現代、知識人萩原をたずねる肖憶、萩原の家の前では右翼団体が街宣車で乗り付け、「東京裁判の正当性」や「歴史の自虐主義」等をがなりたてている。荻原の家に入る肖憶、荻原は外の右翼を蔑んで言う、「歴史を無視するものの現在は意味をなさない。これはドイツの署名な学者の発言だ。やつらは無知で、金の為にやっている。一番問題なのはやつらを雇っている連中だ」
自分の仕事が手一杯で肖憶の手伝いができない小百合、肖憶がつめよる。「君の夢は日本人に世界の人のいろいろな文化を紹介することだろ、自分たち日本人が過去にやった事に関してももっと知る必要があるんじゃないのか」
小百合の家に電話をかける鈴木、小百合の部屋で肖憶が電話を取る。そりまま電話を切る。小百合の兄青山洋平に電話をかける、「小百合の部屋に中国人がいる、調べてくれないか」洋平は答える、「わかりました。今、テレビで私が放送されてます。見てみてください。」テレビには出演している洋平。彼は保守系のエリート政治家である。
小百合と鈴木の会話、証人探しが難航していることを相談。小百合が言う、「中国人を1000人も殺した日本人」。鈴木は答える。「それはわしらの世代が行ったこと。君らの世代には関係ないことなんだよ」小百合、「きっときちんと謝れば許してくれる。」鈴木、「わしらはたくさんの中国人を殺した、彼らは決して許さないだろう。戦争では中国人もたくさん死んだが日本人もたくさん死んだ。思い出さずに静かな生活をするのがいいんだよ」
鈴木をたずねる洋平。鈴木は洋平に告げる。「私は2つの名前をもっている。ひとつは鈴木、そしてもうひとつは岡田。倉津島で1000人の中国人を殺した。もしこのことが公になればおまえの地盤も危ういぞ」鈴木は岡田総督、大物保守政治家であった。事務所に戻る洋平、部下に妹小百合を尾行し、その行動を報告するように命令する。
証人探しを続ける肖と小百合、手がかりを求めて捕虜が収容されていた倉津島へ。そこで脱出した李の息子に会う。李は脱出後、付近の朝鮮人との間に子供を作っていた。息子は殆どなにも知らない。李の痕跡を知るため彼の母、つまり李の内縁の妻である老人の居場所をたずねる拒否する息子。
(コメント)
街宣車の右翼の「東京裁判の正当性」の部分、日本語と中国語があっていなかったような気がします。中国人に東京裁判はまずいんでしょうか。
ドイツの学者の言葉が出てきますが、中国人はドイツが大好き。戦後、戦争の賠償、反省をせず、軍拡をつづける日本は悪で、それを引き立たせるためにドイツは賠償して反省して親中国のヨーロッパの中心国と信じています。事実は逆だったりするんですが、面白いですね。
このドラマ自体がフィクションであり、1000人の捕虜を殺したなんて事実は無論ないわけですが、がなりたてる下品な右翼とその後やさしい知識人、正直な若者の「歴史をしらなければならない」の連続で単純な日本人が見れば1000人の虐殺はあったことと思えでしょうね。
なんか、とってもわかりやすい展開になってきましたが、青山洋平はどうも次期首相といわれる自民党の安部幹事長代理を揶揄しているように思います。安部氏は1月に中国に訪問して靖国の正当性と理解を求めるそうですが、大丈夫でしょうか。

