2007年04月01日

専門家が南京の慰安婦史の救済を呼びかけ 誰も話さないことを憂える

南京農報 2007年03月21日 ソース(中国語)


「話せないことも話さなくてはいけない」

南京大虐殺研究家が全社会に日本侵略軍による慰安婦の史実の救済を呼びかけ

南京慰安婦初の証人雷桂英が研究会で血の涙の歴史を語る

昨日、王選、孫宅巍、経盛鴻、張生等の全国的に有名な南京大虐殺専門家が共同で、全社会が日本侵略軍による慰安婦の史実を発掘して救済し、全社会がこのまもなく消え去ろうとしている慰安婦の証人に関心を持ち、重視するべきことを共同で呼びかけた。長い時が流れ、日本侵略軍によるあの屈辱の歴史は既に生死のラインに近づいてきてしまっている。

「話せないことも話さなくてはいけない」

昨日、南京で初めて元慰安婦と名乗り出た雷桂英が、すすり泣きながら彼女が耐えてきた記憶を振り返った。

慰安婦と名乗り出たのは南京で1名だけ

現状:南京の慰安婦の研究は始まったばかり

昨日、日本侵略軍の南京慰安婦に関する調査研究学術フォーラムにおいて、有名な学者であり、細菌戦中国被害者原告訴訟団の団長である王選が、南京慰安婦史の研究に対して憂慮を表明し、国内の南京慰安婦に関する研究は始まったばかりであり、少数の民間の研究が無ければ、日本侵略軍による南京慰安婦の歴史は空白になっていただろうと指摘した。

10年前から南京慰安婦史の研究に着手した南京師範大学教授の経盛鴻は、外国での慰安婦に対する研究に比べ、南京での慰安婦の研究は始まったばかりであり、明らかに遅れてしまい、多少歴史を発掘して救うことしか出来ていないとした上で、江蘇区の慰安婦の研究は、第一に、時が経過してしまい、慰安婦の証人や物証は消えていってしまっている客観的な状況があり、第二に、中国の伝統的な文化の束縛により、慰安婦事件の当事者やその子ども達がその時代を公にすることが出来ないという主観的な原因があると指摘した。

憂慮:証言が減りつづける 名乗り出る者はさらに少ない

61才の王炳毅は南京の民間の研究者である。彼は1987年から65名の南京慰安婦の資料収集と取材を行い、現在20名の記録の整理が終わっている。王炳毅によると、20年に渡り取材を行った65名の慰安婦のうち、現在生存しているのは10名にもならず、生存している慰安婦は全て南京に暮らしており、名乗り出て証言することは出来ないだろうとする。

「慰安婦の調査研究は本当に難しい」王炳毅はため息をつく。彼の調査は民間の行為である為、派出所に向かい当時の状況を調べようとしても、ほどんどの派出所で拒絶され、所属先による調査証明を必要とされる派出所もあった。王炳毅は民間人であり、所属先による調査証明などは無い。慰安婦は社会体により、取材を受けたがらないこともあった。王炳毅の20年の調査では、65名の慰安婦のうち、40名に取材を拒絶された。既に資料整理が終わった22名の慰安婦の資料のうち、2名の資料は慰安婦の家族の者により破棄され、彼の目の前で焼却された。

「南京の慰安婦の当事者のうち、現在公に名乗り出ている者は雷桂英一人だけなのです」経盛鴻教授によると、はるばる南京の慰安所の跡地を特定に来た韓国の朴永心さん以外には、南京大虐殺事件の研究範囲における慰安婦のうち、名乗り出ているのは雷桂英さんだけなのである。

呼びかけ:南京の慰安婦の歴史を救え

江蘇省社科院研究員の孫宅魏教授によると、南京大虐殺は虐殺だけに留まらず、「殺・焼・淫・奪」の4つの複合であるとする。南京の慰安婦は大虐殺の中での性的な暴力であり、この時代の歴史の発掘は、南京大虐殺事件の更なる証拠となる。学術界の慰安婦の研究の開始は非常に遅れており、全社会を動員し、慰安婦の歴史の研究に関心を持ち、重視する必要がある。

「雷さんの生活の糧は毎月180元の土地保証金だけです」 孫宅魏によると雷さんは慰安婦とされた後遺症で生育能力を失い、現在は2人の養子が彼女を支えている。数年前までは、道端で油条を売る生活をしていたが、病気になっても薬も飲むことが出来なかった。ただ、勇敢に名乗り出てからは、ある病院が援助を申し入れ、彼女は医療を受けられるようになった。雷桂英さんは今年1月、南京大虐殺生存者援助教会に登記を済ませているが、現在まだ生存者証明は受け取っておらず、協会の援助も民生部門の補助も受け取っていない。

「60名以上の慰安婦が既に亡くなり、40個所以上の慰安所の跡地も殆ど壊されてしまいました。」 王選はこのような現状において、社会の各団体特に若者が中華民族のこの屈辱の歴史に行動を起こさなければ成らないとした。

9才で犯され13才で慰安婦に

この79才の老人は痩せ、白髪に覆われている。頭の上部には赤い傷跡がある。「日本人に銃で突かれた痕傷です。足にも刀の痕があります」 これらの肉体上の傷跡以外にも、彼女は13才の時に日本侵略軍によって慰安婦にさせられていた経験を持つ。

13才で騙され慰安婦に

雷桂英は1928年生まれ。7才で父親を亡くし、母親は父親の葬式の時に他人によって「略奪された」。 幼少から彼女は天涯孤独で、南京の上峰村、湯山鎮付近を流浪した。9才の時、日本侵略軍が輸湯山を占領し、雷桂英も犯された。13才で、騙されて慰安所に入り、慰安婦となった。

飢えと寒さに耐えていた13才の時、「腹いっぱい食べられる」誘惑により、湯山鎮のある老婆により日本人の家で「子供の世話」をするように紹介された。山本と名乗る日本人の家に着いて初めて、そこが慰安所であったことが分かった。雷桂英の始めの仕事は日本人の2人の子供の世話で、「子供を連れて街に遊びに行った。」 しかし雷桂英は次第に成長し、ついに慰安所の日本兵によって踏みにじられることになった。慰安婦としての生活は2年以上続いたが、雷桂英はチャンスを見つけて脱走した。

「それは1941年8月か9月、私がまだ13才の頃でした」 雷桂英の記憶は確かである。「あなたには鬼子がどんなに畜生だか分からないでしょう。大きな部屋で、5〜6人の同僚が接客を行い、後ろに多くの鬼子が並んでいるのです。入って来て、私が抵抗すると、鬼子は銃で私の頭を突き、刀で私の足を切りつけ、血だらけに成りました。」 今でも雷桂英の頭と腿には痕が残り、障害が残っており、歩くことも困難である。

13〜4人の同僚が1年後には6人に

雷桂英によると、彼女達は平均して1日に4〜5人の鬼子に蹂躙された。土日になれば、鬼子の班長が10人を引き連れ、3〜40人にもなった。彼女が慰安婦となって直ぐに、一人の同僚が虐待されて死に、床は血の海となった。日本人の経営者は何事も無かったように、人を呼んで処理をした。ある同僚は接客数が余りに多く、腹がはれ上がったが、日本人の経営者は引き続き接客するように命じた。慰安婦となって直ぐの時には13〜4人の同僚がいたが、鬼子が人さらいをして補充したものの、1年後には6人となり、その他は全て踏みにじられて死んだ。

勇敢な慰安婦の証人の経歴

雷桂英は1943年春のある晩、トイレに行くとウソをついて逃げ出した。17才で結婚したが、子供を産むことが出来ず、養子を迎えた。足の傷のため、1976年以降働くことが出来ずに療養している。多少の漢方の知識があり、知り合いの小さな病を治療することがあるが、報酬を受け取ったことは無い。あの時代の屈辱の経歴を誰にも話したことは無かった。村の80才以上の老人は皆彼女の過去を知っているが、誰もそれを語らなかった。しかし、村のタバコ店の前で販売されている新聞を見て、日本が慰安婦を強制している史実は無いと強弁していることを知り、非常に腹が立った。韓国の慰安婦が南京を訪れ慰安所の跡地を指摘したニュースを聞き、奮い立った。数ヶ月の葛藤の後、彼女はあの時代の歴史の真相を語る決断をしたのである。2006年5月、雷桂英は江蘇区の公証所で公証を取得し、自己が慰安婦を強制させられたことの証拠の保全を行ったのである。彼女は、我が省で初めて慰安婦と公証されている。

南京師範大学の経盛鴻教授によると、雷桂英は2個所の慰安所跡地を指摘している。一ヶ所は離湯山鎮政府から程近い農業銀行
の付近で、元々高台坂と呼ばれ、彼女はそこで慰安婦となっていた。もう一ヶ所は湯泉東路60号で、日本軍人用の倶楽部があった場所で、比較的大きな慰安所があった。 農報記者 朱福林

また、慰安婦の記事です。

「雷桂英」や「中国人の慰安婦」というキーワードは、昨年からチラホラ出て来ていました。つまり歴史が浅い、始まったばかりの宣伝です。

日本では保守系の新聞等で慰安婦問題に関する史実が宣伝され、中共の対日工作は思惑道理のスピードでは進んでいなそうですが、世界各国では中共が圧勝していますね。

安倍首相に対して「歴史を否定する国の首相」というレッテル張りが成功しているようです。この記事では慰安婦と南京を絡めていますね。つまり、南京大虐殺を否定する者に対するレッテル張りの準備が万全ということでしょう。慰安婦騒動を南京大虐殺を肯定させるイメージ戦略の一部として取り込んでいると考えられます。

少ないカードでよく考えるものです。まぁ、一点だけ言っておくならば、あまりこのお婆さんに話をさせない方がいいと思いますよ。世界は騙せても日本の保守層は疑い深いですから。
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2007年03月21日

日本の右翼が中韓に汚水をぶっかける 中韓が慰安婦問題を大きくしたと非難

環球時報 2007年03月18日 ソース(中国語)


米国議員が政治献金を受けているとはばからず公言

日本の首相である安倍が11日、慰安婦問題で「火消し」を行い、日本政府が「河野談話」の立場を堅持し、慰安婦に謝罪する気持ちに変わりはないと強調したものの、この問題は未だに収束しておらず、逆に加熱し始めている。慰安婦問題は国際的な日本のイメージの「鏡」となりつつある。日本の右翼は全世界からの批判にもかかわらず、「河野談話」を覆すべきと放言し、中韓が慰安婦問題を「裏で操っている」と非難している。

慰安婦問題はますます大きく

慰安婦問題がアジア太平洋地区で引き続き大きくなってきている。安倍が11日、慰安婦問題に対する曖昧な「謝罪」を行ったものの、フィリピンの慰安婦は受け入れられないとし、「安倍が直接来て調査を行い、我々と対決する」ことを求めている。

日本の共同通信の14日、、76才の元慰安婦であるナルシサが目に涙を浮かべ、「我々は皆、つらい記憶の中で生きつづけて来たのです」と訴えたことを報道した。1943年、彼女が13歳の時、十数人の日本軍兵士が彼女の家でゲリラの捜査を行った。当時村長で有った彼女の父は柱に縛られて拷問を受け、ゲリラの行方を詰問されたが、「知らない」と答え、胸の皮を剥がされた。その他複数の兵士が彼女の母親を強姦した。ナルシサの3人の姉妹は日本軍により軍営に連行され、昼間は洗濯や食事を作らされ、夜は兵隊に蹂躙された。1年後、ナルシサは米軍の爆撃の際に脱走した。しかし、彼女の2人の姉妹の1人は行方不明となり、もう一人は生涯に渡り精神異常となった(昨年亡くなった)。フィリピンの慰安婦支援団体によると、今までに174名のフィリピンの女性がかつて慰安婦であったことを申告している。ナルシサ等の元慰安婦は「日本政府が(慰安婦を強制した事実を)歴史に刻むべきだ」としている。「フィリピン・デイリーインクワイヤラー」も激しく安倍の発言を批判し、「日本によって傷つけられた国々は、日本に対して本当の謝罪を求めているだけであり、(安倍の発言は)問題の解決に程遠いものである」としている。フィリピン外交部は日本が「河野談話」を遵守するように要求した。

慰安婦問題はフィリピンでのみ火を噴いたわけではない。18日に日本を訪問する予定のシンガポールの首相、リー・シェンロン(李顯龍)は、14日共同通信等の取材に答え、慰安婦問題に関して「悲劇を繰り返してはならず、日本は過去の問題の解決に努力し、未来志向にならなくてはならない」とし、「過去の事柄(戦争)に真摯に向き合うことができるかは、日本が正常な国家としてアジアで相当の地位を得られるかどうかという問題と関係がある」と強調した。

これと同時に、太平洋の対岸の米国の議会でも慰安婦問題議案を通過させるべきという声が高まっている。「読売新聞」の報道によると、米国下院外交関係委員会では、慰安婦問題議案の共同提案人が当初の6人から42人に増加している。内訳は民主党が32人、共和党が10人である。日本の時事通信の報道によると、共和党の大統領候補者のダンカン・ハンターは慰安婦問題に関して、「日本政府は歴史の事実に立脚し、謝罪を行うべきだ」と表明した。ダンカンは既に今月5日に慰安婦問題の議案の共同提案人となっており、共同提案人となった理由として「多くの証言を聞き、多くの女性が慰安婦を強制され、非人道的な待遇を強いられたことが分かった」とした。「毎日新聞」によると14日、米下院の「アジア太平洋地球環境小委員会」のファレオマバエガ委員長は安倍が4月下旬に訪米することを考慮して議案の表決は5月にずれ込むとした。その上、「安倍は"河野談話"を継承するとしているにも関わらず、日本政府は慰安婦に対しての賠償を行っていない。日本の国会は謝罪の決議を行うべきである」と指摘した。

日本の右翼の矛先が韓国と在米華僑へ

アジア太平洋地区からの厳しい非難にも関わらず、日本の右翼勢力はまったく耳を傾けず、自分を棚に上げ、逆に人を咎めている。日本の右翼のプロパガンダの大本営である「産経新聞」はこの「陣地」作用を生かし、駐韓、駐米記者による特集記事を次々に掲載し、矛先を中韓に向け、慰安婦問題の提案人である米国下院のマイク・ホンダの背景を妄想で推測し、ホンダが在米華僑の反日団体の支持を受けている等と騒ぎ立てた。

14日、日本の「産経新聞」のソウル支局長黒田勝弘は評論の中で、「韓国は慰安婦問題で興奮状態にある」とし、「特にメディアは米国議会の対日非難決議を大歓迎し、連日に渡り日本を非難し、"民族的な快感"を得ている」とした。「産経新聞」は「朝鮮日報」を「標的」にし、「拉致問題において、過去の日本の植民地時代を利用して日本を非難牽制するのは、北朝鮮当局の慣用的な手段であり、北朝鮮の脅威が一番強い韓国で"朝鮮日報"が北朝鮮と同様の口調であることは、慰安婦問題の国際化に"朝鮮の影"があることがわかる」とした。

15日の「産経新聞」でも1面で歪曲報道を行い、「慰安婦問題で米国議員のホンダが、在米の中国の反日団体から政治献金を受けていた」とした。報道によると「慰安婦問題を追及する米国の議員であるホンダが在米華僑の反日団体の政治献金を受けている」とし、「ホンダは2006年に449人、37万ドルの政治献金を受けており、そのうち94人、11万ドルが華僑によるものであった」とした。「産経新聞」はさらに憶測で「慰安婦問題は表面上韓国が中国よりも存在感が強いが、米国内の韓国系の"ワシントン慰安婦連合会"は今回殆ど活動を行っておらず、中国による影響が非常に強いと言え、ホンダ議員の動向は中国の意図を十分に反映しているものである」とした。

日本の右翼の目標は「河野談話」の撤回

日本の右翼メディアの呼びかけにより、保守派の政治家も次々に集会を開き、慰安婦問題の再調査を求め、「証拠」を以って「河野談話」を撤回しようとしている。

「読売新聞」は15日、自民党議員による「日本の前途と歴史教育を考える会」が慰安婦問題に関しての再調査を求めた。「産経新聞」の雑誌「正論」では、東京基督教大学教授の西岡が、日本政府は慰安婦問題に関して新たな談話を発表するべきとし、事実上「河野談話」を破棄することを主張した。西岡は、首相か現官房長官が新たな談話を発表し、大規模に対外宣伝活動を行い、「日本が慰安婦問題に関して軍による強制性が有った証拠は無い」とした。

日本の右翼のほしいままの歪曲に対し、韓国の「メディアトゥディ」は「黒田の歪曲した報道の瞬間、一人の元慰安婦の女性が悲しみとともに世を去った。慶尚南道のある山村の金宇明おばあさんは"民族の英雄"では無く、入院費も工面できず、自己の恥辱の過去を隠しつづけた。反省をしない民族、侵略を繰り返す民族は非常に危険であり、再度銃口が朝鮮半島に向けられるであろう」と辛辣に風刺した。(駐日本特約記者 コン常 特約記者 王軼鋒)

温家宝の訪日も控えてメディアの反日度は低めですが、慰安婦に関してはそれなりの報道をしています。如何にも中国風の面白い記事があったのですが、中南海ノ黄昏さん先にやられてしまいました(ソース)。中共側とすれば南京も靖国も慰安婦も、目的は如何に日本に対して有利な位置に立ち、対決を有利に進めるかであって、過去の事実等はどうでもよいのです。所詮、プロパガンダなのですから。最近、日本の一部新聞は慰安婦問題などに関しても、強制性どころか、「証拠がなくても悪いんだ、謝罪しろ」といった方向に誘導しようとしていますが、これと同様です。

日本国内の慰安婦の議論に関しては前回も私の考えを述べましたが、今回も続けたいと思います。

日本国内の議論で「日本の国際的なイメージが低下するのではないか」とか、「孤立するのではないか」といった意見が出されますね。神経質すぎ、「良い子」過ぎでしょう。よいのですよ、イメージが悪くても。細かな問題で多少孤立しようとも。日本がどんなに頑張っても世界中で戦争を引き起こしている米国や、虐殺を繰り返す中共並みにイメージを悪くして孤立するのは困難なのですから。議論の中で、「日米離反」を恐れる意見も多いですね。仲良しクラブでは無い訳で、こんなどうでも良い問題で、同盟関係が崩れることはありませんよね。

この「日米離反」ですが、日本側にとっては、米国とある程度距離を持ち、正常な国家として自立できるチャンスでもあります。中共にとっては日米を蜜月にして、日本を永久に米国の傘の下に入れて弱体化させておいたほうが得だと思うのですが、攻め一辺倒の中共にはそんな方法は無いのでしょう。

最後に小ネタです。モーニング娘に中国人が参加だそうです。(ソース中国語写真有) 対日工作、頑張ってますね。デンソーの担当は捕まったようですが。
posted by 元祖うぷぷ at 10:45| Comment(14) | TrackBack(1) | 反日記事(政治歴史) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月12日

慰安婦問題がますます大きく 日本の政治家が強弁するほど黒塗りに

環球時報 2007年03月11日 ソース(中国語)


作者:孫秀萍 崋亭 李虹

安倍晋三が慰安婦の強制を否定したことによる騒動が未だに収まっていない。既に白髪となった慰安婦達がシドニー等の地でデモを繰り広げ、世界の各国のメディアから次々に日本政府を批判する報道がされている。日本に対してもともと感心のなかった多くの国家、例えばアイルランド、ルーマニア、カタール、グルジア、南アフリカ等でも同様である。これらの批判に対しての日本国内の反撃も強烈である。内閣官房長官の塩崎恭久は3月7日、内外からの圧力により、日本政府が1993年の「河野談話」を継承することを宣言したが、直ぐに一部の右翼政治家が再度検討すべきと騒ぎ出した。

「河野談話」や南京大虐殺の再考証等を要求する騒音が消えることはなく、8日にはなんと安倍本人が自民党に対し、「河野談話の修正の可能性」を検討するように指示している。ある学者は、今回の慰安婦の問題による騒動は、日本の戦後世代の政治家が歴史問題に対して酷い軽視をしているものが暴露されたものであり、これは日本の未来の発展に大きな障害になるであろうと指摘した。

塩崎恭久が矛盾する談話を発表

国際的な慰安婦の騒動は3月7日の日本の内閣官房長官塩崎恭久の談話から始まった。この談話を、世界のメディアはまったく異なった見出しで伝えた。米国のCNN、ロイター等は「日本が1993年の河野の謝罪の堅持を表明」としたが、「シドニー・モーニング・ヘラルド」、アイルランドニュースネット等の多くのメディアの見出しは「日本が慰安婦への再度の謝罪を否定」であった。はたして今回はどのような談話であったのか?日本のTBSテレビによると、塩崎は日本政府が1993年に女性を強制的に慰安婦たことを謝罪した「河野談話」を堅持するとし、同時に安倍の最近の言論に対して、「この立場を変えるものではない」とした。塩崎はまた、この問題を長引かせることは「建設的ではない」とし、「多くの誤解を生じるだけ」等とした。

AP通信は報道の中で、塩崎の今回の「河野談話」を堅持するとの談話は、「中国や韓国による巨大な圧力に迫られて」だとした。中国現代国際関係研究院日本研究所の学者王珊は「環球時報」の記者の取材に答え、日本政府が表面上「河野談話堅持」とするのは、日本の政治には不成文の規則として、過去の政治家による承諾事項を簡単に変えることができない決まりがあり、それゆえ安倍も前任者の政策に背くわけには行かないとした。しかし、安倍の話し方と河野のそれとは大きく異なっており、安倍は歴史の事実を認めない素振りを見せている。つまり、塩崎の談話により安倍政府の慰安婦に対する態度が変わったとは言えず、この政府の慰安婦問題に対する態度が消極的であり、曖昧化することにより内外からの非難をかわす意図があることしか分からないのである。

日本政府の「ニューヨークタイムス」に対する圧力

ここ数日、日本の右翼と保守政治家達は当り散らし、その動きはますます大きくなってきている。日本の駐米大使加藤良三は3月7日、米国下院の慰安婦に関する対日決議に対し、「歴史の事実に一致せず」、日米友好に不利であるとした。加藤はさらに、米国下院外交関係委員会の議長に対し、この決議案を否決するように要求した。共同通信によると、これら一連の外交行為は安倍首相が直接指示したものである。これらの経緯の結果、塩崎も8日、日本政府として米国のメディアの高まる安倍批判に対し、日本政府が「ニューヨークタイムス」等のメディアに対し反論文の掲載を要求したことを明らかにした。

8日の読売新聞の報道によると、一部の自民党議員が日本政府の再度の慰安婦問題に対する調査の提案を行った。この提案では、軍が慰安婦に「強制」を行わなかったことを公開し、河野談話を修正すべきとしている。安倍は8日、河野談話を否定する可能性をにじましている。報道によると、国内外の圧力により、この要求内容も一部修正されている模様である。産経新聞によると、この提案は130名の議員の署名を得て、首相に提出された。

日本の一部のメディアも安倍の「慰安婦を強制していない」とする発言を擁護している。読売新聞は7日の社説で、米国の下院の決議は日本軍が組織的に「慰安婦狩り」を行ったとしているが、日本政府の調査や歴史学者によると、「そのような事実は起きていない」等とし、これらの「曲がった解釈をした決議案」を日本政府は阻止すべしと主張している。産経新聞も同日掲載した論説で日本政府は無実を訴えるべきとし、安倍政府が河野談話を継承したことは、只の「その場限りの」政策であるとした。もしも現在河野談話を全面的に否定すれば、「反日勢力に口実を与え」ることになり、日本政府の対応に「さらなる拡大解釈」がなされ、「反日プロパガンダの材料」にされるとした。この論説ではさらに、中韓米などの国が「日本の国際的なイメージを損なっている」などとし、「日本の名誉を回復するため、時間と忍耐と真相を話す勇気が必要である」等と主張している。

世界の人民は日本を見抜いている

しかし、日本の保守派や右翼がこのような行動をとることは、自己を騙すだけであり、世界においては、既に広範な日本を非難する波が起きている。メディアの見出しを見れば、この事件の主流な見方がわかる。スイスのベルンニュースネットの見出しは「安倍は戦時中の体制で歴史と向き合う」であり、ドイツの「ベルリン日報」の表題は、「教訓のない首相」、米国の「シアトルタイムス」は「安倍が日本民族の誇りの為に恥を誤魔化す」とし、「ロサンゼルスタイムス」は「日本の逃れられない恥辱」と報道している。

3月8日米国の「ニューヨークタイムス」は、「謝罪を拒否され再び傷つく慰安婦」と題した文章を載せ、様様な地区の慰安婦に対しての取材をおこなった。台湾から来た呉恵美(音読)は1940年に23才で、旅館の従業員であったが、台湾の雇用主により日本軍の慰安婦として引き渡された。彼女のほかに15人、同様の女性がいた。呉さんは、一日に20名もの日本軍の軍人の「接待」を強制され、何回も流産をし、その後子どもが出来ない体になった。オーストラリアの84才の女性は、「必要なのは謝罪であり、日本政府からの謝罪であって、個人的な謝罪ではない。政府の謝罪のみが我々の失われた尊厳を取り戻すことができるのです」とした。韓国の高齢の女性は、日本軍により中国へ送られて慰安婦とされ、梅毒を患い、悲惨な生活を経て、日本軍の軍医により子宮を切り取られた。「私は15才で、生ける屍にされてしまった」この韓国の女性と同様に、多くの慰安婦が生育能力を失い、結婚とは無縁の生活を送っている。

米国のインターナショナル・ヘラルド・トリビューンも3月8日に慰安婦への取材の記事を掲載し、カルフォルニア州選出のマイク・ホンダ議員の話を掲載した。ホンダ議員は「安倍首相は抗議をしているお婆さん達がウソをついている等としているが、歴史学者の資料や慰安婦の証言を見れば、彼の反応が人を信用させるものではないことが分かる」とし、第二次大戦中、日本軍の命令により20万人の無垢な女性達が国家により性奴隷となり、輪姦され、卑劣な行為をされたことに疑いはないとした。日本が彼女達への謝罪を拒否したことは、今も残る慰安婦にショックを与えた。

さらに多くのメディアがこれを機会に読者に対し、日本の政治家が避けているこの時代の歴史を説明し、強制された慰安婦が「名前を伏せて生きなければならない悲惨な経歴」を示し、「どのようなドキュメンタリーでもきちんと描くことは困難である」としている。

3月7日、北朝鮮も日本の態度を非難し、北朝鮮外務省の報道官は、日本の指導者が慰安婦の事実を否定することは、「最低限の良心も道徳も無い」ことであり、日本の「軍国主義の復活を示している」とした。オーストラリアも日本の駐シドニー大使館前で国際的に連携された抗議行動を行った。台湾の最高齢の慰安婦の黄呉秀妹妹(91才)は、オランダや韓国から来た慰安婦と共同で声明を発表し、日本が戦争によって残された問題を迅速に解決するように声明を出した。

安倍が鷹派を装った代償

韓国の聯合通信社は8日、「安倍は故意に歴史を歪曲しようとしているのか」とする評論を掲載した。この評論では、安倍晋三が日本軍が慰安婦を強制したかの再調査を指示したことは、安倍に悪い意図があり、河野洋平が1993年に発表した談話を否定しようとしていると考えられるとし、安倍が日本の貪欲な侵略の歴史を故意に歪曲しようとすることは、何の利益も生じないとし、世界の人々の日本に対する態度を硬化させるだけであるとした。

ロイター社は3月8日、安倍が最近この種の言論を繰り返していることは、支持率が低下する中、保守派の支持を得る目的であり、7月の参議院選挙において自身の地位を安泰にしようとしていると分析した。日本経済新聞も同様な観点であり、支持率を高めるために「鷹派に回帰」する戦略を採っているとした。

しかし、このように安倍が鷹派を演じることは、非常に代償が大きいといえる。王珊は本紙記者の取材時に、安倍の今回の言論は周辺の国家を激怒させ、安倍の歴史問題に対する「無知」をさらけ出したとした。安倍の今回の「失言」以前にも、慰安婦の問題は非常に敏感なものであり、安倍は東アジアの政局に対する影響の認識も不足していることをさらけ出している。今回の騒ぎは、安倍が戦後生まれ初の内閣となったことに対する世界の世論の心配を裏付けた。この世代は戦争を経験しておらず、歴史問題に対しての深刻さが無い。王珊は今回の慰安婦の騒動は安倍政府のイメージに影響を与え、安倍が目指す日本の政治大国化の理想にも大きな打撃を与えたと指摘する。歴史に蓋をするとは自身の恥であり、歴史を真実として、周辺国家や国際社会の信用を得ることが日本の将来に有利であることを日本の政治家は認識すべきである。

日本では報道されていないようですが、カナダでも慰安婦問題に対する対日批判決議を画策している模様です。(慰安婦議案は流産か カナダの華僑議員が与党に圧力(中国語))

「世界」で反日プロパガンダを行うには南京よりも「慰安婦」の方でよいのでしょう。「慰安婦」とされる女性が各国に生存し、世界の被害者vs加害者日本という構図ができますし、「女性」を盾にすれば、表立った反論がされにくいでしょう。

ただ日中韓の反日ネットワークによる今回のプロパガンダ、また失敗しているのではないかと私は思います。短期的、局所的には日本のイメージを低下させることが出来ても長期的、大局的にはこの問題による影響は軽微でしょう。既に支持率に一喜一憂しないことを明言し、鷹派に回帰を決めた首相にはいい獲物にすらなるかも知れません。

それどころか、今回の反日活動により、日本の保守側が得るものは非常に大きいのではないかと思います。

かねてから懸念されていた米国の政治やメディアに対する日本の影響力の無さが再認識されていますし、日中韓の反日ネットワークの存在と強さも再確認されています。これらに対する対策は今後強化されてゆくでしょう。日本国内では報道により、今まで「慰安婦」に深い知識が無かった層にまで、どうも「強制」では無かったらしいという認識が広がってきています。河野談話の再検討も開始されました。

私はさらに多くの日本人のあまりに「性善」的な世界の見方を変え、「現実的に」世界を見ることができるチャンスでもあるとすら思っています。

米国も多くの慰安所を持っていましたが、当然それらを省みることもせず、他国を批判しますね。中国はご存知の通り。世界の全ての国がこれらの帝国主義的な国と同様とはいいませんが、日本人のあまりに「性善」的な見方は世界の常識とはかけ離れています。

米国の下院ですが、そもそも彼等は「慰安婦」に対する知識も興味もありませんし、反日ネットワーク側ロビーだらけで反対側の意見を聴く機会すら無いでしょう。仮にこの問題に対する正しい認識をもっている議員がいても、メディアが「日本の性奴隷」と宣伝している以上、それを糾弾することは当然であり、多くの有権者の票を犠牲にしてまで、その正しい認識を主張するはずもありません。もちろん米国の慰安婦問題を穿り出して反省することは決してありません。これが「現実」でしょう。

日本人の世界の常識に対する認識と、世界各国の政治やメディアに対する影響力が強化がされるまで、世界では慰安婦の強制が真実とされ、日本が批判されることになるでしょう。そのことは少しの批判すら恐れ、うまく繕おうとする現在の日本人には良い耐性の訓練にとなるのではないかと思います。世界は批判合戦ですからね。

遠からず慰安婦問題も靖国と同様に、反日ネットワークに対する攻めのカードになることでしょう。
posted by 元祖うぷぷ at 17:53| Comment(17) | TrackBack(1) | 反日記事(政治歴史) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月06日

日本史学界の不理性を非難する


華西都市報 2006年12月27日 ソース(中国語)


あるメディアの指摘によると、今回の日本側の学者の多くは日本政府の観点に近い人物であり、筆者は今回の両政府主導の共同研究の前景を楽観していない。しかし「歴史研究分野に侵略者が参加する権利はない」といった有無を言わさない観点に関しては、同意出来ない。

日本の歴史教科書問題は、双方が注目する敏感な話題のひとつであり、1950年代から日本国内でも大きな論争を引き起こしている。東京教育大学(現筑波大学)教授の家永三郎の3度に及ぶ教科書訴訟が最も有名である。これは32年にも及ぶ長い訴訟で、1997年8月に、日本の最高裁判所は文部省の行為が違法であると認め、「南京大虐殺」の文字が20年ぶりに教科書に復活したのである。この運動は、日本の民間の歴史学者が主要な推進者となった。

日本の歴史教科書問題の表面的な問題は、文部省の「検定制度」であるが、その根源の問題は第二次大戦後のマッカーサーによる統治時期にさかのぼる。マッカーサーは、日本の財閥を解散させず、左翼の社会党を抑圧する為に自由民主党を組織した。自民党と財閥のメンバーは戦前の執政勢力であり、切っても切れない関係であり、皇国史観の影響を深く受けている。まさしくこれらの勢力により、民間の教科書の選定に対する権力による干渉が意図されたのである。この後20〜30年にわたり中国等のアジアの国家は、日本の現在よりも問題が大きい歴史教科書問題に沈黙し、影響力を行使する最もよいチャンスを逃した。この後、新たな世代の日本人が育ち、問題がさらに面倒になったのである。日本の右翼は1997年の「家永」の挫折後、策略を変更し、扶桑社による歴史教科書を制作した。しかし、学会、教師、市民の強烈な反対により、その採用率は0.5%にも届いていない。

特に指摘すべき点は、日本の大学は明治維新後に西側の大学のスタイルで設立されたものであることである。日本の学術は自由であり、学者には独立性があり、それらはアジアの中でも非常に高いレベルにある。日本の右翼の穏健派の多くは、南京大虐殺、731部隊、慰安婦等の歴史の事実を認めており、「南京大虐殺は嘘」等とがなりたてるものは、こぐ少数の極右の狂人に過ぎない。

中日両国はアジアの大国であり、2つの大国がいがみあうことによる利益は何もない。中日両国は善意で接するべきであり、まずは近現代史を解決することが望まれる。そのためには、理性的な史実に基づいた態度が必要となる。我々は日本の歴史問題における間違った認識に対して断固として反対をするが、我々も日本の史学会に対して理性的な態度を取り、有無を言わせずに非難することは良い闘争の策略とは言えないのである。(中国青年報)

遅くなりましたが、本年もよろしくお願いいたします。
更新が異様に少なくなっていますが、今年はもっと精力的に訳したい思っています。(年初の目標)

今年の中共、日中国交正常化35周年や、指導者の訪日で友好ムードを演出したいのでしょうが、南京大虐殺70年記念等の波乱要因が沢山ありますね。ほとんど知られていませんが2007日本中華年なんてイベントもあります。

米国では大統領選を来年に控え、中国への様様なバッシングが増えるでしょうし、日本では参議院選を控え、支持率が下落傾向の「穏健派右翼」の首相の対外姿勢にも変化が見られるでしょう。経済的にも北京オリンピック後のバブル崩壊を目指した投機マネーが最後の活躍を見せることになるでしょう。

まぁ、いずれにせよ精一杯頑張って、ネタを提供して頂きたいものです。

さて、今日の記事ですが、胡錦涛系の中国青年報からです。中国側にも自制を求めるなど、かつてに比べれば幾分「理性的」になってますかね。日本の右傾化を踏まえ、右翼を「穏健派」と「極右の狂人」に分けて後者のみを敵視する手法は、初めてではないでしょうか。色々考えるものです。

理性的になっているとは言え、中国側が「闘争」ではなく、「理性的な史実に基づいた態度」で歴史を見れるようになるには程遠いようなきがしますが。
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2006年12月15日

村上春樹が日本の教育が歴史を隠していると認める 史維会は「南京」を推進

2006年12月13日 中国新聞網 ソース(中国語)


中新網12月13日電 日本の有名な小説家村上春樹が先日取材を受け、日本の教育体系において中日戦争の時代の歴史が隠蔽され教えられていないと明らかにした。アメリカ・オンライン(AOL)の共同創始者のテッド・レオンシスが出資して制作された優秀な記録映画である「南京」が来年1月18日にサンダンス映画祭に出品される。現在彼は日本人を名乗る者から非難のメールを受けている。これに対して世界史維会の報道担当丁元は、「南京」の放映により、多くの主流社会による日本の第二次大戦の責任に対する討論が進むだろうとする。

米国「ワールドジャーナル(訳者注 世界日報 中国語新聞)」の報道によると、テッド・レオンシス(Ted Leonsis)は自分のWebサイトに「Ikaru Shoushimin」と名乗る日本人からの投稿があり、その「一人の日本人」は南京大虐殺が「歴史の事実なのでしょうか」とし、中日間に一致した見方は無いとし、「世界上で最も日本を恨んでいるのは中国人」であり、「中国は日本に対して劣等感と優越感を併せ持つ複雑な感情を持つ」とした。

世界史維会の報道担当丁元によると、テッド・レオンシスはたまた古いニューヨークタイムスの新聞の束の訃報に目が止まり、「ザ・レイプ・オブ・ナンキン」の作者アイリス・チャンの精神に感化され、巨費を投じた。オスカーのドキュメンタリー賞をとったことがあるビル・グッテンタグ(Bill Guttentag)が監督を務め、ドキュメンタリー映画「南京」を撮影した。丁元は、今後大々的に上映されることになり「日本の右翼に大きな打撃を与えることができる」とし、中国人がこのテッド・レオンシスの努力に感動を覚えるなら、精神的な支持をすべきであるとした。

中国語の世界でも多くの読者を持つ日本の小説家村上春樹は、ホノルルでウォールストリートジャーナルの取材を受けた。12月9日に掲載された内容によると、村上は、「ねじまき鳥クロニクル」の際の活動で初めて日露戦争の「ノモンハン事件(1939年)」の深層を知り、日本軍の行動に驚き、この歴史上のことに「責任を持たず忘れられている」ことに疑問を投げかけた。

村上によると、日本では教育において中日戦争の時代を教えておらず、教師は「パンドラの箱」を背負わされている。「自分の経験からすると、教師は保護者や行政からの非難を恐れており、歴史の授業は大体1925年までで突然終わり、教師は学生に向かって"後は自分で勉強して下さい"等する」と話した。

丁元は、村上春樹の取材から、日本人の第二次世界大戦に対する反省とドイツ人のナチスに対する懺悔が全く違うことに注目している。

ウォールストリートジャーナルの記者エミリーパーカー(Emily Parker)は、中国や韓国は何度も日本が第二次大戦の責任をとろうとせず、特に人道に外れた「南京大虐殺」の責任をとろうとしていないと非難していると指摘する。村上春樹は、「ナチスはドイツ人の投票において政権を担ったが、日本は天皇制であり民主主義ではない。それゆえドイツ人民は自分自身に責任があると認めるが、我々日本人は邪悪や間違いは天皇制にあり、戦争に対しての責任を感じていない。」とした。

丁元は、優秀なドキュメンタリー映画「南京」が上映され、ウォールストリートジャーナルの村上春樹に対する取材記事が掲載されることにより、主流社会の日本の第二次世界大戦に対する討論が盛り上がるとする。「テッド・レオンシスの"南京"が日本で上映されれば、さらに大きな衝撃となるだろう。」 丁元は、テッド・レオンシス本人が多くの次元での討論が非常に健康的であると強調したことを紹介した。

12月13日は南京大虐殺記念日だそうで、お約束写真満載の特集報道(中国語)が組まれています。最も昨年に比べて穏やかな報道内容となっています。

さて、この記事ですが、有名人や外国人を出しての情報の格付けアップ、「歴史を知らない日本人」の印象付け等お約束の手口で構成されています。

村上氏の取材を行ったウォールストリートジャーナルの記事は確かにあるようです(題名 The Weekend Interview with Haruki Murakami: Who Will Tell the Story of Japan?) 有料記事なのでソースの確認はしていません。まぁ、どう見ても日本の歴史や制度を何も知らない人の発言であり、反省するドイツや、日本が民主主義国でないような言い回しは中共のいつもの報道パターンなので、この部分は村上氏の発言ではないのではないでしょうか。

南京大虐殺ですが、来年1月に公開されるもの以外にも、ハリウッドを巻き込んで数本制作される模様です。(南京虐殺を米監督が映画化 問題のベストセラーが原作(共同通信)) 最近、日本国内のメディアで中日友好報道が増強されていますが、全世界に広がる中共のメディア影響力は流石です。

只、私はこの南京のプロパガンダ、中共の裏目に出る要素がかなりあると思っています。

実は南京大虐殺、中国人や西洋人を交えて討論する際、非常に便利なんです。有名な事件であり、資料が揃っており、容易にプロパガンダであることが証明できますし、「大虐殺」繋がりでチベットや天安門等に話題を変え、さらに中国側を追い込めます。議論が固まってきたところで、西洋人に対しては「まさか君は共産主義者のプロパガンダ信じるのかい?」でOKです。

靖国カードがいつのまにか日本側のカードとなったように、南京大虐殺を突破口に「中共による反日プロパガンダ」が繰り返されていること、その裏で共産主義者による現実の大虐殺が続いていることを世界に広めることができると思います。

中共が何を主張しようが「また反日プロパガンダでしょ」の一言で片付けられる世論を世界でも作ることができるかも知れません。

如何でしょう、クリント・イーストウッド監督、「プロパガンダ・イン・チャイナ」なんて映画を撮ってみるのは? 金と女におぼれ、中共の犬となって反日映画と撮影するハリウッドの腐敗なんかを絡たドキュメンタリーとすれば、父親たちの星条旗以上に刺激的な内容に出来そうですよ。
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2006年11月27日

中日韓の100年の政治解読

捜狐地球 2006年11月25日 ソース画像有(中国語)


中日韓は東アジア地区で政治的な競争と協力を行ってきた。3ヶ国のパワーゲームの過程では、未だに歴史や文化の複雑な関係が存在し、政治闘争において歴史と文化の交流を無視は出来ない。このように中日韓の3ヶ国の政治関係は非常に複雑になっており、「わだかまりがある」状況となっているのである。

T中華文化圏:日韓の文明に飛躍を指導

1 中華文化圏の解読

中華文化圏は中国を主体とし、ベトナム、朝鮮、日本等の東アジアの国家を含む。様々なものが統一され
有機的に結合した文化社会であり、以下の基本的な特徴をもつ。
・儒学を核心とした中国文化を基礎とする
・中国式の仏教文化の導入と伝播
・中国の政治制度と社会システムを社会運営の基本システムとする
・漢字を導入しその文字から本国の文字を創造する。[詳細]

2 中国は中華文化圏の核心国

古代中国は大中華文化圏の創建者としてこの文化圏において、自然と主導的で核心的な地位を占めた。古代中国の儒家文化はこの文化圏の形成の精神的な基礎となり、古代の日本や朝鮮は中国の広く深い文化から豊富な栄養を吸収した。我々は今でも日本や韓国の政治、文化の中に古代中国文化の痕跡を見ることができる。

3 中国古代政治文化の日本への影響

日本の民族は外国の文化を学習することが得意である。広く深い中華文化に触れ、魏晋南北朝の時代から日本は中国から学び続けた。[詳細]

4 中国の古代文化の朝鮮半島への影響

新羅は朝鮮半島に存在した国である。中華文化圏の中で中華文化の影響を最も受けている。新羅の古代の種族の起源の神話は、センギョク高陽帝の文化と商の文化を元にしている。新羅の歴代の統治者は「事があると中国」の姿勢であり、文物や制度での中華化儒学化が行われ、中国王朝の厳しい封建制度などの制度文化も新羅に重大な影響を与えた。慶州の大陵院等の冠がその証明である。新羅は中華文化を吸収し融合し自己の特徴的な民族文化を形成し、古代の東方文明史において重要な作用を発揮した。

5 文化圏の特徴詳細: 漢字

漢字は古代東アジア地区に通用する国際文字であり、朝鮮、ベトナム、日本の三カ国で長期に渡り、漢字や漢文が使用された。中華文化の影響が及ぶ地方は、全て漢字が伝播したと言える。中華文化圏を「漢字文化圏」と呼ぶ人もいる。

6 文化圏の特徴詳細: 儒学

3〜5世紀には既に、儒学は東アジアの国に伝わり、当地で儒学学派を形成した。 4世紀末、朝鮮半島で3ヶ国が対立する情勢となると、孔子とその学派の思想は朝鮮にも伝わった。

7 文化圏の特徴詳細: 中国化された仏教

中華文化圏で流行した仏教の主なものは中国化された仏教である。この文化圏での経典はインドのもともとの物ではなく、中国で翻訳されたものである。


U近代三カ国の怨念と情仇

1 甲午戦争(訳者注 日清戦争):近代日本は「明治維新」を通じ、軍国主義の道路を走り初めた。その時清朝は依然として古い「天朝上国」の美しい夢の中に居た。日本の軍国主義分子は甲午中日戦争を発動した。これから日本の中国に対する半世紀にも及ぶ武力侵略が始まるのである。[詳細]

2 日本の第二次大戦中の中国侵略と朝鮮半島の植民統治

1942年春、米国大統領ルーズベルトが語った。「もしも中国が無ければ、もしも中国が打ちのめされて居れば、どれだけの師団の日本兵がその他の場所に展開しただろう。彼らはオーストラリアを手に入れ、インドを攻撃しただろう。そして容易にこれらの地域を手に入れ、中東に進みドイツと歩調を合わせ、大規模な反撃を行い、近東で合流し、ロシアを完全に隔離し、エジプトを飲み込み、地中海の輸送線を切断しただろう。」 [詳細]

3 朝鮮戦争により中韓が数十年敵対

第二次大戦後、米国は朝鮮戦争を引き起こした。これらより中韓両国は敵対状態となった。


V歴史に関して: 謹んで記憶するのか忘れるのか

1 中日政治関係中の歴史問題

冷戦終結後、中日両国の矛盾は次第に明らかになり、両国の政治関係の発展には常に台湾問題と歴史問題が存在した。日本は我が国の台湾に半世紀にも渡る長期間植民統治を行っており、台湾問題、参拝問題、教科書問題は、南京大虐殺問題と共に、歴史問題の範疇に含まれるのである。

2 台湾問題: 中日正常化の鍵

台湾問題は、中国の主権、領土保全、国家統一に関する核心利益であり、13億の中国人民の民族感情の問題でもある。中日の国交正常化の過程において、中国側は常に日本側の「一つの中国」の原則への同意を取り、正常化を行った。

3 靖国神社: 日本の軍国主義の招魂社

今年の香港国際映画祭で「靖国神社」と名づけられた映画が人々の関心を引いた。この映画は現在正式に公開はされておらず、正式に完成したわけでもないが、非常に多くの人の注目を浴びている。この映画の何が特別なのか?[詳細]

4 教科書問題: 子孫に歴史を記憶させる

日本の教科書問題は長期に渡る。周知のとおり、日本の文部省は戦後直ぐに行政が教科書の内容を審査できる手段を確立し、特に日本が対外侵略をした問題に対して常に戦争の侵略性を否定するように露骨に介入した。1955年8月、日本の与党民主党(同年自由党と合流して自由民主党となる)が提出した法案は、人々を心配させた。1956年、日本政府は教科書の審査を強化し、教科書調査官制度を開始した。[詳細]


W未解決の韓日領土紛争

1 韓日領土紛争の独島(竹島)紹介

独島は韓国側の呼び方で、日本側は竹島と呼ぶ。西側の日本海の調査探検資料によると、1849年フランスの捕鯨船「リアンクール」号が発見し、リアンクール岩と名付けている。[詳細]

2 韓日領土紛争独島(竹島)問題の由来

512年、新羅王国の智証王が夷斯夫将軍をリーダーとする探検隊を「于山国」に向かわせ、その島を新羅国の属国である「于山国」の管轄の元に置いた。[詳細]

3 韓日が独島の心理戦 韓国の国旗が独島の海底に

韓国海洋水産部と海洋研究院は、国内で技術開発した6000m級の深海に潜ることができる無人潜水艇を利用し、北緯36度40分、東経130度30分の「鬱陵盆地」の海域の2050m海底に23cmX13cmの銅製の太極旗を設置した。[詳細]

4 明治時期の文件が独島の主権が韓国にあると明記

韓国連合ニュースは今年の9月中旬、日本の外務大臣麻生太郎、自民党、民主党、共産党、社民党、公明党に対し「1905年に日本の内閣が独島を島根県に編入したことに対しての質問書」を送付した。質問書では、1877年に明治政府が「大政官指令」で明確に「独島と鬱陵島は日本の領土ででない」と認めたことを指摘している。[詳細]

相変わらず日本人=変態とするような記事日本の路上での裸体行為(中国語/写真付)や、日系の携帯電話が中国で全敗(中国語)のような自意識を満足させるものは定期的に出るのですが、面白い反日記事がありません。今回の反日情報統制、結構力が入ってますね。どうせなら、南京大虐殺を題材にした映画の制作をしている在米の反日戦士達も処理したほうがいいと思いますが。これ以上日本の世論を刺激するとさらに核議論も深まりますよ?

さて、今回はソース(中国語画像有)のタイトルの横の中韓日の国旗をあしらった画像がナイスな中華思想が感じられる真面目な記事を訳して見ました。競争、協力、影響等の言葉を使ってソフトに仕上がっています。人民にこの手の話をさせると、属国、劣等、中国が全て発明起源で、周辺国は全て真似といった話になるんですが。

記事中では古い「天朝上国」の美しい夢の中に居た当時の清朝を批判していますが、今でも同じ状況であることに気が付いてませんね。歴史を誇るのは結構ですが、誇りすぎると現実が見えなくなりますよ。
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2006年08月18日

小泉鬼参拝 非情な政治家の生き詰まった末路

新華フォーラム 2006年08月16日 ソース(中国語 写真有)


2006年8月15日、日本の首相小泉純一郎がまたA級戦犯が祭られている靖国神社を参拝した。小泉の独断専行は日本国内の多くの民衆の意思に背き、中国、韓国、その他アジアの国家を含む人々の感情を酷く傷つけた。別れに際して再度繰り返されたこの拙劣なパフォーマンスは、意外性もなく、精彩もない。彼は多くの抗議の中で去ってゆくのであろう。

小泉の8.15鬼参拝は天に背く一人芝居

瀕江臨水客: 小泉の今回の鬼参拝は、その汚れた道を踏襲したもので、その性質は酷い。責任ある大国とは、天に逆らわず、悪事をはたらかないものであり、その正義にもとる行動は、大衆に見放され、親しい人にも背かれることになる。日本の内閣の大臣の多くが小泉の参拝に対する態度を保留しており、付いて来るものがいない小泉は自分で作った苦酒を飲んだことになる。

小泉の今回の参拝は、彼の最後の一人芝居であり、彼があえて天に逆らったことは、日本で右翼勢力がはびこっていることを意味している。我々はこの勢力を無視してはならず、国際世論に訴え、やつらに大きな批判を加え、大きな攻撃を加えなければならない。水に落ちた犬を打つ精神で、やつらの増長を抑止しなければならない。

janssonly: 一人の中国人として、一人の平和を愛する中国人として、一人の不屈の精神を持つ中国人として、今回の小泉の行動に対し、強い憤慨と抗議を行う! 日本の右翼勢力の意図は何なのか? 良識はどこにあるのか? この独断の行動は必ず懲罰を受けることになるだろう! 中国にはこんな言葉がある。譲歩したのは恐れているからではない! これらの右翼政治家達はこの言葉を考えてみろ!

新華ネットユーザー: 小泉が「鬼参拝」の醜い劇を上演したことは、アジア人民の感情を傷つけた。日本の首相は何故ドイツの首相に学び、歴史を直視することができないのか? 小泉は靖国神社の参拝は平和を祈る為などと言うが、小泉が歴史を心に刻みたいのならば、8月15日にアジアの人民に謝罪しろ、それが本当の懺悔だ!

日本政府は態度を改めよ 我々は中日関係を冷静に処理しよう

滑力加: 小泉が「8月15日」というこの特殊な日に再度靖国神社を参拝したことは、当時日本軍国主義に侵略を受けたアジアの人民に対する挑戦であり、軍国主義の亡霊の復活である。彼がこのように何回もアジア国家の感情を害することは、彼が日本とアジア各国の関係を壊そうとしていることを説明している。これに関して我々は強く抗議する。我々は日本の指導者が真剣に過去に向かい、未来を重視し、アジアの国家と友好な関係を結ぶことを望む。

新華ネットユーザー: 中日関係は日本の極右勢力によって破壊されてはならない。我々は日本の本来の目的を注意深く見極め、冷静に複雑な国際関係に立ち向かわなくてはいけない。

新華ネットユーザー: 中日は友好であるべきだ! 我々は隣国であるだけでなく、我々は同じアジア人であり、同じ黒い目、同じ黒い髪をしている。根源は同じだ。我々は靖国神社に反対するのは、我々が侵略者や戦犯に対して怒っているからである。彼らは多くの家族を離散させ、家を壊し、人を殺した。それゆえ、日本政府は良く考え、人類の英知によってその問題を解決すべきだ。

国民は自分自身を向上させよ

此行天下: 小泉の挑発に対し、中国人民はこれを理由として一致団結し、奮起して国家の富強を図り、更なる発展と総合国力の向上をめざし、中国を世界の強国にしよう。我々は自分の本来の任務に戻り、仕事を成し遂げ、我々の国家を建設しよう。

牢記歴史,不忘過去: どのような人であれ、どのような身分であれ、どのような方式であれ、A級戦犯を祭る行動は挑発行為であり、厳しい非難を受けなくてはならない。我々中国人は、永遠に平和を愛している。日本の指導者が歴史を直視し、もう間違った考えを認めずに固執しないように望む。

十一計: 小泉が政治家として何回も鬼参拝をすることは、歴史を鑑みないばかりか、失敗をも受け入れないことを意味する。このような人に対しては厳しく非難すべきで、もっと重要なことは警鐘をならし、国防の建設を進め、強敵を対抗する能力を持つことである。


まず、全体的な靖国報道状況ですが、昨年の参拝とはまったく違います。靖国関係の記事の量が極端に少なく、特集ページが殆ど組まれず、各記事に対する人民のコメントが激減(昨年数十万→今年数百)しています。記事の出所が各新聞社ではなく、人民網や新華網等の中央のものにされています。その他、日中交流ページや、反日団体のページは繋がりません。徹底的に抑えてきましたね。

記事ですが、始めに徹底的に小泉首相を責め、ガス抜きをしています。その後、友好を強調し、そのために、各人民がまじめに仕事をして、国力(経済力、軍事力)を高めようと主張しています。中国側が不利になった場合の典型的なパターンでしょう。

今回は、小泉首相と善良な日本国民を分けることを特に強調していますね。もともと悪者である一部の右翼と善良な日本国民を分けてはいましたが、今回は特に「小泉」を悪者にしています。小泉首相任期があと少しですし、次期首相とされる安部氏は靖国を強調しない戦略をとりますので、靖国をすべて小泉首相に背負せ、次期政権に対してはうまくやりたいとのメッセージにも見えますかね。まぁそんな簡単には行かないと思いますが。そもそも中共の日本分析、出鱈目ですからね。

次回は来週更新します。
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2005年10月29日

米国学者 北京原人の頭蓋骨はおそらく日本の皇居の地下室にある その2


南京において、金の百合の行動を始めに執行したのは日本の憲兵隊であった。憲兵、特に行動小部隊はも、中国政府の財産を握りつぶし、銀行の金庫を爆破し、裕福な家の金、宝石、美術品、現金を略奪した。本は、「この時代、秘密憲兵は少なくとも6000トンの金を集めた。この問題に対して歴史の研究が示しているのは、正式に報道された略奪数量は実際の数量のほんの一部分であることである。その他もの、多くの中国人が集めていた金塊、プラチナ、ダイヤ、ルビー、サファイヤ、美術品、骨董品も略奪にあっている。これらはすべて個人の家と、農村の墓から奪われた。日本人このように徹底的であり、死体の金歯すら奪ったのである

奪われた後の中国の財宝は上海から直接日本に送られたか、おそらく汽車で「満州」に送られた。稀に金その他の装飾品は裁断され溶かされ、同じ大きさの金塊に鋳造されてから日本に送られた。この時期、数名の皇族メンバーがその執行任務を監督した。その中には天皇の兄弟である、朝香宮、秩父宮、三笠宮と竹田宮等の数名が含まれている。

南京が廃墟となっても、中国の貴重な書籍、文献などは極秘に保護された。その後日本の皇家図書館に最も貴重なものを優先して納入する為、1000名以上の日本の専門家が南京に送られた。天皇は自身で最も貴重な物の目録を作成した。選択され物はみな番号が振られ、包装され、防水の箱に入れられた。2300人あまりの中国人労働者が包装作業を行い、400名の日本兵が監督し、300両以上のトラックが上海に運び、船積みされた。

これらの書籍の一部は東京に設立された、東亜研究所、東方文化研究所、東亜経済研究所、東亜地方病研究所、大東亜図書館などで利用された。戦後米国の調査により、日本は少なくとも17の地方にこれら戦争中に略奪した書籍があり、その中には日本の皇居、宮殿、靖国神社、東京科学博物館、東京美術学院、早稲田大学、東京帝国大学、慶応大学が含まれる。米国の占領当局の結論は、日本は300万冊の中国各地の図書館から略奪した貴重な絵画、書籍、手記等があるというものである。今日の学者達は日本の図書館がアジアで最もすばらしいと言う。それは、日本が中国に返したものは略奪したものの一部、約16万冊であり、6%足らずだからである。

日本の軍部はまた、闇社会のボス児玉誉義夫(訳者注 児玉誉士夫)を中国に送り、中国の闇社会で不正義に財産を略奪した。児玉は上海と南京の間の無防備な農村で、村を鎮圧すると、その地方の紳士を集めて財産を天皇に「献上」するように強制している。戦争初期、児玉は日本に戻る飛行機にあまりに多くのプラチナを乗せすぎた為、離陸前に重さで壊れたこともある。その後児玉は大きく良質のルビー、サファイヤ、ダイヤのみ集めた。これらは日本に運ぶときには便利であったのである。

この他にも、一部の日本の実力者も同様な事をしているのである。その中には住友会社の総裁も含まれる。

本紙北京10月26日電

昨日の「金の百合」作戦の具体的な説明ですが、天皇陛下以外にも朝香宮、秩父宮、三笠宮、竹田宮等の宮家が登場し、彼らが「ヤクザ」を使って略奪したような内容になってますね。

日本語訳がまず出版されないでしょうから、日本国内で話題になることもないから問題がないのかも知れません。ただの小説(=フィクション)であるから問題がないとも言えるかも知れません。ただ、大げさかも知れませんが、日本の天皇の実像に対する英語の資料は少なく、この手のトンデモ本で天皇の英語(=世界)の評価が決まってしまう可能性もあります。日本に来たこともない学者のトンデモ本である「菊と刀」が日本人論の代表として描かれるのと同じです。杞憂にしたいものですが。

中国の戦争に対しての対日批判は「A級戦犯等の一部の軍国主義者」であり、それが祭られる「靖国神社」が基本ラインです。決して本来の戦争の責任者である日本国民でも、天皇でもないわけです。今回共産党の代表的な機関紙である中国青年報が間接的に外国の書籍の紹介という形で、「天皇」を批判していることは、正直対日戦略としてどうかと思います。天皇を軽く見すぎているのではないかと。

毎年皇居に向かう日本人は少数でしょう。天皇崇拝者は現代の日本では多くないと思います。しかし、政治にあまり関心のない中高年の女性でも、天皇家の話には大きな興味があるのではないでしょうか。天皇家に子供が生まれた云々の話になれば、マスコミが煽らなくとも多くの人が注目します。崇拝していなくとも、国の代表として、かなり多くの人が知らずに好意を寄せている対象ではないかと思うのです。

靖国神社に関しての中国の対日批判に対しては国内世論もまだ半々に割れている状態です。A級戦犯が大悪人と思っている国民もまだ多いでしょう。しかし、中国が天皇を批判すれば日本の世論がその程度ではすまないのではないかと思うのです。

日本は戦争反省の約束を実行せよ外交部報道官(人民網)
ODA白書:対中円借款停止、軍事費流用疑惑(大紀元)
唐・中国前外相が「靖国参拝」批判…民主・小沢氏に(読売)
中国でテレビドラマ「神舟」放映…国威発揚狙う?(読売)
中国人民軍楽団、自衛隊音楽まつりを欠席(朝日)
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2005年10月28日

米国学者 北京原人の頭蓋骨はおそらく日本の皇居の地下室にある その1

中国青年報 2005年10月27日 ソース(中国語)


本紙記者 袁鉄成

北京原人の頭蓋骨の行方は中国にとって非常に関心があるだろう。「私は聖書に誓ってもいい。それらの化石(北京原人の頭蓋骨)はその他の財宝と一緒に(日本の)皇居の地下室にある」これは新しく出版された「黄金の武士」中国語版の米国人著者の北京原人の頭蓋骨の行方に対する見解である。

この本の著者の調査により、第二次大戦時日本の天皇が叔父を中国に派遣し財宝の略奪をさせたことがわかった。日本が略奪した中国の財宝は、直接的な戦争行為からだけでなく、「闇社会」行為や、民間を装ったものも含まれる。戦争の期間に日本が略奪した中国の財宝の数はその数も不明で、現在になってもその一部分しか中国に返されていない。この本の翻訳者王選さんは以前本紙の取材を受けたときに、日本政府は第二次大戦時のすべての保存資料を公開し、日本の戦争と戦争を通して略奪した真相を公開すべきであると強くアピールした。

「黄金の武士」米国の2人の専門家が18年の歳月をかけて調査した集大成である。この本の英語の原版が2001年に初めて出版された時は、この本の核心の内容を世界の華僑メディアのなかで、本紙がいち早く大々的に報じたのである。(編集者注 中国青年報国際版 2001年8月29日と30日の報道を参考 題名は「日本は戦争をもたらし、米国は財宝を奪った」) この本は日本当局がアジアの数十億ドルの財宝を略奪し、フィリピンに隠したとことを暴露した。戦後、日本と米国はぐるになり、この財宝を横領し、一部は冷戦の資金に使用された。この本の日本が中国の財宝を略奪した部分の内容を、初めて中国の読者に公開することにする。

中国人は個人で価値のあるものを収集することを好む。日本はこれらの民間の財産を得るため、中国の黒社会と結託、略奪し、1930〜40年代に中国の民間の財産が大量に流出した。また、その流出速度は前代未聞のものであった。暴露された内容によると、1937年、日本の天皇裕仁とその顧問は「金の百合」と名付けられた皇室の組織をつくり、そのメンバーには、会計、簿記、船舶輸送の専門家と各種の宝物専門家が集められた。この組織は皇族が監督となり、日本軍と闇社会を使って実行され、その組織は、絞りとるように中国の財産を略奪したのである。

「黄金の武士」が暴露したところによると、日本は南京に侵攻する前、裕仁天皇はその叔父朝香宮鳩彦を中国に送り、作戦の指揮をとらせた。朝香宮鳩彦が下した命令は、「中国の兄弟達に一度永遠に忘れられない教訓を教えてやれ」とのものであり、南京大虐殺が発生した。これと同時に「金の百合」が実行され、天皇の弟である秩父宮が責任者となった。

はっと見た感じはあまり歴史を知らない米国人小説家が書いた架空のトンデモ歴史本のような印象ですかね。黄金の武士と訳しましたが、原題はGold Warriors: America's Secret Recovery of Yamashita's Gold(Amazon.com)です。

上記のアマゾンの掲示板にも一般の米国人の感想がありますが、普通に「歴史本」としてこの小説を信じてますかね。同時に購入したい本にさりげなくレイプオブ南京が挙げられています。

中国人は当然このトンデモ本の内容をそのまま信じますね。もともと、事実と空想が一体化している国ですし、歴史の検証なんて習慣がないですし、「楊貴妃が生きていて日本に渡った」等といったわざとらしい中日友好記事を本気で信じるような素朴な人が多いですし。

明日、続きをUPします。

黄金の武士関係
作者のページ(英語)
作者の写真、書籍全文紹介ページ(中国語)

その他
評論:日本首相の靖国参拝は何を損なったか(人民網)
ネット版「台湾同胞抗日戦争記念館」25日公開(人民網)
中国で鳥インフルエンザが続発 中国安徽省や湖南省など、鳥インフルエンザ発生(大紀元)
靖国批判「理解に苦しむ」小泉首相、米紙会見で (産経)
「靖国問題の核心は戦犯合祀」中国の王毅駐日大使(産経)
駐米大使に靖国参拝抗議の書簡米下院外交委員長 (産経)
中国軍の近代化、米が警戒・ミリタリーバランス最新版(日経)
中国共産党序列4位の賈氏「台湾は中国の領土」(日経)
中国、銀行改革が加速・建設銀上場、工商銀も準備(日経)
中国で鳥インフルエンザ確認、4万羽以上処分(読売)
アジアサッカーで破損の日本公用車、中国が修理費払う(読売) ほとぼりが冷めてから
鳥インフルエンザ?中国で12歳女児が死亡(読売)
小泉首相:米紙インタビュー、中国新聞社が伝える(毎日)
中国:抗日戦争で新歴史観台湾独立勢力に揺さぶり(毎日)
世界はどう見る:中国の有人宇宙飛行(毎日)
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2005年10月19日

日本の首相小泉はなぜ10月17日に靖国神社を参拝したのか?

中国日報WEB 2005年10月17日 ソース写真有(中国語)


中国日報WEB情報: 2005年は世界反ファシズム戦争勝利60周年である。2000年から毎年靖国神社に参拝している日本の首相小泉純一郎はこの特殊な年を考えてであろうか、2005年に参拝を停止することが一度は懸案になった。人々を失望させたのは、アジア人民の小泉の8月15日の歴史を反省する談話の記憶がまだ新しいうちに、小泉は10月17日に再度第二次大戦のA級戦犯の位牌が祭られる靖国神社に参拝したことである。小泉が10月17日を選んだのは、どのような特殊な事情があったのだろうか? 中国日報WEBには中国社科院日本研究所対外関係研究室主任の金熙徳を取材した。

金主任は、小泉が10月17日を選択した靖国神社に参拝したのは、熟考の上であるとする。今年は、世界各地で反ファシズム戦争勝利60年の波が沸き起こり、この波は2005年8月のアジア国家の反ファシズム戦争勝利記念の際に最高潮に達した。 時間的に見れば、1月から8月はもっとも敏感な時期であり、小泉にとってこの期間は、戦犯に対してひざまづいて礼拝するのは不適当なのである。

9月11日は日本の衆議院の選挙日である。小泉が選挙前に靖国神社に参拝し、右翼勢力の支持を得ようとするのではないかと予測する人もいた。しかし、それは同時に日本政界に次々に不安定要素を引き起こすことになる。靖国神社参拝が社会に対してどのような影響を与えるかの予測は非常に難しいのである。それゆえ、小泉はこの期間に参拝問題を持ち出さなかったのである。

小泉は、11月と12月は日本にとって比較的重要な対外活動があると考えた。11月は、韓国のソウルでアジア太平洋経済協力(APEC)首脳の非公式会議がある。12月は第一回「東アジア首脳会議」が開かれる。「東アジア首脳会議」の前進はアセアン10ヶ国と中日韓を加えた「10+3首脳会議」である。小泉にとって、これらは日本の短期的な準備が必要な外交活動である。この2ヶ月間に靖国神社を参拝することは明らかにアジア国家の感情を刺激することになり、重要な外交活動に暗い影を落とす。

このようにして、小泉は靖国神社参拝の日時を10月に決めたのである。10月17日はまさに、靖国神社秋季祭祀活動の開始日であり、小泉の参拝には「名目」が立つのである。

どうして夏ではなかったのかですが、選挙のため「郵政」に論点を絞り込む為でしょう。間違っても、反ファシズム戦争勝利記念の高潮ではないですね。今回のラフな形での参拝は、日本国内向けの演出でしょう。最近の政教分離関係の裁判や、多くの国民に受け入れやすいような映像を作るのが目的ではないかと。どのような形であれ、中共から非難されるのはわかっているはずですし。背景は産経の小泉首相靖国参拝「心の問題」決意貫く 中韓の干渉強く牽制などが、よく伝えていると思います。

日本の報道機関はいつもどおりの大々的な報道をしていますが、中国側の報道は控えめです。テレビ等では神舟6号の帰還のニュースがメインであり、参拝した事実の報道と、歴史を鑑にして云々の中共の短い批判コメントだけの報道です。中国近代文学の文豪巴金氏の死去のニュース等も大きくなっています。中共の日本に対する報復も「外相会談の延期」がメインと大したものではないですね。既に靖国カードの主導権が小泉首相に渡ってしまった以上、中共としては、面子を保ちながらすこしづつフェードアウトしていく戦略しかないのかもしれません。

靖国関係
中国人民日報、首相の靖国参拝は「国際正義への挑戦」(日経)
日中歴史問題、米が対話を仲介・3カ国の民間交流推進(日経)
小泉首相の靖国参拝を強く非難、外交部の声明全文(人民網)
日中外相会談を中止 靖国参拝で首相批判(産経)
「中国、宇宙船成功でも貧困多い」世銀総裁が北京で会見(産経)
首相の靖国参拝、欧米紙が論評(日経)
中国の対日強硬論、ぶり返す可能性も 首相靖国参拝(朝日)
日本関連イベント、中止や縮小 靖国参拝、中国で余波(朝日)
その他
上海:価格下落の荒波、住宅市場のバブル崩壊か(大紀元)
中国海洋石油が原油探査 東シナ海で米社と共同で(産経)
日本ドラマ「電車男」大反響 ネット通じ相次ぐ知財侵害(FujiSankei Business i)
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2005年10月17日

小泉が憲法改正のたくらみを推進 神道を援助し「拝鬼」の合法化へ

新華網 2005年10月15日 ソース(中国語)


中新網10月15日電 香港文彙報の報道によると、日本の自民党の平和憲法の改正への勢いが続き、憲法上の政教分離の原則を薄めようとしている。新憲法の草案が一旦通れば、小泉純一郎首相の今後の靖国神社の参拝は合法となり、はばかることなく「拝鬼」をすることができ、小泉の神社参拝に対する訴訟も基本的なよりどころを失うことになる。

日本の現在の平和憲法は、米国が第二次大戦後に起草したもので、日本政府の役人の宗教活動への参加を明文で禁止している。しかし、小泉政府は一途に平和憲法の改正を進めており、日本が国際社会においてより活発な軍事、外交的役割を担えることを希望している。自民党のウェブページで公表されたばかりの改正草案では、日本政府の役人は、「社会の風俗の範囲内で」宗教活動に参加ができる。

小泉を憲法違反で訴える根拠を減らす

東京の早稲田大学の憲法の専門家水島朝穂は、もしこの改正が通れば、必ず小泉を憲法違反で訴える根拠を減らすことになるとする。彼は、「政府の役人が死者の追憶を理由にして、靖国神社参拝が合法化されることになる。この草案は明らかに訴訟が起こされることを防止するものだ」と話す。水島はさらに補足し、憲法改正の結果は深刻であり、もし日本が将来再度戦争に突入し、軍の死者がでれば、小泉政府は彼らを偶像と同様に崇拝することができるとする。

役人が神道を援助へ

新憲法起草委員会の自民党の衆議院議員の船田元の秘書守三樹(音訳)は、これに反論した。憲法改正により小泉が靖国神社に安心して参拝できるとの疑問に対して、「改正は役人が神道儀式等の大型の式典に出られるようにする為」とした。

日本の自民党は11月に最終草案を提出すべく審議を行っている。しかし、政教分離の条文は修正においては主要な問題ではない。自民党の主要な目的は憲法9条の改正し、日本が国際的な戦争、平和維持活動時に派兵するときに違憲の指摘をされないことである。

先月末、大阪高等裁判所の判決で小泉の靖国神社参拝が憲法の政教分離の原則に違反するとされたが、判決に禁止する力は無く、小泉は独断で靖国神社を参拝しつづけるであろう。小泉に対する訴訟が同一の結果がでても、東京高等裁判所は、小泉の憲法違反とする法律の基礎がないとする。

この記事はおとといのものですが、昨日の日中総合政策対話の2日目協議、中国の都合で見送り(日経)などでもわかるように、中国側も既に本日の参拝がわかっていたようですね。

おそらく、靖国神社の秋季例大祭にあわせただけなのでしょうが、中国側とすれば、先月末で反ファシズム勝利60周年の反日運動が一段落し、各種の新聞記事や催しなどでも「中日友好」を強調し始めたばかりですので、完全に出鼻をくじかれたのかも知れません。

比較的まともな記事だとは思いますが、小泉首相の任期は来年までであり、憲法改正には数年かかりますから、「小泉の靖国神社対策」という前提が間違っていますけどね。

蛇足ですが、早稲田の水島朝穂教授がでてきますね。検索していただければわかりますが頭の中がお花畑の教授です。

外交部「日本に遺棄化学兵器処理の加速を望む」(人民網)
中国の外貨準備高、49.5%増の7690億ドル(朝日)
外交部:東シナ海問題「『中間線』は日本の一方的主張」(毎日)
国連改革:安保理改革中国外相「対話深める」日本に歩み寄り示す(毎日)
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2005年08月18日

小泉の謝罪の「時節に合わせた」疑い 日本は謹んで行動にうつせ その2



日本の最近の3つの世論調査は注目に値する。「朝日新聞」のある調査によると、52%の日本人が小泉純一郎の靖国神社参拝に反対しており、日本の共同社の電話調査では、59.4%もの人が小泉は今年靖国神社に参拝するべきでないと答えている。「毎日新聞」の世論調査では、先週に衆議院の解散が宣言されて9月11日に総選挙が行われることが決定してから、小泉内閣の支持率は14ポイントも暴騰して51%になった。選挙政治である日本の政治家にとって、世論調査は時に重要でなく、時に非常に重要である。選挙民の声は政治ライバルとの争いに利用でき、小泉は今まさに生死を決める境地に立たされているのである。このタイミングで、世論調査が示した参拝反対の世論の傾向は、小泉の言論行動の重要なよりどころになるのである。

あるいは、小泉の言論を変えたもっと重要な動力はもっと上のレベルかもしれない。かつての自民党幹事長が会長を勤める日本「遺族会」は、小泉の重要な支持基盤であるが、すでに小泉に対し、参拝に対して慎重に対応するように表明している。その他にも、日本最大野党の民主党と、社民党、共産党は「8.15」に歴史問題での態度を表明し、与党で連立を組む公明党も現内閣の歴史観に遠まわしに批判しており、それが巨大な声となり、歴史問題を口実にした「下克上」により、内閣の構成員が「鬼」を参拝することは例年に比べて非常に慎重である。このような形勢であり、小泉は致し方なくこのように表明したのである。

2つの隣人と1つの覇権:「謝罪」後の局面に変化はあるか?

小泉は声明の中で「一衣帯水の中国と韓国」を重視する態度をとったが、これはアジアの国家、特に重要な隣人との関係の発展を重視しないことに対する批判への回答である。しかし、小泉はそれ以上の詳細な内容を述べず、この態度は「時節に合わせた」疑いが強い。

事実、東アジアの構成では、日本は一途に手を携えてきたのは米国であり、米国の傘の下での日本主導の地区リーダー権を守り、発展させようとしている。政治局面もこのようだが、民間も同様である。日本の平和への力は、しばしば右翼の圧力を受ける。発行量が世界で匹敵するものがない日本の紙媒体は、7割ほどは、右翼の観点から賞賛するような態度で書かれており、これが日本の民衆の歴史と国際観点に大きな影響を与えている。歴史問題において、日本はしばしば内閣の構成員が狂言を吐き、第二次大戦の賠償問題では「法律的には」すでに解決しているなどと言う。参拝問題では、多くの議員と内閣の構成員が盛んに参拝するのは、全てこのような日本の空気を反映しているのである。

このように、昨日小泉が靖国神社に向かわず、千鳥ヶ淵の戦没者墓苑で献花をしたのは、ただの格好の変化であり、立場の変化ではない。中日韓の「三国演義」は、小泉の「8.15」の声明で大きな変化は起きないのである。

60年前、血を浴びて奮戦した中国人民は、最後には外国の侵略と圧迫に偉大な勝利を勝ち取った。しかし、必ず覚えておくべきことは、60年経ても、日本は負けたと思わず、一部では、盛り返そうとしている。中日関係の発展は歴史の必然の選択であるが、中国について言えば、まず自己を発展させなければならない。民族の尊厳は偏狭な民族主義によって得られるものではなく、自身の強化によってのみ得られるものである。日本について言えば、「謝罪」以外に、謹んで「行動に移す」べきである。さもなくば、口頭の表現は基本的な意義を失い、再度60年前の失敗の轍を再度踏みやすくなるのである。

全体的にはまともな文でしょう。あくまでも「政治ゲーム」として書いてますね。多少の事実誤認はありますが。

日本の媒体の7割ほどは、右翼の観点だったんですか、そうですか。
世論調査では残り3割の媒体勢力である朝日、毎日、共同の3社を使ってますね。

途中の段落では、あくまで日本人民に問題はないとの主張をしています。悪いのは政治家と右翼媒体であると。最後の段落は、60年前に勝利した中国人民、中国は自己を発展させる必要があるとの定番と、偏狭な民族主義はいけないとの暴動抑制フレーズですね。

題名にもありますが、「口先だけで実行しない日本」は中国では日本の定番イメージで日本文化好きだが国嫌い(中日)等の調査結果にも現れています。今回の選挙を考えての「謝罪」、選挙後行われるであろう靖国参拝は、今後中国の反日戦士たちのさらなる燃料になることでしょう。

中露が初の大規模軍事演習 極東で兵員1万人参加 (産経)
「中韓の発展、日本に感謝を」米誌タイム・アジア特集 (産経)
中国、児童らの人身売買2万4800件摘発(産経)
韓国「反日歪曲」報道 特ダネ、実は中国映画から盗用(産経)
「つくる会」教科書、来春用採択は1%前後の見通し(朝日)
中国新疆ウイグル:兵団の暴動多発 生活困窮の不満が原因(毎日)

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2005年08月17日

小泉の謝罪の「時節に合わせた」疑い 日本は謹んで行動にうつせ その1

華夏時報 2005年08月16日 ソース(中国語)


日本の首相小泉純一郎は15日、日本の第二次世界大戦投降60周年の記念にあたり声明を発表し、日本の引き起こした侵略戦争に対して「心からのお詫び」を表明した。小泉は、「我々はこれらの歴史の事実を謙虚に受け止め、再度我々の深い後悔と誠意を持った謝罪を表明する」とし又、「一衣帯水の中国、韓国等のアジア国家と手を取り合って地区の平和を発展させていく」重要性を表明した。同日、日本の天皇明仁は7000人の民衆を率い、第二次大戦結束60周年記念追悼式を行った。明仁は、「この記念すべき日に、歴史を振り返り、私は戦争の暗闇が永久に繰り返されないことを心から希望します」とした。

ファシズム戦争勝利60周年記念の日に、日本の皇族系統と一途に歴史問題に対して頑な行政系統が突然10年前の社会党委員長村山富一政権の立場に戻ったことは人々にとって意外であった。よくよく考えてみるとこれは「情勢は人より強い」理由による。極力歴史を淡化しようとしている日本に、60年に一回の歴史が発言権をもつ日が、過去のよくない記録を突きつけたのである。また、内政外政がいたるところで変化に出くわし、地位が揺れる政権者に敏感な問題にこたえるように要求したのである。

3つの世論調査が退位をせまる:小泉はなぜ突然謝罪をしたのか?

小泉の「8.15」声明は、相当のレベルにおよび、文章は短いが内容は深い。歴史問題の総括では中韓関係の現実を認識し、日本が未来に発揮する国際的な作用とを、ひとしく言及した。実質的なものが少なく、言葉だけのものも多いが、見たところよく準備されたものである。特に歴史問題の表明は「植民統治と侵略」「謙虚にその歴史事実を受け止め」「我々の深い後悔と誠意を持った謝罪を表明する」などと過去の立場と比べ、融通が利いている。強行な小泉の態度の変化は尋常でない。小泉の政治理念が押し迫って変化をしたのであり、これは日本の政界のゲームの変化ではない。

小泉首相の8月15日の謝罪の内容を肯定的に評価しつつ、「これは言葉だけ」「選挙目当て」といった流れになりそうですね。前回の「分析:小泉が失脚しても中日関係の根本変化はおきない 」と同じパターンでしょうか。まぁ、小泉首相が南京大虐殺記念館の前で土下座して謝罪しない限り、中国が肯定的に報道するとは思いませんが。後半は明日の午前中にアップします。

さて、各ブログ等でも報告が相次いでいますが、15日、私も靖国によって来ました。おそらく先の戦争に参加された高齢の方とともに、20代、30代の方が多かったです。男女比ではやはり男性が多いのですが、20代と思われる女性も比較的目立ちました。心持ち、きりりとした顔立ちの綺麗な女性が多いような気がしました。一人で、カップルで、子供づれで、3世代の一緒に、会社帰り、就職活動中と様々な人が参加していました。とかく注目を浴びる8月15日の靖国神社の参拝ですが、私自身はそんなに身構えて参拝しなくてもよいと思います。終戦の記念日ですし、お盆ですし。私も東京に出たついでに寄っただけですし。

蛇足ですが、帰ってから、テレビをつけたら、たまたまNHKで「日本のこれから」という番組を放送しており、中国でIT企業を経営しているという日本人が、「社員のお母さんから、若い頃に村で教師をしていて、日本軍が村人全員を殺して、財産を奪って、村全体を焼いて帰ったという話を直接伺ったことがある。嘘だと思う人は思えばいい。でもそれは私は嘘だと人間として言えなかった。まず、テーブルに深々と頭を下げて、私の先祖のやったこととはいえ、ご家族殺されてるから、多大なご迷惑をかけた、子孫の私としてお詫び申し上げますとはっきり言った。が、あなたの息子さんといっしょに仕事したくてここに来てる。お母様は大反対してたが、未来にむかってぜひお母様も仕事を許可してほしいと申し上げた。」(テキスト起こし ぼやきっくりさん)という場面でした。普段日本のテレビを見れない私は、NHKはここまで中共様に尽くしているのかと、暗い気持ちになったのですが、上記のサイトで全文を見ると、結構まともな番組だったようですね。

大体、村人全員を殺したら、お母さんも生きてないでしょうに。お母さんは80歳以上でしょうから、60歳前後のIT技術者(?)を雇用するのにお母さんの許可が必要なのか等、少し考えれば直ぐ分かるような嘘ですね。中国を多少知っている立場から言えば、地位の高いもの(日本人社長)に対して地位の低いもの(雇用者)が戦争問題などを吹っかけることはまずありません。民族の尊厳より、個人的な雇用の利益を優先しますから。中国人が戦争問題などを吹っかけるのは、利益関係がない、日本人留学生、日本人旅行者などに対してだけですし、それも多くありません。日本人嫌いの中国人は日本人に近づきません。中国に多くの日本人がいて現地の情報を発信している今、中共ももう少しまともな人間を使ったほうが良いんじゃないですかね。

胡錦濤主席、「抗日戦勝60周年展」を参観(人民網日本語版)
靖国神社参拝への中国の立場は明確 外交部報道官(人民網日本語版)
日本の民間人、中国の戦争被害者への賠償呼びかけ(人民網日本語版)
日本の一部閣僚の靖国参拝について 外交部(人民網日本語版)
「実際の行動で示してほしい」小泉氏談話に外交部(人民網日本語版)
南京大虐殺記念館、記念活動に日本人も参加(人民網日本語版)
日本人僧が謝罪の断食 南京大虐殺記念館(人民網日本語版)
中国の若者、約7割が元日本兵の告白に理解(人民網日本語版)
陳水扁総統:台湾に来た中国人の多くは工作員(人民網日本語版)
中国 ミャンマー接近加速 資源獲得、6鉱区同時調査へ(産経)
社説 小泉首相談話 軍国主義への回帰はあり得ない(読売)
靖国神社、20万人参拝 60年の節目の8・15(朝日)
社説 61年目の出発 首相談話を生かしたい (朝日)
日中関係:6割が「資源めぐり再戦争に」中国誌が調査(毎日)
反日活動:中国政府が規制強化か 大規模デモなど起こらず(毎日)
中国人民銀行:上海など「不動産バブル」警告−−不動産金融報告(毎日)
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2005年07月29日

日本が戦後60年決議案を通過させようと画策 反省程度が大後退

中国新聞網 2005年07月27日 ソース(中国語)


中新網7月27日電 韓国聨合通訊社の報道によると、日本の衆議院は今国会で「第二次大戦終戦60周年決議案」を通過を企んでいる。この決議は歴史認識において10年前の決議より大きく劣るものであり、国際社会の譴責を引起こすことが予想される。

多くの日本の媒体の27日の報道によると、決議案の草案では第二次大戦50周年(1995年)時に国会を通過した決議案の「植民統治」、「侵略行為」等の字句が削除されている。

今回の決議草案は「国連創設およびわが国の終戦・被爆60周年に当たり、さらなる国際平和の構築への貢献を誓約する決議」であり、自民党と民主党によって起草された。

草案では、「過去の一時期わが国の行為がアジアをはじめとする他国民に与えた多大な苦難を深く反省し、再度全ての被害者に哀悼を表明する」としている。

しかし、分析者はその草案は1995年村山政権の時期に発表された決議案で明確に指摘した「植民統治」と「侵略行為」の語句が削除されており、「反省」の程度がある程度落ちている。

1995年に発表された決議案では、「我々は近現代史上数多くの植民統治と侵略行為を行ったことを深く反省し、我が国は、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えたことに対して深く反省します」となっており、明確に植民統治と侵略行為を記しているのである。

衆議院運営委員会は7月29日から8月2日に本会議での通過を計画している。

日本の媒体の報道を読むと、戦後60周年に当たり、戦後50周年に出された通称村山談話があまりに社会党チックだった為、軌道修正して「未来志向」をうたったとかかれています。中韓から見れば不満が出るのは当然の内容でしょう。(なにを出しても不満でしょうが)

「戦後60年」の決議案の意味はなんなんでしょうか。何の利益があるのでしょうか。国威高揚のため、中国、ロシア等で戦勝60周年記念を大々的に行っていますが、そんなもの日本は必要ないですね。歴史問題に関して「村山談話」を引用するのが得策でないと考えるなら、引用しないか、「歴史問題は既に解決済み」とすればいいわけですし。

旧日本軍士官の墓碑が発見 碑文の署名はA級戦犯(人民網日本語版)
共同歴史教材「未来をひらく歴史」―目次(人民網日本語版)
支配者層と人民の対立で捕らえるあたりが共産チックです。
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2005年06月03日

日本の天皇は中国人か朝鮮人か? その2


日本の天皇の古墳には秘密が隠されているのか

今回、天皇の祖先の血統の論争が再燃したのは、天皇の古墳の公開の問題が大衆の関心の焦点になっていたからである。

非常に長くの期間、日本の考古学会は一途に天皇の古墳の考古研究を望んできた。しかし、日本の宮内庁は例外を設けず拒絶した。理由は、「皇室の古墳は神聖不可侵の立ち入り禁止地区」であるからである。天皇の古墳の中にはいったいどんな秘密が隠されているのであろうか。5月9日の台湾の日本研究所、17日の英国の「The Times」、18日のシンガポールの「連合晩報」は期せずして一致した報道を行い、日本の天皇の古墳には三つの秘密が隠されているとした。

第一の秘密は、豊富な宝物である。天皇の古墳の中には恐らく大量の宝物が隠されている。-象眼した金の宝剣、翡翠の宝石、精巧に作られた冠、粘土で彫刻された人や動物の彫刻物、恐らく他にも、中国や朝鮮から伝わった神聖な鏡、精美な虎と龍の壁画、神化された天皇の遺骸があるだろう。

第二の秘密は、一部の天皇の古墳は「身分が不確定」であることである。宮内庁の最新の公開された文章によると、19世紀に確認された皇室の古墳の多くは、「全く皇室の古墳ではない」!これらの文章は明確に結論を出していないが、日本の考古学会の疑いが的中したのである。

第三の秘密は、古墳の中に恐らく日本の天皇の起源の証拠があるということである。天皇の古墳には非常に高い可能性で日本の天皇の起源の証拠が隠されている。日本の考古学者が早くから疑っていたように、早期の天皇は高い可能性で、中国人か朝鮮人である。

湯重南は日本の天皇は国家の象徴であり、それゆえ、いままで古墳の発掘は許されなかったとする。発掘が出来ないことは、人々の推測を引起こし、日本の早期の天皇の血統問題に焦点が集中し、人々が知らない秘密が必ず隠されていると認識された。

早期の天皇は外来人か?

それなら、継体天皇は中国人なのか、それとも日本民族以外の外来人なのか?

徐福が渡来して日本の天皇になった等の色々な伝説がある。しかし、歴史のかすかな手がかりをたぐり、湯重南研究員は、継体天皇は朝鮮人の可能性がより大きいと考える。

現在の考古学証拠によると、古代の日本は多くの部落国家から北アジアから来た遊牧民族が融合して出来上がった。当時の部落の戦争の時期、生産力が発達した中国と朝鮮の部落大王が戦争を通して有力な位置を占め、最終的に第一代の天皇になったのである。

長期に渡って、日本国民は皇室は純正な血統を持っていると考えていた。実際の所、日本の天皇本人がかつて公開の場で自己の祖先が古代朝鮮皇室の構成員であったとを認めている。当時の明仁天皇は68歳の誕生日に過去を偲び、自己の先祖について語った。彼は、「私について言えば、自分は朝鮮半島と親近感があります。日本書紀によると、(日本)桓武天皇の母親は古代朝鮮の百済王国の一族の人です。」

史学界も明仁天皇の声明に対し自己の観点の発表した。日本の京都のある大学の歴史系の教授<広司田中は、一般の日本人は日本と朝鮮の古代の皇室が血縁関係にあったことを殆どしらないと話した。

私自身はこの手の議論に違和感を覚えていました。何千年前に仮に彼らが主張するように、「中国人」が大挙して日本列島を侵略して天皇になったのならは゛、その子孫である現在の日本人は「中国人」の子孫になるわけで、天皇が(中国人の子孫である)日本人か「中国人」かという議論とそもそも矛盾するのではないかと。

中国人と討論して気が付いたのは、この手の議論では、「日本人の起源は中国人」という主張では無く、「日本の天皇の起源は中国人」という議論なんですね。つまり、「優れた中国人」が日本に攻め込み、劣った日本人を「従え」て、日本のリーダーである「天皇」になったと考え、自尊心を満足させるようなんです。

「桓武天皇の母親は古代朝鮮人」 と天皇陛下がご発言されたとのことですが、韓国(1948年成立)では韓国人が日本の天皇の祖先と大騒ぎになりましたね。報道した朝日新聞によると陛下は、「桓武天皇の生母が百済の武寧王(ぶねいおう)の子孫であると続日本紀に記されていることに、韓国とのゆかりを感じています。」と述べられているんですがね。

日本人の起源はDNA等の解析により、現在のモンゴル付近との説が有力のようですが、いずれにせよきちんと分かっていません。私は、何千年も前に何処から来たのか分かりませんが、それから日本に住んでいる人は日本人だと思っています。たとえ肌の色が違っても日本に移民してきた人も日本人だと思っています。日本に長くいながら日本国籍を取得しない人達や、日本の発展に有害になる活動を信念にしている人は日本人ではないと思っています。

ちなみに、京都のある大学の歴史系の教授広司田中さんは実在でしょうか?

森岡政務官のA級戦犯めぐる発言について 外交部(人民網日本語版)
日本政界要人の戦争犯罪否定発言を再び論ず(評論)(人民網日本語版)
中国がパンダ贈呈 台湾に受け入れ“圧力”(産経)
反日より新鮮食材? 中国・北京で日本式スーパー大繁盛(産経)
首相の靖国参拝、連立に悪い影響…神崎・公明党代表(読売)
社説[日中ガス田協議]「海洋権益を損なってはならない」(読売)
中国・国連大使「安保理拡大は危険」 批准阻止の見通し(朝日)
中曽根元首相、靖国参拝取りやめ求める(朝日)
大陸における貧富の格差は既に危険水域に(大紀元時報-日本)
抗日戦争:被害体験を募集 中国・人民日報(毎日)
日中関係:世界はどう見る 英国 シンクタンク上級研究員、ロバート・ウォードさん(毎日)
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2005年06月01日

日本の天皇は中国人か朝鮮人か? その1

北京科学技報 2005年05月31日 ソース写真有り(中国語)


最近、日本の天皇の祖先が朝鮮人か中国人かに関しての論争が再度出現した。論争の出現の背景は、日本の皇室が一途に古墳の発掘の結果を外部に公開しないこと、日本の学界が古墳の真相を対外公開するように強烈に要求していることによる。英国の「The Times」は18日、シンガポールの「連合晩報」は19日驚くべき情報を暴露した。その最大の秘密は、初期の日本の天皇は中国人か朝鮮人である可能性が高いというもの。真相はいかに?

日本の天皇の血統争いは歴史記載の少なさから

世界歴史研究所の湯重南研究員は、日本の天皇の血統の問題は日本の歴史学の一つのテーマであり、現在まで解明されていないと言う。日本の学者でも統一の見解は出ていない。

一番の原因は日本の早期の歴史の記載に空白があることである。かつて日本の弁護士が日本の歴史の本を翻訳して中国に紹介し、史学会からの注目を浴びた。彼の主要な観点は、「日本国には完全な歴史は差存在せず、多くは神話か言い伝えである。その中に非常に多くの虚構の歴史が含まれている。」ということである。

現在の研究者によると、日本の民族の起源は以下のいくつかの説がある。(1)中国の東北のツングース騎馬民族 (2)稲作文化を伝えた中国江南 (3)アラブ文明 (4)中国雲南、歴史上2つの民族は共通して「お歯黒」の習慣がある。 その他には、東南アジア、モンゴル高原等の説がある。湯重南は日本人の祖先は中国の血統が必ずあるが、最終的に多民族が混じった日本民族が形成されたと分析する。

具体的に天皇の血統問題では、史学会では中国人の除福が渡来し、日本の第一代の天皇になったという説がある。しかし、この説は伝説の可能性が非常に大きい。湯重南は「このような説は不可能だ」とする。もっとも早く徐福が渡ったと紹介したのは司馬遷の「史記」であるが、あまり詳しくない。日本には中国の宋の時代に徐福が渡ったとの記載がある。中日交流の根源が深いと説明できるが、民間の伝説にすぎない。

現在日本の歴史に関して調べられる記載は、「三国志、魏志、倭人伝」である。現在、日本は自己の起源の研究をする際は、中国の古文書を探す必要がある。天皇の歴史記載は同様に断層が多く、さらに謎を多くしている。

湯重南は日本の最も早い時期の天皇は西暦64年の第17代の継体天皇であり、その前は関連記載がないと考える。日本は自己の歴史を美化し自己の歴史を延長する為、「辛酉年革命」を編纂した。21の「辛酉革命」は大事を生じるとし、時間をさかのぼり、西暦601年から1260年さかのぼり、人工的に製造したのが日本の天皇の歴史的な発端となった神武天皇である。実際のところ、日本の研究者もこの神武天皇は存在しないと認める。

彼は継体の時期、日本はまだ非常に野蛮で遅れており、中国は既に隋唐朝の時期であったが、日本はまだ部落等の地方政権が割拠し、部落の首領が大王と呼ばれていた。その後やっと天皇となる。多くの人は、「継体」の呼称は当時の日本の体制の転換性の変化を表しており、それが非常に大きなものであったことを表している。これは日本の一番初めの天皇の雛型が出来た時期である。

すみません、このごろは毎日UP出来てません。

徐福伝説とは皇帝の命令で不老不死の薬を探しに東へ航海した徐福が戻らず、東の国を建国したという伝説です。まぁ神話ですね。

日本は自己の歴史を美化し歴史を延長したそうですが、これは聖徳太子の時代であり、美化ではなくて科学が進んでなかっただけだと思いますがね。現在の研究上、中国の一番古い王朝は商朝(紀元前1600〜1046年)であり、現在中国がある土地の歴史は3600年位なんですね。これだけ考古学が進んだ現在でも中国5000年の歴史などと言っている国に言われたくないですね。

日本の「虚構の歴史」を強調していますが、どの部分が虚構なんですかね。早期の天皇は神話であることは皆わかってますし、歴史教科書にも史実としては載っていませんし。ちなみに、継体天皇は17代ではなく26代と思われます。

明日続きを訳します

グローバル市場の不均衡を招いたのは誰か(評論)(人民網日本語版)
盧溝橋、世界遺産への申請候補に 北京(人民網日本語版)
データ提供などで難航も 東シナ海ガス田で日中協議 (産経)
反日の中国に米欧懸念 論争、平和的対話で解決を (産経)
東シナ海ガス田、中国が開発中止拒否 日中局長級協議 (産経)
中国潜水艦、南シナ海で火災か…海南島へ曳航(読売)
靖国参拝「首相は中止を」49% 本社世論調査(朝日)
自民「親中派」、相次ぎ訪中へ 橋本元首相や野田氏(朝日)
昭和天皇が「米重視」の発言 米で公文書6点見つかる(朝日)
世界はどう見る 韓国 高句麗研究財団研究委員・尹輝鐸さん(毎日)
世界はどう見る タイ タマサート大助教授、キティ・プラサースックさん(毎日)
日系企業の景況感悪化、反日デモや人民元切り上げ観測で(FujiSankei Business i)
中国、高水準の物価上昇に警戒感 5%以上ならインフレに (FujiSankei Business i)
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2005年05月22日

91歳日本の中国侵略老兵:私は日本の右翼の報復を気にしない

新華網 2005年5月22日 ソース(中国語)


「若い世代に戦争を経験させたくない」

新華網上海5月21日電 記者 黄明

「私は日本の右翼の報復を気にかけない。心配したところでどうなるものでもない。私はこの問題を考えようとは思わない」 2005年5月20日夜、3回目に中国を訪れ謝罪した91歳の日本の中国侵略老兵本多立太郎は上海で新華社記者の独占取材で話した。

本多立太郎、日本の北海道小樽市出身、1939年5月に招集され入隊し、8月に江蘇省金罎県に送られ、1941年5月に帰国した。1986年から、本多立太郎は日本国内で公演を開始し、日本軍国主義戦争の犯罪を暴露してきた。今までに公演した会場は1000以上であり、入場者数は累計18万人に上る。2003年5月と2005年1月にすでに南京で謝罪を行っている。

本多立太郎は言う。「私の公演には右翼分子は来られない。しかし、非常に多くのFAXや手紙で「売国奴」と罵られる。」

彼は笑って言う。「私の家は和歌山の山村で、裏手は梅林になっている。右翼分子が石を投げつけようとしても、簡単ではない。」

本多立太郎は、彼のように勇敢に謝罪をする人は日本では少数であるが、右翼分子も少数であると考える。日本の多くの民衆は正義の事業を支持する。

20日、淞盧抗戦記念館の現場で、彼は人々に対し自分でコピーした日本の憲法の中で日本が永久に戦争を放棄する条文を手渡した。その場では人が多すぎ、さらに50部をコピーした。

「現在、日本では一部危険な現象が生じている。憲法を修正し、軍費を拡張し、海外に出兵しようとしている者がいる。一部の政治家や学者、右翼団体等が非常に露骨である。」本多立太郎は話した。

本多立太郎には希望がある。「今回中国に来て謝罪を行う際の私の望みは、中国の学生との対話である。私は日本で1千の会場で私が話し掛けた多くは学生である。1人でもいいから話しがしたい。」

彼は言う。「私は中国侵略戦争に参加した日本の老兵であり、私は多くの中国の若者の目の前で謝罪をしたい。私は日本の教科書が中国での日本軍の犯罪を隠蔽することに反対する。」

「私には4人の孫娘と1人の孫がいる。みんな若くて可愛い。我々の世代は戦争の残酷を経験した。私は若い世代に戦争を経験させたくない。私が今回中国に来てから中国の学生に逢っていない。私は、逢えると思っている。この理想の為に、私は生きつづける。」本多立太郎は言った。

全く反日ドラマ「記憶の証明」と同じ内容ですね。すこしひねればいいのに。

本多立太郎氏、紹介済みですが中帰連、朝日新聞と血統のよいバリバリの活動家のようです。「自費」で中国に訪れ、現在、謝罪、土下座の旅を続けていますが、中国の各ポータルサイトは特集ページを立ち上げ連日精力的に報道しています。

今回の目的はこの新華社の記事に如実に表れていますね。私は多くの中国の若者の目の前で謝罪をしたいそうで。反日ストレスが溜まった若者達のガス抜き用ではないでしょうか。お約束の一部の日本の右翼と多くの善良な正義勢力の日本国民を分けてますね。

一連の本多氏の謝罪の旅の記事での一般人の反応ですが、
「この日本の老兵は勇敢だ、敬意を払え!」
「我々が戦わなくてはいけないのは日本の人民ではなく極一部の右翼勢力である。」
「中国人民は団結して国力を増強しなければならない!」
といった政府の記事を補足し、世論を誘導する為の書き込みが目立ちますが、一般の書き込みと思われる
「謝罪など必要ない。小日本に攻め込み全員殺せ!」
「日本人は精神分裂民族、信用するな!」
「一人の老人が謝罪して何の意味がある。小泉は靖国に参拝しているじゃないか。」
等もあります。

中国にとって重要な「反ファシスト勝利60周年」の今年、日本が謝罪してくれないものだから、今後「日本の謝罪」を演出する為、中国は色々手を尽くしてこの手の報道をしてガス抜きをするのでしょう。もっとも肝心の首相が靖国に参拝してますから、無駄な努力とも見えますね。

石原東京都知事、「沖ノ鳥島」岩礁を「視察」(人民網日本語版) つまり岩だと。
中国新幹線にODA 政府、採用なら供与方針(産経)
知られざる歴史 台湾民主国 あすで独立宣言から110年(産経)
「日中韓協力にも影響」歴史問題で中国商務相 (産業)
小泉首相の靖国参拝、自民・加藤氏「控えた方がいい」(読売) だから分祀は。。
靖国参拝、改めて慎重な対応要求 中国の唐国務委(朝日)
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2005年05月15日

右翼分子が自信の口調で出鱈目を言う 日本右翼教科書つくる会に記者が質問 その2


中国、外国の記者が次々に作る会を批判

記者による質問時間に、大韓民国青年会の金武貴がまず質問をし、教科書が南京大虐殺を否定し、藤岡信勝が毎週水曜日に日本大使館前で抗議をしている従軍慰安婦を「北朝鮮のスパイ」としていることを非難した。藤岡はいわゆる「データ」を引用し、「南京の当時の人口は減少していないばかりか、増加をしている。日本は一部の戦闘部隊を殺したのであって、虐殺はしていない。また、従軍慰安婦が強制的であったといった証拠は全くない。」とした。藤岡は第二次大戦時の日本政府は明治憲法下のものであり、ヒトラーのような一党独裁ではなく、正当政権である等とした。

西側の記者が「もし、あなた方の教科書がそんなによいのなら、どうして1回に500冊程度しか売れていないのか?」と言い終わると、会場はどっと笑った。藤岡と八木は明らかにばつが悪かったが、八木はいかにも理由があるように臆面もなく「日本教育界はマルクス主義分子に制御されているから」とまくしたてた。明らかにつくる会に対する批判が多かったが、それでも彼らは日本の加害史を少ししか知らないのである。

この後、つくる会があたふたと記者会見を終わらせようしたため、記者達は不満を表明し、時間を延長した。

本紙記者は主催者に近い位置に座っており、発言の機会を得た。記者は、自己の体験を掲げて質問した。「私はまだ30才であるが、老人の話しを聞き、日本軍の残忍な事情を知っている。強制連行や、私の実家の村の男性が子どもから老人まで皆殺しにされたこと。飛行場を作るからといって、村民をすべて辺境の地方に送り、現在子ども達は学校に通うのが不便であること。南京で大虐殺の生存者にたまたま出会い、彼は私に周囲の者はみんな殺されたと話したこと。しかし、つくる会は教科書はただ、自己の受けた損害のみを紹介し、中国に与えた災難を紹介していない。この教科書を使用して、どのように加害者の立場から歴史の反省ができると言うのか。どのように再び失敗の歴史を繰り返さないようにするのか?」藤岡の回答は曖昧なものであり、道理に合わなかった。彼は、記者の述べた事柄に対して確認する方法はない。教科書の本文でアジアの隣国にもたらした損失に対して紹介しており、決して歴史をごまかしてはいない等と言った。

会見後の交戦は続く

会見終了後、八木は記者と廊下で鉢合わせ、無愛想に横目で見た。彼らにばつが悪い質問をした記者を恨んでいるようである。

また、日本の右翼の人物が記者を捜しだし、記者に南京大虐殺を完全に否定する本を手渡した。「日本は、被害者である。通州で日本人を虐殺したのが大虐殺だ。義和団が外国人を殺したのが、民族浄化だ。日本が中国に進駐してたのは条約上、合法である。」等と言った。また、中国の現在の若者は反日教育の影響が云々。つまりまとめれば、記者の話したことはすべて彼は認めず、虚構であるという。なんとも守りが堅いのであろう。

しかし同時に、非常に多くの西側と日韓の記者が来て本紙の記者と名刺の交換を行った。彼らは次々と本紙記者に対し、賛成を表明した。記者会見の司会者のイタリアの記者が私を捜しにして、私が外国記者クラブに個人名義で加入できるように働きかけると言ってくれた。中国の記者の理由と証拠のある発言で外国記者の賛同を得たのである

一人の日本の記者が記者に近づき、遺憾を表明した。「日本の一部の人(右翼分子をさす)は、本当にはずかしい!」一人の日本企業の重役も記者に取り入ろうと走りより、今後交流をしたいと話した。右翼の観点は多くの市場を得ておらず、彼らを信奉する人も多くない。


つくる会に対する批判が多いとのことですが、昨日UPした動画を見る限り、批判らしき批判は中韓の記者と上記の西側の記者、主題から外れた質問をした日経の記者だけですね。元々、闘いなれているせいか、つくる会の回答も余裕綽綽ですね。

この記者は、中国人としては比較的まともな反日記事(?)を書くなと思っていたんですが、今日のは酷い出来ですね。あたふた等の印象操作、レッテル張り、そして何よりも脳内記事でまとめられていますね。会見後の状況は本当なんですかね。記者会見のわりには右翼だの日本企業の重役などいますが。

延々と何の証拠もない記者自身の体験話を話したあと、藤岡氏に、記者の述べた事柄に対して確認する方法はないと軽く無視されても、中国の記者の理由と証拠のある発言で外国記者の賛同を得たと胸を晴れるのは素敵ですね。記者は、30才ですから、反日先鋭世代のようです。この世代以下に日本との戦争に関して思考能力を求めるのは私の体験上まず無理でだと思います。中国人自体は日本関係以外では、何事に対しても比較的考える力は持っているんですがね。

最後はお約束の世界中が中国の味方、日本人民も右翼を支持していないですね。

突っ込み所があまりに多いのですが、この辺にしておきます。蛇足ですが、この記者、ビデオを見ると、書いてることの割には腰が低い、弱そうな奴のような気が。「国際先駆導報 藍建中」の名前の迫力とのギャップに一人笑ってしまいました。

「日本の教科書はやや左」 町村外相、講演で反論 (産経)
中国、外資の資金調達制限・人民元切り上げ思惑投機警戒 (日経)
旧日本軍の遺棄化学兵器、中国各地に処理施設を検討(読売)
中国の影響力、米に危機感 東アジアサミット(朝日)
江沢民・中国前国家主席が回顧録 中国指導者として異例(朝日)
万華鏡-反日デモ(朝日)
中国反日デモ:身柄拘束された活動家を釈放 上海(毎日)
つくば市 友好親善を促進 来月、深センから視察団(中日)
中国人民銀行長、人民元切り上げ報道を否定(人民網日本語版)
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2005年05月14日

右翼分子が自信の口調で出鱈目を言う 日本右翼教科書つくる会に記者が質問 その1

国際先駆導報 2005年05月13日 ソース(中国語)


5月7日、日本各地から300以上の団体の6000名近い会員が東京都で開かれた大規模な平和反戦集会に参加し、つくる会の歪曲歴史教科書を強烈に非難し、日本の国会の教育基本法の修正を準備し、学生に国粋主義の宣伝を行う行為に反対を表明した。藍建中/撮影

中日はどのように歴史の共同研究をおこなうのか?

国際先駆導報駐東京記者藍建中

5月10日午後4時、新しい歴史教科書をつくる会の会長八木秀次と副会長の藤岡信勝は日本外国記者クラブで記者会見を開いた。主要な内容は4月上旬に通過した教科書の中から、中国、韓国に関係する近現代史部分である。しかし、このような会見にも関わらず、東京の中国と韓国の記者には招待状が届かなかった。このような状況下であったが、本紙記者は現場に向かい、「見聞を広め」、藤岡信勝と交戦を繰り広げた。

記者会見は記者から「逃げていた」

つくる会が西側記者だけに宣伝を行った理由は分からない。中国と韓国の記者が自己の具合が悪い質問を恐れていたのかも知れない。本紙記者の所属する新華社東京支店は外国記者クラブの団体会員にも関わらず、招待状が届かなかった。記者は個人のルートで情報を掴んだ。本紙記者は、現場に着くと自分が唯一の中国の記者であることに気が付いた。また、現場現場の韓国の記者によると、彼も招招待状を決して受け取っていないと言う。

門が開き、つくる会のメンバーが教科書のコピーを配布した。このコピーは非常に精巧で美しいが、「金がある者は横柄に振舞う」ことを明らかにしていた。コピーの内容は教科書の英語訳であり、西側の記者の為に準備したもののようである。

会場の様子は通常とは異なっていた。会場には多くのテーブルが並べられ、記者は相席ですわり、主催者席と記者席が並列であり、つまり、記者は側面からのみ主催者を見ることができ、主催者を見るには振り返らなくてはならず、発言するには主催者の横のマイクを使用しなくてはならない。

右翼分子が自信の口調で出鱈目を言う

記者会見が始まり、八木秀次が海外媒体から有望があり、透明度を高める為、記者会見を行うと紹介した。八木秀次は、「戦後60年の歴史教育は日本に暗黒をもたらした。事実に基づいた教育を子どもに行う為、この組織の立ち上げを行った。日本は、特殊な状況にあり、教育界ではマルクス主義の影響が非常に大きく、教科書は階級闘争の思想で貫かれており、統治者はすべて悪であり、人民はすべて善となっている。自由主義史観で歴史を見るため、世界史の中の日本の実際の状態を紹介する為、この組織を立ち上げ、成立以来、各界の支持を得ている」とした。

副会長の藤岡信勝は、つくる会の歴史教科書はすべての歴史の時期を含み、近現代の戦争の部分のみを紹介するものではないとした。日本は古来からユーラシア大陸の外にある地理的な条件により、独特の文化をもってきた。藤岡は江戸時代の日本は非常に美しく、西側の人はみな日本に定住を希望した等とほらを吹いた。彼は教科書は戦争の悲惨さを紹介しており、戦争を美化していないとし、もし戦争を美化するなら、このような内容はないとした。

つくる会のメンバーの発言を見る限り、彼らは反共思想と国粋主義思想を貫いており、相当強固に、侵略の歴史を認めようとせず、日本人が過ちを起こしたことを認めようとしない。彼はの発言は右翼分子の呼応を呼ぶことになるであろう。

つくる会の外国人向け記者会見記事です。つくる会側の発表はこちらにあります。
この会見はネットから動画で見れますね。会見の雰囲気が分かりますのでこちらでご覧ください。

記事では触れてませんが、つくる会による教科書の中国語訳がでています。このようにオープンにしていくことは大切だと思います。記事では中韓の記者は呼ばれなかったと主張していますが、もし本当なら、これはいただけませんね。彼らを含めて諸外国にアピールすべきでしょう。ちなみに中韓ともに結局参加してますが。

つくる会が、西側の人間にマルクス主義と自由主義の対立等の問題を主張するのは、中国の暴動が起こった後のタイミングとしては効果的でしょう。

江戸時代の日本は非常に美しく、西側の人はみな日本に定住を希望した は後の「国粋主義」云々を主張する為の悪意のある誤訳ですね。動画を見る限り、「(統治者が悪、人民が善で搾取対象であるとしい階級闘争ではなく)江戸の庶民は豊であった。西側のある学者は自分が貴族なら(搾取の多い)イギリスに、一般人なら(搾取の少ない)日本に住みたいと言っていた」という内容です。

上記の内容でどうして「侵略の歴史を認めようとせず」となるのかは謎です。もっとも始めから結論が決まっているのでしょうが。

「問題解決による中日の互恵推進を」王毅駐日大使(人民網日本語版)
中日の歴史共同研究について 外交部報道官(人民網日本語版)
「中日の経済貿易協力に巨大な余地」中国人民大教授(人民網日本語版)
高ぶる反日 日中韓の若者 友好探り討論 (朝日)
せめて30年の計を語れ (朝日) 30年持ちますかねぇ。
反日デモに対する政府の態度に抗議−−市民ら発表 /東京(毎日)
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2005年05月13日

第二次大戦の中国の貢献 日本軍を勝利の時の為に牽制 その4

貢献その3

1943年太平洋の戦場の圧力を軽減

1941年12月7日、日本は真珠湾を奇襲し、米国太平洋艦隊の主力をぶち壊し、直ぐに太平洋とインド洋の制海権を取った。これと同時に、英国東方空軍の1/3を撃墜し、制空権を取った。日本はわずか11コ師団の基本兵力、すなわち、日本の20%の地面兵力で、空海優勢のなか、南アジアを蹂躙し、太平洋で凶暴性を発揮し、1942年の4月までに初戦は終わった。日本軍が死傷、捕虜にした連合国兵士は30万に及び、300万平方キロの土地を占領した。この結果の日本軍の死傷者はわずか2万人あまりであり、中国戦場の武漢会戦の「敵(日本)軍死傷者20万人以上」の1/10に相当する。

日本軍は一時のぼせ、侵略の熱狂が空前に高まり、オーストラリアを占領しようと企み、インド洋に入り、中東に向かい、欲に目がくらんでドイツ軍と合流しようとした。ドイツもまた、日本にのインド洋への進軍を促した。明らかに、反ファシスト戦争は第三の「困難」を迎えていたのである。1942年4月15日、チャーチルは、この戦局をの厳しい状況を見て、ルーズベルトに驚いて叫んだ。もし、日本がインド洋に進軍し、連合国の石油供供給線を切断したら、「必ず我が方の中東のすべての戦線は崩壊する」 4月18日、チャーチルは再度中国の当時の状況の作用を強調した。「中国が崩壊すれば、少なくとも日本軍15師団を、いや、おそらく20コ師団が空くことになり、米英の太平洋での圧力が増す。」

しかし、中国戦場では、日本軍の主力を牽制し、日本にオーストラリア、インド洋への侵攻をあきらめせざるを得なくさせた。北方では、「極力、ソ連との戦争を回避」せざるを得なくした。1943年11月、連合国軍は太平洋洗浄で全面反撃に出た。このとき日本はまだ56%の陸軍、計39コ師団と50%近い空軍を中国戦場に陥入させていた。太平洋の日本陸軍は、32.8%、計23コ師団に過ぎなかった。

米国の大統領ルーズベルトは、小さな息子のイリアに対し家庭で、中国戦場の戦略に対してこう述べた。「もし、中国が無ければ、もし、中国が叩き潰されれば、どのくらい師団の日本兵がその他の方面の作戦に回されるとおもうかい?彼らは直ぐにオーストラリアを攻撃し、インドを攻撃する。彼らは、難なく、これらの地域を占領するだろう。彼らが一途に中東に向うこともある。日本はドイツと合流し、大規模な挟み撃ちを行うだろう。近東(訳者注 トルコの付近)で合流し、ソ連を隔離し、エジプトを飲み込み、地中海の一切の交通線を切断する。。我々は必ず地中海の航路を守らなくてはならないのだよ。」ルーズベルトは、ヒトラーのアフリカ、ブラジル侵略は「十分可能」と見ていた。中国は叩き潰されることは無く、巨大な中国の戦場において、ルーズベルトが考えたそのよう恐怖の状況は発生しなかった。このように第二次世界大戦の多くの過程が変わったのである。

すみません、ぎりぎりのUPです。コメントは簡単に。

何処から何処までが資料に基づいているんですかね。日本軍のエジプト遠征。。。

私は中国の教育では、「中国がいかに独力で戦ったか」を強調していると思っていたんですが、中国人に聞いたところ、この文章のような「世界人民とともに戦った」ことが強調されているようです。ですので中国としては、今年の「反ファシスト60周年」での諸外国との協調は必要なようですね。

今日、ラジオで「インターネットカフェ」の管理強化のニュースが流れていました。2年ぐらい前までは殆ど「情報管理」が去れていない状態だったのですが、1年位前から「インターネットカフェ」専用ソフトが浸透し、有害情報のカットが強化され、ラジオに拠れば、今後は身分証等の確認が厳格化されるようです。だんだん元々の共産主義国家らしくなってきました。

中国、反日デモ被害に責任 国際法違反、事実上認める(産経)
需給厳しく…中国、今夏も電力不足の見通し(産経)
日中共同作業計画、新エネルギー技術も開発(産経)
中国、首相の参拝中止困難は分かっている…山崎補佐官(読売)
共産・不破議長、靖国参拝で首相を批判(読売)
自公両幹事長、訪中取りやめ(読売)
人民元、交錯する思惑(朝日)
北朝鮮が核実験なら強く反対 共産党の王部長(毎日)
日本右翼を非難する声明を北京で発表 日本民間団体(人民網日本語版) 北京でやらなくても。。。
中日「政冷」の経済的代価(評論)(1)(人民網日本語版)
中日「政冷」の経済的代価(評論)(2)(人民網日本語版)
中印結んだ「抗日の生命線」 陸上交易路に再生へ(人民網日本語版)
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