「AV女優」からみる日本社会
本紙専稿 易晨
「AV女優」はポルノビデオ産業を専業とする女性の俳優のことで、この言葉は日本で生まれた。「優」は日本では女性の俳優の意味であるため、日本の女性の俳優は「女優」と呼ばれる。
日本は島が連なり、土地が狭く、資源が欠乏している。このことにより、彼らは社会や家庭で生存のストレスに直面している。また、日本人は生殖を崇拝しており、「AV女優」はこのような環境により生まれたといえる。現在、日本はアジア最大のAVの生産国である。市場の要求により、日本のAV産業は他の商品経済と同様に成熟し、細分化されており、市場のニーズに答え、「ポルノ産業ラインナップ」を構成し、日本の経済発展に巨大な影響を与えている。AV業界は日本では市民権をもち、大規模な産業となっている。日本のAVは日本の民族文化の一部であり、この民族の抑圧下での個性表現である。
「AV文化」
現在の日本では、多くの若い女性が誘惑に負けてAVの道を歩んでいる。彼女達は一夜で有名になり、輝こうとしている。一度有名になれば、社会に高く認められる。彼女たちがもしも学生なら、学校に大いに沸き立たせ、OLなら、昇進のチャンスが増えることすらある。
「AV女優」の細川しのぶは、家庭の崩壊の危機に直面し、「業界入り」した。その父は平凡なサラリーマンで、バブル経済時に多くの株を購入(多くは借金をして購入)し、バブル経済崩壊後、家庭は貧困状態に陥り借金をして生活をしていた。高校時代、細川しのぶはポルノ活動を開始したが、家族は反対し、父親は毎日彼女を学校まで送り、彼女が考えを変えるように促した。現在20歳をむかえた細川しのぶは、AV業界を既に征している。彼女はもう貧困の生活を経験したくないとして、AVの道をまだ進んでいる。
例外もある。「AV女優」小沢まどかは大富豪の家に生まれ、テニスやピアノも得意である。彼女が「業界入り」した理由は、「興味があっかたから」である。このような考えをもつ日本人は多く、それが日本の教育体系の変更を促した。2003年、日本に初めての「AVカルチャースクール」が設立されたのである。
この「AVカルチャースクール」に日本中のファンが入学した。校長の久保新二はもともとAV男優で、既に800本以上のタイトルに出演している。学校の教師は、人気の「AV女優」であり、菊池えりのような重鎮も含まれている。「AVカルチャースクール」は4つのコースが設定されており、それぞれAV演出、AV脚本制作、AV撮影、AV監督コースとなっており、学生は自由に選択が可能である。授業は週末に行われ、すべての課程を修了するには1年の時間がかかる。学生は実習に参加が可能で、実際に撮影もできる。学校に通えない希望者のために、「AVカルチャースクール」は通信教育も行っている。
「日本式優越感」
日本社会には外から見て不可思議な現象が存在する。サッカー選手が皆AVを見る習慣があることである。一部の「AV女優」もサッカーの有名選手を使って有名になろうとしている。1998年(訳者注 2000年と思われる)のアジアカップレバノンで、日本の選手はトルシエ監督の許可を得て、常に宿泊先でこの種のビデオを鑑賞していたが、一部の正統派のメディアに批判された。2002年のワールドカップでは、「AV女優」黒澤愛が自己の「愛国の熱情」を表現するため、選手が緊張している試合の合間に「リラックスできる」ように、主演した作品を日本チームの静岡県の合宿所に送った。2006年のワールドカップでは、「女優」真鍋かおりが、日本チームがブラジルに負けたら、彼女が日本チームのために「ヌード」になるとした。
さらに驚くべきこともあった。2006年のワールドカップでは、日本チームは完敗したが、「生き続ける」為の戦いにおいて、日本が強大なブラジルと対戦した際(日本はブラジルに1996年のオリンピックで1対0で負けており、日本チームはまだ勝てるとの考えがあった)、日本全土で代表チームに対しての支援が広がり、日本のサッカーファンが全土で大声で応援した以外に、サッカーファンは日本チームにはビデオを使った応援が必要と考えた。彼らがまず選んだのが、「頑張れ日本代表!AV WORLD CUP」であった。
「頑張れ日本代表!AV WORLD CUP」は日本AV界が代表チームの士気を高める為に特別に撮影した作品である。日本のアイデアポケット社が2006年5月2日に撮影した。当初は11名の「女優」を選手とする予定であったが、結局9名の選手とコーチ、監督となった。9名の選手は日本、ドイツ、ブラジル等のユニフォームを着た。最後に勝利するのはもちろん日本の「女優」である。ストーリー中、ブラジルやドイツの「女優」が日本の「女優」に「馬鹿にされる」場面があり、典型的な「日本式優越感」を表現している。
この作品が日本で販売されると大ヒットとなった。「日本の誉れを高めた」理由以外にも、製作会社のアイデアポケット社が日本で10位に入る製作会社で、「女優」が豊富であり、各女優が場面を任せられる実力をもっていることにある。大きなイベントやスポーツ大会を題材とするのは日本のAV企業の伝統であり、多くの「女優」が「サッカーの試合の為に服を脱いで」いるのである。
政界でも「美人刺客」
日本の「AV女優」の魅力はフィールド上に留まらない。ある種の特殊な存在として、彼女達は日本の各界で「演技」を行っている。スタイル抜群で美脚で有名な藤原紀香は選挙で自民党の応援の為に声を張り上げた。日本の「週刊朝日」は、自民党は2007年夏の参議院選挙の東京選挙区で、藤原紀香を知名度から無党派層を呼び込めるとして採用することにしたと報道した。2005年9月の選挙では、小泉は「美女刺客」を使い、大勝した。一部の議員は藤原が100万票を集める実力を持っていると指摘している。藤原が自民党の参議院選挙の代表となり、「二代目美女刺客」の「栄誉」を独占するかも知れないとした。
現在36才の藤原紀香は日本の有名な女優である。しかし彼女はまだ売れていない時代に、「AV女優」をしていたのである。今日、藤原紀香はAVには出ていない。
最近中共の指示で抑えてられていたと思われる反日報道ですが、次第に復活してきています。日本の一部メディアは中共の指示をキチンと守り、中共の面子が立つように真面目に報道しているようですが、中国国内のメディア指示に対してはテキトウですね。そもそも反日記者が沢山いますし、何事にもテキトウな民族性ですし、指示された内容も半月も経てば忘れているのでしょう。
さてこの記事ですが、お約束の中華思想が見られます。「他者と比べ優越感を感じることが喜び」と考える中国人の特性もよく出ています。
順を追ってみると、「AV女優」=「女優」=「自民党の刺客議員」との印象付けを狙っているように見えます。つまり日本女性=AVのお約束です。この手の記事は「慰安婦」問題の為の下準備で、日本=猥褻の印象の徹底化の為のような気がします。
「慰安婦」の問題、安倍首相の国会答弁から「勝てる」とみた中共が今後仕掛けてくる可能性があるでしょう。ただ、中共にアドバイスをするとしたら、調子にのって攻撃すると「梯子をはずされる可能性がありますよ」ということでしょうか。「靖国」の二の舞になりますよと。
そもそも、首相の思想と相容れない形式上の回答をしているわけで、メディア対策、政権基盤の確立、来年の参議院選挙を考慮した発言でしょう。数日後に官房副長官から河野談話を検討課題にすべきとの外国人向けの発言も出てますしね。
ちなみに、藤原紀香系の顔は中国人に「美人」とされる要素が多いと思われます。