2005年06月15日

分析: 中日の紛争は続く 米ロ印は各思惑で高みの見物 その3


インド: 腹の中では分かっていながら、実益のために用心深く行動

「印度も中日の争いを影で喜んでいるだろう。ただ、インドは中日双方を信頼している。」中国社科院亜太研究所副所長の孫士海は記者の取材に答えた。インドが中日の矛盾を利用する傾向は明確ではないが、当然、「大国」になろうとしているインドは、最近南アジア、インド洋の支配地位を強固にするだけでなく、勢力範囲を南中国海まで伸ばし、インド洋から太平洋までまたがる大国の夢を実現しようとしているのである。

インドが制定した「北の中国を防ぎ、西のパキスタンを攻め、南のインド洋を占め、東に勢力を拡大する」戦略の中で、「東に拡大」が主要な部分であり、すなわち、南中国海から太平洋の一部分に触覚を伸ばすことを意味する。専門家によると、この地区があたかも印日の両国の利益の集積地となり、双方の防衛協力は日増しに密接になっている。2000年、日印両国はグローバルパートナー関係宣言を宣布し、定期的な防衛対話を開始した。共同でホルムズ海峡からマラッカ海峡までの安全を守る活動を行う。

2003年1月、日本はインドに対して行っていた円借款の停止を解除した。

2005年2月、日本の外務省は「インド、グローバル戦略のパートナー」と題した新しい研究計画を定め、日本政府は2005年度のインドに対しての対外開発援助を1120億円と宣言し、インドは初めて中国を越して日本のODAの最大の対象になった。

中日関係は終始安定しないが、インドと中国も歴史と境界線問題で相違がある。「中国威嚇論」が出され、日本とインドの往来が親密になったとき、容易に想像できるのは、これは中国を意識しているのではないかと言うことである。

専門家はこの判断に異を唱える。「それは冷戦の思想だ。我々は現在そのように問題を見るべきではない。」孫士海は言う。日本とインドの関係は発展を始めたばかりであり、インドの現在の実力と経済発展の将来性はインドに日本との同盟に対しての気兼ねをさせる。また、中日両国から等しく利益を享受する為、彼等は中国を威嚇とは考えない。国家利益を重視するインドはアジアの主要大国間は相互依存であり、共同発展のみが大国をより強くすることを明確に理解しているのである。

白人に対する劣等感、黒人や他のアジア人に対する理由のない優越感の塊の中国人民ですが、なぜだが、インドに対しては「未来のアジアの二大大国」のような肯定的な捕らえ方が多いです。なんの基準なんですかね。人口基準? それと絡んで「大国」だの「支配地域」等の観点がどうも「帝国主義」を彷彿させますね。恐らく一般の日本人が見ると違和感を感じるかもしれませんね。私はなれましたが。

ただ、中国がこのように考えている以上、我々もその対策を打たなければなりません。よく言われることですが、巨大な人口を占めるインド、ASEANとの提携強化は必然でしょう。北のロシアに対してはプーチンがトヨタの工場起工式に参加(読売)、11月来日を表明・日本の常任理入り「賛成」(日経)等とロシア側から積極的に仕掛けてきてますね。

そんな中、中国は、戦後60年たって42万人大虐殺が分かった郷土史家が調べた山東省西部での日本軍細菌戦(人民網日本語版)等と相変わらずです。

日中間の問題で一番損をするのは中国人も認めるように中国なわけで、もう少し頭を使えないのかなと思います。蛇足ですが、ロシアのプーチンの動きは怖いです。なんとなくですが。

台湾の抗議者らの安全、日本は守るべき 中国大使館(人民網日本語版)
シンガポール紙「日本の対中政策は新思考で」(人民網日本語版)
ワシントン・タイムズ: 米情報機関、中国軍備増加の重大な見過ごし(大紀元時報-日本)
靖国参拝「近隣諸国に配慮必要」 遺族会「正式見解でない」 (産経)
米MS中国語版、ブログを検閲 (日経)
ロシア大統領、石油パイプライン建設「日本と協力」(日経)
中国共産党:「紅色観光」スポットが商業主義で「俗化」(毎日)
強制連行:中国人男性が当時の現場を訪問 北海道八雲町 (毎日)
台湾先住民の靖国抗議「日本政府に騙された」(毎日)
文科相慰安婦発言:小泉首相「発言慎重に」(毎日)
東アジア新潮流:第2部 歴史対立/1(その2)「南京虐殺」作者、英雄に(毎日)
posted by 元祖うぷぷ at 23:43| Comment(5) | TrackBack(1) | 反日記事(政治日中関係) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 はじめまして。
 日本政府も中国を封じ込めようと工夫しているのが伺えます。インドはイスラム勢力が少なく、従って不安定の弧の中では、アメリカが手を出しにくい国です。日印関係はアメリカの意を受けたものと考えます。トヨタのロシア進出も、株主の構成や北米市場での好調な売上という同社の体質上、同様のような気がします。
Posted by makoto at 2005年06月16日 17:28
中国がインドに仲良くするのはおかしくない.
中国のほかもそうしてるのだから.
http://www.sankei.co.jp/news/050503/kok031.htm
Posted by インド人 at 2005年06月16日 17:38
>インドはイスラム勢力が少なく、従って不安定の弧の中では、アメリカが手を出しにくい国です。

言っている意味が良く分からないのだけど、インドは「世界最大の民主主義国」といわれるように、独裁国家ではありません。それに、アルカイダ等の大規模なテロ組織とのつながりもないですから、堂々とインドに援助や投資が行いやすく、寧ろ手を出しやすいと思いますよ。


>トヨタのロシア進出も、株主の構成や北米市場での好調な売上という同社の体質上、同様のような気がします。

米政府はプーチンを信用していないから、中国封じ込めのためにロシアにアメをやるということはないでしょ。
素直に、日本政府がプーチン訪日などを見込んで、トヨタにオファーしたと考えるべきでは。
Posted by ななしさん at 2005年06月16日 18:34
中国の友好ほど当てにならないものはないでしょう。
手のひらは返すために存在すると考えている連中ですから。
おそらく領土問題ですぐ不倶戴天の敵となるでしょう。
10年以内には・・・。

それこそ過去の歴史から容易に導き出せる予測です。
Posted by 通りすがり at 2005年06月17日 02:34
>ななしさん

パキスタン、アフガニスタン、フィリピン、インドネシアなどの例を見ても、テロの温床になっている国ほどアメリカのテロ包囲網に協力せざるを得なくなっています。

アメリカはテロとの戦いを口実に新たな世界秩序を構築しつつあり、それは対中包囲網作りでもあります。
その意味でアメリカはテロを利用しています。
Posted by まきまき at 2005年06月22日 22:43
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