2004年12月23日

新聞報道 従来の日本人像抑制、反日ほどほどに…中国のドラマ

読売新聞12月22日引用

【北京=佐伯聡士】中国で、第二次大戦中に日本で強制労働させられた中国人らを描いたテレビドラマ「記憶的証明(記憶の証明)」(全29話)が中央テレビのゴールデンタイムに放映され、反響を呼びつつ20日、終了した。来年の「抗日戦争勝利60周年」を前に、従来の「抗日」の枠を超越した新たな反戦ドラマを目指したもので、急進的な「反日ムード」はあおりたくないとの作り手の思いがにじんでいる。

 ドラマは2003年1月に撮影を終えたが、「日中関係が悪化している中、抗日という微妙なテーマ」(関係筋)のために、当局の検閲に1年以上を要した。

 当初、日本語だった日本人のセリフは、楊監督には不本意ながら、当局の意向で、字幕を読むのが困難な高齢者向けに大部分を中国語に吹き替えさせられた。逆に、日中関係をこれ以上刺激したくない当局の判断で、「小日本」=日本の蔑称(べっしょう)=という言葉は削除された。当局と楊監督の間で、セリフの一字一句を慎重に検討、修正する作業が続いたという。

 それでも、20人近い日本人俳優を起用したのは新鮮だった。総監役を務める日本人俳優が捕虜殺害命令と自らの信念の間で板挟みになる姿などはこれまでなかったものだという。楊監督は「従来の抗日ドラマでは日本人を醜く描くのが当然だったが、表面的なイメージにしたくなかった」と、ステレオタイプの「日本鬼子像」打破に腐心した点を強調した。

 すでに地方局で再放送の動きが始まっているほか、インターネット上でも「これまでの抗日戦争モノとは全く違う。心理描写を深く掘り下げている」(22歳)などとおおむね好評だ。

 ただ、もちろん、楊監督に対して、「日本兵の残忍さが足りない。美化するのか」との批判もある。北京市内の男性会社員(29)は「抗日戦争をテーマにしたドラマはどんなに工夫しても、結局主旋律は同じだ。見る気がしない」と話す。

 北京在住の30代の日本人女性が「やはり日本人の描写がひどくて見ていられなかった。こんなドラマを作る中国と友好を築けるだろうか」と語るなど悲観的な声もある。

 中国紙「北京青年報」によると、来年は「抗日」映画やドラマ60本以上の制作が予定されているという。

 楊監督は「来年、ヤマ場となることがわかっていればこそ、この作品を先に見てほしい。日本での放映を期待する」と話している。

(コメント)
確かに「小日本」はなかったような気がします。最も、日本鬼子、倭狗などにかえられただけですがね。
全国紙だからか、やはり踏み込みが甘いですねぇ。
posted by 元祖うぷぷ at 14:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 反日ドラマ(記憶の証明) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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