2006年05月11日

女工が早退 日本籍主管に殴られ耳の障害 取材も制限 その2


数回の仲裁 -もう一人の女工は4500元の賠償を得る

もう一人の女工曹娥の状況はどのようであったのか? 曹娥は江西の出身で、事件が発生後直ぐにこの日系企業から去った。記者の捜索により、ついにある会社で曹娥を探し当てた。曹娥は記者に当時の経過を話した。あと数分で終業時間であったため、多くの同僚が作業服を脱ぎ始め、彼女も帽子をとった。まさか岡部から殴られるとは思わなかった。岡部は彼女の頭部を殴り、彼女は当初非常な痛さを感じた。日本の主管は先に朱霞を殴り、その後彼女を殴った。その一発は非常に大きな音がした。

朱霞の入院後、担当の派出所はこの件の処理を開始した。数回の仲裁により、彼女と会社の仲裁が成立し、会社は彼女に3ヶ月分の給料に当たる4500元を支払った。彼女にこの会社を去った理由を聞くと、まずこの件が騒がしく会社に居られなくなったからであり、さらに、この会社に居れば面子が立たないからとした。

曹娥と朱霞は記者に対し、彼女達が工場で働きはじめてから、会社と労働契約は結んだことがないことを話した。

記者の調査 企業はこの件を認める

昨日午後2時30分頃、記者は寧波唯益路服飾整理有限公司に着いた。記者を迎えたのはこの会社の事務部門の王さん(兼通訳)と、日本籍の副総経理阿部淳之介である。阿部副総経理は通訳を通し記者に対し、この件を認め、現在派出所で処理をしているとし、当時殴られたのは2名で、1名は女工の曹で、既に賠償協議が成立し、会社は彼女に4500元を支払ったと説明した。

王は岡部は既に寧波から配置転換されたとし、何処に行ったのかはよく分からないとした。現在彼女がこの件に関して責任を持って処理をしており、彼女は現在この件に関し、岡部経理が2名の女工が終業時間前に帽子をとっていたところを見つけ、会社の管理制度に違反することから、彼女達と矛盾が生じたと理解しているとした。記者が曹娥に支払った金を岡部本人が出したのか、それとも会社が出したのかを尋ねたが、王は答えなかった。2名の女工が会社と労働契約を結んでいないことに関して、王は否定した。

記者が拘束される 十数分後やっと離れる

記者が取材が終わり帰ろうとすると、日本側の経理が記者のICレコーダーを見つけ、通訳を通して記者に録音を削除するように求めた。理由として彼らの同意を取っていないことを挙げた。記者が彼らの要求を拒否すると、彼らは警察に通報し、記者に対して警察がつくまで帰らないように要求した。日本側の経理は退室し、また別の男が部屋に来て、会社の主管であると名乗り、誰がこの件を新聞社に知らせたのかを聞く必要があるとし、記者に取材記録を見せるように要求した。10数分待ち、警察が来ないことから、彼らはやっと記者を解放した。

昨日記者はこの件を担当している石碶派出所を取材し、朱霞が殴られた件は現在処理中で、朱霞は現在法医による鑑定が行われており、鑑定が終わり次第、次の処理を決定するとした。警察はもう1名の女工曹娥が殴られた件は既に仲裁が成立し、会社が4500元を支払ったことを確認しているとした。

昨日の続きです。どうも会社の処理がいけませんね。

そもそも、ICレコーダーで録音しようがしまいが、中国の記者は取材内容と全く関係なく創造して記事を書きますから、この副総経理の要求は無意味です。この場はこの件の責任者となっていると言いながら、岡部経理の居場所すら知らない等ととぼける素敵な中国人通訳王さんに対応を任せるべきでしょう。

日本人が絡んだ事件は少ないものの、中国ではこの手の工場内での弱者に対する暴力事件は頻発しています。内陸部のように仕事が見つからない地区では雇用者による女工への暴力や性的な暴力もよくあると聞きます。

ただ、実はどうも一番イメージが悪いのは韓国系の工場なのですね。大手でも暴力が頻発し、ミスをした場合などは女工達に土下座をさせて謝らせる等の話をよく聞きます。

ちなみににこの会社は上海唯益路服飾整理有限公司(リンク中国語)と言う会社の関連会社のようです。親会社の株式会社ウイルは大阪にあり、製品を日本以外に韓国等にも輸出しているようです。この岡部経理のフルネームは岡部光汪です。少し変わった名前ですね。

蛇足ですが、当ブログでは反日記事でないので取り上げませんが、韓国の多くの歴史書で古代中国の領土を新羅としている(中国語 分かりやすい図入り)という記事が載っていました。盛り上がりそうですね。

明日、続報記事をUPします。
posted by 元祖うぷぷ at 23:41| Comment(3) | TrackBack(2) | 反日記事(社会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「岡部光汪」氏は60歳以上なのでしょう。昭和22年の戸籍法により、名前に「汪」の文字は使えなくなったはずですからね。

還暦を越したのに、従業員が会社の規則に従わないからといってポカリ!とやるとは…。
まあ、日本でなら示談にして、書類送検で一件落着というところですか?

もっとも、たたかれた反対側の聴力がおかしくなったとは、よほど思いっきりひっぱたかれ、脳につながる聴神経の異常をきたしたわけです。(被害者がウソをついて、とっさにたたかれたのと反対の耳の難聴を訴えてしまった、というオチがある可能性を否定しませんが、今のところ、私はこれはとりません)。
この場合では、傷害罪での立件も十分にありますね。

また、取材されることについての危機管理能力の欠如については、元祖うぷぷさんのおっしゃるとおり。少なくとも、取材相手の狙いを把握し、弁護士を立ち合わせるくらいのことをすべきでした。

ついでに、
親会社の社長は、上海ゴルフ場のコンペで活躍した人物と同じかしらん?
Posted by 神石 at 2006年05月12日 04:23
暴行罪は成立ですね。傷害罪が微妙。組織犯罪者なら立件される場合がありますが、一般人なら被害届けを受け付けた場合、示談させて書類送検で終了といったところでしょう、日本では。

女性を殴るというのは論外ですな。明らかな弱者に先制攻撃の暴力をふるうのは違反行為です。

日本でも社内暴力を警察に訴える事例が増えてきました。(某マスコミ事件が有名ですが全産業界で頻発してると聞きます)これは、男性同士の場合、双方大人気ないと思うのですが、日本ではこの場合、暴力を振るった方は社内的に×がつくので最低限昇進がとまるし、訴えたほうは敬遠されるので、双方キャリアが止まってしまいメリットがありません。キャリア目的でない(またはキャリアに絶望した)社員の増加が背景にあるのでしょう。

Posted by 木綿木綿 at 2006年05月12日 08:59
日々中国人従業員の管理に悩まされる立場を想像すれば,良し悪しは別として「つい殴りたくなる」気持が分からないでもない。それにしても,せっかく探り当てた反日ネタの「悪事」がこんな小粒じゃあ,何か申し訳ないような気が。いやいや,同胞の悪事三昧に麻痺した耳には,却って新鮮に響いたかも知れません。中国人同士なら殺人すらロクなニュースにならず。

かつて韓国のニュースサイトに「在中韓国人が現地の家政婦を殴るのが問題になっており,民族の恥だ」と悲壮感漂わせて報道しておりました。何も中国だけでの蛮行とは思えず,民族の恥なら掃いて捨てるほどあるだろうとの突っ込みも止めておきましょう。先にブログ主が書いておられるように,一事が万事,韓国人の中国におけるパフォーマンスは押して知るべし。
Posted by 一筆啓上 at 2006年05月12日 13:20
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