2006年09月24日

日本のメディアがSK-U事件を「中国の報復」と偽る

国際先駆導報 2006年09月22日 ソース(中国語)


日本人は全くSK-Uに禁止成分が入っていることを信用していない。日本のメディアはなんと「中国が日本に報復」などとしている。

国際先駆導報東京電 記者 銭錚 特約記者 陳磊 許卉報道

国家質検総局は14日、広東で日本から輸入されたSK-Uブランドの化粧品に禁止成分であるクロムとネジウムが検出されたと発表した。パンケーキ、UVクリーム、トリートメント等の9種類の商品から検出されている。クロムとネジウムは人体に有害であり、肺血栓や肝障害を引き起こす可能性がある。

この情報により中国大陸、香港、台湾では大騒ぎなり、香港や台湾の関係部門が調査に乗り出し、大陸の各デパートや台湾の有名な化粧品チェーン「莎莎百貨」もSK-U製品を撤去し、調査結果待ちとなっている。

韓国食品医薬安全管理庁は18日、現在韓国内で売られている日本製の化粧品に禁止成分が含まれていないか調査を行っている。

日本の一般人はSK-Uに問題があると信じず

国家質検総局がSK-Uに禁止成分が含まれていると発表した翌日、SK-U日本法人(訳者注 日本P&G社)は中国のメディアの報道に対し、化粧品の中にそれらの成分はないとした。会社はさらに、現在調査を行っているとした。

日本の銀座の各デパートのSK-U売り場では、商品を試す顧客は依然多く、「中国で禁止成分が検出された」影響は全くない。取材をした消費者はその報道を知らないとした。

ネット販売も日本のSK-Uの販売の重要なチャンネルである。中国の国家質検総局が禁止成分の検出を発表して数日になるが、ヤフージャパンのSK-U販売店は賑わい、何の影響も受けていない。

ある日本のネットユーザーは、SK-Uが中国で検査を通らなかったニュースは聞いたが、それでもSK-Uは安全であるとした。

「日本の企業は法令や制度を守りますから」彼は言う。「中国では日本の化粧品が凄く売れているじゃないですか。中国から来た友人達は、大量の化粧品や洗顔フォームを買ってますよ。彼らはみな日本で製造したものは凄く安全だと言っています。」

メディアはSK-U事件を「陰謀」扱い

中国でSK-Uに禁止成分が検出されたことに対し、日本のメディアは予想外に沈黙している。「読売新聞」等の日本の大手新聞社はこの件を伝えてもいない。

日本人は食品、薬品、化粧品に対して安全性を特に重視する。日本において、安全の問題が注目され無いことはありえない。数年前、日本のある企業が米国から輸入した牛肉(当時米国では狂牛病が発生していた)を販売したところ、日本の各大新聞は数ヶ月に渡って報道した。

日本の「フジサンケイビジネス」や中国情報局のWebページは、SK-U事件を「中国検疫局が日本で製造したソーセージや茶葉などに基準以上の防腐剤が含まれていた」事件や、日本で5月29日に残留農薬基準である「ポジティブリスト制度」が成立し、中国から日本に輸出された多くの食品が日本の検疫で不合格になったこと等と関連させ、中国による貿易の報復処置としている。

日本の「世界日報」は、SK-U事件は実際には中日の貿易戦争であり、中韓の「キムチ戦争」と酷似しているとした。また、台湾や中国大陸で偽造SK-Uが存在している例を挙げ、中国の関係部門が検査したものは、おそらく偽造品で、SK-U事件を中国の知的財産権事件としている。

日本のメディアはさまざまな解釈をしているが、香港のテレビ局の最新の情報では、香港の大学が4種類のSK-U商品を検査したところ、クロムとネジウムの2種類の禁止成分が検出され、中国国家質検局の検査結果を実証した。

いろいろなブログでも取り上げられているようですね。

上海のP&Gが暴動のターゲットになった等のこともあり、現在では日本の大手メディアも小さな枠で報道しているようですね。最もこの記者が記事を書いた時点では殆どスルーされていたようで、日本のメディアの代表が中国情報局(サーチナ)、世界日報(統一教会系)というのは寂しい限りです。

香港、華僑が多いシンガポールの両国で検出されたとの報道があり、韓国でも調査中とのこと。あらら、いつものメンバーですね。

記事中では「盲目」に日本製品を信用する日本人を非難しています。自分達が心の源流に反日感情をもち、「日本が悪い」という報道をみると盲目にその報道を信じ込んでしまうことを殆どの中国人は自覚していません。ネットによる世論調査(中国語 グラフ)がそれを証明しています。(ちなみに、設問は上から 1:ブランド化粧品の品質を信頼しているか/2:消費者に化粧品の成分を知る権利があるか/3:報道を見てまだSK-Uの化粧品を買うか/4:P&Gは禁止成分の含有を否定しているがどう考えるかです。97%のネットユーザーが報道を見てSK-Uを買わないとしています)

こういった、宣伝、プロパガンダを検証するには、そもそもその成分が問題なのかをネットで調べるなり、実体験を交えて検証すればよいわけですが、それを人民に求めるのは無理でしょう。

この2種類の物質ですが、自然界に極一般に存在するもので、含有量から考えて全く問題がないレベルとのことのようです。中国が挙げた拳を自ら下げることはないので、その問題が無いレベルの検出を「悪」と決め付け、上記の国以外での検出を目指し「悪」の立証に全力を挙げ、中国国内での完全勝利を目指すでしょう。

まぁ、欧米や日本等で検出されなかったら、お約束の「日本は1流品を欧米に、3流品を中国に輸出している」を宣伝すれば言い訳ですし。

しかし、今回の事件は誰が仕掛けているのでしょうか。中共が仕掛けているにしては間抜け過ぎます。

この報道などを受け、「日本ブランドの崩壊」等の評論が多く見られますが、日本ブランドが中国国内で信用を失ったとしても、せいぜい欧米ブランドにとって替わられるだけで、中国に利点はありません。

利点どろこか、日系企業の中国進出リスクを増大させますし、日中関係において、政治と経済を分離し、日本の経済界を使って日本の政治家に圧力をかけるという基本政策にも反します。安倍政権誕生前の雰囲気作りにも反します。

このSK-U、以前から日本企業だと思っている反日戦士の格好の標的になっており、今回のそのレベルの連中の企画ではないかと私は見ています。特に中国女性が外国人と付き合う、外国製品を使うことに厳しいですからね、彼らは。その意味では、比較的反日度が低い中国女性への宣伝は成功したともいえます。中国の国益には反してますが。

老婆心ながら、どうせなら、米国系の巨大グループであるP&Gではなくて、資生堂でも狙い撃ちにすけばいいのにとは思いますけど。
posted by 元祖うぷぷ at 22:50| Comment(29) | TrackBack(0) | 反日記事(産業経済) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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