていると、店内一人の少女が走り出して来て、直ぐにこれらの掛け軸をしまった。

「少女の一団が街中で日本武士に扮している。まったく話にならない!」目撃者の王先生が話した。公の場で日本武士の戦いを模倣するのは、いわゆる「武士道」精神の宣伝であり、適切でなく、民族感情をも傷つけるのである。

この後、記者かアニメ店に行くと、店内6、7名のコスプレ少女が集まっていた。話を聞くと、彼女達がまさしく街中でパフォーマンスをしていた少女であった。彼女達は記者に対して、アニメの愛好者で、7月15日のコスプレ披露会の参加の準備の為、道端で練習をしていると話した。彼女達が模倣しているのは日本の漫画「新撰組」に出てくる人物で、服装は全て自分達で作ったもので、刀もブラスチック製のおもちゃであるという。記者が彼女達の使用した衣服と道具を見たいと言ったところ、拒絶された

「新撰組」は日本の幕末期の刺客の物語の漫画作品である。

ある教育者は、記者の取材に対して、一部の日本の漫画作品は日本の文化色彩を持っており、いわゆる「武士道」精神すら持っているものもある。歴史認識が不足している一部の中学生には識別が困難であり、その影響を考えずにひたすら模倣をすることが起こりやすいと話した。

学生にアニメの盲目な模倣をやめさせるには、教育者が一層、歴史教育と愛国教育を強化し、学生の歴史に対する知識を高める必要がある。その他に、上記の現象は我が国のアニメ産業の発展の問題でもあり。中国アニメの英雄が欠如していることを示している。本報記者 郭曉峯 李保健 実習生 杜景会

靖国、教科書問題に次ぐ、コスプレ問題発生。

中国の一部の反日戦士達は武士道=侵略者と非常に簡単な理解をする為、上記のような記事になっています。
恐らくこの記者も反日戦士ですが、取材をきちんとしたんですかね。街中の王さん(日本でいえば田中さん、佐藤さん)と「ある教育者」の意見は記者自身の意見ではないですかね。

少女達は記者の取材に対して冷たい対応をしています。恐らく以前にも、罵声をかけられたり、批判されたりしているのでしょう。それでも、自分の意見は意見として貫くのはある意味マニア根性とともに、中国人らしい部分とも感じます。

抗日戦争記念館、1日の参観者1万人近くに(人民網日本語版)
posted by 元祖うぷぷ at 17:08| Comment(19) | TrackBack(1) | 反日記事(文化) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月03日

日本人男と結婚をしたい中国女性 その3

また、君は我々がネット上で日本人に怒鳴るを嫌いだというが、我々も日本人が毎年靖国神社に参拝するのが嫌いだ。同様に我々はアイドルが日本の軍旗を着るのが嫌いだ。これは我々中華民族なら誰でも持っている感情だ。君のような民族の心情を持たないようなやつは理解できない。君は、強者は弱者に謝らないと言うが、これは獣のすることに過ぎず、我々は獣と妥協をすることはできない。さらに言えば、それらの凶暴な獣は人類によって鉄籠の中に入れなければならない。もし、獣の仲間になりたいのなら、好きなようにしろ!

最後に、君が以後ネットに書き込みをする時は、「中国人女性」と使用するな。君のような「中国人女性」がいるから、日本人は我々に謝らないのであり、毎年参拝をし、教科書を修正するんだ。この恥さらし!君は以後、「我々女性」などというな。君の周りの女性は君と交わって汚れたくないし、君の母親や、姉妹、友人も君が言っていること、やっていることを理解できない。ただただ、君には恥辱と尊厳が無いと思うだけだ!

君はこれらを書いて怒鳴られることはわかっているようだが、しかし、やはり言っておく。君はすでに霊魂の深いところの自尊ですらすでに消失し始めている。君はただ、主を失って闇雲にほえている犬のようだ。表面はプライド高そうに装っているが、君は非常に虚偽で軟弱だ。悔い改めろ!

(中国人の反応と解説?)
>これは中国人女性ではない。どこかの国のスパイだ!
倭国のスパイですか?
>この女死ね!
これが一番多い
>俺は上海に同級生といったが、美人の女は皆、外国人のぶら下がりをしていた。上海の女性はそんなに外国の二等公民が好きなのか。惨め!!
西洋系外国人(+日本人)と美人の愛人多いよね。直ぐに上海人が悪い、北京人が悪い等と地域ごとに非難しあうのも中国人の特徴。
>俺は見終わってから、自分のソニーのノートパソコンと、デジタルカメラと、ビデオカメラ叩き壊した。小日本の物はいらない。今後は小日本の物は買わない。恥知らずの日本人とこの上海の女子大生、死ね!
お金持ちですね。
>もしも、またこの種の投稿をするならば「中国女性」と名乗るべきではない。民族の自尊心と民族の心を無くした奴は、「中国」の二文字を使ってはいけない。「我々女性」も使うべきではない。
これが基本形。

(コメント)
日本人男性、非常にもてます。それは上記にあるようなお年の方なら「援助交際」の形式もありますが、留学生などで現地のお金持ちから追っかけられることも結構あります。率直になぜもてるのかを中国人女性から聞いてみました。理由はなんだと思いますか?

「かっこいいから」

です。この辺は万国共通、難しく考えることは無いですね。資源の有無でも、民族の優劣でもないですよね。
中国では女性は日本のファション誌等を買って「おしゃれ」していますが、男性は作業服のようなジャンバーに角刈りという人も多く、やはりまだまだとの印象があります。
posted by 元祖うぷぷ at 21:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 反日記事(文化) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月02日

日本人男と結婚をしたい中国女性 その2

回答:

この投稿はほんとにばかげてる

まず、君、上海の女子大生は、「私は小さいころから日本が好き。日本人が好き。私の一番の夢は日本人男性と結婚すること。私の周りの多くの友達も皆んなそう思ってるわ。私はきっと俗に言う「品行方正」、「道理があって厳しい」皆さんから「尊厳がない」って怒鳴られるんでしょうね。でも、私達女性は永遠に夫には強者を選ぶのよ。。。。」と言うが、俺には君が追求する「強者」はなにが基準なのかわからない。日帝国主義のような力を持って弱いものを踏みつけることか?もしそうなら、新疆の重犯罪刑務所に行くといい。(そこにはおそらく、上海人がたくさんいる)、そこならは゛出国手続きなしで意のままになる目的の結婚相手を見つけられるよ。罪を犯した民族、自分自身の過ちを改めず、他国と民族に対してきづつけるのを減らそうともせず、何だかんだと、ぬけぬけと言ってくる。それらの民族が強者なのかい?
まず、彼らは自分自身が謝りであることを認める勇気をもたず、知らない、そんな民族の何にあこがれ追求するんだ?さらに君は被害を受けた民族の後の世代(とりあえず、君を中国人としておく)であるにもかかわらず、最低限の良識と民族情操を持たず、逆に殺人者に肩入れし、不合理だ、免罪だと騒ぐ。まさしく君には尊厳が無い!
俺は君の考える「いわゆる品行方正」がどんな人をさすのかわからない。しかし、君は少しの廉恥と尊厳もないこしゃばった馬鹿やろうだ!

さらに、君は強調する。我々中国人男は日本人男にすべての分野で及ばないというが、君は間違いだ。君は日本に戦争を仕掛けられずと言うが、なら聞こう、8年戦争はどの国の人間が戦ったんだ、どれだけの人間が戦ったんだ?君は大学生だろ?高等教育を受け、こんな常識問題も答えられないのか!経済について言えば、経済発展は複雑で長期のものであるから、ある時期をとって一つの民族の素質を図れるわけじゃない。仮に比べるとするならば、我々改革開放20数年の発展の速度と、日本のこの
20年の発展の速度を比べるならば、一目瞭然だろ?その上、日本は小国であり、発展の開始の時にアメリカの援助、中国人の寛大な心が大きな力になった。しかし、我々の国家は国土が大きく、資源も豊富だが、考えてもみなさい、我々の人口はどれだけいる?平均してどれだけ?解放後、我々の国家は見渡す限りの被害を受け、工業もなく、国際社会の援助もなく、加えて開放初期の国際政治の環境において、非常に重たい負担を背よっていたといえる。もしも60トンの貨車と、1トンの軽い客車が
動じに競争するようなものである。結果は負けたとはいえない。しかし、我々は発展を開始した、もう止まることはない。我々は我々の未来を信じている。我々民族は光り輝く歴史を経験した。そして我々はまた光り輝くのだ!そこで俺は君に忠告しよう。視野狭く持つな、自分の国家、自分の民族を信用せず、自信を持たないものは、貧弱で卑劣な者に成り下がる。そのような奴は、自分の身内から嫌われるのは当然として、敵人からも尊敬されない。


(コメント)
思ったとおりの内容ですね。矛盾と間違いだらけ。。特に後半の歴史の部分はほとんど史実とは正反対ではないでしょうか。

一段落目、「尊厳が無いって怒鳴られるなんでしょね」との釣りにそのまま「尊厳がない!」と批判してます。。日本帝国主義を批判して、同時に「新疆」の刑務所に行けとのご指示。新疆やチベットで行われている「帝国主義」を知らないんでしょうか?確信犯でしょうか?

二段落目、「一人あたりが創造する財産は日本人男性の百分の一」なんて挑発を受け、結局、「ある時期をとって一つの民族の素質」は図れないとつまり「5000年の歴史」でみれば必ずしも悪くないとの「広い視野」にたたれているわけです。これも回答になってないですね。

間違いを列挙してみましょうか
日本は小国--経済的には3倍の大国だけどね
発展の開始の時にアメリカの援助--日本の発展の開始は明治維新ですね。アメリカからの援助なんて無いですね。
中国人の寛大な心--国交正常化の時期にはすでに高度成長では?
見渡す限りの被害を受け--ほとんどが内戦ですがね。
工業もなく--日本人が満州に作った工場群が近代中国の産業を支えましたよね。
国際社会の援助もなく--ソ連からの援助は?
60トンの貨車と、1トンの軽い客車--人口比で言えばそこまで差異は多くないのでは
なんて感じですかね。

経済的に自信がつき、中華思想が復活の基本パターン。最後は日本のサヨクの皆さんへの苦言ですか?ありがとうございます。

明日、残りの部分と中国人の反応を見てみましょう
posted by 元祖うぷぷ at 23:59| Comment(4) | TrackBack(0) | 反日記事(文化) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月01日

日本人男と結婚をしたい中国女性 その1

捜狐文化論壇 2005年01月14日 、ソース(中国語)

元発言:

私は上海の女子大生です。最近、ここにきました。

私は理解できない。日本人が何をしたというの。彼らをなぜそんなに恨む必要があるの。あなた達いわゆる「愛国者」の汚いツラから、あなた達が嫉妬をしてるのを私はわかった。実際、あなた達自身でもわかるでしょ、自分達が日本人に及ばないことが。特に男としてあなた達中国人男は情けなくないの?

私は小さいころから日本が好き。日本人が好き。私の一番の夢は日本人男性と結婚すること。私の周りの多くの友達も皆んなそう思ってるわ。私はきっと俗に言う「品行方正」、「道理があって厳しい」皆さんから「尊厳がない」って怒鳴られるんでしょうね。でも、私達女性は永遠に夫には強者を選ぶのよ。あなた達中国人男は強者なのかしら?あなた達はの人口は日本の10倍、資源の量も領土
面積も日本より何倍も大きいけど、一人あたりが創造する財産は日本人男性の百分の一位かしら?あなた達の行動の素質は日本人男性の百分の一なのかしら。どうなの?

中国男として、絶対的な地理的優勢をなのに、あなた達は日本へ戦争を仕掛けられず、経済でも日本に及ばず、体質、科学技術、文学教育。。。何が日本より強いのかしら?あなた達中国人男は女性に対して面子がなく、羞恥だと思わないのかしら?あなた達は自分達は責任を負わないで、祖先のせいにして、私達女性にいろいろ言い訳して責任逃れして、ただ、私達中国人女性に恥ずかしい思いをさせているだけ。私はだから日本人の男性と結婚したいの。私は強者を選んでいるだけ!

ここにいるいわゆる「愛国者」の人たちはネット上で怒鳴っている以外、何かまともなことをしてるのかしら。あなた達の望みは自分の国家のよくする事、日本人女性に中国人男性と結婚しようと思わせること、日本の女性アイドルに中国の軍服を着せることでしょ。でも何もかなってないじゃない。無能!あなた達は日本が謝れといつも叫んでいるけど、世界上、強者が弱者に謝る道理なんてあるか
しら?
日本が韓国に謝っても、中国には謝ろうとしないのはなぜ?それは中国の男が韓国の男にさえ及ばないからよ。私達女性が、あなた達に望むことなんてもう無いわ。

おしまいにしとく。きっとたくさん怒鳴られるでしょうね。かまわないわ。私はあなた達を看破しているから。


(コメント)
今日のニュースで面白そうなものが無かったので、ブックマークしておいた内容を載せてみました。

記事は中国の若者に一番人気があるといわれる捜狐の「論壇」コーナーから拾ってきたんですが、これが「論壇」って。。。掲示板の元発言とその回答の形式で紹介するみたいですね。

女子大生は「強者」を選ぶそうで、「世界上、強者が弱者に謝る道理なんてあるかしら?」という文からも、中国の一般の思想がわかります。日本人には理解しがたいですが、これが彼らの考える標準です。反日記事が載ると、一般からのレスは「小日本死ね」がほとんどですが、「中国はもっと経済を発展させ、強者にならなければならない」という意見も多いのですが、これは、強者は道理なく弱者をくじくことができるという考えからです。日本人は「誠意」や「事実」を大切にしますが、中国は「勝ち負け」であり「強弱」の世界なわけです。企業や政治の対中交渉などでこの基本を理解していないと痛い目にあうと思います。

この女子大生、実在すると思いますか? 次回紹介するこの発言への回答を誘導する為にわざと作ったようにも見えますね。いずれにせよ回答は「中国人の男性はいかに魅力があるか」と言う内容になるわけで、書いていて恥ずかしくないかな?なんて心配したりします。

明日、回答部分を訳してみます。
posted by 元祖うぷぷ at 23:04| Comment(2) | TrackBack(0) | 反日記事(文化) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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