2004年12月22日

インタビュー1 どうやら日本と韓国で放送されそうです。

Web上の李(製作者)、ヤン(監督)のインタビューの要約の翻訳をして見ました。


李(製作者)
現在日本のテレビ局と(このドラマを日本で放映する)協議をしています。まだ最終的な合意には至ってません。

キャスター
このドラマを日本で放送するのは難しいことだと思われますか?

李(製作者)
難しいと思います。なぜならば民族が自分自身の歴史を正視するのは非常に困難なことだからです。
特に日本について言えば、他国を侵略したわけで、おそらくこの時期のことを直視することはできないでしょう。

ヤン(監督)
全ての日本人の協力者望みも日本での放送です。日本人の友人に聞くと、このドラマを日本で放送すれば非常に多くの敬意を受けることになるでとのことです。私たちも放送をするテレビ局に敬意をしめしたいと思います。これこそ、みんなで行う平和のための努力です。自分の国の歴史を正視しなければいけません。

ユーザー
このドラマの真実性はどのくらいなんでしょうか?

ヤン(監督)
皆さんはドラマと思うかも知れませんが、実際のところ、出演者やほとんど全てのシーンは本物の資料から作成しています。それらは中国人捕虜、日本兵の日記、欧州米国オーストラリアの捕虜から提供された文章と写真の資料です。つまり、表面上はドラマですが、実際の全てのシーンや人物は全て実話です。

私たちは美化はしていません。私たちは全て資料から作りました。もっと残酷なことがたくさんあったのですが、現在のテレビでは放映できません。

少し前の統計で南京大虐殺の生存者が400人しかいないとのことです。彼らはどんどん年をとり亡くなり、日本で裁判を起しても、すぐに却下され、彼らの世界に残す声はどんどん小さくなっています。歴史を記録する必要があります。

私たちは冷静な思考を持たなくてはいけません。たくさんの歴史資料を調べなおしました。抗日(日中)戦争の悲惨な8年間の経験、もっと前では、日清戦争、もっと前の時代をも調べていくとだんだん落ち着いてきます。私たちは理性を持っています。刀を使ってはいけません。

李(製作者)
侮辱的な過去に関して、激怒するのは血の通った中国人なら当然であり、愛国心の表現として私たちと同じです。しかし、その後、事実に向き合わなければなりません。我々はよくよい国家の建設と強い国家の建設をすべきです。国家に対する愛、民族の自己尊厳は感情を表現する以外、これらに向かうべきです。「記憶の証明」の「記憶」をわすれないでほしい。

キャスター
韓国での放映は考えていますか?

李(製作者)
彼らの歴史の経験は中国のそれと似ています。きっと共感が寄せられるでしょう。韓国の大きなテレビ局と商談中です。


(コメント)
まず、すみません。仕事と重なりUPがぎりぎりになりました。今日はインタビューの前編をお送りします。

どうも日本で放映するらしいです。

やっぱNHKですかね。韓流も成功したし、暇な中年主婦あたりをターゲットにすれば、南京大虐殺記念館収入もUPですかね。

なんか実話って印象操作してるし。

却下じゃなくて、法律的に司法が判断してるんですけどね。中国と違い、司法は独立してるし。

中国人が「自分の国の歴史を正視」というと冗談にしか聞こえませんがね。歴史どころか現実も正視できない民族ですからね。

もう一日やらせてください。明日、矢野さんのインタビューと日中関係等を含めた考察まとめをやります。

posted by 元祖うぷぷ at 23:54| Comment(6) | TrackBack(0) | 反日ドラマ(記憶の証明) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
レビュー全話、お疲れ様です。
…日本でやりたければいっそ流せばよいのでは、と思います。それも、日本人は日本語、中国人は中国語・日本語字幕で。
ネットから予め情報を得ていない日本人がどういう反応を起こすのか、正直見てみたい気がします。今の中国に対する意識変化を見ている限りではより反発が大きくなるのではないかと私は見ております。勿論また反日日本人やら在日外国人が騒ぐでしょうが…
Posted by 喬浩 at 2004年12月23日 14:41
http://www.yanokojitairiku.jp/
岡田君を演じた役者さんのホームページです。ヤノコウジ-タイリクですか。まあいいや。http://www.yanokojitairiku.jp/work_page/sinbun_16_01.html インタビュー 「記憶の証明」は僕に運気と縁を持ってきた。撮影スタッフ達とも友達になった。(中略) 僕は実のところ過去の歴史についてはあまり知識はなかった。特に日本に居たときは。中国に来た後、撮影を通してますます知識が増えた。僕達現在の日本人は過去の事に関して適当に対処することはできない。だから、今後は僕の出来ることを出来るだけやっていく。作品を通じて日本の若者に告げる。最近の日本の若者はますます過去の事に目を向かなくなっている。・・・orz 中国で日本の歴史を中国人に「教えてもらった」んですね。以下 人民網日本語版 2004年11月25日 劇中で「岡田」という姓の登場人物を演じた俳優の矢野浩二さんは、「私が演じたのは『日本の侵略者』だとわかっているが、後悔していない。このドラマは日本最大のテレビ局、NHKが放映し、より多くの日本の若者に見せるべきだ。なぜなら日本の若者は過去の歴史をあまり知らないからだ」と語った。
Posted by pooh at 2004年12月23日 18:05
続いて小百合の役者さん。http://www.sofa.co.jp/~miyuki/ 女性監督とツーショット。http://www.sofa.co.jp/~miyuki/2004/essay/kioku/photo002.htm 
でインタビュー ふたつ 
http://www.asahi.com/offtime/person/TKY200411250244.html http://www.cnwalker.com/datebase/200211/intamuto.htm 
ちなみにドラマの内容についてはノータッチ。
Posted by at 2004年12月23日 18:21
荻村教授役の人のロケ日記

http://www5b.biglobe.ne.jp/~join/information/beiging-roca/beiging-roca.htm

こちらも見事に内容についてはスルー。しょうがないんだろうけれどね。
Posted by pooh at 2004年12月23日 18:32
ごめんなさい。武藤さん、小百合役じゃなくて、リーダーの女医宮崎の役柄でしたね。
Posted by pooh at 2004年12月23日 18:43
小百合はこちら http://sayurist.fc2web.com/ 小山田サユリさん。 
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BE%AE%BB%B3%C5%C4%A5%B5%A5%E6%A5%EA?kid=45241 
ってそのまんまの名前か。けっこう売れっ子さん。・・本気で日本に売り込むつもりで作ったのかも。
Posted by pooh at 2004年12月23日 18:56
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