2005年07月01日

反日漫画 論日本 戦後の変化 その1

ネット上のソース無し コメント中の写真参照


1950年6月、朝鮮戦争勃発の危機は日本経済にとって意外にも大きな強心剤となった。
 米国は国連をコントロールし、国連名義で朝鮮半島に出兵し、マッカーサーを司令官に任命した。米軍の駐日第8軍は朝鮮との間を迅速に行き来した。当時米軍の日本駐留軍は僅か数万人であり、朝鮮戦争に対しては不足していた。米国兵以外で日本本土の治安と防衛問題を日本人自身に解決させる為、マッカーサーは日本政府に警察予備隊(以後自衛隊に改名)の創設と、海上保安隊の増強を命令した。

朝鮮戦争の初期、朝鮮民主主義人民共和国軍は優勢であり、一旦は韓国の首都ソウルを占領した。「国連軍」は直ぐにソウルを奪還し38度を越え、朝鮮の首都平壌を占領した。同時に戦火が我が国の国境付近まで迫った。中国人民志願軍は参戦し、朝鮮人民軍と合流して反撃を行い、1953年7月に板門店で停戦協議が行われた。マッカーサーは講和を望まず、攻撃継続を主張したが、最後には最高司令官の職務を解かれた。

朝鮮戦争で最も利益を得たのは日本である。戦争中米国は調達に困り、距離が近い日本から各種の軍事物資を調達した。巨大な軍事契約は日本の各種領域の経済部門に米国による「特需」をもたらし、直接、間接的に米軍に服務を提供した。「特需」は各分野の就業人員を100万人近く増加させ、倉庫に長年保管されていた物資が一掃された。戦争2年目には、日本の鉱工業生産は戦前の水準を越えていた。企業の利益は急速に増加した。完全な統計ではないが、3年の朝鮮戦争の期間、その種の狭義の「特需」は10億ドルにも上った。その中の70%は供給物資であり、30%は服務提供であった。また、広義の特需は駐日の米軍官兵の生活費などをあわせるて、24億ドルに上る。朝鮮戦争は日本の経済危機を救っただけでなく、日本経済に空前の「特需景気」をもたらし、日本政府が夢中になって喜び、「天から授かったチャンス」としたのも無理はない。

写真
P237 主張する作者

今日の分は特段飛ばしている部分は無いようですね。まぁ当然、自国の「侵略」行為を記載するわけないですし。「完全な統計ではないが」と断っている以上、数値の議論をしてもしょうがないですね。韓国人は「朝鮮戦争のおかげで日本は発展した」なんて思っている人が多いようですが、さすがに中国はそこまでは思わないのでしょう。朝鮮戦争特需が日本経済に与えた影響は大きいですが、それで発展したわけではないですし。

あす午前に後半をUPします。

日本天皇のサイパンでの戦死者慰霊について 外交部(人民網日本語版)
日本防衛庁の中国国防費めぐる発言について 外交部(人民網日本語版)
「懺悔と謝恩の旅」 再教育受けた日本の元戦犯ら(人民網日本語版) 近頃出番がおおいですね
中国軍の拡大・増強 2年以内の「台湾制圧」能力保有目指す 米紙報道(産経)
中国最大の民間石油企業誕生 北京で設立式典(産経)
住民暴動を新華社報道 安徽省、警官多数が負傷 (産経)
「侵略を美化」と批判・両陛下の訪問で中国紙 (日経) 人民日報と見解が分かれていますね。
卓球の愛ちゃん:「陶器のお人形さん!」と中国でも人気(毎日) 一方に偏った報道の典型例
訪日観光ビザ、7月に中国全土に拡大(朝日)
香港:中国に返還され丸8年 選挙改革デモは縮小か(毎日)
米国:次期空軍参謀総長「中国の軍拡を懸念」−−上院軍事委で証言(毎日)
国連改革:G4案共同提案、三十数カ国どまり 支持表明の英も加わらず(毎日)
「中国は相当期間、途上国のまま」胡国家主席(人民網日本語版)
入国時の携行品申告を義務化 外国人の免税額2千元(人民網日本語版) 3万円以上は税金?
民衆が派出所囲み騒ぎに 10人を逮捕 安徽省(人民網日本語版)
新党主席の大連訪問、「抗日戦争を忘れぬため」(人民網日本語版)
通商白書、中国事業リスクに警鐘・東アジア連携強化を (日経)
posted by 元祖うぷぷ at 20:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 反日ドラマ(記憶の証明) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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