12月6日産経新聞から引用
矢野さん演じる総監役は、悪役ながら捕虜のリーダーに奇妙な友情を感じ、上官から受けた捕虜皆殺し命令と自らの信義との間で苦悩するなど、これまでの抗日ドラマのステレオタイプである悪役の日本人と違うという。典型的悪役の日本兵も登場するが、楊監督は「その残虐性は戦争によってもたらされたというふうに演出した」と強調した。
ところが、その楊監督が先月二十四日に行われた中国メディア向け会見で、歴史教科書問題などを例にあげて「軍国主義残党や右翼が歴史の改竄(かいざん)をしている。歴史を正視せねばならない」とのコメント文を配布。中国メディアも「日本の中国侵略戦争の歴史をじっくり見よう」(羊城晩報)、「(日本の)犯罪行為を被害者に代わって訴える」(北京週報・電子版)などと愛国的歴史教育ドラマとして宣伝した。
さらに北京週報などは、矢野さんが「このドラマをNHKで放送し、日本の若者に見せるべきだ。日本の若者はあまり歴史を知らないからだ」と発言したと報道。矢野さんは発言の事実はないと否定しているが、こうした報道によって「日本で中国人捕虜の大暴動が鎮圧され、皆殺しにされた」という架空のドラマ設定が史実と誤認され、反日感情が増幅される懸念も出てきた。
日本向けと中国向けに説明される制作意図が変わるのは、厳しいメディア統制下の中国でやむを得ない部分もある。監督は心血注いだ作品に日の目をみせるため、当局に迎合せざるをえない。ならば中国における「反ファシスト勝利六十周年」を来年に控えた今の時期、このドラマを放送しようという当局の真意はどこにあるのか。
ある日中関係筋は、「社会不満のはけ口として反日感情はまだ必要だが、反日を反ファシストに言い換えるなど、日本だけに向く矛先を拡散したい意向も見える」と指摘しており、そういう過渡期に合わせてドラマの抗日度が調整されているとの見方もある。
11月25日 人民日報日本語版
内容的に上記と同様なので省略
http://people.ne.jp/2004/11/25/jp20041125_45481.html
(コメント)
>架空のドラマ設定が史実と誤認され、反日感情が増幅される懸念
若い中国人と話をしてみるとわかりますが、いわゆる反日ドラマを何の疑いもなく事実として理解しています。放映されている時点で中国ではもう公認された「事実」なんです。
>反日を反ファシスト
現在進行形で民族虐殺を行っている国家が言うと悪い冗談に聞こえるんですが、一般の中国人は当然チベットの虐殺等は知らないし、ファシストの危険な軍事国家というと日本なんですよね。
NHKで放送すべきとの発言ですが、近頃の韓流報道等を見る限り、NHKは本気でで放送しそうな気がします。日本人向けに作った作品のような気がするんです。

