文章は、我が国民に反省を促がす
文章は、中国経済の米国依存に多くの分析を行っていない。ただ一点、中国の米国への輸出の80%の商品は中国に進出した米国企業の製造したものであり、米国が中国の対米輸出チャンネルを切っただけで、中国はその経済発展の維持ができなくなるとする。
長谷川慶太郎は予測する。「中国の日本への依存は、ますます強まっており、弱まることはない」これは、「日本がますます中国をコントロールする」ことである。
江淮南は、この文章は日本人の傲慢な態度で充満しているとしながらも、我々はこの学者に感謝をしなければならないとする。彼の話は事実であり、彼はそれを率直に話しているからである。このような話は聞くに堪えず、我々中国人はこの種の話しを好まない。この種の話しは耳障りであるが、よく考えると有益であり、我々を覚醒させ、深く考えさせ、反省させる。大陸が外国から持ち込み、購入した思想は20数年光を放った。日本と米国を含む西側の発展した国家から資金と技術を引き込むことは、改革開放の重要な政策であり、中国の経済発展を促進し、経済の質を高め、経済の発展を持続させ、急速な発展に巨大な影響を与えた。今後のこの政策は継続されるべきである。
しかし今日の中国が反省すべき点は、これだけ長期の期間にわたり、我々の部門、地区、組織、指導者は、全てを「持ち込む」、「購入する」思想に凝り固まっているのではないかという点である。あまりに輸入に頼っているのではないか?同様の品質の商品もむしろ外国製を好み、国産品を好まなくないか?自力で発展する観念を遥か遠くに投げ捨てていないか?持ち込む、消化、創造の関係はどうだろう?技術の難関への絶え間ない挑戦精神はどうだろう?なぜ我々は2億トンもの粗鋼を生産しながら、長期にわたり大量の各種の鋼材を輸入する必要があるのだろう?なぜ他人は数十年前に作り出せたのに我々は今になっても大型の飛行機の生産ができないのだろう?なぜ、こんなに多くの建築の設計を外国人に頼むのであろう?
我が国民は恨み事を言うのではなく自立を
今日の中国は、50年前の中国ではないし、20年前の中国でもない。我々は既に相当の物質、技術、資本の基礎を有している。自己強化の精神を持ち、かつての「兩弾一星」、最近の「神舟飛船」(訳者注 前者:核ミサイル 後者:有人ロケット)打上げの意気込みを思い出し、多くの難題も克服できると信じるべきである。我々は今後良く耳にする「あいつらは設備だけ売って技術を技術を提供しなかった」、「XX国は、我々に対して技術封鎖をしている」、「XX組織は対中技術移転条項を批准しなかった」、「XX国は我々に技術を隠している」などの恨み事を言うのをやめよう。他人にあって君にない。他人は当然君に渡さない。どうして恨み事になるのだろう?恨み事がなんのプラスになるのだろう?
江淮南は最後に主張する。中国は大国である、社会主義大国である。多くを対外依存し、現代化の基礎は強固ではなく、経済安定と国防も強固ではない。対外開放と自力発展は、同時進行できる。日本人、米国人が中国人の前で「傲慢」であるのは、我々中国人の問題なのである。
この江淮南氏の主張は至極まともですかね。全く反省できず、努力をしな典型的な中国人の気質を批判しています。
大きな中国人の欠点に「直ぐに忘れる」ことがあります。掲示板には同調する意見も多く、襟を正そうとしていますが、数日後には忘れてしまっていることでしょう。あれだけ盛り上った反日暴動ですが、暴動後、撤去された商品は売場に戻り、日本の歌のカバーがヒットし、日本語を学ぶ若者が増えています。中国人が60年前の戦争を「忘れていない」のは毎日のように再教育されつづけているからです。
江淮南氏の主張はまともですが、さらに一歩進めるならば、「そんなに日本を気にしない」ことをお勧めしたいです。韓国人もそうですが、あまりにも日本を意識しすぎる為、自分達の将来の選択の幅を狭めているようなきがします。
孔泉報道官、日本外相の発言に反発 G4案に反対票も(人民網日本語版)
前中国国家安全局警官:日本にもスパイを多数派遣(大紀元時報-日本)
中国、米国を想定した核兵器部隊を建設中(大紀元時報-日本)
中国:外国企業の優遇措置見直し(大紀元時報-日本)
60年代、2首相が「核武装論」 米公文書で明らかに(朝日)
6カ国協議:共同文書案 日本反発、米は一定評価(毎日)
>あります。掲示板には同調する意見も多く、
>襟を正そうとしていますが、
>数日後には忘れてしまっていることでしょう。
このコメントに麦茶噴き出しました(笑)
謝罪と賠償を(ry
でも何故忘れちゃうのか、本当にそうなのか、
と考えているうちに、昔読んだこんなものを
思い出しました。
http://www.rieti.go.jp/users/china-tr/jp/030616ntyu.htm
これは長谷川慶太郎氏の1992年のご託宣です。江淮南氏はこれを知るや知らざるや。
経済予想屋(経済学者、経済評論家)の発言は、往々にして外国のナショナリズムを煽るいい材料になるものです。よきにつけ、悪きにつけ。競馬予想屋よりもタチが悪い。
ところで、江淮南氏が取り上げた長谷川慶太郎氏の論文ですが、『Voice』5月号といっても、昨年の5月号なのですね。探しちゃいましたよ。
東アジアな人さんへ
↑のサイトを教えていただきありがとうございました。読むところが多く、また睡眠不足になりそうです。
そんな極端なものまであったんですか。長谷川氏の予想とは全く逆になっていますね。台湾は何処まで持ちこたえられるか。昨年の5月の「Voice」も、「最近の5月」と言えなくはないですが。。。
ちなみに長谷川氏の本、私も比較的読みますよ。評論家は予想をハズシて叩かれるのも仕事ですしね。
う〜ん、文章を読んでいると中国人にも悪いところがあると反省しているように見えるんですが、日本に対する基本的歴史認識が反日中国人と変わらない気がします。
中国人に反省を促すために日本人を利用し、「あの憎っくき野蛮な日本人ですら出来たことを、我ら中国人に出来ないはずはない。」と言ってるように感じた。
ちょっとうがった見方ですかね?
中華思想は心の奥底にありますから。日本に来たがる多少親日的な中国人も「台風で島ごと沈んだらどうしよう」なんて本気で心配してますから。