2005年04月21日

学者観点: なぜ盲目の日貨排斥はできないのか その1

中国日報 2005年04月20日 ソース(中国語)


中国日報網情報: 最近、一部の日本の右翼教科書を支持した日本企業と団体の名簿が多くの媒体、ネット上で報じられた。その中の一部の企業は中国と長期にわたりビジネスを行っている。これは近年の中日関係の「政冷経熱」の真相の一側面を明らかにした。中国の消費者が怒り、商人も怒り、日貨排斥行動が開始された。これは日本の右翼を支持する企業と商人に心理上の大きな打撃を与えた。いくつかの企業は形勢が不利とみるや、急いで声明を発表した。当社は右翼教科書つくる会に資金援助をしていません云々。見たところ、中国市場で利益を求め、日本国内で侵略の歴史を美化する右翼団体を支持する日本企業は、今後何を捨て、何を取るのかの選択が必須になる。右翼教科書の支持を捨て去ることで、日本の右翼教科書つくる会にへの疑惑を完全に払拭できる。その結果、中日の「経貿熱」が大きな影響を受けず、中日の「政治冷」も改善される。しかし、中日関係の「政冷経冷」の前途の完全な払拭はできない。

しかしながら、中国の民衆について言えば、盲目に日貨排斥をするべきではない。いわゆる盲目の日貨排斥には数種類の表現がある:第一は、「逢日必反(注 日本に出くわしたら必ず反対)」、ただ日貨を一概に排斥することである。第二に、抵抗の方式を自己が日貨を売り買いしないだけでなく、他人が使用、販売している日貨も排斥、破壊までするものである。第三は、有無を言わさず日本の在中企業、店舗に攻撃をすることである。盲目のすべての日貨排斥は、思想方法としては絶対化されているが、実際上は難しい。その結果は、日本の右翼に打撃の作用が無いばかりか、全く逆に、日本の右翼に中国を悪しざまにいい、汚す口実を与え、中国の改革開放の良好な国際イメージに損害を与えるのである。

第一に、経済のグローバル化の現在、多くの商品は単純な「日本産日貨」ではない。「多国籍」産品である。同時にいわゆる「国貨」や他の国の産品も多くは日本企業との合資による生産である。この点は消費者個人で見分けるのは難しい。例えば、韓国の一部の電器製品の重要部品は日貨である。それゆえ、韓国は国貨を使用すると呼びかけているが、しかし、過渡、盲目に日貨排斥をしてはいない。国際経済は相互依存であり、「君の中に私、私のなかに君」の状態であり、盲目日貨を排斥するのは、目を閉じて麻雀するのと同様であり、まともに打てず、自己を傷つけることになるのである。もし、盲目の日貨排斥が在中の日資企業に打撃を与えるなら、おそらくそれらの企業の中国人従業員は職を失うことになる。中国の同胞の重要な利益に損害を与えるのである。

最近は日本関係の記事の統制が厳しく、各ポータルサイトでは厳選されたものしか有りません。この記事も日貨排斥への冷静な対応を促す指導記事です。

日本企業の中国での商売を人質に取ろうとしてますね。今回日本企業は「右翼教科書つくる会」に対する資金援助をしていないとの釈明で日貨排斥のダメージを軽減しましたが、今後はどうでしょう。今回は「歪曲教科書」程度の簡単なものでしたが、今後、領土問題等がこじれ、尖閣諸島等に上陸した中国人数人が交戦の上、死亡した等の問題になった場合の日貨排斥のダメージははかり知れませんよね。なにせ日貨排斥には破壊攻撃が含まれるらしいので。

今後、多少の事態でも火を噴く可能性がありますし、愛国教育で育った世代がどんどん社会で重要な地位につくでしょうから、リスクを低減し、日本製品どのように売るかは難しい問題です。一つの方法は韓国のケースですね。つまり、「部品」等の見えない部分の製品を強化すると言うことです。これには「材料」「特許権」等もありますね。外側は彼らに作らせ、自尊心を満足させるわけです。その他「金融」「インフラ」等の見えにくい業態を重視するのもいいのではないかと思います。

明日、後半を訳してみます。

われわれはどのように愛国の熱情を表現するか(人民網日本語版) 昨日、一昨日訳した記事です。
中国銀行に火炎瓶投げる 右翼名乗る男逮捕(産経)
【中国の人々へ】(1)外交評論家 岡本行夫 (産経)
江前主席時代に反日教育強化 「デモの遠因」抗議怠った政府 (産経)
中国の対応、慎重に見極め 補償問題で日本政府 (産経)
日中関係に懸念、インドネシア外相が町村外相に示す(産経)
中国外相、党幹部ら前にデモ不参加訴える(産経)
中国公館などへの嫌がらせに抗議 在日中国大使館参事官(朝日)
中国側の焦点 今週末の過激化封じ込めるか(毎日)
posted by 元祖うぷぷ at 00:19| Comment(4) | TrackBack(2) | 反日記事(産業経済) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
日貨排斥!
子供の頃良く聞きました、これが原因でシナ事変にまで拡大したのですが、2度有る事は3度有るとも云います。中国と云う国は自分で自分の国民をまとめ切れない国である事を認識して置かないと又同じ目に合う。
日本から世界に日本、中国、韓国の教科書を外務省辺りが外交に使えば良い、各語で図書館にでも寄付すれば良いと思うんですが。
Posted by 古田 at 2005年04月21日 18:44
日本国内では、「胡錦濤政権が反日デモを抑えようと頑張っている。特にインターネット内で、デモを促すような書き込みは削除し、日本製品の不買運動には理がないことを訴えている」というような報道をしています。また合わせて日本も、最近貿易総額で中国がアメリカを上回り、より重要なパートナーとなった、と懸命にアピールしています。
そんな中、空気読めてない朝日がやってくれてます
日本のGDP全体への影響は「軽微と考えられる」
http://www.asahi.com/special/050410/TKY200504190304.html

いやまあ、これは中国向けな記事なのかな(笑)
Posted by 東アジアな人 at 2005年04月21日 22:35
>吉田さん
中国との戦争を実際に体験された年代方でしょうか。
その年代の方も参加いただいて、私も身が引き締まります。

魯迅も述べていますが、現在でも中国の人民は本当にまとまりが有りません。このブログもそうですが、日本では色々な人が意見を出し合って互いに向上することができますが、中国では互いに足を引っ張りあうように感じます。このような特性も中国が人民をまとめられない一つの原因ではないかと私は考えています。


>東アジアな人さん
朝日はどういう意図で出しているんですかね。日経のように「今回のデモにより対中投資は変わらない。中国は重要な投資先」といった内容のほうが中国様はお喜びになると思うんですが。


Posted by 元祖うぷぷ at 2005年04月22日 13:39
戦闘は体験していません。戦争は「欲しがりません、勝つまでは」「撃ちてし、止まん」学校から帰ると(と云っても警戒警報、空襲警報で帰宅、防空壕)帽子の縁を前、後、横に戦艦、巡洋艦、潜水艦遊び、夜は夜警、ラジオで紀伊水道上空を敵機がと云う間もなく、地面が飛び上がるほど爆弾を落とされて居る。後焼夷弾に変りました。
終戦と成っても「ちゃんころ」に負けた訳じゃない、アメリカ進駐と同時に無試験で中学校に入校
訳が判らないのが本当のところです。

社会の時間など未だ、戦争の体験談を先生が話していたのですから、夢中で聞いたものです。
大江健三郎なんてのは、後で洗脳されておかしく成って仕舞ったのでしょう。
大体(僻み)大学になど行ったお坊ちゃん組は馬鹿に成ってますね。田原、筑紫なども戦争を経験した様な事云ってますが国民学校生でしょう。
判ってないと思いますよ、しかも田舎人。
戦時の経験では防空壕から出たとたん、グラマンと鉢合わせ、動けない、情けない経験のみ。

Posted by 古田 at 2005年04月22日 15:19
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Tracked: 2005-04-21 12:16

反日・・・・激しい・・【画像】
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