2006年03月29日

日本の青年 中国は米国に学ぶべき 参拝行為を邪魔すべきでない その3


日本の青年の興味は中国にない

馮全普:中国を非難する青年に会うことは非常にまれですね。多くの青年は中国を威嚇ではなく、チャンスと捉えています。例えば、私の30過ぎのある友人は大きなスーパーの課長なのですが、中国の発展は彼に多くのチャンスを与えたと話しています。中国に対しての日本の青年の態度は二つの特徴があります。一つ目の特徴は、中国は日本にとってただの一般的な国家であり、彼らの興味は中国になく、欧米などの西側の強国にあります。これは彼らの中国に対する伝統的な偏見と関係があります。例えばある友人は中国人はデジタルカメラが使えないのではないかと疑っています。二つ目の特徴は、中日関係を語ることは殆どなく、個人の権利に関心があります。例えば、彼らは石原慎太郎などの右翼の反中の驚くべき発言に対しても、右翼にも発言する権利があるというのです。

柯金花:以前、日本りある普通の大学の大学院生が北京大学に来て交流がありました。私は比較的開放的な人間なのですが、それらの学生を見て漠然としました。後から考えたことは、日本の青年もエリートとそうでないものに別れており、後者は通常比較的自己に対する興味が強く、国家観がありません。彼らと交流して、彼らは日本はすでに発展が一定水準まで進み、軌道に乗り、米国を除くと彼らよりよい国はなく、国家の発展を個人が心配することはなく、人生を楽しむことが一番重要であると考えていることが分かりました。生活において、自分の家庭環境は日本の一般的なレベルであるが、中国と比べればいいと思っています。これらの観点から、日本の青年は政治に対する関心が薄く、我々のように校内で常に政治を語ることはないといえます。

于悦:多くの日本の青年は中国に来る前は中国の印象は非常によかったと言います。しかし、中国に来た後、飛行機が遅れても航空会社が賠償しない、旅行代理店での手続きが面倒、スーパーでは荷物を受付に預けなくてはいけないなど、中国への印象はかなり割り引かれたといえます。

馮全普:青年は日本国内の思想において最も活発で、時代を感じるのが一番は早いです。現在の中日関係の背景の下、日本の若者の中国に対する印象がよくないのはわかります。これは社会全体の中国への印象と関係があり、ある程度、中国での彼らの不運もあると思います。

日本の学生は得意分野がある

柯金花:私が接した日本の青年はみんな得意分野があるようです。私のある日本の友人は、見た目はパッとせず、勉強も普通ですが、交流してわかったのは、彼は学校で11年間トランペットを吹いており、中学ではラグビー部で国家級の試合に参加したことがあることです。彼は書道が下手でしたが、大学から練習を初め、数年後評判になり、大学の書道の代表として中国を訪問しました。これは家庭の教育と関係があり、大学の部活動とも関係があります。私たちの多くの学生の部活動は形はあるものの実質がありません。日本は違い、各部には専門のコーチがいて、教育の責任を持ちます。現在、両国の大学教育におけるハードの差は大きくありませんが、ソフトの差は非常に大きいと思います。

馮全普:日本の各領域にはエリートの集団がいて、彼らは非常に努力家で仕事に真面目で、相互に助け合っています。各々はネジのように絡まり、何をすべきかをわかっています。この点は中国人は彼らに学ぶべきでしょう。日本の青年は引き受けたことは全てやり遂げますし、彼らの公共心は非常に強いものがあります。例えば、留学生楼には数名のボランティアがいて、責任者が組織した留学生の活動を手伝い、外国の家族を助け、その仕事はいい加減なことろがありません。例えば、掲示板を掃除したり、机を運んだり等です。小さなことですが、私は非常に感動しました。

向真:日本の有名大学の学生との交流の前は、日本の青年の英語力は酷いという印象がありました。しかし、交流後にわかったのは、多くの人が中学高校時に米国に1〜2年留学し、中国の学生よりも英語が上手であるということです。第一回中日韓三カ国学生協力プロジェクトで、私は日本の学生は非常に実務的で、つつしみ深く、苦労を惜しまないことがわかりました。休憩時間、私はネットで国内の友人と通信をし、韓国の学生も友人と遊びに行きましたが、日本の学生はネットで一途に資料を探し、印刷し、緊張した精神を保持しました。活動において日本の大学生の経費は通常自己負担か、電話で企業の賛助を求めるか、自分が企業でバイトをしたお金を上司に頼んで活動資金に当てていました。活動の多くの学生は低学年の志願者で、この活動をする為に毎日3〜4時間の睡眠しかとらず、各人が全力を尽くし、不満を言いませんでした。私は一途に、日本というこの民族には非常に強い向上心があり、それを仕事に投入しており、多くの学ぶべきところがあると感じました。
(夏維勇、于悦、馮全普は北京大学-早稲田大学協力育成の博士研究生、向真、柯金花は北京大学国際関係学院本科生 録音、整理郭凡)

「中国は日本にとってただの一般的な国家」、「強国」、「米国を除くと彼らよりよい国はなく」等いつものとおりです。自由な討論のはずが、彼らの意見は政府発表や新聞記事と全く同じですね。比較的新鮮なのは、日中のソフトのレベルの差の指摘ですが、これは最近の中共が力を入れ始めた分野です。

石原氏が発言すること自体を問題視しているところは、「自由」という概念が全く分かっていないことを示してますね。北京大学と早稲田大学は協力して何を育成しているのでしょうか。

日本政府は今後の両国の相互理解の為に中国からの留学生の受け入を拡大する方針のようです。ただ、これは方法を誤ると全く意味を成さずに、中共の人民に対する教育を助け、屈折した日本観をもつ中国人エリートを増殖させるだけの結果になります。上記の中国人も、様々な経験をしていながら、中共の教えたままの日本を再確認しているだけですね。なぜ、このような結果になるのでしょうか。

とても簡単に言いましょう。中国人民は政治分野に対し洗脳され、その分野に限って思考力が非常に低下しているからです。

これは私の中国での実体験から導きだした推論です。「洗脳」といっても別に強制収容所に入れられて云々という話ではありません。思想の底辺の部分が知らず知らずに洗われてしまったといった話だと思ってください。この部分の説明は非常に長くなるので今後時間があるときにまとめたいと思います。

「洗脳」は専門のカリキュラムを組めば解くことができます。まずは「洗脳」を解き、我々の現在の日本社会の自由や民主といった基本部分を勉強させて初めて「中国人と対話」ができる「共通の土台」ができます。この土台がなければ、彼らとの対話はずっと平行線となるでしょう。

今日はちょっと辛口でした。
posted by 元祖うぷぷ at 23:59| Comment(139) | TrackBack(2) | 反日記事(日本国内) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月28日

日本の青年 中国は米国に学ぶべき 参拝行為を邪魔すべきでない その2


歴史の固有の認識は変えにくい

柯金花:私は日本の対中友好組織である創価学会と接触したことがあります。彼らの多くは歴史に責任を持たない態度に反対し、小泉の靖国神社参拝を道徳、常識に反する行為であると考えています。でもなぜ小泉を選ぶのか?彼らは言います。日本経済の発展の為に小泉のような人が必要だからだと。実際、歴史に関してはの交流が頻繁な一部の日本の青年とのみ話し合えます。しかし、彼らは、日本の教科書は歴史を歪曲しているが、中国の歴史書に歪曲はないのですかなどと聞くのです。彼らは歴史の事実に対して非常にあいまいであり、日本が南京で30万人を虐殺したことをあまり信用していません。また、多くの人は日本人も傷つけられたと言います。例えば宮崎駿の「火垂るの墓」は第二次大戦末期を描いたもので、父は出兵し、母は空爆で死に、兄妹も死ぬという悲惨な物語もあります。

于悦:私はかつて日本の青年と激しく討論したことがあります。彼の反論は典型性を持っていました。彼は中国人がいつも日本とドイツを一緒にするのに反対し、ドイツがユダヤ人を殺したのは意識的、組織的であるのに対し、日本人は中国人を皆殺しにしようとはしておらず、死傷者は戦争行為によるものであると考えています。靖国神社問題に対し、多くの若者は日本の伝統により、彼らの祖先は死後に神となり、彼らが生前になにをしようと、死後は神として祭られ、戦争や戦犯は関係ないとします。そしてこれを日本の伝統であり、外国は理解すべきであるとします。これらの日本の青年は中国は日本を学ぶべきだとまで考えているのです。日本は第二次大戦中米国の空爆と原子爆弾を浴びましたが、だからと言って日本人は米国人を恨んでいないのに、なぜ中国はこのようにできないのかと聞いてきます。これらの歴史観は、一旦形成されると変えるのは大変難しいでしょう。あとこんな例もあります。日本の天皇誕生日の宴の会は老人が多く、青年は多くありません。ある日本の学生は私に言うのです、天皇はお爺様であるからですよ。日本の青年の歴史観は単純であるといえます。

馮全普:多くの日本の青年は歴史を学ぼうとせず、考え方が短絡的で、非常に極端になりがちです。彼らの歴史に対する見方の基礎は教科書からの由来になります。日本の扶桑社の右翼歴史教科書は、1%の学生しか使用していませんが、扶桑社は資金があり、教科書の改訂も頻繁で、多くの試用品を配り、多くの学生に好まれ、大学受験をする多くの学生は皆買って行きます。つまり、潜在的な影響は非常に大きいといえます。また、メディアの影響もあります。日本のメディアは中国のマイナスの報道が多く、常に中国を罵っています。それゆえ、日本の青年は正確な歴史教育を受けたことがなく、彼らは戦争の発動のみをしり、誰もその可否の判断を下さないのです。私は外務省にも友人がいますが、毎回彼と歴史の話をすると、彼は全て過去のことだとしか言わないのです。

夏維勇:実際、両国学生の戦争に対する共同認識もあります。しかし、深く討論すれば、両国の青年は本国で受けた教育を出発点にして、自己の歴史観を構成しているといえます。


昨日の記事で「中共にとって戦争は一つの政治的な道具なだけ」とサラッと書きましたが、今日の報道で「歴史を基礎にするな」中国政府系元所長が対日転換論(読売)なんて記事もあったようですね。ただの政治カードであるとの認識が日本ではかなり広まってますが、中共は正面からは認めるわけにはいかず、なかなか難しい舵取りになりそうです。ただ、様々な問題で対中包囲網がかなりのスピードで築かれつつあり、この程度のカードは外交的には放棄までは行かなくてもかなり変更する可能性はあるのではないかとも思えます。もっともそれを期待できるのは安部首相もしくは麻生首相誕生後のタイミングでしょう。

記事の内容ですが、前回の左に寄ってる団体に続き、創価学会が出てきてますね。

この中国人たちは正確な歴史教育をうけて、事実を知っていると思い込んでいますね。それに対して反論する日本の青年を日本の青年の歴史観は単純である歴史を学ぼうとせず、考え方が短絡的で、非常に極端等と切り捨てています。自由な国に行くチャンスがあっても、結局はそのチャンスを生かせてませんね。まぁ、予想どおりですけど。

明日、最後の部分をUPして、まとめます。
posted by 元祖うぷぷ at 21:06| Comment(19) | TrackBack(1) | 反日記事(日本国内) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月27日

日本の青年 中国は米国に学ぶべき 参拝行為を邪魔すべきでない その1

東方網 2006年03月17日 ソース(中国語)


編集者注:最近の中日関係の悪化に対して、日本の青年はどのように見ているのだろうか?交流において、どのように中国人に接しているのであろうか?今期の「北京大学世界を見る」プロジェクトの数名の日本滞在経験のある学生が、自己の経験を詳しく語り、見解を述べた。

于悦:中日両国の青年の交流は非常に頻繁です。私が日本で学習した時、日本財団が高額の奨学金を提供し、私はアルバイトをする必要がなく、全力で学習に取り込めました。初めて日本に行った時、私は日本語が話せなかったのですが、多くの日本の青年が進んで私に教えてくれて、話せるようになりました。また、学校には留学生の日常生活の専門の責任者がいて、よく私たちを日本各地の旅行に連れて行ったり、家に招いて美味しい物を食べさせたりしてくれました。

馮全普:私はかつて長野県飯山市の農村の民宿で日本人の家に住んだことがあります。彼らの一家は特によい人達で、私を本当の子供のように慕ってくれ、私も女主人を「お母さん」と呼びました。近所の人や友人はよく自分の家で作ったキュウリやナスをくれました。「お母さん」の父親はかつて中国を侵略した日本軍の軍人で、1943年杭州を侵略したとのこと。私は非常に不快になりました。日本の農村には青年が非常に少なく、みんな都市に行ってしまうとのことです。私の帰国の際、焼肉でお別れ会を開いてくれました。帰国の後も、日本の友人から贈り物をもらいます。とても友好的です。

夏維勇:日本では、友人がよく私を家に招待し、父母や親戚にも私を紹介してくれました。祭日は食事に誘われ、贈り物をもらいました。彼らの家庭は皆政治的な観点が左に寄っており、右翼に反対するものの、我々との交流では基本的に政治の話はなく、個人的な関係の話だけでした。

馮全普:明らかに、日本の青年は中国人との交流を求めてますし、非常に友好的です。しかし、非常に強烈な距離感を感じます。交流時、私たちはある種の暗黙のルールがあります。それは中日関係の敏感な問題の場合、沈黙を守ることです。これで双方の友好が守られます。仲のよい友人が私をお花見に誘ったときのことを例として挙げます。みんな非常に盛り上がったとき、彼は私の為に歌で盛り上げようと天皇を尊崇する色彩のある日本の国家「君が代」を歌いてました。私は非常に不快になりました。しかし、私は何も言わず、「義勇軍進行曲」返歌しました。彼はこれが中国の国歌であると知りながら、何の批評もせずに、お花見は続きました。私の感覚から、この種の沈黙は決してよいことではなく、国家間の交流にマイナスであると思います。



かなり長い記事ですので3回に分けて翻訳していきます。

馮氏は沈黙してやってると思っているのかもしれませんが、このような態度が中国人が成長できない一つの理由でもあります。中国とのかかわりになると直ぐに「戦争」の話になりますが、中共にとって戦争は一つの政治的な道具なだけであって、馮氏が重視するべきものではありません。法的に言えば講和を結んだ時点で解決済みですし、そもそも60年もたってこんなに騒いでいること事態に違和感を感じないのは世界で数カ国の人民だけでしょう。国歌もそうですね。他国の国旗や国歌に敬意を表すのは常識ですね。残念ながら、沈黙することで世界の常識をを学ぶことができません。まぁそのようにアドバイスされても理解はしないでしょうが。

どうも、日本国内の左側によっている組織と交流しているようですね。ただ、日本の「左側によっている」組織と中国人では話をするのは難しいでしょう。夏氏も基本的に政治の話はなく、個人的な関係の話だけという不満を口にしてますね。きっと日本の「左側によっている」組織は世界の市民が手を取り合って云々といった思想を持っている組織なのでしょう。中国人のように「国家」を重視する人にとっては語るに足りない組織でしょうね。彼らは「左翼」か「右翼」と話をしないといけません。

明日、続きを訳します。
posted by 元祖うぷぷ at 20:07| Comment(5) | TrackBack(1) | 反日記事(日本国内) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月23日

誰が日本の青年の中国観を作っているのか

国際先駆導報 2006年03月13日 ソース(中国語)


出所:国際先駆導報
政治観が殆ど白紙である日本の青年が、日増しに高まる保守化の社会環境に面している

国際先駆導報 田木

最近日本のメディアが一部の高校の教師の教学実験を報道した。この実験から、学生は日本の中国侵略戦争を理解すれば、中国への感情を反感から理解に変更ようになることがわかった。

歴史教育の欠如

「もし若い世代が日本の負の歴史を理解しないなら、国際社会において隣国との良好な関係を築くことはできないのです」実験を行った教師の願いは非常によいものであるが、日本にある全国5000の博物館において、日本が発動したあの侵略戦争の全貌を展示するものはないのである。300ページもある厚い歴史の教科書の中で日本のアジアへの侵略問題を扱った部分は僅か2ページである。これらを見れば、中国に対する侵略戦争に関しての現状は語る必要もないだろう。

「欠如性」の歴史教育の後遺症は非常に明白である。ある日本での研修が終わった青少年に携わる専門家は、日本の教科書があの時代の侵略の歴史を詳細に記述していないことにより、日本の多くの青年の中国観が断絶しているという。彼らは唐の時代が代表する5000年の光り輝く中国の古代文明から経済が快速に発展する現在の中国を知っているが、西側の列強に蹂躙され、日本帝国主義の侵略を受けた近現代の中国に対しての印象は漠然としているか、空白となっているのである。

この種の状況において、中国が日本に靖国神社の参拝を中止し、歴史を正視することを要求していることを日本の一部の青年が理解できないことは当然である。ある日本の学生はこう話した「あの戦争は当時の歴史の大きな流れの中で起こったもので、いろいろな意味で逃れることができなかったものです。現在の平和な環境において、数名の中国の留学生が彼らの面倒を見ていた日本人一家5人を殺したことが、本当の罪であると思います。中国人は反省すべきでなく、日本人に謝るべきでないとでもいうのでしょうか?」

誇張するメディア

日本のメディア報道では、中国人か日本で起こした犯罪の報道は大々的に行われる。最近発生した中国系住民が2人の日本の児童を殺害した事件は、今に至っても日本の各メディアで大きな位置を占めている。

当地の中国語の新聞の報道によると、事件後東京に住むある華人の父親がいつもと同様に娘を幼稚園に送ると、雰囲気の異常に気がついたという。今までおしゃべりをしていた保護者が、今までのように挨拶をすることもなく、彼を見るや身を細め、おしゃべりをやめ、彼をよけて警戒し、蔑視し、恐怖し、疑惑の目を向けたという。この華人の父親は、最近起こった中国系の母親による児童殺害事件の社会に与えた恐怖や震撼が現在増幅されていると感じたという。お分かりのように、メディアによって作られた「恐怖」の雰囲気の中、自己の子供の安全を心配する日本の父母は自分の子供を中国人の子供と一緒に遊ばせることができるであろうか?

日本のメディアによって在日華人の負のイメージ以外にも、中国国内のいわゆる「反日感情」も宣伝される。上記の専門家は、日本の青年は中国に関して様々な見方が存在するとしながらも、「最も多い考え方は恐れなんです。日本の一部のメディアが"反日感情"を無責任に報道することは、一部の日本の青年に対して中国を見ただけでしり込みするようにさせました。今年上海に留学に来たある友人は出発する前に中国に行かないように説得され、中国人は全て日本人を恨んでいる。中国に留学するのは非常に危険だといわれたそうです。」とする。

危険な流行文化

現在の日本の青年は政治に無関心であり、そんな彼らを誘惑が待っている。

小林よしのりは日本の青年のこの種の心理を掴むのを得意としている。この日本で非常に人気の漫画家は流行文化を使って保守化の政治理念を若者に巧妙に広める。日本の青年は漫画が大好きであり、これらの方法は「どう転んでもうまくいく」のである。日本が歴史を正視し続けるべきだと主張し続ける東京大学のある教授はため息をついて話す。「もし、私が戦争責任のために歴史の事実の本を書いても、日本では多くても数千冊しか売れず、普通の国民は見ることができない。見ることができるのはこの方面を研究している人だけだ。それに対して一冊の漫画は、10万冊、100万冊と出版される」

1990年代より前、日本の青年の多くは非常によい仕事を見つけることができ、中産階級の生活が光栄とされた。しかし、バブル経済が崩壊し、若い日本人は過去に光栄とされた生活目標が全く意味のないものとわかった。日本の経済の衰退と同時に、中国は今まさに台頭しており多くの日本企業が中国に投資を行っている。国に対して幻滅している日本の若い世代に対して、小林よしのりは問いかけるのである。「我々は中国の奴隷になるとでも言うのかい?」

小林は「率直に胸の内を語る」が、日本の流行文化の中に隠された保守化が日本の青年に対して密かに影響を与えている。

例えば秀之町太は「男たちの大和/YAMATO」の上映時、涙が出たという。この第二次大戦中の日本海軍の戦艦「大和」を描写した映画を見終わると、秀之町太はかつてない「愛国感情」がわいたという。二十歳すぎの大男がおお泣きするのはみっともないと思ったが、彼と一緒に観に来た3人の友人も皆泣いていたという。

日本の一橋大学の歴史学の教授裕吉田は、「大和」は新しい日本人の視点から第二次大戦を見たもので、「犠牲を強調し、侵略を否定している」という。吉田は戦争美化のあたらな現象であるとみる。

「いわゆる"失われた10年"後、自己の国家に自信を失った多くの日本の若者が民族主義の中に自己の慰めを求めているんです」吉田裕は続けた。

いま成長をしている日本の青少年が、このような文化環境に入り浸ることにより、未来の中日関係にどのような影響を与えるか、本当にわからないのである。

前々回、前回との関連記事で日本の青年問題を論じています。前々回は「荒れる青年」、前回は「中国に対する理解が少ない」為に「偏って」しまうことになってましたね。今回は「偏った原因」を教育、メディア、「右翼」漫画家にもとめてますね。

丁寧に最後は日本の青年の心配までしてくれていますが、この記事はかつてないくらい酷いですね。裕吉田。。。日本人の姓名の順すらわからない新人記者でしょうか。先輩記者がみてやればいいのに。なんとなくネット上の記事をつぎはぎして作った感がありますかね。ちなみに、一橋の吉田裕教授は「南京大虐殺」超積極肯定派の方ですね。

最も、ポイントは抑えていると思います。日本のメディアが騒ぎ過ぎが原因であり、日本の経済の衰退、中国の台頭がそのバックグラウンドにあるという論調はお約束でしょう。ちなみに、日本経済伸びているんですがね。古い記事をコピーしてしまったのでしょうか。

主要ニュースは他のブログでやってますので、当ブログは独自路線でいきます。次回、関連記事としてこの日本の青年問題に対しての討論記事を訳したいと思います。まぁ「討論」といっても参加者の意見の相違がなぜか存在しない中国式討論ですけど。
posted by 元祖うぷぷ at 21:22| Comment(20) | TrackBack(1) | 反日記事(日本国内) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月21日

日本の青年調査 中国人は気性が激しく考えが古い

新華網 2006年03月13日 ソース(中国語)


中日青年交流50周年の今日、日本青少年研究所が公表した調査報告は日本社会に強烈な反応を引き起こした。調査から日本の青年の中国に対する理解が非常に少なく、歴史に対して面倒だと思っていることがわかる。日本の青年に歴史の真相を知らせる力が不足しており、中国が対日文化輸出の方面でできることは多い

先日公布された中日米韓の4カ国の高校生対象の調査報告の結果から、日本の高校生が現在の中国人に対して驚くべき理解をしていることがわかった。

国際先駆導報東京特派員孫巍 日本青少年研究所は先日、中日米韓4カ国の中高生対象にした調査結果を公表した。初めて加えられた「他国に対するイメージ」項目において、日本の高校生は現在の中国人に対して非常に驚くべき理解をしていることがわかった。専門家は、高校生は社会の特殊な位置におり、彼らは幼い年代を卒業し、個性と独立を模索するものの、社会に対する理解に乏しく、思想や行動が未成熟であると指摘する。日本の高校生の回答は非常に偏っているが、日本の青年の現在の中国に対する観点の一つの側面とも言える。

「気性が激しく、他人に冷たい」

この「高校生の友人関係と生活意識」と名づけられた報告書は、日本の12箇所の異なった地区の高等学校で、質問形式による調査が行われた。この調査により、日本の高校生の中国人の性格の特徴に対する見方がわかる。

「中日米韓の4カ国の人」のイメージでは、23の設問で学生が選択する形式になっている。比較的選択が多い回答で、日本の学生の37.8%が中国人は勤勉であるとし、40%が中国人は冷たい、52%が中国人の考えは古い、53%が中国人は気性が激しく激情しやすい、45%
が中国人は集団主義の意識を持っている、59.8%が中国人は愛国主義思想を持っている、51%は中国に対してあまり理解していないと回答した。

これに対して、中国人の生活はゆったりしているがわずか9.8%、中国人は心が広いが10%に満たず、中国人は活力に満ちているも11%に満たず、中国人は親しみやすいも12%に満たない。中国人は親切であるは僅か13%で、中国人は人情を重視するが16.2%、中国人は正義感をもっているも18%に過ぎない。

報告は中日間の相互イメージのまとめにおいて、今回の調査結果で面白い現象が出ているとする。中日両国の学生が比較的多く選択したのは「気性が激しい」と「冷たい」の2つである。49.1%の中国の学生が前者を選択し、46.1%が後者を選択している。両選択項目も自国のイメージの中では最低となっているのである。これは、中国の学生は中国人の気性が激しく、人に冷たいと思っておらず、日本の学生も日本人がこれらの特徴を持っていないと思っている。

中国製品を知っているが、中国文化を知らない

中日米韓の4カ国の学生のその他の国家のイメージ以外にも、各国の学生のその他の国家への関心度も調査されている。結果は、日本、米国、韓国の学生の中国に対する関心度は大体同様で、40%程度である。36.4%の日本の学生は中国にあまり関心がなく、19.6%の学生は全く関心がない。全体的に見れば、「非常に中国に関心がある」もしくは「全く中国に関心がない」男子学生の比率が女子学生を上回っている。

報告は、日米韓三カ国の中国への関心度が高いとはいえないことの原因に対する分析において、学生自身の関心が低いこととともに、彼らの中国に対する理解が欠乏していることがわかったとする。

調査の「他国のイメージ」の最後の部分には、「他国との接触」環境の項目が置かれ、その設定された9つの設問の選択の結果から見るに、日本の学生の中国に接触する機会やチャンネルがかなり限られていることがわかる。回答のうち、父母が中国を好きなのは6.1%であり、本人が中国を好きか中国の友人がいるのは10.2%で、中国に留学を希望するのは僅か5%、中国に行ったことがあるのは7%、中国の映画を見たり中国の音楽を聴いたことがあるのは11.2%、中国のドラマや中国の新聞、雑誌を見たことがあるのは11.0%、中国のアニメや漫画を見たことがあるのは3%にも満たなかった。しかし、中国製品を持っている日本の学生の比率はなんと65%にも上ったのである。

報告はこの節のまとめで、日米韓の3カ国の学生の中国製品を持っている比率は非常に高いが、日本と韓国の高校生の中国との接触の機会が非常に少ないとしている。

今回の「高校生の友人関係と生活意識-4カ国比較」で中日両国の青少年の相互交流と理解が欠乏している状況において、主観推量で曲がった相手のイメージをもっていることが証明された。このような状況が長期で続けば、未来の相互関係の発展に非常に不利である。

参考:日本青少年研究所

日本青少年研究所は成立以来、アジア各国の学生の教育の比較研究を行っている。民間機関であるが、毎年の調査報告は文部科学省に送られ、関係部門の政策決定時の参考にされるなど、その調査結果は相当の信頼度と確実性をもつ。 出所:国際先駆導報

長い割りには内容がない記事でした。高校生の友人関係と生活意識調査の詳細はこちらで公開されています。

この記事は、前回のエントリーである日本のネット上の騒音などとセットになっている記事です。前回は日本のネットの現状を青年が主体の「憤青」のせいにして善良な日本人民と切り離しましたが、今回はその日本の青年が「未熟」であり、「中国に対する理解が少ない」為に「偏って」しまうため、中国は日本に対しての文化工作を強化すべきとの結論を導いています。

中国のドラマや中国の新聞などの輸出も「中国に対する理解」に重要であるとの認識のようですね。当ブログもお役に立てているのかも知れません。

では、その未熟な日本の青年の中国観を「誰が」偏らせているのでしょうか。(簡単に想像がつきそうですが)次回その部分の記事をUPします。
posted by 元祖うぷぷ at 12:04| Comment(10) | TrackBack(1) | 反日記事(日本国内) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月19日

日本のネット上の騒音

国際先駆導報 2006年03月19日 ソース(中国語)


日本の多くのネットの掲示板やブログにおいて、中国に対する言論の多くは「中国には必ず反対」である。ネット上の憤青たちはネットというバーチャルな世界でぶちまけている。

国際先駆導報東京特派員藍建中

日本の多くの掲示板やブログにおいて、中国に対する言論の多くは「中国には必ず反対」であり、ヒステリックでもある。一部に理性的な声もあるが、必ず袋叩きにあう。

ネットの掲示板は、中国人に対する民族蔑視が最も顕著である。中国は「中国」と名乗る資格はないなどとして、多くは「支那」と呼ぶ。中国人の日本での犯罪問題は、自然と中国人が劣等民族である証拠となる。

ネット上の言論を見ると、日本の青少年は中国、朝鮮、韓国のような自分よりも実力の低い国家を見下すが、欧米のような国家にはこの種の蔑視はしない。また中国の観点を支持するシンガポール等の国家も罵られる。日本国内で中日友好を主張する人は逃れることができず、歌手の谷村新司に至っては、中華料理が好きだと発言するだけで罵られるのである。

中国を蔑視するとともに、侵略の歴史を否定する発言も主要なものである。

日本のネットの憤青によると、中国が加害者で日本は被害者であり、例えば「中国を解放するために戦争を行ったのに、逆に敵視されている」などの論調が存在する。日本が中国の東北地区に工場や鉄道、鉄橋を残したから中国は日本に賠償すべき等と言う者もいる。日本の戦争犯罪に関しては、中国が捏造したものに過ぎず、中国が日本の顔を潰し、日本の国連安保理常任理事国入りを阻止する為だとか、アジアの主導権をとろうとしているからなどと言う。

歴史問題に関して、日本のネットの憤青は政治的な面から解釈をし、中国は「反日教育」をしていて日本の罪を捏造し拡大するのは、その目的の為とする。

日本の憤青は現在の日本と中国の争いに関して、自分たちが被害者であるとして問題を考え、歴史問題に関しては、日本の政治家が先に挑発していることを無視し、靖国神社問題は日本の内政であり、中国は干渉するななどとする。中国人が日本の指導者の靖国神社参拝が中日関係を悪化させていると考えているのに対し、日本のネットの憤青は中国の東海ガス田の開発や、中国が日本の常任理事国入りに反対していることが中日関係の悪化であるとする。

中国の発展に対し、日本のネット憤青の多くは注目に値しないとするが、一部は中国が将来日本のアジアNO1の地位を威嚇するのではないかと心配する。一部の中国のマイナスの情報に対しては、他人の不幸を見て喜ぶ状況である。

ネット上で中国が分裂するとの言論も多く、未来の分裂された中国の地図さえある。台湾に関しては日本のネット憤青は東アジアで唯一の日本に好感をもつ「国家」であり、貴重な存在であるとする。

日本のネットユーザーは中国のネットユーザーに非常に関心が高い。当然一種の軽蔑した感情をもっている。例えば、「俺たちが燃料投下して、煽って、みててみよう」などとする。

しかし、ネットはバーチャルな世界であり、これらの日本のネットの憤青達もネット上でぶちまけているに過ぎず、実際の社会はそんなに極端ではない。例えば、常に中国に対して極端なスローガンが見られるが、去年中国の一部の地区で起こった日本に対する抗議活動後、日本では大規模な中国排斥事件は起こっていないのである。

久しぶりの国際先駆導報からの引用です。中国の国際関係の専門紙として人気のある新聞なのですが、多いときは1/3位の紙面が反日記事であったりするなかなかのつわものです。記者の藍建中氏は日本右翼の反中HP観察:掲示板で隣国を蔑視 その1で当ブログを新華社に推薦した記者ですね。

まぁ、皆さんが一読いただければ、いかに都合よく解釈して中国人向けに日本のネットの現状を紹介しているかがわかりますね。中朝韓に対する罵倒が多いのは自分よりも実力の低い国家を見下す為ではなく、ただ単に反日国だからですし、台湾は東アジアで唯一の日本に好感をもつ国家であるとしていますが、通常はネット上では世界の反日国は中朝韓の3カ国だけとの指摘をしますよね。東アジア(日台中朝韓)と範囲を限定していかにも日本が孤立しているかのような印象操作を行っています。

最後の一段落で、「ネット上だけ」であると限定しているのは、ネット上つまり、一部の「憤青」と善良な日本人民を分ける為であり、ある種の定石といえるでしょう。
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2006年03月17日

北京-上海高速鉄道の大契約を誰が制するのか 国産化率が厳しいノルマに その2


どれが「速く走るのか」

現在の所、時速200キロの編成技術を研究している南車四方、長春軌道客車股有限公司、BSP公司、ドイツのシーメンスと合作して時速300キロの編成を研究している唐山機車車輌厰がみな北京-上海高速鉄道落札を目指している。

南車四方のWebページには、南車四方が国家開発銀行の150億元の融資を利用して時速200キロの旅客編成を研究すると同時に、時速300キロのプロジェクトも開始されたことが明示されている。

「日本の新幹線が青島に着いたことにより、南車四方の技術研究は全面的に立ち上がった。高速鉄道の客車の生産も開始される。」南車四方のある責任者は語る。

南車四方のプロジェクトの進度によると、2006年5月31日に初めての国産化された機関車を含む編成がラインに乗る。2006年末までに、国産化部品の研究が全て完了する。主要項目の前期の国産化率は77%以上を目標とする。

中国北車集団所属の長春軌道客車股有限公司もすでに増強をしている。この会社の広報部主任李書輝は本誌に対し、長客とフランスのアルストムが共同で開発した時速200キロの編成が2006年の上半期にラインに乗るとする。時速200キロの編成は過渡期のものであり、長客の目標は時速300キロ以上である。李は長客の実力を持ってすれば、完全に時速300キロのプロジェクトは可能であるとする。

唐山機車車輌厰(以下唐車)はすでに60編成の高速鉄道の受注を得ている。唐車とシーメンスが結んだ契約は2005年12月27日に正式に発効したとのことである。唐車は2008年の北京オリンピック開会までに初めての編成を納入し、京津(北京-天津)旅客専用線で運行し、2009年末までに60編成全ての製造任務を果たす。

唐山機車車輌厰宣伝部のある社員は時速300キロの60編成のうち、全ての部分を輸入するのはドイツのシーメンスが生産する3編成のみであり、その他の57編成は国内で唐車が製造し、唐車の編成の国産化率は70%を超えることになると話す。「結局、どこが北京-上海線を最も多く受注するかは、国外の鉄道製造の巨頭の実力と技術水準の比較になる。同時に国内企業が技術を消化吸収し、自主技術を研究できるかの比較になる」北方交大机電学院机車車両研究所の副所長劉志明は指摘する。

北京-上海高速鉄道入札前において、国外の鉄道生産の核心技術を自身の財産権に転化するかが、我が国全ての高速鉄道建設のキーポイントとなる。高速鉄道プロジェクトの前期はすでに外国の技術を採用しているが、吸収して転化する予測はまだできていない。我が国が長期に渡って外国の技術に頼り、修理、部品や設備の交換などを行うのは巨大なコストがかかる。

鉄道部の副部長胡亜東はすでに「2008年に我が国は北京-天津間の時速300キロの高速鉄道を開通させる。時速を200キロから300キロにあげるのは、先進国が数十年走った道を我が国が3、4年で走る事を意味するのだ」と表明している。

国内の大手鉄道メーカーに残された時間は少ない。

先進国が数十年かけたことを中国は数年で成し遂げるそうです。新幹線は数ヶ月のようです。日本企業と「共同」研究した、新幹線そっくりな「純国産」高速鉄道が走りそうですね。

ドイツの例が挙げられていますが、シーメンスも3編成のみの納入で契約を結んだ模様です。記事中では60編成中の3編成になっていますが、今後鉄道網の増強により60編成が600編成にもなるわけで、中国に有利な条件で結んだのでしょう。新幹線の契約の詳細はわかりませんが、お人よし民族ですから、予想は大体つきますね。きっと中国の「財産権」にされた上に、様々な保証、補償が控えているのでしょう。

この種の契約では日本側は「技術」を守る戦略を確立すべきでしょう。一般的に中国人は口先では「技術」の重要性を語りますが、日本人よりもはるかにその重要性は低い場合がほとんどです。ですから、「名目的に」「面子が立つように」「技術を渡したような形」にして、責任者に大好きな「お金」をたくさん掴ませることが、日本と中国の双方の利益になると思います。もっとも、これらの仲介をする日本の商社が中共ベッタリの状態ですから、まぁこんな交渉は無理でしょうが。

チベットにも北京に通じる鉄道が整備されました。「技術」という観点で多く語られる新幹線問題ですが、軍事的な要素もかなりあることも注意すべきだと思います。
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2006年03月16日

北京-上海高速鉄道の大契約を誰が制するのか 国産化率が厳しいノルマに その1

経済観察報 2006年03月11日 ソース(中国語)


長年決まっていなかった北京-上海線がついに第一歩を踏み出した

2006年3月8日、鉄道部部長劉志軍は投資総額が1兆元を超える北京-上海線のプロジェクトを正式に立ちあげた。年内の着工を目指し、完全な自主研究開発技術を使用する。本誌は国務院が今年2月に批准した北京-上海高速鉄道プロジェクトにおいて正式にレール方式を採用することを掴んだ。これは10年近く争論が続き、一度は採用が有力視されたリニア方式が最終的に敗れたことを意味する。

同じ日に、わが国が購入した日本の新幹線の列車が青島埠頭に到着した。

これは日本の川崎重工が中国高速鉄道投資の宴の一部分を奪い取ったものである。中国高速鉄道の受注を得るため、国内の多くのメーカーからその背後の技術を提供する外資の巨頭が全力前進をしているのである。

中国は現在まさしく高速鉄道の建設の高潮期にある。今年の下半期、全国の鉄道は第6次の大規模な増強をおこなう。北京-上海線、北京-石家庄、天津-泰皇島等の時速200キロを越える旅客専用路線のプロジェクトが相次いで着工する。全国鉄路規則によると、2010年までに我が国は時速200キロ以上の旅客専用路線を高速鉄道を9800キロ新たに建設する。その49%の大契約を勝ち取ったのは上記の日本の列車を受け取った中国南車集団四方机車車両股份公司(以下"南車四方")である。南車四方のある責任者は本誌に対して語った。「今回購入した数十輌のの日本の新幹線型列車は第一次の納入です。引き続き日本の機関車を導入します。」

今回、南車四方と日本の川崎重工は「市場と技術の交換」方式で協力して生産をおこなう。

「市場と技術の交換」は国家が規定した政策であり、鉄道部は直接外国から商品を購入するのではなく、必ず中外の企業連合によって購入することになっている。これは外国がもつ核心技術を国内企業に移転させ、最終的に高速鉄道の国産化を実現するためである。

この責任者によると、2006年の下半期の全国の鉄道の第6次の増強において、南車四方の編成(機関車と列車の組み合わせ)は膠済線等の路線で運行されることになる。

「日本の新幹線型列車を導入開始から終了までわずか数ヶ月しかない。高速鉄道でどれだけ自主的な開発が出来るのか、考えればわかるはずだ。」鉄道部経済規則研究院の元サブリーダーエンジニアの文力は語る。我が国の鉄道の第6次の増強が近づき、国外の機関車の技術をより多く吸収し、その後継続して研究して少しづつ消化していくことになる。

文力は、南車四方が急いで生産能力を増強するのは、増強時に対応できるようにするためであり、またより重要なのは、三峡にほぼ並ぶ1兆元を超える投資規模をもつ北京-上海線のプロジェクトがすでに始まっており、どのメーカーが自主開発の先陣を切るのか、どのメーカーが北京-上海線の争いを有利にするのかを決めるからであるとする。

北京-上海線は全長1300キロ、「中国一の黄金路線」と言われ、最高時速350キロで設計される。

国家発改交通司の官僚は本誌に対し、国務院はすでに2月に北京-上海高速鉄道のプロジェクト開始を批准しており、プロジェクトはレール方式の採用を明示している。現在、国内企業と外国企業が組んだグループは時速200キロの編成を開発中であり、これらは全てレール方式の技術を採用している。これらは将来北京-上海高速鉄道の技術基礎になるのである。

「リニア方式は国際的にはまだ営業路線に使用されていない。我々の現在の技術水準と管理水準を考えれば、レール方式を採用するのが妥当であるといえる」ある決定者に近い情報筋は話す。

「未来の編成は時速200キロから300キロに増強する。北京-上海線がどの企業が生産した編成を使用するのかに関しては、入札を持って決定する。しかしまだスケジュールは決まっていない。」上記の国家発改交通司の官僚は話した。

2005年9月、我が国の鉄道は国内での公開入札方式を経て、100億元の予算を投入して時速200キロの編成と製造技術を導入し、鉄道の第6次の増強の実現を決めた。今回の入札は140編成で、20編成を7つの単位に分割した。最後に日本の川崎重工株式会社と合作している中国南車集団に所属する四方公司、フランスのアルストムと提携している北京北車所属の長春軌道客車股有限公司、カナダのボンバルディアの青島との合資企業であるBSP公司の3社の企業が、3:3:1で落札した。

新幹線の続報です。この記事、大手ポータル等の目立つところに掲載されていたのですが、なぜだか消されました。「完全な自主研究開発技術」で作る高速鉄道がコピーであることを隠したいのか、反日運動が怖いのか、日本語訳されて日本人に見られるのが嫌なのか、理由はわかりません。

新幹線の問題は以前、中国高速鉄道争奪戦はシーメンスに軍配 日本はまだアウトではない等でも訳出し、多くの方のコメントをいただいた関心の高い内容だと思います。

今回は前半部分ですが、「技術と市場の交換」方式、核心技術の移転、外国から吸収した技術を全て「中国の国産技術」にすることなどが書かれています。新幹線の新型車両の報道もいいですが、新幹線に限らず、中国への技術移転に関して日本人が知るべき中国側の意見ですから、日本国内の報道機関はこのような部分をきちんと報道してもらいたいとおもいます。

明日、後半部分をUPします。
posted by 元祖うぷぷ at 14:16| Comment(5) | TrackBack(0) | 反日記事(産業経済) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月12日

「温和な外交部長」言葉に詩を織り交ぜ 生き生きと平和発展を代弁 その2


言葉に詩を織り交ぜ外交を語る

話の内容がまじめな外交問題であっても、李肇星は詩人の本領を発揮した。彼は中国とアフリカの関係を語った際、ガーボヴェルデでのあるエピソードを披露した。この国家の指導者は非常に熱心であり、非常に謙遜をして自分の国家は非常に小さいという。「私は彼らの謙遜の姿勢に感動し、ガーボヴェルデの友人に親切に話した"山が高くなくても、仙人がいれば有名になる"とね。、国が大きくなくても、平和を愛し、正義を守ればいいのだ。」

中外の記者に強く印象付けたのは、李肇星はコンピューターのように頭の中の正確な数字を使って説明をしたことである。中露の経済協力の結果に対して、彼は、2004年中国はロシアから原油を1200万トン輸入したと話した。また、国連191の加盟国中で開発途上国は2/3を占め、全世界の約65億の人口の4/5が開発途上国で暮らしており、開発途上国の安定した発展がなければ、世界の平和と繁栄はないと話した。

正義と情をもって両岸を語る

李肇星は10あまりの問題に答えた。山東なまりの李肇星は終始温和で周囲を和ませた。しかし、台湾の記者が両岸の問題を語ると、彼は語気を強めた。

「台湾当局の指導者による"台独"分裂活動は必ず恥ずべき失敗となる」台湾が最近「国統会」と「国統綱領」を終わらせることを宣言したことに対しては大声を上げた。彼は3回「世界にはたったひとつの中国、台湾は中国の一部分」の立場を繰り返し、大陸は事態の推移に警鐘を鳴らし、今後出現するであろう複雑な局面への準備をいつもしていることを強調した。

この後、李肇星は最近亡くなった巴金氏の言葉-わが故郷の土よ、わが祖国の土地よ、私は永久に君たちと一緒だ-を引用した。「我々は皆、ただ一人の母親を持ち、ただ一つの祖国を持っている。我々の共同の努力により、自己の祖国の主権、領土、尊厳を守らなくてはいけない」彼は正義と情をもって語った。

国際時事の話になると、李肇星は数億人のテレビ中継を見ている同胞に向かって外交が人民の為であることを重ねて示し、海外旅行をしている人に対し「家では父母を頼り、外では友だちを頼る」ことを促した。彼は5000人にも及ぶ外国で仕事をする外交部員を誇り、彼らが「祖国に忠誠を尽くし、人民に忠誠をつくし、労働に励んでいる」ことを賞賛した。

「この外交部長は非常に付き合いがいい」アラブ半島テレビのイザトザイ記者は話した。「中国は外交関係で一途に公正な立場をとっていることをアラブの民衆に印象ずけた」と続けた。

共産圏の典型的なヨイショ記事でしたね。最後の「祖国に忠誠」云々の部分は通常は「党に忠誠」が先に着くんですが、なぜだか省かれています。

最近、中共の日本に対する外交は失敗続きであり、「最近の中共はレベルが下がった」と感じる方も多いと思うんですが、私は引っかかっています。
もともと中共の外交の得意分野は「見えないところ」ですので。沖縄の帰属問題云々の記事を書いてみたり(JanJan)、「NPO」が活躍して外交機密費を開示させたり(毎日)どうも子分たちが以前に増して動いているような気がするんです。

もはや、悪役となった中共が正攻法で日本政府を屈服させることが出来ないのはわかっているはずで、政治が発信しているのは面子を保つためだけの理由で、その他のルートを強化しているのではないかと。米国を巻き込み、日本の保守層を様々な形で弱体化させようとしているのではないかと。私は決して気を抜いてはいけないと思います。

ちなみに、ガーボヴェルデはアフリカの小さな島国のようです。そんな彼らも中国人をおだてるツボをわかっているようです。
posted by 元祖うぷぷ at 23:59| Comment(6) | TrackBack(0) | 反日記事(政治総合) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月11日

「温和な外交部長」言葉に詩を織り交ぜ 生き生きと平和発展を代弁 その1

新華社 2006年03月08日 ソース(中国語)


第10期全国人民代表大会第4回会議は7日午後中外の記者会見を行い、李肇星は中米中露中日関係、中東問題、朝鮮核問題、中国とアフリカの協力、中国台湾の問題に答えた。このような議題から見るに、中国は世界から非常に大きな関心を持たれているといえる。李外交部長は回答に100分を費やし、規定の時間をオーバーした。この65歳の「詩人外長」の別名をもつ部長は時より軽いユーモアを飛ばし、時には誠心誠意率直に話し、時には真綿に針を包み、中国の平和発展の生き生きとした代弁者となった。

「お茶」を巧みに使い政治を語る

中国外交部長の李肇星は7日、米中貿易の赤字の問題に答えた際記者たちを笑わせた。「原因は非常に複雑だ。米国は中国に対してボーイングの飛行機以外にも、大豆、綿花、カルフォルニアワイン、フロリダオレンジなどを売ろうとするが、一部の値がはる品を売ろうとしない。彼らはハイテクが含まれているだの、軍民両用できるなどと言う。」としたのだ。

李肇星は席にあった茶碗を指差した。「このお茶は、私が飲めば民用、兵士が飲めば軍用ということになるんだな。」彼は表情を変えて続ける。「この問題を政治化させてはいけない。これはWTOの規則で処理すべきだ。」

「知っていながらわざと聞き」軍事費を語る

「二会」期間中の外交部記者会見は、鋭い質問が飛ぶ。しかし、李肇星は「李氏ユーモア」を使ってこの圧力を無力化する。

「ゴメン、聞き取れなかった。君はどこの国の、どこの新聞?」米国のブルームバーグ社の記者が中国の軍事費に関しての質問を行うと、かつて駐米大使であった李肇星は「知っていながらわざと聞いた」そして「これは増加後の中国の軍事予算であるが、君達がいるある国の軍事予算よりも少ない。一人当たりにすれば、中国の軍事費は君達がいるある国の軍事費の1/77に過ぎないのだよ。」と答えた。

李肇星は、ロイター社の記者に対し、「君はおそらく知っているだろうが、米国の多くの家庭がクリスマスに使うツリーも中国製なのだよ。これは米国の環境保護に役立っているわけだ。」「品質がよく安価な中国製の製品は広く米国の消費者に利益をもたらしていて、米国のインフレ圧力の低下に有効でありるのだよ。」と語った。

一部の国家が持つ中国が強大になるとの疑念に対し、李肇星はまじめな表情で「中国人民はまさに平和発展の道を堅持している。中国は永久に平和を守り、ともに発展することを促進する」とした。

「徳」をもって日本人記者を承服させる

日本の一部の指導者がA級戦犯を参拝し、中日関係を膠着化させていることに対し、李肇星は「あるドイツの官僚がドイツ人は日本の指導者が何でこんなことをするのか理解が出来ないと私に語った。このような愚かな、不道徳なことをする--これはドイツ人が言ったことだ。」と答えた。彼は米国の友人、マレーシアの友人も同様に理解できないと話したと紹介した。

「私は中国と韓国だけが日本の政治家の参拝に反対していると思っていました。李外交部長の話を聞いて、私はやっとそれが全世界の多くの国家の人民の共通の意思であることがわかりました」李肇星に質問した日本放送協会の記者、佐藤文隆は話した。このような回答は彼にとって「思いもよらなかった」という。

NHKの佐藤文隆氏の中学生日記のようなコメントが素敵です。ここまで見え見えのコメントだと何だか可愛そうになってきます。

この記者会見内容に関しては、中国外交部のストーカーである中国という隣人さんの李肇星独演会状態で日本と関係の部分が訳出されています。あと、李肇星発言その後。王毅その後もの記事で佐藤文隆氏に関しても考察されてます。

しかし、中国外交部長ともあろう人がこのレベルの答弁はまずいでしょう。ドイツ人もはた迷惑です。本来なら、ドイツ人、米国人、マレーシア人の活動家を焚きつけるなり、政治家に女を抱かせるなりして先に日本に対しての批判をさせるべきですね。自分で「友達の話」を紹介しても何の説得力もありません。この記事では「徳」をもって「ユーモア」たっぷりに答弁したようにされていますが、かなり興奮して半切れしているような印象をもちました(たまたま私もこのやり取りをテレビで見ていました)。準備万全の記者会見のはずですが。

最も、中国式の「ユーモア」の一部なのかも知れません。中国の「ユーモア」は日本人に取ってはなかなかなじみにくい攻撃性と直接性を持っています。英国の映画「Mr.ビーン」のユーモアと言えばわかりやすいかも知れません。少なくとも、私は笑えません。皆さんは、この記事で紹介されている「ユーモア」で笑えますかね?

明日、後半部分をUPします。

posted by 元祖うぷぷ at 23:27| Comment(6) | TrackBack(2) | 反日記事(政治総合) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月03日

日本の携帯兵中国に敗れる 松下東芝三菱の後姿が徐々に遠くに

北京農報 2006年03月02日 ソース(中国語)


中国で大敗北

記者は昨日、三菱の中国の携帯電話の拠点である三菱数源移動通信で以下の情報を得た。三菱はすでに中国でのGSM携帯電話の全ての開発、販売を終了し、北京、上海、広州の関係部門を閉鎖した。杭州の生産基地はすでに半分休止状態であり、日本向けの携帯電話の生産を行う小型基地として残す。

「これはただ単に構造調整です」広報担当者は述べた。しかし、彼も三菱の携帯電話事業が中国でうまくいかなかったことを認めた。すでに販売店ではもともと数の少ない三菱の携帯電話の在庫の処分を行っている。

三菱の携帯電話の経営はさまざまな問題があったが、数年前には光りがさすこともあった。三菱が今中国市場から完全撤退することに関して業界は驚きを隠さない。

技術的な優勢を手がかりに中国の正門を叩いた日系の携帯電話。しかし、本土市場の輝きを中国に移植することはできなかった。

資料によると、去年日系の中国市場での販売額は低迷状態が続いており、「混血」であるソニーエリクソンを除き、上位10位に入るメーカーはない。

チャンネル損失の痛手

「我々はこれら日系企業がみな同じような背景にあることに注目べきだと思います。彼らの業務範囲は広く、携帯電話分野に対する重視がたりなかったと言えます。」計世コンサルティングの上級アナリスト郭暢は日系携帯電話メーカーは中国の国情の理解が乏しく、販売チャンネルを守れなかったことが敗因であり、発言権を失ったとする。

諾盛電信コンサルティングのシニアアナリストの韓小冰は日系の経営がうまくいっていない原因をこう解説する。現地化不足で、幹部がほぼ全て日本人であり、中国市場に対しての理解がかけていた。商品は単一で、研究施設は中国ではなく日本本土であり、市場への反応が遅い。生産規模を増強できず、価格が下がらず、価格においても競争力を失ったとする。

これに対して京セラの携帯電話の中国担当の責任者孔有安は感慨深いという。京セラは日本で有名なCDMAのメーカーであるが、中国携帯電話担当の大幹部は遠い日本におり、決断が遅く、市場への機敏性に制限があり、ライバル会社が次々に現れている市場の動きについていけない。

まだチャンスはあるのか

撤退中の日系の携帯電話メーカーは2G時代の挫折を受け止め、海外の3Gの決戦への参加の誓いを立てる。

孔有安は「中国はまもなく3Gが動き出す。これは新たなスタートラインでもある。日系の携帯電話メーカーは教訓を受け止め、3G時代再度領土を獲得しようとしている」とする。少し前に松下は2Gから撤退し、3Gを推進していくとした。

明らかに、日系の携帯電話メーカーは日本での輝きを再度演じることを希望している。日本は世界の3Gでの前衛であり、その3Gの方式は成長著しいメーカーからの信頼があり、日本のメーカーは他の国のメーカーよりも競争力があるであろう。

業界では、3G時代は携帯キャリアが中心の方式を採用すると見ている。日本のメーカーはこの方式に関しては熟知している。しかし、中国市場は日本市場の単純なコピーではない。グローバルな携帯電話の巨頭が戦闘準備をしているのである。

現在、国内の携帯電話販売において、キャリアが制定した方式で販売する方式がすでに始まっている。ノキア、NEC、モトローラ等の国際的な巨頭もキャリア経由の販売チャンネルを非常に重視しており、3Gの設備の販売を通して携帯電話の標準決定への参加を開始している。同時に国内の華為、中興等の本土の設備メーカーも次々に台頭し、大規模に携帯電話の標準決定に参加している。これらは全て日系メーカーの中国3Gへの進軍に対しての逃れることの出来ない圧力となる。

「3Gは市場の構成は、必ずしも新しい進入者に対しての生存のチャンスを与えるとは限らない」と郭暢は語った。 農報記者 焦立坤

1週間以上、新聞各紙によって大々的に報道されている「中国が日本に勝った」情報です。スポーツの時も同様なのですが、当然「戦闘」だの「進軍」だの軍事モードに突入します。三菱の携帯電話事業の中国からの撤退は、一部の業界の一部の商品に過ぎないのですが、よほどうれしいのでしょう。

実際、日系の携帯電話メーカーは失敗しています。原因は販売ですね。広告はそこそこ打っているようですが、店頭での露出は多くなく、大都市はともかく、地方に行けば販売すらされていません。

中国の携帯電話のサービスは「ショートメール」が中心であり、日本の7〜8年位前のレベルといえます。ずさんな経営のメーカーが業界全体の単価の低下を先導し、薄利多売の状態です。この様な環境において中国進出が遅れた高付加価値を旗印にする日系の携帯電話機メーカーが利益を出せないのは同情の余地があります。「中国が必要としている企業」は自動車等の中国が必要な技術や資本を提供する企業であり、現在の日系の携帯電話メーカーが必要とされていなこともあります。以後3G等でより高度な使い方が普及すれば、復活の余地はあるでしょう。

文中のアナリストの評価は「いかにも」といったレベルです。「幹部や研究施設の現地化」「意思決定のスピード」など、中国が考える日系企業の弱点として一般的に上げられるものを列挙しているだけです。一部の日本人コンサルタントやメディアも中共の意向に沿って研究施設などの「現地化」を推進していますが、私自身は「最低限の現地化」で十分だと考えています。販売側から伝えられるニーズを適切に吸い上げ、まとめ、日本の研究施設に伝える部門だけで十分でしょう。「意思決定のスピード」が遅いことは改善の余地がありますね。最も、中国の企業は「個人事業主の集まり」状態で、劉幹部が決めたことを王総経理も李幹部も知らないといったことが頻繁に起こるので、企業内の意見を集約して会議を重ね、意思決定する日本の方式とはまったく異なることは留意すべきでしょう。
posted by 元祖うぷぷ at 15:09| Comment(18) | TrackBack(2) | 反日記事(産業経済) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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