捜狐掲示板 2007年04月04日 ソース(中国語)
中国人が劣等な根性だと外国人が語ることを禁止せよ
中国人の国民性の欠点に関して、過去にも魯迅先生が阿Qという文学作品で真面目に無情に分析して暴露し、全ての中国人の心を震撼させた。その後、台湾の柏楊先生が「醜い中国人」を発表し、中国人に普遍的に存在する醜い心理を酷評し、中国人に覚醒を促した。彼等の暴露は最終的に治療となったのである。
国家や民族の国民性はその国家(民族)の文化要素が長期に蓄積して形成されるものである。優秀性、例えば中国人の仁義の深さ、質素勤勉、創造発明、着実さ等は世界の各民から称賛されるものである。しかし同時に手のひらの裏表として、劣等性も存在し、優秀性が大きければ、劣等性も大きくなる。魯迅先生が挙げられたように、中国人の国民性の弱点や欠点は多く、致命的なものもある。自己や他人を騙すことや、長期の階級社会により形成された、上に媚び下を苛める心理や、平等意識の欠如、馬鹿にされたり屈辱されると、意をまげて妥協し、面子を死守する等である。100年以上に渡る列強による屈辱、日寇による災いと、この種の中国人の国民性の劣等性とは関係がある。大躍進を誇張し、「文革」で相互に軋轢を生んだことも、中国人の劣等性による発作であり、毛沢東の戦略に当初から組み込まれたものではない。毛沢東は最終的に文化があるものを批判してこの問題を形式的に解決した。
ある国の国民性に優劣が同時に存在するというのは、世界の各民族に当てはまるものである。ここで一部を分析してみよう。例えば、日本民族。優秀な面といえば、団結心が強く、仕事を敬い、真面目に物事を行い、冒険を行い、背水の陣を敷くこと等である。しかし、同時に、非常に残忍で、利己的貪欲で、度胸が無く、徳が無く、視野が狭く、模倣が得意だが創造が出来ず、内向的である等が上げられる。日本人の優劣両面に関して、中国人は良く分かっているだろう。それゆえ、中国人が日本人を語るとき、日本人の優秀さのみを挙げ、日本人の劣等さを挙げないことは片落ちであり、日本との試合や争いにおいては、日本に優秀な点が存在することを認識していることが、戦勝することに必要なのである。ロシア民族は犠牲の精神に富み、想像力があり、激情があり、大きな思想があり、芸術心がある。しかし長期の帝政ロシアの統治で軍事力を強化したことにより、思想が硬直化した。また快楽主義で、掠奪性も持つ。民族の信仰と理想は民族の背骨となるものである。現在ロシアは彼等が創造した政治理想を放棄し、尚且つ宗教信仰への回帰もしていない。それゆえ、男は酒におぼれ、女は堕落し、毎年の自殺者数は欧州で最多である。大政治家も、思想家も、科学者も深い眠りについているのである。仏国は欧州の小国である。欧州の工業革命は英国で始まったが、欧州の自由、平等、博愛の現在的な観念は仏国民族が創造したものである。米国人は英語を話すが、彼等の精神のよりどころは仏国である。しかし仏国人の劣等性は中国人と同様で、高度の文明を持っているものの、ドイツのたった一つの部隊に都市を制圧されてしまったことである。中国は戦勝国として栄誉も利益も得ていないが、過去百数十年に渡り、中国が唯一戦勝した欧州の列強は仏国なのである。
以上、我々は多くを語ってきたが、まだ語り足りない。中国人の劣等性を語ることは構わないし、この議論が深まれば、我々は自己認識を高めることができる。これは我々の民族精神の一種のCTスキャンであり、この目的が中国人の精神をさらに強固にするものであり、民族の傷跡を掘り返して流血感染させ、我々の士気を下げることが目的でないことは、きちんと理解しなければいけない。また、中国人の劣等性を語るにあたり、他の民族の劣等性を忘れてはいけない。自虐は民族の自信を失うだけである。悪い意図を持った一部の者は、他の民族の優秀さと中国人の欠点の対比だけを行い、中国人の優秀さと外国人の欠点を比較しようとしない。我々はこれらのやり方の不公平さと意図に警鐘を鳴らさなくてはならない。彼等の策に乗ってはならない。当然、我々も極端、つまり自己の民族性の劣等性を認めず、この種の劣等性を暴露した魯迅先生を売国奴扱いするようなことをしてはいけない。これは一種の思想の混乱である。中国人の文化と知識を高めなければ、外国の敵対する分子の大便かき混ぜ棒で我々はかく乱され、粥のように(グタグタに)なってしまう。
正しい方法は、愛国的な中国人の中で中国人の劣等性の討論を進めることである。深刻になればなるほど良い。中国の国民性の改造は、中華民族が再度台頭するための重要な文化任務であるからである。我々は中国を敵視する外国人や偽の洋鬼子が参加することに反対する。これらの分子は中国の国民性が劣等であるとの話の中で、中国人を侮辱し、恥じをかかせ、さげすむからである。これらには断固反撃をしなければならない。これは全ての中国人がもつべき愛国の姿である。
内外を分けるべきである。中国人自身の話をするとき、外国人、、特に日本人は口を挟んではいけない。中国人がこの種の話をすると、君のような外国人は出鱈目を色々言うが、誰の許しを得ているのか。もしも再度無礼な態度をとるならば、君等の口に馬と犬の糞を詰め込んでやる。それでも喋るのか?
仕事の関係で、只でさえ少ない更新が、今月はさらに少なくなります。申し訳ございません。
さて、今回は「掲示板」の投稿です。とてもインテリジェンスに溢れてますね。中国人の典型的な外国観といえるでしょう。ソビエトに対する恐れと、ロシアに対する軽蔑が出ていますね。そもそも海外旅行など出来ない人民、海外の事柄が妄想になるのは仕方が無いとしても、自己分析も相当誤っていますね。
外国人の発言を「禁止」せよというのはいかにも社会主義国家の人民。日本のでもこのような主張をする言論人やメディアがありますね。
「市民の代表」温首相の訪日に合わせ、日本だけでなく、中国でも日本報道が加熱しています。反日を売りにしているポータルサイト捜狐でも友好一色です。温家宝韓国日本正式訪問(中国語)この特集の題名、ついでに立ち寄った韓国を日本の前につける辺りに記者の反日魂が見えますかね。
今回の報道には、かなり客観的なものも含まれます。あまりに長いので訳出できませんでしたが、日本の左翼系新聞記者等と合同で制作したと思われる日本への100の質問(中国語)では、中国の記事にしては、かなり公平、冷静に日本の政治、社会、経済、文化、対中観等を紹介しています。
最も、日本の見方を変えよう(中国語)と提案する記事の中でも、「日本人はなぜ歴史を忘れるのか」「右翼の政治家がなぜ当選するのか」といった重いテーマには、「日本の若者が歴史に無知であるから」といった従来型の分析しか出来ていません。結局、上辺を変えるしか出来ないわけですね。
今回の訪日、日本側は相変わらず真面目でお人よしですね。誤って台湾国歌を流すのは無理としても、せめて国旗の星の数を間違えておく位の演出は欲しかったと私は思います。