2006年05月12日

日本籍主管女工への暴力続報: 企業は罪を認めるが 当事者は見当たらず

現代金報 2006年4月30日 ソース(中国語)


本紙の「女工が早退 日本籍主管に殴られ耳の障害」報道は社会に強烈な反応を引き起こした。昨日午後、寧波市公安局石派出所で警察官がこの件の仲裁を行い、2時間近い協議がもたれたが、双方の差は大きく、成立しなかった。

当事者双方が自己の主張を崩さず 仲裁は成立せず

昨日午後2時、記者と朱霞の家族は石派出所の2階の会議室に向かった。日本側の経理阿部淳之介と通訳が先に待っていた。記者が朱霞の家族に付き添っているのを見ると、通訳がこの件の仲裁をする警察官に記者を離席させるように求め、警察官は記者が現場から離れるように「求めた」。

記者が外で2時間程待つと、朱霞の家族が会議室から退出し、失望したように記者に話した。「調停はまだ成功していません」朱霞の夫によると、彼らは日本側に2つの条件を出した。第一は、公開で謝罪すること、第二は各種の損失と後遺症の医療費7万元を支払うこと。第一条件に関して会社は、岡部が既に彼らに謝罪をしており、現在岡部経理は不在であり、この要求にこたえることができないとし、拒絶した。経済賠償に関しては、会社は賠償2.5万元に同意をしたが、双方の条件の差は大きく、最終的な成立には至らなかった。

朱霞の家族によると、この件の朱霞に対する影響は非常に大きく、現在彼女は人を見るとおびえ、この会社に戻ることはできず、怪我も治るかわからず、後遺症もどうなるか分からず、現在全てが未知数であり、日系企業がどのように言おうが、彼らは答えることができないとする。

岡部は以前にも女工に暴力 警察が仲裁

昨日、自称この日系企業で働いていた男から記者に電話があり、この女工を殴った日本側の主管岡部は、以前にも女工を殴ったことがあり、直接的な怪我がなかった為、訴えなかったとした。しかし、それ以外にも警察が処理したものがあると言う。岡部は去年の秋にも清掃婦を殴ったとした。彼が清掃婦に仕事を頼んだが、清掃婦が高齢であり行動が遅かったようで、岡部は彼女を殴り倒した。その後、派出所で処理が行われ、岡部は女工に400元を支払い、同時に警察から処罰された。

昨日午後、記者が再度寧波唯益路服飾整理有限公司を取材に行くと、この会社の多くの従業員は記者に対しその件が在ったことを証言した。そして、その清掃婦はまだ会社にいることが分かった。この会社のある運転手によると、派出所が岡部に対して清掃婦に400元支払う仲裁した後、岡部は清掃婦にさらに200元支払い、この件は解決したと言う。記者は2階に居るこの清掃婦に取材を試みたが、自称生産主管と名乗る女性に外で止められた。

この件に関して記者が石派出所の張と名乗る警官に取材をすると、彼はこの件が事実であるとしたが、詳細を話そうとはしなかった。これに対し、副総経理の阿部淳之介は通訳を通して記者に対し「それらは全て過去のことで、現在の問題とは関係がない。話す意味がない」とした。

多くの工員が契約をせず 告発があるが未解決

このほかに、本紙に複数の女工からの告発があった。この日系企業の260名の従業員のうち、10数名の事務担当と数人の班長が会社と労働契約を結び、社会保険が完備されているが、その他の工員には契約がなく、経営者はこんなに多い工員に支払う社会保険の資金はないと言うとした。工員が労働部門に告発したが、一途に解決されていない。記者は昨日多くの工員の調査をしたが、彼らは皆労働契約を結んでいないと話した。ある工員は記者に対し、彼が来てから1年になるが、会社と工員が契約をしたとの話は聞いたことがないと話した。

これに対してこの会社の人事部の責任者は、彼らの会社の多くの工員は外地から来た者で、多くの者が労働契約と各種保険の支払いを望まないとし、現在どれだけの工員が労働契約を望むのかの調査を行っており、彼らが望むなら契約をするとした。

会社は暴力が間違いと認め 仲裁受け入れを表明

被害者の朱霞の家族は記者に対し、彼らは一途に岡部本人を探し出し、彼らの目の前で謝罪させることを望んでいるが、会社は岡部が見つからないと回答していると話した。

昨日午後、記者が再度阿部副総経理に岡部の居場所を尋ねたところ、通訳を通して記者に対し、「岡部は異動した。何処に異動したかはわからない」とし、「岡部が暴力を使ったのは誤りであるが、理由がある。まず2名の工員が会社の労働規則の違反をしており、岡部が注意をしたが、言葉の違いで通じず、双方に意図疎通がうまくできていなかった。岡部は自己の気持ちを抑えられず、2名の女工の頭部を叩いた。結果がこうなるとは思わなかった」とした。この件に関し、会社は関係部門の最終処理結果を受け入れることを表明した。

暴力事件が関心を呼び 多くの読者が憤慨を表明

昨日、多くの読者が次々に電話等を使って自己の意見を伝えてきた。多くのネットユーザーが日本籍の主管岡部の行動に対して憤慨を表明し、日本籍主管が暴力事件の責任を取るべきとした。工員が規定を違反したことによるものであるが、会社の関係規則で処罰すればいいことであり、暴力を振るうのは違法行為である。誰が法律に違反しようとも、法律の制裁を受けなくてはならない。(記者辺城雨)

最後に記者の目的が書いてありますね。大手ポータルに掲載され、付属の掲示板では7千近いコメントが寄せられてるので、大成功でしょう。

今日の部分の会社の対応はまずまずでしょうかね。

岡部本人を隠していますね。日本では一度記者会見にでも出して頭を下げて誠意を見せるべきでしょうが、こちらでそんなことをしたら騒ぎを大きくするだけでしょう。頭を下げたところで許してもらえませんし。

朱霞の家族の将来にわたる保障に対しても、一回の保障のみと切り捨てています。かつての事件に関しても切り捨ててますね。日本人の感覚から言えば多少傲慢のような気がしますが、これでいいでしょう。さもなくば泥沼にはまります。中共がよく使う「解決済み」と同じですね。

労働契約の問題に関してですが、多くの工員に社会保険を付与したりする企業は多くないはずです。もともと中国の社会保険費用は高いですからね。そんなことをしたら中国進出する意味がなくなります。労働部門の企業に対する指導が弱いのはそんな現実もあると思います。

しかしこの主管、以前にも問題を起こしているようですね。この会社もこのような人材はすぐに帰国させるべきでしょう。外国に居る以上、国を代表して来ていることを忘れてはいけません。それとともに、社員に頼りすぎるのではなく、会社としてのルールを強化すべきでしょう。

今回は暴力事件ですが、この企業が服飾関係の企業であることも今回の報道に影響を与えているでしょう。中国としてはもういらないんですよね、服飾関係企業。中国のトヨタの工場内でトラブルが発生しても報道はしないでしょう。
posted by 元祖うぷぷ at 23:47| Comment(3) | TrackBack(0) | 反日記事(社会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
> 誰が法律に違反しようとも、法律の制裁を受けなくてはならない。

先日,中国人から冗談半分に「中国侵略を申し訳ないと思っているか」と聞かれたので,「あんたね,中国がチベットやベトナムを侵略したことを反省している?」と切り返したら相手は沈黙。そもそも,共産党が人民に事実を知らせないのは,謝る気持がゼロの証左。本トピックの件も然り,自分たちの素行を棚上げしたまま,他国へあれこれ要求しないで頂きたい。

堂々たる傷害事件ですから,岡部某を逮捕しちゃったらどうですか。「中国じゃこの程度は茶飯事なのでそれには及ばず」って,その方がよほど問題ではなかろうかと。日本で同じ事をしたらタダじゃ済みません。高額ワイロで死刑,ヤクを運んで死刑という極刑主義のはずが,どうもバランスが取れていない。日系企業が公安に裏工作をした? 屈する方が悪い。

私の経験からも,日本人責任者が現地工員に直接かかわるとロクな事がない。ましてや中国語も満足にできない岡部某,ストレスが益々溜まります。そこそこできる中国人幹部を活用するのが鉄則で,業者のリベートで私腹を肥やすくらいは大目に見るのがコツ。本件が地元企業の労働条件改善に向けて貴重な礎とならんことを虚しく祈っております。

Posted by 一筆啓上 at 2006年05月13日 14:15
繊維関連は要らないんでしょうね。

かつて、まだまだ中国市場が改革開放なんてされてないころに、日本から活路を求めて進出した中小零細繊維関連会社が最初はそれは熱烈な歓迎を受けたそうです。ですが、ここ最近の中国ブームに伴って、そんなローテクの会社は中国には要らないから出て行けと様々な嫌がらせまで受けて、結局追い出されるハメに。

中国なんて人件費が安いから儲けさせてやったと逆に恩着せがましい上に、用済みになったら資本丸ごと奪い取ろうとするあくどいところだと覚悟して行く必要があるのですが、日本の企業担当者はそこらへんのリスクをあえて見ないふりをしているとしか思えないw
Posted by   at 2006年05月16日 12:04
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Posted by age at 2011年11月12日 01:12
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