西側の自由民主理論
日本の対中政策に影響を与える第三の意識要素は、いわゆる西側の自由民主理論である。国内の経済が引き続き低迷し、歴史問題で長期に渡り困惑するなか、日本の政界は米国の尻馬に乗り、西側の自由民主の旗を祭り、民主カード、人権カードで今まさに台頭している中国を攻撃しようとしている。
意識形態の作用と影響
極端な民族主義と神道国家意識は排除することのできない意識形態要素となり、深刻に日本の外交政策、特に対中政策に影響を与えている。日本の政治家が頑なに靖国神社参拝を続けるのが、その一番の具体例である。
1990年以降、日本の政治家の靖国神社参拝の頻度、方法、規模は膨張しており、それらは中韓等の隣国の反対の声が日増しに高まっている状況下で発生していることは注目すべきである。現在の首相の小泉を含む多くの政治家が宗教文化上の理由から靖国神社を参拝し、自己の侵略行為の言い訳をし、参拝を一種の「個人的な信仰」とし、一種の「宗教儀式」とし、無くなった兵士への敬意とし、様々な手を尽くして参拝を合法化している。
上記した三種類の意識形態要素のうち、民族主義が日本が近代以来一貫して訴求したテーマであり、その後神道意識、脱亜入欧等の間違った選択で狭隘な民族主義の袋小路に陥っていったのである。歴史観の歪曲は第2次大戦以降の清算が足りなかったことにより、一定の歴史条件下で残った残骸が表面化したものである。西側の自由民主理論に至っては、日本はカードに使っているだけなのである。
三種の意識形態作用の結果、日本の右翼勢力は日増しに膨張し、反中嫌中情緒が蔓延してきている。日本の学者の統計によると、日本の右翼が国内で組織した活動は1997年に73回であったが、1998年には174回、1999年には249回と増加しており、日本の右翼勢力の活動は日増しに頻繁になってきているといえる。右翼勢力の猛威は日本の政界をますます「右傾化」させ、日本の政界の「右傾」は直接的に対中政策の右翼化、保守化、強硬化を引き起こしている。
三種の意識形態作用の結果は、日本の対中政策決定層に対して「右傾化」をさせているだけではなく、両国国民の相互信頼度の下降を引き起こしている。日本の民間の嫌中、反中情緒の蔓延は、中国の民間の反日民族主義情緒を上昇させ、促進させる作用をもたらしている。これらはさらに、日本政府の対中政策の決定の融通できる空間を狭め、さらに日本の対中政策の右翼化、保守化を促進しているのである。
靖国を「宗教上」の理由により参拝すると「合法」になるそうです。日本分析の基礎知識すら分かっていないですね。
人民網は最近、女子大生と思われる中国としてはソフトな語り口の
中日、仲良くしていこう!
「知日」派を目指して…
自分なりの自分で
なんて文章を掲載していますが、今日の記事のような切れのある分析も載せてもらいたいものです。
もっとも、上記の学生の書いた文章も、
>日本人と話し合う場合、中日関係を避けた方がいい
>日本の若者は歴史がわからない、
>一衣帯水の隣国
>悪いのは軍国主義者であり、日本国民は友好的
>過去の暗い歴史がその背後に存在するから
>日本人と日本政府を分けて考えるべきだと
>グローバル化が進んでいる今、民間交流
といつもどおり基本部分は政府発表と全く同じで、見た目だけ少しソフトにしただけのようです。
連中、他に単語知らんのでしょうか?
まあ文革で頭の良い人間が皆ぶっ殺されて馬鹿ばっか残ったから仕方ありませんね。
滑らかで綺麗な脳を持つ中国人からしたら蚯蚓も蛙も螻蛄も右翼になりうるんでしょうね。
正直私はこいつらが馬鹿騒ぎするまでは靖国の存在すら知りませんでした。
特に狭隘な民族主義、民族保守主義>
確かに調べれば中国が全体主義者の運営する極右国家だということは一目瞭然ですね!
歴史観の歪曲>
南京の虚偽
58年の台湾・金門島砲撃
大躍進での飢餓
文革による文化の消滅
チベット大量殺戮
東トルクメニスタンにおける殺戮政策
フルシチョフ書記長の「中国はケンカ好きのシャモのように戦争に熱中している」発言
世紀の大量殺戮者ポルポトへの援助
ベトナムへの攻撃と敗北
96年台湾への威嚇と米国への屈服
そのほかにetc,etc,etc
数え上げればきりが無い中狂の歪曲
そもそも中国の教科書って基本適任は基地外に厳しく検閲された物が1つしかないんですよね(外国人子弟は除く)。
西側の自由民主理論>言論の自由が無いから大躍進や文革で総計7000万人ほどくたばったのでは?
反省という言葉から1000パーセク程遠い民族ですね。
中韓からこう言われると「泥棒から説教された」ような気がしてかなり不快。四六時中「偉大なる中華民族」と叫んでいる民族主義全開の国にだけは言われたくないもの。
>神道国家の意識
国を挙げて「財神」と「嘘八百で神格化された毛沢東サマ」を祀る中国よりは遥かにマシだろう。「共産主義」教と異なり,露骨な布教活動をしないだけ神道は奥ゆかしい。
>西側の民主理論
カードどころかタダの嫌がらせ。こんなお上品なものが中国に根付くなどと信じる者はなし。偉大な中華民族には,共産党よりも更にコワモテの「皇帝」の方がよく似合う。
>日本人と日本政府を分けて考えるべき
中国人にこんな高度な技を求めることは不可能。日本人だって,「共産党」と「日本で悪事を働く中国人」と「普通の中国人」をうまく分けることが出来なくて苦労している。
>悪いのは軍国主義者であり日本国民は友好的
「悪いのは共産主義者であり,中国人民は良心的」と言われてもにわかに信じがたいのは当方も同じ。日本人は,罪を全てナチに押し付けて自己満足に浸るドイツ人とは違う。
>グローバル化が進んでいる今、民間交流
その民間交流が進んだおかげで,あくどい中国人の実態がますます白日の下に曝け出されたのは皮肉だ。しかもインターネットの時代,悪事は千里を走るから共産党も辛い。
>日本人と話し合う場合、中日関係を避けた方が
当の中国人にそれができないから日中関係がますますこじれる。政治,経済,学問,報道,宗教が共産主義に呪縛されてミソもクソもいっしょ。とにかく中国人は騒がしい。
>日本の若者は歴史がわからない
共産党がでっち上げた歴史物語に洗脳されるより,手抜き授業で「ほぼ白紙状態」の日本の若者の方がまだ救われる。日本人が真面目に歴史を学ぶと,そちらが困るのでは。
>一衣帯水の隣国
古代において日本は中国から学び,近現代においては中国が日本に学ぶ。今や学ぶどころか巨額の投資付き,過去の「借り」もそろそろ相殺されたと思ってよろしいのでは。
国に対する理解で言えば、北朝鮮の人民の方が上だったりして・・・と、チラッと思ってしまいました。
でも、9月の自民党総裁選を意識して反中世論を刺激したくないのか、ここんと頃やけに反日行動が静かな中共タンですね。
何とかして安部タンを追い落として、自らのチャウチャウ・プクダタンを自民党総裁に当選させたいようですが…。
元祖うぷぷ様、日本の9月の自民党総裁選について当地のメディアはどのように取り上げて反応をしているでしょうか?
よろしければ、この場で取り上げていただくなり、お教えくださいませ。
>「どうしてお前は日本語を勉強するのか」と私はよく友達に聞かれます。そんな時、私は「日本語を習得して日本人からお金を大もうけしたいからです」と答えています。
「嫌い嫌いと言いながら、なんで日本人と結婚する中国人が多いんだ?」と聞くと、
(日本人と結婚していない彼らは)「金だ。」と、答えるんだよな。金の話は、聞き飽きたっつうの。
>周りから、「日本語はいやだ」「日本人は嫌いだ」ということを何度も聞いていました。多くの人は、日本という国が、ドイツなどと比べて、侵略戦争に対する歴史認識においても、また、戦後処理の問題においても、明らかに劣っていると思っています。
中国に於けるドイツと日本のブランドが、どんな力関係にあるのか、語学の人気(習得希望者数)で確かめてみたら、日本語はドイツ語の1.5倍です。これでは、中国は新幹線を買わざるを得ない。世界全体では、ドイツ語と日本語の人気がほぼ同じなので、相対的に、中国人から日本への関心が非常に高いことが解ります。
というか、この数字は、簡体字の杉原千畝/東史郎 Googleヒット件数比0.078%と並び、日本を否定する目的だけでドイツを持ち上げてきたことを、明かしています。先ず日本が在って、その後にドイツが評価されています。
ちなみに、中国に於ける日本語の人気度は、フランス語と同じです。在外中国人まで含めると(居住地国籍不問で北京語人が日本語を希望する人数)フランス語を上回ります。
逆に、世界全体では、フランス語が日本語の1.75倍です。
「洗脳」を解くための、もしかすると唯一の方法が、結婚(帰化)であることは、容易に想像がついてしまいます。
党を否定してしまったら、帰る場所が無くなってしまう。逆に言えば、党以外に帰る所を用意してやれば(ストッパーを外してやれば)、まあまあ数年で洗脳から脱けられるということでしょうか。
好意的に解釈すれば反日は、日本人と結婚したいことの裏返しとも取れますが、だったら、最低限の倫理(彼らが言うところの西側の自由民主理論)を身に付けるよう、しつこく言い続けるしかない。
日本と日本人が、国際的な信用を得ているとしたら、それは何故なのか。なぜ、日本語を学びたい人が、これほど多いのか。私たちの親が、この60年間または1世紀余、どうやって日本語を魅力的な外国語に高めてきたのか。人が中国語を学びたいと思うためには、シナ人自身がどう変わるべきか。
その反論が「金だ。」では、空しい。では、その金を日本は、どうやって作り使ってきたのか。
中国がODAをごねる。日本が金を出す者の国際責任として、その金に倫理を込めようとする。この構図は、動かないと思います。
今回の御結婚が意外かどうか、という話ですが、うぷぷさんが中国人となんらかのお付き合いをしていたことは、以前からの文脈に現れていたように思います。
辛辣な御言葉の裏にある愛に、該当者(日本人と結婚したい)は敏感に反応してきたと思います。
中国で一番余っているのは経済と英語専攻の学生らしく,すでに英語力だけで就職できる状況でもないのだとか。中国に仕事で来るドイツ人なら英語も当然OKで,中国人がドイツ語を勉強する必要はなし。おフランス語の人気はブランドイメージの威光か,はたまた行ってみたい外国ナンバーワンの威力?
>日本の9月の自民党総裁選について当地のメディアはどのように取り上げて反応をしているでしょうか?
今のところ、日本のメディアからの引用が主で、特に面白い記事はないです。福田の人気急上昇の記事の引用もあれば、安部の人気が依然高いといった冷静な記事もあります。そもそも、関係記事が余り多くない状態です。今年の夏は否応なしに増えるでしょうが。
「文字や文法が共通しているから」って、それは「DNAを共有しているから」「血がつながっているから」「文化を共有しているから」「セックスが合うから」と言うのと同じ話で、貿易額で日本語ブームが冷えたり燃えたりするとは、信じ難いです。
むしろ、商売以外のことが、どうしても絡んでくるので、話が面倒になっているんじゃないでしょうか?
日本語熱と反日の二つを同時に説明する理屈は、おそらく、ひとつしかない。アジアにおける中流生活の先行例が、日本にしか無いからです。その典型が、アダルトビデオです。「欧米産のポルノより、日本のアダルトビデオの方が、人種が同じだから、追体験しやすい。」
欧米人は、プチブルに飽きて、日本にその先を求めている。お気に入りの日本の音楽や映画を挙げてもらうと、こちらも知らない・気付かない日本を突いてくる。惑星ソラリス、ブレードランナー、ブラックレイン、マトリックス、いずれの映画も、日本に未来を投影している。それこそ「民主主義は、もう古い」し、その古さに向こう側に、日本の新しさを見ようとしている。
シナ人は、違う。プチブル入門編を、日本に期待している。市場開放で得た金で愛人を作るべく、渡辺淳一を読んで勉強している。助平爺医者小説に熱中するなんて、ほんとに日本の嫌なところに興味を持つんだなぁ。
渡辺淳一と村上春樹を、各国語別にGoogleって、件数を比較します。
簡体字で名前をGoogleと、渡辺淳一 14万5千件、村上春樹 74万件。渡辺は村上の20%、取りあえず競争関係を示す数字です。
日本語では、42万9千 対 384万。11%
英字では、"Junichi WATANABE"1万2千200件、"Haruki MURAKAMI"143万件。0.85%
英語サイトに限ると、783 対 76万8千。0.1%
フランス語サイトでは、130 対 9万7千800。0.13%
ドイツ語サイトでは、73 対 27万8千。0.026%
日本以外で、渡辺を小説家扱いしているのは、シナ人だけでしょう。他の国では、村上と比較に成り得ない作家なんです。渡辺淳一は、シナ人が日本語に何を期待しているのかを、非常に良く表している作家だと思います。私的には、この期待は、日本の男女平等を妨げて迷惑なので、突っぱねたいと思っています。