2005年07月01日

反日漫画 論日本 戦後の変化 その1

ネット上のソース無し コメント中の写真参照


1950年6月、朝鮮戦争勃発の危機は日本経済にとって意外にも大きな強心剤となった。
 米国は国連をコントロールし、国連名義で朝鮮半島に出兵し、マッカーサーを司令官に任命した。米軍の駐日第8軍は朝鮮との間を迅速に行き来した。当時米軍の日本駐留軍は僅か数万人であり、朝鮮戦争に対しては不足していた。米国兵以外で日本本土の治安と防衛問題を日本人自身に解決させる為、マッカーサーは日本政府に警察予備隊(以後自衛隊に改名)の創設と、海上保安隊の増強を命令した。

朝鮮戦争の初期、朝鮮民主主義人民共和国軍は優勢であり、一旦は韓国の首都ソウルを占領した。「国連軍」は直ぐにソウルを奪還し38度を越え、朝鮮の首都平壌を占領した。同時に戦火が我が国の国境付近まで迫った。中国人民志願軍は参戦し、朝鮮人民軍と合流して反撃を行い、1953年7月に板門店で停戦協議が行われた。マッカーサーは講和を望まず、攻撃継続を主張したが、最後には最高司令官の職務を解かれた。

朝鮮戦争で最も利益を得たのは日本である。戦争中米国は調達に困り、距離が近い日本から各種の軍事物資を調達した。巨大な軍事契約は日本の各種領域の経済部門に米国による「特需」をもたらし、直接、間接的に米軍に服務を提供した。「特需」は各分野の就業人員を100万人近く増加させ、倉庫に長年保管されていた物資が一掃された。戦争2年目には、日本の鉱工業生産は戦前の水準を越えていた。企業の利益は急速に増加した。完全な統計ではないが、3年の朝鮮戦争の期間、その種の狭義の「特需」は10億ドルにも上った。その中の70%は供給物資であり、30%は服務提供であった。また、広義の特需は駐日の米軍官兵の生活費などをあわせるて、24億ドルに上る。朝鮮戦争は日本の経済危機を救っただけでなく、日本経済に空前の「特需景気」をもたらし、日本政府が夢中になって喜び、「天から授かったチャンス」としたのも無理はない。

写真
P237 主張する作者

今日の分は特段飛ばしている部分は無いようですね。まぁ当然、自国の「侵略」行為を記載するわけないですし。「完全な統計ではないが」と断っている以上、数値の議論をしてもしょうがないですね。韓国人は「朝鮮戦争のおかげで日本は発展した」なんて思っている人が多いようですが、さすがに中国はそこまでは思わないのでしょう。朝鮮戦争特需が日本経済に与えた影響は大きいですが、それで発展したわけではないですし。

あす午前に後半をUPします。

日本天皇のサイパンでの戦死者慰霊について 外交部(人民網日本語版)
日本防衛庁の中国国防費めぐる発言について 外交部(人民網日本語版)
「懺悔と謝恩の旅」 再教育受けた日本の元戦犯ら(人民網日本語版) 近頃出番がおおいですね
中国軍の拡大・増強 2年以内の「台湾制圧」能力保有目指す 米紙報道(産経)
中国最大の民間石油企業誕生 北京で設立式典(産経)
住民暴動を新華社報道 安徽省、警官多数が負傷 (産経)
「侵略を美化」と批判・両陛下の訪問で中国紙 (日経) 人民日報と見解が分かれていますね。
卓球の愛ちゃん:「陶器のお人形さん!」と中国でも人気(毎日) 一方に偏った報道の典型例
訪日観光ビザ、7月に中国全土に拡大(朝日)
香港:中国に返還され丸8年 選挙改革デモは縮小か(毎日)
米国:次期空軍参謀総長「中国の軍拡を懸念」−−上院軍事委で証言(毎日)
国連改革:G4案共同提案、三十数カ国どまり 支持表明の英も加わらず(毎日)
「中国は相当期間、途上国のまま」胡国家主席(人民網日本語版)
入国時の携行品申告を義務化 外国人の免税額2千元(人民網日本語版) 3万円以上は税金?
民衆が派出所囲み騒ぎに 10人を逮捕 安徽省(人民網日本語版)
新党主席の大連訪問、「抗日戦争を忘れぬため」(人民網日本語版)
通商白書、中国事業リスクに警鐘・東アジア連携強化を (日経)
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2005年03月16日

記憶の証明が他BLOGも内容紹介がされてます

昨年末に放映され、このブログでリアルタイムで翻訳した反日ドラマ「記憶の証明」が、現在、中国の隣人BLOGさんでDVD版を翻訳されています。こちらをご参考ください。

日本語が綺麗ですねぇ。画像があってわかりやすいし。

同じように突っ込んでいる部分もありますが、私よりさらに激しく突っ込んでいますね。
posted by 元祖うぷぷ at 12:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 反日ドラマ(記憶の証明) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月07日

抗日題材ドラマ「記憶の証明」日本のテレビ局で放映へ

人民網 2005年02月04日 ソース(中国語)

一部だけ訳してみます。

製作人、李によると、日本とはおととい「記憶の証明」の売買契約を済ませ、中国捕虜と労働者の日本での悲惨な運命のドラマが日本の主流テレビ局で放送されることになった。

ついに、きました。人民日報ですから、ガセではないでしょう。

ちなみに、日本語版の同日の同じ内容の記事はドラマ「記憶の証明」深い内容で好評ですが、なぜだか日本での報道に触れていません。中国語版で発表している以上、極秘で進めたいわけでもないでしょうし、どうしてでしょうか。

ドラマの特徴は、
このドラマを日本に上陸させてはいけない その1
このドラマを日本に上陸させてはいけない その2
私の主張は
まとめ1 中国の反日をどのように考えるべきか?
まとめ2 日本で放送したらどうなるのか?
をご覧ください。
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2004年12月25日

まとめ2 日本で放送したらどうなるのか?

このドラマの今までの反日ドラマにない特徴を以下は以前、このドラマを日本に上陸させてはいけないその1その2で指摘しました。
簡単に復習しましょう、

現実味のある内容
現在と結びつく内容
ソフトな内容
日本人、中国人を研究した内容

であり、日本人向けにも非常に効果的なプロパガンダです。

では、日本で放送したらどうなるでしょう?

仮にNHKが放送するし、朝日、毎日あたりが「戦争再検証」特集でバックアップするとしましょう。もしかすると偶然、日本軍による捕虜虐殺の証言が出てくるかも知れません。

インターネットで事前に知識を持つ国民は(私のように)毎回ノートを取って楽しみに見るでしょう。blogを含めた形で感想を書く人もいるでしょう。いづれにせよ、この層にとってはいいネタです。

ては知識を持たない国民はどうでしょう。コメントに投稿頂いたとおりに、現在中国のあまりにしつこい戦争謝罪要求、軍拡、中国人の反日行動、中国人犯罪等で反中感情が高まっていますから、ますます反中が増幅される層もいるでしょう。ただ、とても素直な日本人の中にはそのまま洗脳され反日勇士となるものもいるのではないでしょうか。

実際戦争に参加された高齢者の方々がどのように感じられるのでしょうか。多くの高齢者はインターネットを活用しているとは思えませんし、かといってマスコミが取り上げるとは思えません。多くの先輩方の人生の終わりに、歪曲された歴史観を押し付けられるのはどうでしょうか。

私が一番問題にしたいのは未成年者です。テレビという未成年者に非常に大きな力をもつ媒体で洗脳されてしまうことが私は容易に想像できます。学校で社会科の偏向した教師が教えるのとでは、影響力がまったく違います。

日本で放送は中国にとっては真実認定を意味するでしょう。これは以前「日本の役者が出演しているからこのドラマは真実」と看做す中国人の思想によります。ますます日本の「戦争犯罪」が増えることになります。

日本で放映は日本人に取ってマイナスが大きすぎるのではないでしょうか?
では、中国にとってプラスが非常に大きいかというと実はそうとも言い切れません。



中国人はなぜ今危険なかけをするのか?

上記で日本の国民に対する影響を考えましたが、もっと重要なことがあります。それは日本の政治家(自民党)と財界人に対する影響です。ドラマの中で保守政治家青山洋平を使い、日本の保守政治家を中傷批判していますが、さすがにこれはいただけないでしょう。今後の政府間の交渉や投資や技術移転などの民間に影響を与えるのは必至です。

「日本の技術はすばらしい。しかし私たちは20年で追い抜く。」中国人からよく言われるフレーズです。人によって5年だったり30年だったりするんですが、いずれにせよ「日本を追い抜く」のは私が考える彼らの二大悲願の一つです。(もう一つは世界二大大国としてアメリカに並ぶこと)彼らは現在、必死に日本の技術を学んでいます。中国が日本との関係を非常に重視している理由の一つがこの日本の技術です。

いろいろ意見が分かれると思いますが(中国がこのまま統一されていたとすれば)あと20年位でGDPも日本を追い抜くのではないかと思われます。もしも日本を打ち負かしたいと思うなら中国は今しばらく臥薪嘗胆で耐えるべきではないかと考えます。

ではなぜ今なのでしょう?

これもいろいろ意見が分かれるところですが、暴動が頻発しても国自体が崩壊しそうだから反日が必要という考えがあります。確かに日本国内やニュースを見ている限りそうとも思えます。ただ、よくよく見ると直ぐに崩壊はしそうにありません。

中国人の比較的文化のある人間は国家に対する考え方がしっかりしています。そして自分たちがある意味甘い蜜を吸っていることもわかっています。共産党を打倒しようなどとは考えていません。
貧しい農民はどうでしょうか?中国の新聞では半分以上の農民が生活に満足しているといいます。実際聞いてみると「満足している」ようです。つまり以前より「よくなっている」から満足しているのです。
共産党の腐敗には怒っていますが、それは自分たちに関係する下級役人の話。中央政府に逆らおうなどとは考えていません。

都市部では豪華なマンションに住み、高級車を乗り回し、農村は洗濯機もない状況ですが、その階級の差に関しての不満はあまり聞かれません。多くの農民が都市で仕事をし、収入を得ているからです。

ではなぜ今なのでしょう?

私は「正しい情報が欠如しているから」ではないかと考えています。つまり、上層部に正しい日本の状況が伝わっていないのではないかということです。

中国人の日本研究家などの意見はまったく的を得ていない場合が非常に多くネタとしては最適です。(もっとも日本の軍事の研究に関しては非常に優れているものが多い)日本の野中氏をはじめ、親中政治家もどんどん失脚しています。民主党党首の岡田氏なども親中政治家ですが、それらの残った政治家はまったく日本で起こっている空気の変化を読めていません。マスコミも信用できません。でインターネットなども参考にしているのでしょうが、結局どうなっているのかわからないのではないでしょうか。
空気を読み違え、日本国民を靖国反対に洗脳、次期選挙で民主大勝などと考えていたらお笑いですね。

きっと日本研究家を加えて修正をかけ、満を持して日本に持ち込もうとしているようですが、中国にとっても利益がないのではないかと思います。日本での放送、考えなおしませんか>中共の人

みなさんはどのように考えられますか?

本日で一通りの内容は終了します。今後は記憶の証明関係の情報が入り次第、適時更新していきます。来年は反日関係60本も制作されるそうなので、今後はその紹介等を行おうかと考えています。その他中国のニュースの要約等も掲載していこうかなと迷っています。

ブックマークに入れていただき、ご愛読、ありがとうございました。今後も更新していきますので、たまにのぞいてみていただけるとうれしいです。
posted by 元祖うぷぷ at 23:10| Comment(1) | TrackBack(0) | 反日ドラマ(記憶の証明) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月24日

まとめ1 中国の反日をどのように考えるべきか?

中国のメディアにおける反日について皆さんはどのようにお考えでしょうか。という私も「まとめ」なのにきちんと考えがまとまってません。

どんどん反日をやってくれという考え方はどうだろう

まず、彼らの問題であり、我々は干渉しない。どんどんやってくれれば、彼ら自身の文化水準を下げていくだけという考え方があると思います。確かにこれはそのとおりで、反日暴動を起こせば世界から白い目で見られるのは彼らですし、韓国人のように日本人への敵対心が増せば増すほど心理的に決して日本人を越せなくなるのも実証済みです。反日に対しての反中ムードにより日本の国土防衛も容易になります。つまり日本の国益に適うわけです。

ただ、私はこの考え方に2つ異なった見解を持っています。つまり、第一に反日をしなくても上記の利点は享受できる、第二に、長期的に見れば明らかにマイナスであることです。

私は中国人は反日がなくなったとしてもどんどん文化水準が下がるのではないかと思っています。現在の中国人は貧しい現状を知っていますから多少向上心がありますが、もっと豊かになればそれも消えていきます。もともと中国人は怠け者です。日本が中国より先進的な技術を持ち、豊かな社会を引き続き保っていけば、中国人は心理的に日本人を越せません。中華思想的に小さな島国ごときに負けていることが許せないのです。
暴動を起こしやすいのはもともとの特性で、ある程度豊かになった韓国でデモという名の暴動が頻発しているのと同じです。ちなみに交通事故程度でも大規模な殴り合いになります。日本の国土防衛はアメリカの共和党が政権を担う今後4年間の間にある程度アメリカ主導で強力に進められると思われますから、追い風ですが、必ずしも反日は必要ないと思われます。以上が第一の反日をしなくても上記の利点は享受できる理由です。

中国の愛国者たちは日本製品不買運動を声高に叫んでいます。ところがあまり日本企業の売り上げには関係がなかったりします。これは、中国人が日本企業のブランド力、日本企業の商品の品質をよく知っているからです。愛国よりも実利な民族です。ただ、今後、中国企業のブランド力、商品の品質が上がったらどうなりますか?明らかなに日本企業に不利に働くでしょう。
中国人の人口は世界の4分の1を占めます。今後中国の経済発展、もしくは中国の崩壊によりより多くの中国人が世界に流失したら、どうなるでしょうか。彼らの反日のよりどころの日本との戦争の歴史は中国政府製の出鱈目ですが、たくさんの中国人が大きな声で主張すればそれは事実になります。それは我々日本人の名誉を傷つけますし、社会、経済的に不利益をこうむることは確かでしょう。以上が第二の長期的に見れば明らかにマイナスであることの理由です。

毅然と抗議すること

では反日に対してどうすればいいのかというと、基本に返ってきちんと抗議することだと思います。君たちの歴史は出鱈目であること、君たちの主張は日本人の尊厳を傷つけ非常に不愉快であることをきちんと伝えることです。

日本人は「和」を大切にして、自分の意見を主張しないことがたびたびあります。中国では自分の意見を主張しない人間は重視されません。それはその他の外国でも同じでしょう。

そしてもう一つ大きいのはあまりメディアでは取り上げられませんが、中国人は「右翼」だということです。おかしな言い回しですかね。つまり「愛国者」的な発想が強く、国家を重視すると言うことです。日本の核ミサイル配備をきちんと説明すれば理解をしてくれます。

小泉首相が靖国神社に参拝を続けていますが、中国人と話すと非常に腹が立つが、日本人が支持するのはわかるという結論になります。

皆さんはどうお考えになりますか。

明日25日、まとめ2 日本で放送したらどうなるのか?のUPします。どんどん伸ばしてすみません。文章書くのが苦手なもので。。。。
posted by 元祖うぷぷ at 00:49| Comment(0) | TrackBack(1) | 反日ドラマ(記憶の証明) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月23日

インタビュー2 人気者の矢野さん

ユーザー
私は貴方を尊敬します。日本の俳優でありながら、この時代の実際の歴史に向かっています。すごく勇気があると思います。私は貴方が日本人から迫害されるのではないかと心配です。

矢野
実際のところ、一部分の人が私を批判しています。私は基本的にそれらを気にかけません。私は平和を愛しています。私はこの「記憶の証明」を通して過去の歴史を学びました。

ユーザー
多くの報道によると日本の若者はこの時代の歴史を知らないといいますが、本当でしょうか

矢野
私の北京の友人は非常に少ないです。私が日本にいたころは、この方面の歴史をよく理解していませんでした。中国にきてから理解が深まりました。私の友人のたちも、日本にいたころはあまり理解をしていなかったそうです。

キャスター
あなたは本当のことを話してくれる。ありがとう。ほんとかわぃぃ(笑)!!

ユーザー
このドラマを見て2つ感じたことがあります一つは中国の捕虜はみな覚悟をもち、政治的な素質に非常に富んでいたことです。もう一つは倭寇がムヤミに人を殺さなかったこと。私の印象では倭寇は我々を無条件に殺したはずです。

ヤン(監督)
もしも、日本以外の戦場でしたら、彼らは殺人をし、略奪をしたでしょう。しかしこれは日本国土であり、彼らは労働力を必要としていたためです。この点で(大虐殺をした)南京とは違います。

(コメント)
原文(中国語)はこちらです。

矢野さん、洗脳されちゃったサヨクの人みたいでかわぃぃ。
矢野さんをはじめとした出演者の人たちの情報を頂きました。
こちらです
ありがとうございます。実は私も調べてまして、現在の岡田役の川辺久造さんを追加しておきます。

中国人で歴史を知っている人、どのくらいいるんだろう。。。
posted by 元祖うぷぷ at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 反日ドラマ(記憶の証明) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新聞報道 従来の日本人像抑制、反日ほどほどに…中国のドラマ

読売新聞12月22日引用

【北京=佐伯聡士】中国で、第二次大戦中に日本で強制労働させられた中国人らを描いたテレビドラマ「記憶的証明(記憶の証明)」(全29話)が中央テレビのゴールデンタイムに放映され、反響を呼びつつ20日、終了した。来年の「抗日戦争勝利60周年」を前に、従来の「抗日」の枠を超越した新たな反戦ドラマを目指したもので、急進的な「反日ムード」はあおりたくないとの作り手の思いがにじんでいる。

 ドラマは2003年1月に撮影を終えたが、「日中関係が悪化している中、抗日という微妙なテーマ」(関係筋)のために、当局の検閲に1年以上を要した。

 当初、日本語だった日本人のセリフは、楊監督には不本意ながら、当局の意向で、字幕を読むのが困難な高齢者向けに大部分を中国語に吹き替えさせられた。逆に、日中関係をこれ以上刺激したくない当局の判断で、「小日本」=日本の蔑称(べっしょう)=という言葉は削除された。当局と楊監督の間で、セリフの一字一句を慎重に検討、修正する作業が続いたという。

 それでも、20人近い日本人俳優を起用したのは新鮮だった。総監役を務める日本人俳優が捕虜殺害命令と自らの信念の間で板挟みになる姿などはこれまでなかったものだという。楊監督は「従来の抗日ドラマでは日本人を醜く描くのが当然だったが、表面的なイメージにしたくなかった」と、ステレオタイプの「日本鬼子像」打破に腐心した点を強調した。

 すでに地方局で再放送の動きが始まっているほか、インターネット上でも「これまでの抗日戦争モノとは全く違う。心理描写を深く掘り下げている」(22歳)などとおおむね好評だ。

 ただ、もちろん、楊監督に対して、「日本兵の残忍さが足りない。美化するのか」との批判もある。北京市内の男性会社員(29)は「抗日戦争をテーマにしたドラマはどんなに工夫しても、結局主旋律は同じだ。見る気がしない」と話す。

 北京在住の30代の日本人女性が「やはり日本人の描写がひどくて見ていられなかった。こんなドラマを作る中国と友好を築けるだろうか」と語るなど悲観的な声もある。

 中国紙「北京青年報」によると、来年は「抗日」映画やドラマ60本以上の制作が予定されているという。

 楊監督は「来年、ヤマ場となることがわかっていればこそ、この作品を先に見てほしい。日本での放映を期待する」と話している。

(コメント)
確かに「小日本」はなかったような気がします。最も、日本鬼子、倭狗などにかえられただけですがね。
全国紙だからか、やはり踏み込みが甘いですねぇ。
posted by 元祖うぷぷ at 14:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 反日ドラマ(記憶の証明) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月22日

インタビュー1 どうやら日本と韓国で放送されそうです。

Web上の李(製作者)、ヤン(監督)のインタビューの要約の翻訳をして見ました。


李(製作者)
現在日本のテレビ局と(このドラマを日本で放映する)協議をしています。まだ最終的な合意には至ってません。

キャスター
このドラマを日本で放送するのは難しいことだと思われますか?

李(製作者)
難しいと思います。なぜならば民族が自分自身の歴史を正視するのは非常に困難なことだからです。
特に日本について言えば、他国を侵略したわけで、おそらくこの時期のことを直視することはできないでしょう。

ヤン(監督)
全ての日本人の協力者望みも日本での放送です。日本人の友人に聞くと、このドラマを日本で放送すれば非常に多くの敬意を受けることになるでとのことです。私たちも放送をするテレビ局に敬意をしめしたいと思います。これこそ、みんなで行う平和のための努力です。自分の国の歴史を正視しなければいけません。

ユーザー
このドラマの真実性はどのくらいなんでしょうか?

ヤン(監督)
皆さんはドラマと思うかも知れませんが、実際のところ、出演者やほとんど全てのシーンは本物の資料から作成しています。それらは中国人捕虜、日本兵の日記、欧州米国オーストラリアの捕虜から提供された文章と写真の資料です。つまり、表面上はドラマですが、実際の全てのシーンや人物は全て実話です。

私たちは美化はしていません。私たちは全て資料から作りました。もっと残酷なことがたくさんあったのですが、現在のテレビでは放映できません。

少し前の統計で南京大虐殺の生存者が400人しかいないとのことです。彼らはどんどん年をとり亡くなり、日本で裁判を起しても、すぐに却下され、彼らの世界に残す声はどんどん小さくなっています。歴史を記録する必要があります。

私たちは冷静な思考を持たなくてはいけません。たくさんの歴史資料を調べなおしました。抗日(日中)戦争の悲惨な8年間の経験、もっと前では、日清戦争、もっと前の時代をも調べていくとだんだん落ち着いてきます。私たちは理性を持っています。刀を使ってはいけません。

李(製作者)
侮辱的な過去に関して、激怒するのは血の通った中国人なら当然であり、愛国心の表現として私たちと同じです。しかし、その後、事実に向き合わなければなりません。我々はよくよい国家の建設と強い国家の建設をすべきです。国家に対する愛、民族の自己尊厳は感情を表現する以外、これらに向かうべきです。「記憶の証明」の「記憶」をわすれないでほしい。

キャスター
韓国での放映は考えていますか?

李(製作者)
彼らの歴史の経験は中国のそれと似ています。きっと共感が寄せられるでしょう。韓国の大きなテレビ局と商談中です。


(コメント)
まず、すみません。仕事と重なりUPがぎりぎりになりました。今日はインタビューの前編をお送りします。

どうも日本で放映するらしいです。

やっぱNHKですかね。韓流も成功したし、暇な中年主婦あたりをターゲットにすれば、南京大虐殺記念館収入もUPですかね。

なんか実話って印象操作してるし。

却下じゃなくて、法律的に司法が判断してるんですけどね。中国と違い、司法は独立してるし。

中国人が「自分の国の歴史を正視」というと冗談にしか聞こえませんがね。歴史どころか現実も正視できない民族ですからね。

もう一日やらせてください。明日、矢野さんのインタビューと日中関係等を含めた考察まとめをやります。

posted by 元祖うぷぷ at 23:54| Comment(6) | TrackBack(0) | 反日ドラマ(記憶の証明) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月21日

29集 最終回 歴史を鑑み、未来へ向かう

現在。周(の面影)と囲碁の前で話をする鈴木(=岡田)。周は鈴木に言う、「貴方は歴史を正視していない。
侵略を行った歴史を。貴方の孫の小百合は貴方を超えている。人々はみな平等だ」。

過去。走馬灯のように記憶がよみがえる。岡田と周、岡田「工程が終わったら全員中国に戻す。」、肖「国際法違反の捕虜の虐待行為だ」、暴動の場面、岡田「皆殺しにしろ」

現在、懐から「勤務日誌」を取り出す鈴木、「結局燃やせなかった。周さん、最後の勝負をしましょう。もしも貴方が勝ったら、この日記を肖漢生の孫に渡します。」うなずく周(の面影)囲碁で勝負。鈴木、「私の負けだ」

勤務日誌を小百合と肖憶のアパートのドアに結びつける鈴木、「あの時、約束を守れなかった、本当に申し訳ない」帰ろうとする時、肖憶と出会う。2人とも軽く会釈する。ドアの勤務日誌に気が付く肖憶、振り返ると鈴木は車に乗り込み立ち去る。桜並木を杖をついて歩く鈴木、「戦争が終わりもうじき60年、あぁ、今日はなんてすばらしい日だろう。」

鈴木の自宅、鈴木と宮崎は和服の正装。宮崎がビデオの前で話しはじめる。「肖漢生さん、あなた方は本当に立派でした。仲間を売った人はいません。なぜこんな残酷な死に方をさせてしまったのか。」

過去。郵便員、鈴木を殺し、鈴木の服を着て収容所へ潜入した李。李に話し掛ける宮崎、慌てて逃げる李、宮崎、偽装に気づき、岡田に報告する。暴動当日、脱走用の船で海岸線に迎えに来た李、待ち構えていた日本兵に殺される。

現在。「全て私が悪いんです。本当にごめんなさい。」土下座の状態から泣き崩れる宮崎。支える鈴木、宮崎に変わって話し始める。「私は帝国軍人として罪を犯してしまいました。肖漢生さん、でも私の孫娘、小百合と肖憶さんには関係ないことだと理解してほしい。戦後50年たって、多くの中国の労働者が日本に来て当時の保証を求めて裁判を起している。だか、勝つことはむずかしいでしょう。もう責任を取れる者が居ないんです。本当に申し訳なかった」ビデオを止める鈴木、「今日は小百合の誕生日、いいプレゼントをあげよう」薬を飲み、自害する2人。

小百合、肖憶のアパートには戻らない。肖憶、新聞に尋ね人に小百合の広告を掲載する。洋平、議員に当選。肖憶、荻原から鈴木と宮崎のビデオをもらい船で北京に向かう。出航する肖憶を乗せた船、小百合が岸壁に現れ叫ぶ「私は貴方を愛してる」気が付く肖憶。

北京、肖漢生の自宅に宮崎からの手紙が届く。受け取った妻、「この手紙は貴方が待ち望んでいたものですよね。」肖漢生の仏壇にそっと沿える。

北京、小百合がビデオを取っている。「私は素敵な彼氏にたどり着きました!。」カメラの中に肖憶がフェードイン。はしゃぎながら北京の夜の町を歩く二人。



(コメント)
予想どおりの「歴史を鑑み、未来へ向かう」最終回ですね。

作者の主張が詰まっているわけです。「歴史を正視する」「侵略戦争」「国際法違反」等。さすがにうまく靖国神社は絡められなかった模様。

さりげなく、今後戦時中の中国人労働者の保証問題を絡めています。これからこの手の訴訟が急増するのでしょう。もっとそれらは日本企業が雇っていた労働者の賃金未払いや、精神的苦痛等の話で「強制的に連行され大虐殺された」わけじゃないんですがね。ちなみにこの手の賃金未払いは現在の中国国内で頻発してたりします。

鈴木、宮崎が土下座で謝っていますが、中国人が望む日本人像がまさしくこれなわけです。

やはり結構受けがいいらしく、早々と中国の地方局での再放送等がきまっているみたいです。明日、ネットや現地で拾ったこのドラマ関係の反応と私のまとめの記事をUPしたいと思います。あともう一日、お付き合いください。
posted by 元祖うぷぷ at 20:55| Comment(1) | TrackBack(0) | 反日ドラマ(記憶の証明) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月20日

27〜28集 鈴木と岡田、暴動

周の葬儀、周に向かって敬礼をする岡田、暴動への強い意志を燃やす捕虜。「中華民族としてわれわれは日本鬼子に血の代償を払わせる」

現在。宮崎、鈴木に先に死んだ宮崎の息子幸一の父親は鈴木だと告げる。泣き崩れる鈴木、幸一の死で鈴木との関係を清算した宮崎、手紙を肖漢生に送る。
洋平、小百合を見つけ鈴木の家に連れ戻す。鈴木を疑う小百合、鈴木は言う、「小百合、洋平、肖憶、君たちは戦争とは関係ない。昔のことを知る必要はない」
宮崎が鈴木に小百合に鈴木が岡田であることを話すように説得する。鈴木の部屋に上がりこみ捕虜の名簿を探し当てた小百合、ビデオ撮影をする。一緒に保管されていた写真から、鈴木が岡田だと知る。部屋に戻る鈴木と洋平、小百合の目の前で証拠の名簿と写真を焼きはらう。鈴木、「これで証拠はなくなった」小百合、「お願い、北京へ行って、肖漢生に会って」

一人途方にくれて歩く小百合。肖憶との会話がよみがえる「小百合、君たちは自分の民族の歴史を逃れることはできない

過去。暴動発生。日本兵の制服、武器を奪う捕虜日の丸を引きずりおろす捕虜。打たれて日の丸の上で血だらけで死ぬ。捕虜と行動を共にする台湾人通訳。ダイナマイトを仕掛け、施設を爆破しようとした捕虜、線が途中で切れる。仲間を逃がし、ダイナマイトの近くで爆死する。仲間を先に行かせ、死ぬ捕虜。
海岸線にたどりつく、浅瀬の沖に脱出用の船が3隻待機している。援軍を得た岡田、「一人残らず殺せ」 次々と船にむかう捕虜、船から突如日本兵が銃撃を開始する。「はめられた」討ち死にする夏。「誰が仲間を売ったんだ」呆然とする肖。

がけの上、一人生き残った肖、岡田は殺さないように命令する。肖は岡田に言う。「中華民族は決して忘れない。これから20年、50年、おまえはずっと罪を背よっていくことになる。おまえはすぐに、軍法会議で裁かれるだろうがな」がけから飛び降り自決する肖。岡田の上司河野将軍から連絡が入る「期日までに工程をきちんと終わること」じたんばを踏む岡田。

(コメント)
予想道理の展開ですね。暴動は基本に忠実。日の丸を引きずり降ろし血で染める。仲間のために犠牲になる英雄たち。史実的にはわれ先に逃げてたりするんですがね。
「歴史から逃れることはできない、決して忘れてはいけない。」が本日のテーマですね。

さて、明日で最後になります。明日は内容と共に、以前の私の憂鬱がどうやら本当に実現しそうなので、その辺を含め、まとめをしようと思います。
posted by 元祖うぷぷ at 16:56| Comment(1) | TrackBack(0) | 反日ドラマ(記憶の証明) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月18日

25〜26集 仲間を売ったのは誰だ

池田の葬式で宮崎を発見した山花、宮崎の家を訪ね、岡田を告発する署名を強要する。拒否する宮崎、山花は宮崎を怒鳴りつけ、すでに老いた障害者の息子の幸一を必要に殴りつづける。帰宅途中の山花、若い男に電車のホームでぶつかり、倒れる。

宮崎の障害者の息子幸一、宮崎と鈴木の電話中、一人で外出する。宮崎は必死に探すが川に転落し、遺体で見つかる。落胆する宮崎、鈴木が強引に彼の家で同居するように宮崎を連れ込む。宮崎、肖漢生に手紙を書き始める。「60年前のことを全てお話します。」

過去。周の秘密会合、決行は明日1時。「抗日勇士ども、裏切りは許さん。」

郵便配達員「鈴木創太」が李に殺されたことを周に詰め寄る宮崎、周は答える、「俺たちは生存と民族の尊厳のために戦っているんだ」引き下がる宮崎、台湾人女性通訳、なきながら周に告げる「私も中国人です」周、「信用してもいいのか」周、自分の持っていた軍の階級章を肖と夏に渡すよう彼女頼む。

現代。「暴動時、誰が仲間を裏切ったのか」を調べる小百合と肖憶。池田が死亡し宮崎にも会えず、途方にくれる。小百合のアイディアで当時収容所に出入りしていた郵便局員を捜すことにする。倉津島に向かう2人、郵便局で一番高齢の局員に収容所への郵便配達は「鈴木創太」が行っていたこと、鈴木は突然行方不明になったことを知る。鈴木創太は祖父の名前である。祖父に疑念を持ちはじめる小百合。
宮崎は誰が仲間を裏切ったのかを手紙に書きつづける。「みんな立派な人でした。」

過去。小林を殺した罪で捕らえられた捕虜賀子を憲兵隊から5分間だけあづかり、暴動の首謀者を告白するように説得する宮崎。「これ以上死ぬ人を見たくないの」拒否する賀子。
宮崎、肖、夏に言う、「賀子が全ての秘密を話たわ。岡田さんはみんな知っている。でも貴方たちにもう一度チャンスを与えたの。暴動なんて考えないで、もうこれ以上の犠牲者は出さないで。」
肖、夏、賀子を疑う。しかし、暴動用の爆薬等は日本兵に発見されていない。宮崎の発言はうそだと見抜く。岡田は賀子を釈放する。混乱する肖と夏。日本兵を殺しこんな罪で住むはずはない。賀子は裏切っているのではないか。賀子と怒鳴りあう2人。賀子は言う、「俺の無実を証明してみせる」岡田の部屋に忍び込み地図を盗み出す賀子。切り殺す岡田。

周の口を割らせ、計画を聞き出そうとする岡田、周の部下三宝を拷問し、周に圧力をかける。周は三宝に言う、軍人として死ね。三宝は周に言う、次に生まれてきてもあなたの部下として働きます。

周の部屋、宮崎と台湾人通訳、通訳は泣きながら周に言う、「岡田が貴方に薬を飲ませて自白させる命令をしたわ。薬はすごく強力で誰も逆らえないわ」泣き出す宮崎、「ごめんなさい、私にはもうどうにもできないの」退出する2人。周は自決する。

(コメント)
このドラマに限らず中国のドラマに共通することとして人がよく死ぬというのがあります。共通の文化的なバックグラウンドが乏しい中国では
とりあえず母親を殺すのがもっとも効果的なお涙頂戴なわけです。ここでも宮崎の障害者の息子など意味のない人間が死んでますね。

台湾人が通訳として2人出てくるんですが、当時の台湾人が「私は中国人です」といったアイデンティティが強かったのかは疑問が残りますね。最近台湾海峡がきなくさいですので
台湾問題も絡めてるんですかね。

さてあと3集になりました。どういった結末を迎えるんですかね。池田、宮崎が手紙を書いていますから、これが「証明」となって「記憶の証明」なんですかね。時間的に暴動と小百合と鈴木、洋平の葛藤、そしてそれを乗り越え2人は愛し合うなんて感じかな。

本日の夜のこのドラマ放送はなぜだかありませんので、明日のドラマの内容の更新はありません。明後日、27〜28集をアップします。
posted by 元祖うぷぷ at 14:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 反日ドラマ(記憶の証明) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月17日

23〜24集 政治家対一般市民

池田の入院する病院にお見舞いに来た小百合と肖億、宮崎を見つける。やさしく2人に話し掛ける宮崎、全てを告白し、証明に協力すると伝える。そのとき鈴木の車が彼らの後ろに現れる。気づかない小百合と肖億、宮崎が気づき、車に乗る。鈴木は車の中で自分の孫小百合と肖漢生の孫肖憶が付き合っていることを告げる。戸惑う宮崎。

宮崎、神社でお祈りの最中倒れる。家に運ばれ、鈴木が見舞いにくる。鈴木は宮崎に言う、「われわれの仲はあの戦争でうまくいかなかった。今、若い2人は本当に愛し合っている。またあの戦争が原因で仲互いさせてはいけない。証明に協力しないでほしい」池田も宮崎の家に見舞いにくる。「われわれの最後の償いのために証明に協力してほしい」対立する鈴木と池田。

小百合の兄洋平、池田の会社、池田建設の社長室に強引に入る。自己紹介の後、池田に言う、「貴方の会社の副社長と私の秘書とはあってはないない金銭の取引があるのをご存知ですか」副社長に確認する池田、真実である。「もしも、貴方が証明に協力するならば、貴方の会社の今後の公共事業等の業績に影響することになるでしょう。そうすれば多くの社員、その家族が露頭に迷うことになります。昔の死んだ人のことも大切ですが、今の生きている人のことを考えてやってくれませんか。私と貴方はもう運命共同体になったんです」頭を抱え込む池田。池田、肖漢生への手紙を書き始める。「紅石、私にもう少しの勇気があったなら。私は君を」

過去。宿舎に戻る山花、部下の池田に紅石を呼び出し、自分の足をあらわせるように命令する。岡田の命令で紅石には一切触れてはいけないとされていたため、池田は山花にできないと報告する。激怒する山花、池田を捕らえ、別の部下に紅石を呼び出すように命令する。襲われると想い、嫌がる紅石、殴りつける日本兵、噛み付く紅石。激怒した日本兵、紅石を殴り飛ばす。頭を強打して倒れる紅石。肖と仲間が駆けつける。紅石は肖の腕の中で死ぬ。

紅石を抱えて岡田に面会を求める肖と捕虜。紅石を殺したことに激怒する岡田、命令を下した山花と肖を勝負させる。山花に圧倒する肖、盛り上がる捕虜、とどめを指すところで銃声が響く。岡田、紅石を殺した日本兵を撃ち殺す。静まり返る捕虜。

現代、池田から預かった証拠の日記を償却する鈴木、肖漢生への手紙を書き終え、教会に向かう池田。「主よ、罪深き私をおゆるしください」お祈りは長時間に上る。池田の運転手が呼びにくる。動かない池田。
池田の葬式、山花、熊谷、竜二などが参加する。駆けつける宮崎。小百合と肖憶は宮崎を発見する。

(コメント)
今回は比較的「親日的」にかかれていますね。女性の紅石はきっと日本兵に輪姦されると思っていたんですが、そのようなことはありませんでした。強姦等は旧日本軍は厳しい規律があり非常に少なかったといわれていますが、今までの中国の愛国ドラマ、愛国教育では
強姦して略奪して住民を殺しまくる日本兵だった
わけですから、たいしたものです。

しかし、中国人より日本人が主役ですよね、このドラマ。
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2004年12月16日

21〜22集 シナ人捕虜はみんな奴隷だ。女捕虜、俺はあいつを犯してやった

倉津島で朝鮮人李の妻の臨終に立ち会う肖憶。李の息子「きっと証人を探し出せ」抱き合う2人。清二と小百合、清二は言う、「彼はいい男だ。でも日本人と戦った祖父肖漢生が許すかな。家族の合意も大雪だよ」肖憶との愛を語る小百合、清二はあきらめ、倉津島まで小百合を送る。抱き合いキスをする肖憶と小百合。鈴木に家に戻らない旨の手紙を送る。

過去。巨大地震が襲う。山花と池田、中村。坑内が崩れ。池田が生き埋めになる。助け出す山花、池田をおぶって担ぎだす山花。地震の揺れはさらに激しくなる。3人を見つけ助け出す紅石と肖。肖は池田をおぶって担ぎ出す。

現代。過去を思い出す池田。「主よ、私は一人の女性すら守れなかった。紅石。君が私に証言に協力しろといっているのかい?」エレベーターの中で倒れる池田。
病床で池田、中村の娘に言う「肖漢生の息子に協力したい」

記者会見を開きすべてを暴露すると言った山花、小百合に電話する。記者会見の話を聞きつけた洋平、新聞社に圧力をかける。記者会見の現場、記者は2人も参加していない。小百合と肖漢が山花を撮る。山花は岡田がまだ生きていると爆弾発言をする。岡田の所在地を訪ねる2人。自分らで探せと突き放す山花。山花は得意げに話す、「シナ人捕虜はみんな奴隷だ。女捕虜、俺はあいつを犯してやった。」山花に平手打ちを食らわす小百合、小百合を突き飛ばす山花。肖憶が殴りかかろうとするがとめる小百合。

池田、病院を抜け出し、料亭に鈴木を呼ぶ。収容所での内容がつぶさに記録されている「勤務日記」を鈴木に渡す。「私は50年間何度も捨てようと思いました。でも捨てられませんでした。鈴木さん、一緒に贖罪しましょう。」考えさせてくれといって預かる鈴木。

過去。ダイナマイトを流用しているむことに気がつく小林。坑内で怪しい2人を発見する。銃を突きつけ静止させようとする小林。逆に石で頭を殴られ死ぬ。駆けつける肖、このままではまずい。殴った捕虜、自分の頭を傷つけ、事故を装う。殺人と気がつく岡田、捕虜を憲兵隊に引き渡す。宮崎、憲兵隊に言う、5分だけ彼と話をさせて。

現代、宮崎の家を訪ねる岡田、宮崎に指輪を渡し言う、「これから2人で生きていこう」宮崎は周にあこがれていたことを告白し、そして肖憶の証人に協力することを伝える。
「私たちは謝罪すべきなんです」岡田は言う「やつらは俺の工事をめちゃくちゃにしたんだ」

(コメント)
中心が「謝罪」に移行してきましたね。しかし、この手のドラマは中国人自身の文化水準を下げるだけだと思うんですが、どうなんですかね。
韓国では「慰安婦問題」や劣等感から日本人女性を自分の物にしたいという男が多い(+日本人女性に対するレイプが非常に多い)んですが、この手のドラマを続けていくと中国が第二の韓国並みに醜くなりそうですね。
posted by 元祖うぷぷ at 13:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 反日ドラマ(記憶の証明) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月15日

19〜20集 お金を払えばいいそんなもんじゃない

山花の家で見張る小百合、山花を病院に送る車をつけ、池田の会社を突き止める。池田を会社のエレベーターに監禁する小百合と肖憶。証言を拒否する池田、池田の戦争責任ついて責める小百合、池田は答える。「十分に反省している。償いのために毎年会社の利益から、中国の貧しい地への寄付を行っている」激怒する小百合「お金を払えばいいそんなもんじゃない」警察に捕まる2人。

釈放された2人、小百合は兄洋平の車に、肖憶は知識人萩原の車に乗る。兄き祖父の小百合を祖父の家に連れて行き怒鳴りつける。「警察に捕まるなど、家の恥だ。私の選挙前になんてことをするんだ。お前は近頃何をしているんだ。くだらん中国人の回顧録作りなんかに協力して」小百合も兄を怒鳴りつける。「そんなに選挙が大事なの?この回顧録はね日本の将来にとってすごく大切なの。」部屋に小百合を監禁する洋平。

洋平は小百合の家に入る。肖憶が迎える。洋平は言う「君がきてから、小百合がおかしい。小百合の荷物は引き上げる君も男だろう、女の家に寝泊りしてなんとも思わないのか。くだらんことしてないでとっと国に帰れ」「くだらないことではない。日本にとってすごく大切なことなんだ」萩原が答える。名刺を渡す萩原。彼は第二次世界大戦専門家の教授だった。洋平が怒鳴り散らして言う「大体、南京大虐殺だの慰安婦だの教科書問題だの中韓の歪曲した歴史の押し付けだ。賠償だ、謝罪だと。」落ち着き払って諭すようにいう荻原「なさけない。日本の次期リーダーともいわれる人がこの程度だとは」大声を出して物を投げつける洋平、萩原の顔に当たり出血する。「テレビ写りはいいが、これが君の本性だ。」さげすむように洋平を見る2人、怒りながら悔しそうにかえる洋平。

過去。一人で自転車にのる郵便係の日本兵を殺す李。殺した日本兵の服と自転車を着て収容所への進入に成功する。李に暴動決行は7月10日だと告げる周。郵便係が李だと気がつき、小林に密告しようとする捕虜林。夏が見つけ林を殺す。肖が駆けつけ、夏の身代わりに自分が自首すると告げる。日本兵が発見し、2人は他の捕虜の前で吊るされる。
殺したのは肖か夏かを確認する岡田。当然殺したほうは死刑。突然自分が女だと名乗り出る紅石、林が紅石を犯した為、仲間の法律で殺したと主張。岡田は納得して彼ら2人を解放する。

現代。小百合の家に電話をかける清二。肖憶が電話を取る。どちらが小百合を取るのかの話をする。肖憶はいう「俺は小百合を愛している。本当に愛している。」清二はタバコをふかしながら勝ち誇ったように言う「結婚ともなれば両親との関係も重要だ。幼馴染で僕と小百合の結婚は両家が望むことなんだよ」鈴木の家をたずねる清二。鈴木は言う。「君はスタンフォード大学で学んでいたんだったな。どうだろう今度は小百合と2人でアメリカに行くのは」

宮崎の家をたずねる鈴木。「おっ岡田君?」宮崎との50年ぶりの再開がかなう。宮崎に苦労をかけたと土下座して謝る鈴木、宮崎は言う、「私に謝る必要はないわ。あなたは肖さん、夏さん、周さんに謝るべきだわ」


(コメント)
すいません×2 UPが遅れました。あと「山花」の名前を以前の記事で「立花」としたものがありました。訂正します。

「南京大虐殺だの慰安婦だの教科書問題だの中韓の歪曲した歴史の押し付けだ。賠償だ、謝罪だと」というのを悪役洋平に言わせて否定する方法はうまいですね。

ただ、洋平の口から出た上記の内容は日本の政治家の発言ですか?新聞記事ですか?違いますよね。一部ネットの書き込み内容じゃないですかね。

中国政府は以前からネットの書き込みを注視しているみたいな気がするんですが、どうなんでしょうか。ネットだけみると日本は相当「右傾化」していて(中国にとって)危険な国のようにも思えますが、大多数の国民はまだ引き続き平和ボケしてるんですけどねぇ。

この洋平は以前安部を揶揄していると書きましたが、こんな誹謗中傷で人民を導いてしまっては安部氏の1月の訪中は意味なさそうですね。中国もいい加減押すばかりではなく少しだけでも引くこと検討できないものでしょうか。



posted by 元祖うぷぷ at 20:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 反日ドラマ(記憶の証明) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月14日

このドラマを日本に上陸させてはいけない その2

その1からの続きです。

現在と結びつく内容

日本人は過去を忘れやすい民族などと言われます。実は中国人はもっと過去を忘れやすい民族だったりするんですね。中国人は両親兄弟、親戚等を大切にします。そこで親戚に日本軍との戦争でなくなった者がいた場合は無論「恨み」が生じるわけですが、それ以外、つまり特段戦争と関係のない中国人は「所詮過去のこと」という意識が強くあります。中国人
の団結力のなさはドラマで何回も出てきていますが、他の中国人が殺されても所詮他人なわけです。(もっとも愛国教育が強化された世代 は若干異なりますが)

日本人でも戦争に関して言えば、基本的に「そんな昔のこと。。」ですよね。

ところがこのドラマ、過去と現在を織り交ぜているわけです。現在の靖国神社参拝、保守政治家(小泉、安部等)の台頭などと「南京大虐殺」等を結びつけているわけです。「そんな昔のこと」という意見への挑戦というわけです。かつて放送された他の反日ドラマと現在への橋渡しもかねているかも知れません。

これは「現在」の日本人の世論を動かすには非常に効果的ではないでしょうか。

ソフトな内容

以前触れましたがソフトな内容なんですね。基本的なラインは恋愛ものですし、面白おかしい場面もあってなかなかソフトに仕上がっています。

カチカチの反日戦争映画は中国人もあまり見なかったりしますが、この映画はより多くの層を取り込む要素をもっていると思います。

基本的に中国人は日本人に比べて真面目です。これは「きちんと働く」等の真面目ではなく、頭がカチカチの真面目のほうです。ドラマで真面目な内容はものすごく真面目だし、エンターテイメントはものすごくエンターテイメントなわけです。日本人から見ると「あつくるしぃ」とか「うざぃ」といった雰囲気の番組だらけなわけです。

この作品は日本人がみてそういった拒絶感をかんじないようにできてます。普通にみれる作品なわけです。

日本人、中国人を研究した内容

中国人の特徴の一つに「単純」であることがあげられます。これは中国語も比較的単純ですし、考え方も単純なわけです。YES、NOで答えることが必要なわけです。50以上の民族で構成される国家ですから、日本人のように統一的な文化や考え方がなく、あまり複雑なことはできないんですね。

一般の日本人がこのドラマを見るとこんな風な感想になるかもしれません
「悪い日本人と日本人がかかれているな。つまり、政治家や一部の軍部が悪いと言うわけか。軍の若者と中国人捕虜の交流なんかもあるしなぁ。いいドラマじゃない?」

中国人の感想は「単純」でしょう。
「日本人悪いネ。いいドラマだ。」

両者ともに満足できる内容かも知れません。でも、理解がまったく違ったりするわけなんですね。


今日は朝日にこのドラマが取り上げられたのであせって自分の意見をまとめて見ました。
もし現実に日本に上陸するようなことになるなら、行動を起こさなきゃなぁなんて思っています。

結構多くの方がブックマークに入れて、私のブログを見てくれているみたいですね。毎日夜放送で翌日の昼ごろUPしてますんで、夕飯後あたりに見てもらえると更新されていると思います。

これからもよろしくお願いします。
posted by 元祖うぷぷ at 17:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 反日ドラマ(記憶の証明) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

このドラマを日本に上陸させてはいけない その1

朝日新聞が記事にしたようですね。もっとも提携している人民日報の記事としてですがね。まだ私もこの後の展開はわかりませんが、「歴史を鑑み、未来志向で」進むはずなのでそこそこ日本人も納得できる少し感動的なドラマになるでしょう。その辺で朝日新聞は「忘れてはいけない過去、日中の相互理解に必要」なんて記事を作って朝日新聞本誌で紹介しそうな気がします。

なんか、やばい気がしてきませんか? 私の12月8日の記事での杞憂、つまりNHKでの放送が現実味を帯びてきたような気がするんです。もしもこのドラマが日本に上陸したらどうなんでしょう?

中国でドラマを見ている人の中には「いままでの反日ドラマに比べたら結構いいドラマじゃない」なんておもっている人が結構いるかもしれません。しかし、私はこのドラマは今までの反日ドラマに比べて数段やばい作品だと思っています。

現実味のある内容

典型的な反日ドラマと言えば凶暴で卑劣な不細工なまさしく鬼子な日本兵と、優秀、勇敢で善人の共産党との戦いなわけです。日本兵は共産党の頭を使ったすばらしい戦略に舌を巻いて「めしぃめしぃ(飯飯)」などといかにも中国人役者の意味不明な日本語を連発して退散するわけです。

情報が完全に遮断されていた時代はともかく、これは中国人が見てもいかにもうそ臭いんですね。又、中国人は日本人が礼儀正しいことなどを知っていたり、都市部では背広を着て颯爽と歩く日本人がたくさんいたりと自分の見た日本人像とも一致しません。また共産党の腐敗はすざましく、やはりあまりにすばらしすぎる中国人像に関してもしらけてしまうわけです。

ところがこの作品の日本人にも中国人にもいい人も悪い人もいて、わざとらしさがまったくない。すんなり見れるんです。

ちなみに監督のヤンは雑誌のインタビューでこのようなことをいっています。
「殺人の場面を私は多用していません。歴史を尊重し、事実を描いているんです。もしももっと殺人の場面を増やせば、多くの人は商業的な利益を追求した作られたものだと感じるでしょうし、一部の人により君たちの歴史は作られたものだとの口実をあたえてしまいます。私は多くの人に真実を伝えたいんです。」

インタビューの中でも「架空のドラマ」ではなく「真実」になってますが、こうやって中国人はこのドラマを真実として受け入れてしまうわけです。

そして日本で放送されれば多くの歴史に無知な日本人は受け入れてしまうでしょう。

その2に続きます。






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来年は反日映画やドラマが60本もつくられるそうです

大きめのニュースが入ってきました。

12月13日毎日新聞

来年の「終戦60年」に向けて、中国国内で抗日戦争を題材にした映画やドラマ60作品余りの制作が予定されていることが明らかになった。中国紙「北京青年報」が12日報じた。来年には終戦60年を記念したさまざまな行事が行われ、旧日本軍の侵略の歴史が改めて取り上げられる見通しで、反日感情の増幅につながる危険もはらんでいる。

 中国では来年を「抗日民族解放戦争勝利と反ファシスト戦争勝利60周年」の記念の年と位置付けている。中国中央テレビでは抗日ドラマ第1弾として、今月5日から午後8時のゴールデンタイムに、第二次世界大戦中に日本で強制労働させられた中国人たちを描いたドラマ「記憶の証明」を放映、反響を呼んでいる。

 現在撮影中の作品には「逐日英雄」「鉄道遊撃隊」「敵後武工隊」などがある。具体的な内容は不明だが、旧日本軍の侵略に対する共産党軍の戦いがテーマとみられる。同紙は「恨みを理性的な反省に変える」「寛容な心で未来に向かう」ことを制作意図にしていると指摘しており、反日感情を刺激しない配慮もあるとみられる。しかし、視聴者がどう受け止めるかは未知数だ。

(コメント)
うわぁぁぁぁ。
60周年で60本か。来年は見るのが大変だ。。
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17〜18集 優秀民族と劣等民族

3人の命を救うべく岡田と面談する周。岡田は囲碁で勝負をし、周が勝ったら3人を解放すると約束する。日本兵、捕虜が見守る中真剣勝負をする岡田と周。勝負は互角で長時間に上る。最後、計算しろと部下に指示する岡田、半目勝ってますと伝える周。周が勝ち、3人は開放される。

森の中で岡田と宮崎。宮崎は言う、「私、日本民族が世界で一番優秀な民族だと思っていた。でも、劣等民族だと思っていたシナ人をみていて、彼らはすごく優秀な民族だと言うことに気がついたの。彼らは尊敬に値するわ。岡田君、あなた昔のあなたじゃない。ただ野蛮でとても尊敬できない」

開放された3人のうち、怪しげな劉は引き続き拷問にあう。肖やその仲間は劉が日本人側につき脱出計画等をもらすことを危惧し、劉を殺すことにする。夏は食事係の捕虜に劉の食事に毒をいれるように指示、食事係が作って置いておいた毒入りの飯を腹が減った日本兵中谷が食べ死ぬ。若い部下の殺害に激怒し食事係の捕虜を拷問し殺す山花。岡田が山花を殴りいう。「なぜシナ人を殺した。工程を考えろ。」山花が激怒し答える。「部下が殺されたんです。」

毒の内容を調べるために毒を捕虜に食べさせる実験をする岡田。毒入りのメシを食事係の捕虜が食べるが腹をすかせた岡田の愛犬オーリーが体当たりして彼の毒入りの飯を食う。倒れるオーリー。治療室に駆け込む岡田と宮崎。宮崎がオーリーの治療をする時に捕虜の一人が倒れたとの連絡がはいる。「人間と犬とどちらが大切なの」どなり捕虜を助けにいこ
うとする宮崎ここに残りオーリーを助けろと命令する岡田。捕虜は死亡。

毒入りの飯は中谷にではなく劉に用意されたものだときがついた岡田、宮崎を劉の下に遣わし懐柔を試みる。部下を殺され殺気立っている山花、宮崎は劉を縛っているロープをと
り開放する。近くの日本兵の耳を引きちぎる劉、武器をみち暴れる。日本兵4人を殺した劉、山花がとどめを指し、死ぬ。

現在。山花のビデオを祖父の鈴木(=岡田)にみせる小百合。山花の暴言が再度繰り返される。「シナ豚どもをこうやってこうやってばったばったと殺してやった。」うろたえる鈴木、小百合に病気を装い他の部屋に薬を取りにいかせる。その間にビデオテープの該当
部分を削除する。

山花等3人、安居酒屋の個室で酒盛り。鈴木が突如現れる。敬礼し向かえる3人。鈴木は言う「私は今は岡田ではない。鈴木だ。私の命令は絶対だ。決して忘れるな。」混乱して退席する山花、金を置いて立ち去る鈴木と小百合の兄洋平。

小百合の家、知識人荻原とともに山花のビデオを見ようとする小百合、内容が消えているとこと気がつく。

(コメント)
囲碁で決めていいのか3人の命。。。。

宮崎と岡田の会話で出てくる、民族の優劣。これはまさしく中華思想です。つまり中華民族が世界の中心で、その周辺にいるのは(日本等)劣等な民族てやつですね。
現在の中国人は実は日本人は優秀な民族の一つと認めていて、なおかつ自分たちのふがいなさを知っています。つまり、
世界一優秀な民族であるはずのわれわれ中華民族が本来劣等民族である日本民族に負けている現状、うけている軽蔑に臥薪嘗胆で耐えている
のが今の中国人の表面的な付き合いの日本人には語らない本音なんですよね。宮崎はシナ人は尊敬に値すると言っていますが、彼らの自己満足のために十分なせりふでしょう。
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2004年12月13日

15〜16集 南京大虐殺きたぁ----!!!

心やさしい少年兵、中村と池田。周らは脱出計画の為、彼らを襲撃をしようとするが、女兵紅石の願いで思いとどまる。宮崎医師の指示で行水をする捕虜、服を脱ぐように指示がされる。服を脱ぐと女兵紅石が女だとばれる為、服を脱ぐことを拒否する共産党捕虜。

紅石が女だと知り、性欲が押さえらない劉、紅石に襲い掛かる。紅石は抵抗し言う、「おまえも(日本)鬼子だ、最低だ」うなだれる劉、「おっ俺は最低だ。」

現代。小百合が気晴らしにと肖憶をデートに誘う。肖憶は山花に話をつけると言って拒否する。幼馴染みの不細工日本人清二から小百合にデートの誘いの電話がかかる。小百合は肖憶へのあてつけでデートに出かける。

イタリアレストランでたわいない会話、肖憶、戦争の話になる。ニヤニヤ笑いながら清二は言う、「あれだろ、南京で大虐殺で30万人も死んだって。しんじられないなぁ」激怒して答える小百合「20万人、10万人 数の問題じゃない。日本人はたくさんの人を殺したんだ!!」清二が困惑して答える「でも日本も広島長崎に原爆を落とされたけどアメリカと仲良くやってるよ」

山花を見つけ、殴りかかる肖憶。警察につかまり小百合も呼び出される。肖憶がカメラを持ち、小百合が山花に過去の捕虜の事件を聞く。倉津島に秘密の捕虜収容所があること、そこで1000人の中国人を殺したこと、楽しそうに次々と話す山花。「支名豚どもをこうやってこうやってばったばったと殺してやった。はっはっはっは」ピースサインをして立ち去る山花。

過去。岡田とも宮崎し抱きあう。周と紅石も通じ合う。紅石にほれた劉、紅石に付きまとうがにげられる。脱走のための秘密のトンネルを掘っていた2名の捕虜とたまたま近くにいた劉が仲間の日本人への密告により捕まる。吊るされる3人、周が岡田に交渉に行く。

(コメント)
南京大虐殺、きましたね。この放送は昨日12日の夜で、今日13日は南京大虐殺記念日なんですよね。よくできてます。
南京大虐殺自体、出所不明の写真はあるのですが、否定する資料ばかり見つかり、肯定する資料がみつからず、日本国内のサヨク団体ですら、トーンが落ちているのですが、中国政府としてはもはや撤回するわけには行かずこのまま事実にするしかないのでしょう。

茶髪の不細工(=印象悪い)日本人の南京大虐殺否定に対して、まじめな小百合と肖憶の行動を対比し、劉が紅石に襲い掛かり日本鬼子がやったこととの発言、支名豚ども殺したことをうれしそうに話す山花の話を立て続けに入れ、いかにも虐殺があったということを印象付ける手法、つまり印象操作、これこそがプロバガンダですね。
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2004年12月12日

13〜14集 靖国駄目押し

倉津島の捕虜収容所の跡は遊園地になっていた。慰霊碑があることを知った2人、村人の協力でたどりつく。そこは慰霊碑とは名ばかりの草原の中の小さな碑だった。過去の捕虜を想い悩み怒る肖憶。

インターネットで調べ、肖漢生の回顧録作成を手伝った画家である旧日本兵中村の娘を発見する。中村はすでになくなっていたが、中村の友人池田は存命で大きな建設会社の社長になっていた。中村の娘は池田に協力を求めるが、池田は迷った挙句、拒否する。

居酒屋、証言を拒否されたことを肖憶に謝る池田、ふてくされて酒を飲む肖憶、小百合。同席した知識人萩村がテレビニュースに山花が市場で暴れているのを発見する。山花は存在で市場で働いていた。山花の後を付け自宅アパートを見つける肖憶、小百合。

過去。日の丸のついた鉢巻を巻いて岡田の元に駆け込む熊谷、「自分を前線に送ってください。自分も帝国のため戦い果て、靖国神社に入りたいんです。」
宮崎女医は夏と周を治療、宮崎は夏に聞く「なぜこんなに悪化するまで周を病院に連れて行かないの」夏は宮崎に怒鳴りつける。「岡田が拒否しているからだ。ここには捕虜の最低の権利の保障すらない。日本人は他の民族の尊厳を踏みにじった最低の民族だ」
「岡田さんはそんな人じゃない」宮崎は夏をつれて岡田に周を病院に連れて行くように説得しようと岡田の部屋に行く。夏は岡田の机の上にある「7月15日工事終了後、全ての捕虜の処分」という秘密命令を見つけてしまう。

現代、小百合の幼馴染みの男友達がアメリカから帰ってくる。小百合の家で会う2人。同席していた兄洋平、父母はわざとらしく席をはずす。彼は小百合に彼がいるかを聞き小百合が「いない」と答えると満足する。

鈴木(=岡田)と洋平、宮崎の自宅前で待ち構える。宮崎とすでに年老いた障害者の息子が自宅に入る。鈴木は自分から宮崎を訪ねようとするが迷った挙句車に戻る。洋平がサングラスをかけ宮崎の家に上がり、「過去のことは過去のこと、一切しゃべるな」と脅す。車で立ち去る鈴木と洋平。宮崎はうすうす自分の前に現れなかった鈴木の正体を感じる。

(コメント)
靖国駄目押しきましたね。捕虜虐待、国際法違反等、訴えたいとこは繰り返すことにより自然と記憶に残るものです。よくできてますね。
靖国関係は2度目ですが、共通点があります。それは前後の話とあまり繋がっていない点、出演者が少ない屋内での撮影の点。この作品、国際的な賞を狙って作った作品と言われ、その後1年以上も当局の指導により変更された経緯があります。いままで出てきた靖国、右翼団体等の部分は後から挿入されたのではないかという気がします。
アメリカ帰りのにやけた小百合の幼馴染が出てきますが、やっぱりなという感じですね。韓国もそうなんですがエリートはアメリカ帰り、日本人は中国人(韓国人)よりかっこ悪いという構図、アメリカ、日本に対する劣等感の裏返しで哀れみを感じます
posted by 元祖うぷぷ at 14:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 反日ドラマ(記憶の証明) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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