2007年01月14日

中国人の誤解した世界 韓国人は愛国心から日貨を購入しない

新華網 2006年01月08日 ソース(中国語)


[概略]わが国民は「世界が中国を誤解している」と義憤で胸がいっぱいになるが、我々は自分自身が世界を誤解していることに無頓着である。たとえば、イラン人は米国を死ぬほど憎んでいる、韓国人は愛国心から日貨を購入しない、イスラエル人は皆中国に感謝の心を持っている、インドは中国よりはるかに遅れている、ロシアは米国に対抗している等である。我々が外国に対して抱いている常識と事実はまったく異なるのである。

中国人の誤解した世界

200年前、中国の近代思想の先駆者である魏源は「夷の長技を師とし以て夷を制す」とし、「目を開けて世界を見ろ」と主張した。200年後、我々は中国的な視野で中国の立場を前提とし、未だに世界に対しての客観的で理性的な認識を必要としている

「我々が世界を誤解しているのに、世界が我々を騙している等と言う」ラビンドラナート・タゴールの指摘は、今の中国でも特殊な意義を持つ。「世界が中国を誤解している」と義憤で胸がいっぱいになるが、我々は自分自身が世界を誤解していることに無頓着なのである。

誤解1 イラン人は米国を死ぬほど憎んでいる(省略)

誤解2 韓国人は愛国心から日貨を購入しない

[よくみられる誤解] 国内の多くのメディアは韓国に対しての報道において、自らの好む角度でのみ取り上げ、韓国人を民族感情と深く結びついた「政治動物」である為、韓国の国民が日貨を購入しないとし、日本に抗議する為に指を詰めることを厭わないことをもって、その証拠とする。

ソウル駐在国際先駆導報特約記者元涛報道

韓国に付くと私はある教授に尋ねた。韓国はなぜ日本車が少ないのか? 教授は軽く驚き、なぜそれが問題なのかと答えた。私も驚いた。なぜ問題ではないのか? この後、私はこの質問がまったく意味のないものであることに気が付いた。韓国の友人に「どうして豆角(中国のインゲン豆)を食べないのか?」と聞くようなもので、彼らは答えるすべがないのである。

国産品の購入は愛国と無関係

韓国人が日本車を購入しない理由に関しての我々の理解と、実際の状況は異なっている。韓国人によると、韓国車は品質がよく、サービスがよく、価格も高くなく、韓国車を買うことは普通のことであり、愛国とは無関係である。もしも逆に、韓国車に問題が多く、価格が高ければ、愛国のスローガンを叫ぼうが誰も購入しないだろう。その教授は、中国のメディアは韓国人がいかに愛国的で、韓国の製品しか買わない等と宣伝をするが、これは、中国人が自己の観念で韓国人を解説したものであり、韓国人はそんなに政治化していないとする。このロジックでは、韓国人が韓国車を運転すれば愛国で、韓国の大統領が米国産の専用機に乗れば愛国ではなくなってしまう。

最近、私はバスに乗り江源道の友人に会いに行く途中、農民によるデモに遭遇し、丸一日車に閉じ込められた。テレビのニュースによると、これらの農民は韓米自由貿易協定に対して抗議をしているという。彼らは本当にすべて農民なのか? 違う。彼らの一部は専門の人員であり、各団体が雇用し、デモ活動の際の主力な戦力となっている。香港でWTOへのデモを行ったのも彼らであり、小泉純一郎の靖国神社参拝に抗議をして指を詰めたのも彼らである。

農民はもちろん自由貿易協定に反対であるが、それは利益を考慮してのことである。米国の安い米が次々に輸入されれば、農民にとって死活問題だからである。しかし、私と一緒にバスに閉じ込められた韓国人にとっては、農民の行動は迷惑なだけであり、安い米が食べられることは良いことなのである。利益が分化し、立場が違う。まさしくこれが本当の韓国なのである。

利益をいつも忘れるな

韓国のスーパーで米売り場では、米袋に「身土不二」という印刷がされている。これは地元産のもので、価格が若干高い。しかし彼らは「愛国米」として選んでいるわけではなく、健康に良いからと購入している。身土不二の意味は、体とこの土地は分けられるものではなく、健康的な生活により有利であるという意味である。どうして分けられないのか? 自分の土地の米、野菜、肉を食べることは、東アジアの国家での素朴な飲食の哲学であり、昔から民間に広がるものなのである。

韓国の新聞の一面は、靖国神社参拝問題ではない。2005年の韓国の対日貿易赤字が227億ドルに達したというニュースである。これに対して韓国の青年は義憤で胸がいっぱいになるわけではなく、恥ずかしいと考える。技術で勝てず、多くの電子製品の核心部品を輸入に頼っている。恥ずかしい。彼らは鬱憤晴らしで徒労無益で口先だけの白話で日貨排斥を叫ぶことはない。自分の経営する酒場に「日本人と犬の入店不可」と書くこともない。韓国人はこの問題で悩むこともない。韓国人はペ・ヨンジュンや東方神起がさらに魅力を高め、日本中のセレブや女優が次々に韓国に旅行をすればよいと思っているのである。

我々の一般的な印象では、日本人がちょっとした問題を起こせば、中韓が連携をして声をあげる。これは良いことである。しかし、我々が忘れてはいけないことは、韓国は我々声を荒げていると同時に、絶えず利益を追求していることである。国際的な交流において、利益をいつも忘れてはいけない。韓国ではタクシードライバーですらこの点を理解している。彼らは日本の観光客に対して、他よりも丁寧に応対するのである。

誤解3 イスラエル人は皆中国に感謝の心を持っている(省略)
誤解4 インドは中国よりはるかに遅れている(省略)
誤解5 ロシアは米国に対抗している(省略)


中国人の世界に対する誤解との記事ですが、事実上、訳出した「誤解2」の韓国の例を使って行き過ぎた反日を押さえ込むことを主要とした記事です。付属の掲示板の反応もこの「誤解2」に対する反応ばかりです。

そもそも、極端な自国中心の教育を受け、出鱈目な報道に浸かり、簡単に国外に出れない人民の愛国心に対して「鬱憤晴らしで徒労無益で口先だけの白話」をしていると批判するのはあまりにも可哀想な気もします。

この記事では200年前の魏源を使って「客観的」になることの重要性を指摘しています。これは中国人にしてはよい指摘です。国際問題にとどまらず、中国人は「客観的」に物事を見れない傾向が非常に強くあります。つまりあまりに「主観的」なのですね。主観的な行動は、うまく回っていけばよいのですが、うまく回らなく成った瞬間、一気に崩れますから。

ちなみに、誤解3の「イスラエル人は皆中国に感謝の心を持っている」ですが、第2次大戦時に上海でユダヤ人をかくまったことを、イスラエルの多くの人が感謝していると中国人は考えていることは誤解であると指摘しています。
posted by 元祖うぷぷ at 13:30| Comment(7) | TrackBack(2) | 反日記事(政治日中関係) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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