2005年07月31日

日本があざ笑う:日本の工作機械が無ければ中国の自動車は動かない その1

捜狐汽車社区 2005年07月27日 ソース(中国語)

日本の国際経済学者長谷川慶太郎は、最近日本の月刊「Voice」5月号で「中国の未来は日本が決める」と表した文章を発表した。文章では「中国の状況を詳しく見ると、私はやはり、中国の未来は日本と米国の手の中にあると考える」としている。

この文章は、わが国民を驚愕させた。江淮南のハンドルネームのネットユーザーは話す。この話は我々中国人が聞くと耳障りで、気分が悪く、我々堂々たる大国の未来が、どうして日本の米国の手の中にあるのか問い返すことになる。

この文章の要約は6月初めの「参考消息」に掲載された。江淮南はこの文書を中国の指導者、経済部門、科学研究部門、製造業の企業、専門家、学者達が読むに値するものであると考える。読むのは苦痛であるが、我々は冷静に考える必要がある。彼の記した内容は基本的に事実なのか?中国の未来の経済発展は日本と米国に大きな頻度でコントロールされるのか?もし、大きくコントロールされているなら、そのコントロールを軽減する為にどのような対策をとるべきか?「備えあれば憂いなし」である。

学者が中国経済は日本のコントロールを受けると指摘

長谷川慶太郎は文章の中で、中国の経済発展は日本のコントロールを受けるとし、2つの原因を挙げた。第1に、日本企業が中国の産業に提供するものは欠かすことのできない高品質な産品であること。第2に、日本は優秀な技術と技術的な優位を持ち、研究開発に巨大な投資をしていることである。

文章では、現在のように中国の空前の建築ラッシュにおいては、建築機械の年平均使用時間は3000時間に達し、日本製のみこのような使い方ができる。中国で生産する自動車部品の工作機械の年平均使用時間は3500時間であり、日本製の工作機械のみ5年間性能が変わらないことを保証できる。「日本の工作機械が無ければ、中国の自動車産業は動かない」のである。

文章ではさらに鋼材を使って中国の日本依存を説明している。日本で生産された鋼材の品質は世界一である。この鋼材を使わない自動車を売ることはできない。「日本の鋼鉄がなければ、中国の自動車メーカーは生き残れない」のである。建築用のH鋼の対中輸出価格は日本国内価格より20%高い。しかし中国側は買わざるを得ない。「もし、この種の鋼鉄が無ければ、中国の建設会社は高層建築の骨組みの安全の保障ができない」のである。

文章は2001年の統計で、日本が毎年輸出で1.1兆円の黒字を出していることを記し、「これらの技術がない国家は、日本の技術を買わなければ、経済発展ができない」とした。

新聞記事ではないですが、ポータルサイト捜狐の自動車欄の記事で中国人の反応が強かったものを取り上げました。

日本の「中国専門家」にはマルクスの束縛から逃れられない人、政治だけもしくは経済だけしか知らない人、中国語が読めない人すら存在し、あまり水準が高いとはいえませんが、長谷川慶太郎氏は、政治、経済を統合して比較的まともな中国論を展開します。もっと、「1997年中国崩壊論」から最近の反日暴動直後の崩壊論まで、崩壊論を主張しつづけ崩壊していないというノストラダムス系の致命的な欠点もありますが。あと、日本のバブルを煽りまくった戦犯でもあります

概して日本の将来をネガティブに捉え、差し障りのない評論が多いですが、氏のポジティブで独断的な予測は面白いですが、かつて、「さよならアジア」という本を書き、中国の猛烈な反感をかっているように、その影響力の強さゆえ、発言が「ジャパンバッシング」用に利用される可能性もありますので、隙のない(揚げ足を取られない)評論をしてもらいたいと私は思います。

今回の氏の主張はネット上でも見かける非常に基本的な指摘ですかね。

明日、後半をUPします。

中国 ネット掲示板に「テロ賛美」殺到(産経)
靖国参拝は適切に判断 首相、議長会との懇談で(産経)
中学歴史教科書 岡山・総社市教委 扶桑社採択を断念 抗議相次ぎ一転 (産経)
中国海洋石油、ユノカル買収断念 米議会の反発受け(朝日)
「人権」「ミサイル」明記せず 中国、共同文書草案を提示(産経)
対日戦後補償訴訟支援で基金 中国・弁護士協会が設立(朝日)
posted by 元祖うぷぷ at 22:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 反日記事(産業経済) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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