とある小話。米国がゴールドラッシュの時、多くの者が西部に向った。それと同時に「水売り」も誕生した。しかし数年過ぎ、金を掘り当てる者は少なくなったが、路肩の水を売る者は大金を稼いだ。
三菱汽車公司はまさしくその水を売る者である。大きなグローバル自動車メーカーが次々を中国市場で金堀りをし、絶え間なく中国投資度を高める中、三菱汽車公司は行動は鈍く、現在にいたるまで、中国で株式の50%以上を保持する合資自動車メーカーを持っていない。長豊猟豹の中で三菱が占める割合はわずかに25%であり、東南汽車では間接持ち株の12.5%にすぎない。しかし、三菱汽車は中国市場で最も稼ぐ外国自動車メーカーの一社であり、その稼ぎの秘密は、中国で2羽の「金の卵を産む鳥」持っていることにある。1羽は瀋陽航天三菱発動機製造公司であり、もう1羽はハルビン東安発動機製造公司である。
これらから、中国の自動車市場において、奇妙な現象が生じている。三菱ブランドを掲げる国産自動車はチャレンジャー、エアトレック、パジェロV73の3車種であるが、三菱のエンジンを積んだ国産車は非常に多い。特集で既に上げた11車種の国産SUV以外にも、東方之子、中華、ランサー等の乗用車と、閣瑞斯、スペースギア、哈飛ミラージュディンゴ、風景愛尓法等のMVPや小型車はすべて「三菱の心」を積んでいる。
面白いのは、上記のSUV、MVP、乗用車のメーカーは、自社には自主ブランドをを開発できる能力があると殆どみな宣伝していることである。多くの国産エンジンが実現するなか、三菱の4G63/4G64系列と4G1系列のエンジンの性能は凡庸であるが、半数以上のいわゆる自主ブランド自動車が搭載しているのは、三菱の栄誉なのだろうか、自主ブランドの悲壮なのだろうか?
もっと重要なことは、多くの自主ブランドの乗用車、SUV、MPVと小型車が「三菱の心」を積み、車種が違っても、価格が違っても、同じエンジンを積んでいることにより、同質化し、消費者に対して自主ブランドの認識を混乱させ、最後には価格での生きるか死ぬかの競争になるのことである。最後に金が取れなくなっても、路上では多くの水を購入することになるのである。
エンジンは自動車の「心臓」である。自己のエンジンがないことは、自己の命を他人に抓まれていることに値する。国内の自動車メーカーは、本当の自主ブランドを確立すべきで、まずはエンジンの研究で自主を目指すべきである。言い換えれば、「金を掘る者」はまず、自己の部分十分な水を用意すべきである。
現在、奇瑞と中華は自己の新型のエンジンの研究を進めている。上海モーターショウでは、一部の最新の成果を発表した。技術の含みがどのようであれ、これは中国自動車業界の大きな一歩である。
記事自体は反日ではありませんね。
バッシングを受け、国内ではあまり人気の無い三菱自動車ですが、中国では比較的よく見かけます。特に政府や軍のパジェロが多いです。
私自身はこの三菱自動車の戦略の方向性は正しいのではないかと思います。つまり、社名を出さずに利幅の大きな部品を売る方法です。三菱自動車はもともと三菱重工から分離独立した企業であり、三菱重工と言えば日本の軍需産業のトップな訳で、その三菱マークを正面に掲げた車はどうしても「反日」のターゲットになるからです。実際記事付属の掲示板等でこの点は非難されています。
中国のハイアールや韓国のサムソン等の企業の製品の中の利幅の大きな部品の多くが日本企業製であることは有名ですが、そのような形式で日本企業は利潤を上げ、彼らの自尊心を満足させれば両国ともに利益があります。そして何より、日本と中韓の技術力の差を保つことが出来ます。自社技術にこだわる日本人から見るとそれでは中韓から不満が出るように思うかも知れませんが、自社技術にあまりこだわらず、彼らは目先の金と自尊心を重視する為、そのような形態が可能であり、現実にそうなっています。
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