中新網南寧11月24日電(記者夏曉弘)日本の東京にある早稲田大学大学院の林華生博士は、今日第九回東アジア経済協力論壇で発言し「現在中国のアジアでの役割は経済の役割だけを見ても既に強力であり、ある程度日本に取って代わっている。長期で見れば、中国の役割はさらに重要になる」とした。
彼は、過去27年にわたって行われた改革開放政策によって、中国は世界上で経済が迅速に持続的に発展したもっとも成功した国家であり、経済特区と沿海地区で特に顕著であるとし、広州、深セン、上海、北京の一人当たりのGDPは、既にアジアの多くの発展中の国家から飛びぬけているした。また、13億の人口を抱える発展中の国家として、中国の経済発展は継続して関心が集まるであろうとした。
しかし、この日本の学者も経済発展と同時に中国が多くの厳しい問題に直面していると考える。沿海部と農村の収入の巨大な差、失業、環境汚染、銀行の不良債権問題などである。彼は問題はあるが恐れるべきものではなく、問題は中国が効率よくこれらの問題を解決できるかだけなのであるとする。
同時に林華生は「中国の経済の実力を過度にみてはいけない」とする。彼は現在の中国経済の水準は日本の1960年代の水準であり、2003年を例にとれば、中国の一人当たりのGDPは1035ドル、日本は3万3520ドルであり、前者は後者の100分の3.09に過ぎない。中国経済の発展はまだ長い道を走り始めたばかりだとする。
発言の中で、彼は中国経済の発展に対して楽観的な態度をとり、その理由として「中国では約9億の農民が潜在的な工業労働力であり、廉価な農業、工業原材料があり、13億の人口があり、中産階級の人口が迅速に増加する巨大な市場があり、政治と社会が安定し、継続して経済改革が行われ、開放政策の構造がちょうどいい状態にある」とすし、これらの要素が強力に中国経済の発展を後押しするとする。
掲示板の反応を訳してみましょう
A:日本人も我が国のニュースを見ているのか???
B:当局が日本人に金を払って言わせているんだろ!
C:鬼子の話を信用するのか?
ひとことだけ、彼らにアドバイスしましょう。林華生ですよ?
関係を上下で見る中国人にとって日本より経済が遅れているという劣等感があり、それを払拭する為に反日記事が出るとセットで「日本をあと何年で追いぬく(=勝利、上)」と言った記事がでます。あと50年だったり15年だったりよく根拠が分からないんですけどね。この記事はそれらの一つでしょう。
ちなみに林華生教授はこちらの人ですね。マレーシア生まれの華僑でしょう。
最近どうも反日記事が安定していません。沢山でたり、ほとんどなかったり。9月の反ファシズム云々までは旧日本軍の毒ガスの新発見等で盛り上がり、それが過ぎると一気に友好をあおり、小泉首相の靖国神社参拝も大きなうねりにせず沈静化させてきました。最近、胡錦濤が外遊している間にまた盛り返し始めました。私は分かりませんが、他のブログ(日々是シナオチさん)等では中共内部の権力争いと分析されているようですね。
反日報道の内容も多少変わってきています。一般受けする中国同胞が日本人に殴られた、見下された等や、中国国内の日本に媚を売る売国奴のつるし上げ(最近は幼稚園問題 中国という隣人さん)、日本人はこんなに低俗と言った政治に関係のない反日記事は一定数を保っていますが、小泉、安部、麻生対応として歴史問題等の政治問題はかなり慎重に現実的な対応をとる方向にあるようです。
日本国内では耐震強度の問題で大騒ぎのようですね。高層ビルですら壁はレンガ積み、土台の深さが2〜3メートルの中国からしてみればなんともレベルが高い問題だなとも思います。最近、私の住む高級マンション、よくエレベーターが中途半端に止まるんですよね。ドアが開くと30センチぐらいずれていたり。エレベーターの修理の人によると建物自体が傾いているとのこと。江西省のようなM5.7程度の地震でも崩れそうです。
あまりアップできない点ご了承ください。仕事がもう一山超えたらもっとアップできるようになりますので。